キャンピングカー旅行の魅力とは?おすすめプランや停泊地、持ち物などをご紹介

キャンピングカー旅行の魅力とは?おすすめプランや停泊地、持ち物などをご紹介

気軽に旅行を楽しめるキャンピングカー。自分で所有していなくても近年はキャンピングカーをレンタルする方法もあります。この記事では、行ってみたくなるキャンピングカー旅行の魅力をはじめ、関東、東海、関西、九州のおすすめの停泊地やプラン、あると便利な持ち物などをご紹介していきます。

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キャンピングカー旅行の魅力とは?

キャンプブームの中、キャンプ用品を積んでキャンプ場へと出かけるという家族や友人グループ、さらにソロキャンプを楽しむ方も多いのでは?

もっとも、普通の車でキャンプに出かけるのと、キャンピングカー旅行は異なります。

キャンピングカーは単なる移動の手段ではなく、車中泊ができる設備が整い、料理ができる簡易キッチンや冷蔵庫、電子レンジなども搭載された車です。

キャンプ用品を積み込んで移動ができるだけでなく、車内で料理を作って食べたりエアコンがきいた車内で快適に眠れたりするのもキャンピングカーでの旅行の魅力です。

小さな子どもがいてテントを張って屋外で過ごすのは不安な方や、夜が不安な女性も、安全に快適なキャンプが楽しめますよ。

キャンピングカー旅行の持ち物やプラン

キャンピングカー旅行に行くなら、どのような持ち物を持っていくと便利でしょうか。キャンピングカー旅行のプランの決め方も見ていきましょう。

キャンピングカー旅行に必要な持ち物

キャンピングカーは、仕様にもよりますが、基本的にワンルームマンション並みの設備が揃っています。そのため、キャンプで必要な消耗品や食材などを持っていけば快適に旅行ができますよ。

キャンピングカー旅行の持ち物
  • 着替え、タオル類
  • 寝具
  • 充電器
  • 調理器具、食器類
  • 化粧品・アメニティ
  • 懐中電灯
  • ティッシュ、ウェットティッシュ、消毒ジェル
  • ハンドソープやボディソープ
  • 歯ブラシ
  • 食品洗い洗剤
  • ゴミ袋やレジ袋

水の使用を極力控えたいなら、陶器やプラスチックのお皿ではなく、使い捨てのお皿やコップを用意するのもおすすめです。

万が一に備えて常備薬や絆創膏や包帯、消毒薬などの救急箱は必須で持っていきましょう。

行き先や過ごし方でプランを決めよう

キャンピングカー旅行のプランを決めることで、単なる車中泊ではなく充実した旅行ができます。一緒に行くメンバーや季節などに合わせ、行き先や過ごし方を決めましょう。

たとえば、子ども連れで夏休みにキャンピングカー旅行を楽しむなら、涼しい渓流周辺のキャンプ場で川遊びをするプランがおすすめ。

さらに秋のキャンピングカー旅行であれば、紅葉が美しい場所で日帰り温泉が楽しめる場所、冬ならウインタースポーツが楽しめるスキー場など、季節や目的によって最適な場所を選ぶといいでしょう。

キャンピングカー旅行で車中泊できる場所

キャンピングカー旅行をするには、車を停めて車中泊できる場所の確保も重要です。

コインパーキングやコンビニやパーキングエリアの駐車場に停めて車中泊はできないので、キャンピングカーが停車できる適切な場所を確認しておきましょう。

RVパーク

車中泊ができる停泊地として近年増えているのがRVパークです。日本RV協会が定めた条件を満たし、認定された車中泊スペースであり、安全かつ快適に利用できます。

RVパークとして認定を受けるための基準は、1台あたり幅4m×縦7mを満たすゆったりとした駐車スペースをはじめ、1日限りではなく複数日連続しても使える環境が整っていることが求められます。

たとえば、敷地内に24時間利用できるトイレがあり、最低でも100V、1台あたり20A以上が推奨される電源設備が整えられていたり、ゴミ捨て場が完備されていたりとキャンピングカー旅行のための設備が整っていることが特徴的。

全国のRVパークの数は300カ所以上。温泉施設、宿泊施設、道の駅、遊園地などのエリア内にRVパークが設置されていて、旅行と一緒に楽しめますよ。

オートキャンプ場

オートキャンプ場は、RVパークとは異なり、車中泊がだけでなくキャンプが楽しめるスペースです。自然豊かな場所やテントサイト、グランピング施設を備えたキャンプ場に併設されていることも少なくありません。

RVパークでは、基本的に車外でバーベキューをするといったキャンプはできませんが、オートキャンプ場はバーベキューや場所によっては焚き火や花火などを楽しむことも!

共同で利用できるトイレやシャワー設備があり、駐車スペースに1台ごとに充電設備などが備わっているのもオートキャンプ場の特徴です。

キャンピングカー旅行におすすめの停泊地

キャンピングカーで車中泊ができる場所としては、シンプルなRVパークをはじめ、本格的なキャンプも楽しめるオートキャンプ場などがあることがわかりました。

ここからは、全国各地にあるキャンピングカー旅行におすすめの停泊地についてご紹介します。

【関東】キャンピングカー旅行の停泊地

関東でキャンピングカー旅行をしたい場合に、おすすめの停泊地をご案内します。

くりの木キャンプ場(群馬)

くりの木キャンプ場は群馬県渋川市の隠れ家的な山間の小さなキャンプ場です。

ソロキャンプまたは、親子での利用が一般的で、大人3人以上のグループや複数家族では利用できないので注意しましょう。

キャンプ場周辺には高台があり、榛名山や赤城山の眺望、関東平野を一望できます。自然豊かな静かな場所でキャンプとともに楽しみたい方におすすめのキャンプ場です。

キャンプ場内には炊事棟や水洗トイレも完備されていて小規模ながらも快適にキャンプを楽しめるでしょう。テントや寝袋、ランタンなどのレンタルもあるため、初心者の方も安心です。

RVパーク みはらしの湯(栃木)

RVパーク みはらしの湯は栃木県那須郡にある居酒屋併設のRVパークです。敷地内に地下53mの井戸水を汲み上げた石造りのお風呂があります。ダンプ給水可能、電源は30Aが5カ所、20Aが10カ所と、設備もばっちり。

併設するオープンデッキのみはらしカフェで、オーナー手作りのスイーツでティータイムを楽しみ、夜には居酒屋に変身するので、地元の食材で作ったおつまみやお酒も楽しめます。

オーナー自作のピザ窯と燻製器が設置されていて、自由に使えるのも嬉しいポイントです。

ドッグランやプールなども手作り!オーナーのこだわりが光るRVパークです。

長瀞オートキャンプ場(埼玉)

長瀞オートキャンプ場は、80サイトが設けられた広大なオートキャンプ場です。

荒川を見下ろせるサイトや国指定名勝天然記念物の岩畳が眺められるサイト、ハンモック体験ができるサイト、電源付きで便利なサイトなどから選べます。

1サイトあたり、車1台、テント1張、タープ1張、最大5名まで利用できます。

トイレや水場、シャワールームに授乳室やパウダールームなども設置され、子どもたちが遊べるわくわく広場やドッグランもあるのが魅力です。

大洗キャンプ場(茨城)

日本の名松百選や森林浴の森日本百選にも選ばれた松林の中にあるキャンプ場です。

7つのエリアに分かれており、ブルーエリアは車を自由に停められ、キャンピングカーをはじめ、トレーラーでのオートキャンプやカーサイドタープを広げたバーベキューなどを楽しめますよ。

リードを外してキャンプが楽しめるペットサイトやフリードッグランもあるので、ワンちゃんと一緒のキャンプにもおすすめです。

【東海】キャンピングカー旅行の停泊地

東海でキャンピングカー旅行をしたい場合におすすめの停泊地をご案内します。

朝霧ジャンボリーオートキャンプ場(静岡)

朝霧ジャンボリーオートキャンプ場は、富士山の絶景が広がり、場内の水はすべて富士の天然水という贅沢なオートキャンプ場です。

370平方キロメートルの広大なサイトは、区画なしのフリーサイトで自由にキャンピングカーを停めて自然と親しめるのが魅力のひとつ。ペットの入場が可能なサイトもありますよ。

富士山はどこからも見られますが、エリアによって見え方や開放感が異なるので、公式サイトで事前に希望のエリアを見ておくといいでしょう。

ふもとっぱらキャンプ場(静岡)

ふもとっぱらキャンプ場は、富士山と毛無山が望める広大な草原サイトです。全面フリーサイトで、キャンピングカーやトレーラーを乗り付けて、テントに横付けができます。

温水便座付きのトイレや水場を備えるほか、マウンテンバイク体験なども。富士山の絶景が望め、夜は煌めく星空を楽しめますよ。

スーパーは近くにないので、あらかじめ食材を準備して持ち込みましょう。豚鹿豚鹿バーガーや朝霧高原ラーメンなどの地元食材が味わえるレストンランもあります。

大野路ファミリーキャンプ場(静岡)

大野路ファミリーキャンプ場は、オートキャンプをはじめ、トレーラーハウス、ロッジへの宿泊もできるキャンプ場です。1979年に日本発のオートキャンプ場として営業開始した、歴史あるキャンプ場としても知られています。

雄大な富士山を望む全面芝生のサイトで、水道からは富士山の雪解け水が出てくるのも魅力のひとつ!

日帰り入浴施設として、富士山の湧水を使った活性石温泉の露天風呂や展望風呂も備えており、富士山を眺めながらお風呂に入れるのも魅力です。

湯の華RVパーク(岐阜)

木曽川国定公園内にあり、RVパークでありながらキャンプやバーベキューを楽しめるRVパークです。

湯の華温泉で日帰り入浴も楽しめ、地場の特産物が集まる市場も併設されているので、食材の調達も楽々!快適性を重視したい方にもおすすめですよ。

24時間利用できるトイレに炊事場、コインランドリーも付いており、100V・15Aの電源設備も備わっています。ペットと一緒の利用もできるので、愛犬と一緒に楽しんでみては?

【関西】キャンピングカー旅行の停泊地 

関西でキャンピングカー旅行をしたい場合におすすめの停泊地をご案内します。

マキノ高原キャンプ場(滋賀)

滋賀県マキノ町にあるマキノ高原キャンプ場には、6つのキャンプサイトがあります。

林間サイト、高原サイト、広場サイト、展望サイト、川サイト、森の隠れ家サイトと、いずれも自然豊かな環境でキャンプを楽しめます。それぞれの好みのロケーションを選べるのが特徴的です。

キャンピングカーで乗り付けられ、敷地内には露天風呂や大浴場、スキー場やゴルフ場、食事処なども充実。遊びから食事、お風呂まで揃っているので、キャンプ初心者や家族連れでも安心です。

かもしかオートキャンプ場(滋賀)

滋賀県甲賀市にあるかもしかオートキャンプ場は、野洲川の源流を臨む、鈴鹿国定公園の豊かな自然に囲まれたオートキャンプ場です。

大河原温泉も楽しめるほか、ドッグランやグラウンドゴルフが楽しめる設備も用意されています。

近くでは、鮎などの魚つかみやホタル観賞など季節に合わせた自然体験もできるので、小さな子ども連れでも充実した遊びが楽しめますよ。

すべてのサイトに電源が備わり、快適にキャンピングカー旅行ができます。

RVパーク 道の駅パーク七里御浜(三重)

RVパーク 道の駅パーク七里御浜では、キャンピングカーを停めて車中泊が可能な道の駅パーク七里御浜併設のRVパークです。すぐ目の前に海があり、世界遺産・七里御浜海岸から朝日を望めるのも魅力!

道の駅内にあり、地場の特産物が買える市場やお食事処もあるので旅行気分を味わえますよ。

マッサージ店や鍼灸整骨院など体の疲れを癒せるスポット、理容室やコインランドリーなどもあるので、長期の車中泊もしやすいです。

RVパーク城崎温泉 いなばや(兵庫)

城崎温泉街にあるアットホームなスタイルのRVパークで、電源なしサイトと電源ありサイトがあります。酒屋併設のRVパークで、地酒の販売も行われています。

温泉街にあるので、界隈には気軽に楽しめる公衆温泉浴場から名湯まで勢ぞろい!飲食店やスイーツショップ、土産物店なども建ち並んでおり、楽しい旅行気分で車中泊ができますよ。

【九州】キャンピングカー旅行の停泊地

九州でキャンピングカー旅行をしたい場合におすすめの停泊地をご案内します。

Kyushu Rv Resort in yanagawa(福岡)

Kyushu Rv Resort in Yanagawaは、福岡県柳川市にある日本初の全天候型RVリゾート。キャンピングカー車中泊場をはじめ、トレーラー宿泊やテント宿泊もできます。

車中泊だけでなく焚き火やバーベキューも楽しめるので、日中はキャンプや観光、夜は車中泊とメリハリをつけて楽しめるのが魅力のひとつ。

多彩なお肉のセットメニューも用意されており、ウッドデッキで楽しく手ぶらでバーベキューができるのも魅力です。

べんがら村 RVパーク(福岡)

べんがら村 RVパークは、「八女市健康増進施設 べんがら村」に位置する電源設備を備えたRVパーク。ペットも一緒に車中泊ができます。

施設内のべんがらの湯を利用できるのも魅力のひとつで、露天風呂やジェット風呂など多彩な天然温泉風呂に加え、サウナや水風呂もあってリフレッシュできます。

温泉内には、備え付けのハンモックで自由にマンガを読めるスペースも。観光だけでなく、温泉でリラックスしたい方におすすめのRVパークです。

RVパークB&B阿蘇(熊本)

阿蘇駅と内牧温泉の中間に位置する阿蘇五岳を眺められるロケーションで、内牧温泉も近い場所にあるRVパークです。

料理研究家と農法にこだわる農家が営業する施設で、不定期で阿蘇ダイニングというカフェもオープン。併設の宿泊施設で提供される朝食を注文することも可能です。

九州産小麦100%のスコーンや限定10食のおまかせランチをはじめ、貸切料理教室なども行われることがありますよ。

キャンピングカー旅行を楽しもう

キャンピングカーは、荷物を積んだまま移動ができて、宿泊もでき、小さな子ども連れでも便利に楽しくキャンプができるツールです。

便利な停泊地を見つけて、全国各地をキャンピングカーで巡ってみましょう。

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