【コバエ対策】寄せ付けない方法8つと駆除の方法3つ!おすすめのゴミ箱対策グッズも
キッチンやゴミ箱の上を飛び回り不快感を与えるコバエ。いつの間にか増えていることもあって、厄介な存在ですよね。発生源を特定できず悩む方も多いのではないでしょうか。本記事では「コバエ対策」として、コバエが発生する原因や駆除方法を解説します。おすすめの対策グッズも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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コバエ対策の前に!コバエがわく原因を解説
コバエ対策をする前に、まずコバエの発生源やコバエが好む生活環境について確認しましょう。ここでは、発生原因や侵入経路について解説します。
食べ物やゴミの臭いにつられて発生する
コバエの嗅覚は人より優れているため、遠くからでも食べ物やゴミの臭いに反応します。コバエが好むのは、果物や野菜・生ゴミ・アルコール飲料などから発生する発酵した甘い香り。テーブルや台所に放置された食べ残しや、ゴミ容器から漏れる生ゴミの臭いは、コバエを引き寄せる原因となるでしょう。
しかし、コバエの種類によって好む臭いや場所は異なります。観葉植物や土、肥料に含まれる有機物から発生する臭いにつられてやって来るコバエもいます。
室外機や網戸など小さなすき間から侵入する
体長約2~3mmほどしかないコバエは、わずかなすき間から家の中に侵入してきます。発生源が見当たらない場合は、外から入って来た可能性が高いでしょう。網戸や窓サッシを隅々までチェックしてみてください。コバエが通れそうな小さな穴が開いていたら、そこが侵入経路になっているかもしれません。
また、エアコンの室外機と壁面のすき間、エアコンの配管なども要注意。コバエの侵入経路になるケースも珍しくありません。コバエの発生源は室内だけとは限らないため、網戸やサッシも定期的に確認しておくのがおすすめです。
産卵から羽化までの時間が短い
最初は2~3匹だったコバエが、ある日急に増えて驚いた経験はありませんか?コバエは卵から成虫までのサイクルが短く、繁殖力も高いのが特徴です。コバエの種類によって羽化するまでの期間は異なりますが、約10日~20日程度で卵から羽化し成虫になります。
成虫のコバエは2~3週間生存し、この間に次々と産卵を行います。一度に産む卵の数も多く、死ぬまでに数千個の卵を産むコバエもいます。そのため、家の中でコバエを見付けたら、すぐに発生源を特定し、駆除や予防・対策を行いましょう。「気づいたら大量発生していた」という事態を防ぐためにも素早い行動が必要となります。
コバエの種類と発生しやすい場所とは?
家庭内で発生するコバエは主に「ショウジョウバエ」「チョウバエ」「ノミバエ」「キノコバエ」です。種類によって好む環境や発生場所が異なります。以下に発生場所・特徴・好むものをまとめたので、参考にしてみてください。
コバエの種類 | 発生場所 | 特徴 | 好むもの |
---|---|---|---|
ショウジョウバエ | キッチン、ゴミ箱周辺など | 体長2-3mm、赤い目、黄褐色の体 | 果物や野菜、アルコール飲料、発酵した有機物など |
チョウバエ | 浴室、トイレ、洗面所などの水回り | 体長2-3mm、ハートのような形の大きな羽、 灰色または黒色の体 | 湿った有機物、排水口のぬめり、せっけんカスや皮脂など |
ノミバエ | 植木鉢、観葉植物周辺、キッチンなど | 体長2mm前後、後ろ脚が長い、黒色の体 | 植物の腐葉土、根腐れした植物、排水口の汚れ、生ゴミなど |
キノコバエ | 台所、浴室、観葉植物周辺など | 体長は1~4mm、暗褐色から黒色 | 腐った植物、湿った有機物など |
【コバエ対策】発生を予防する対策8つ
一度にたくさんの卵を産むコバエ。何としてでも発生を予防したいですよね。ここでは、コバエの発生予防に有効な対策を8つ紹介します。コバエが発生しにくい環境を作るために参考にしてみてください。
1.排水口をこまめに掃除する
キッチンの排水口は、ショウジョウバエなどの発生源になりやすい場所です。排水口にできる「ぬめり汚れ」は、生ゴミや洗剤カスなどによる有機物でコバエの好物。ぬめりが苦手で掃除を後回しにしてしまう方もいるかもしれませんが、コバエの発生原因になるため、排水口は日頃から清潔に保ちましょう。
排水口はつけ置き洗いも実用的です。排水口専用の洗剤を使用すると、スッキリ洗浄できておすすめ。洗剤がない場合は、重曹と酢、または重曹とお湯に溶かしたクエン酸を使ってつけ置きすると、発泡作用も加わって排水口がきれいになるでしょう。強い洗剤を使用したくない方もぜひ試してみてください。
排水口以外にもコバエの発生源になりやすいのが、シンクに置く三角コーナー。野菜くずなどをすぐに捨てられるため、調理中は便利なアイテムですが、臭いにつられてコバエが寄ってきます。生ゴミはしっかりと密閉して、都度ゴミ箱へ捨てるのがコバエ対策の基本。三角コーナーは出しっぱなしにはせず、可能であれば撤去することも検討しましょう。
2.食べ残しを放置しない
食べ残しはコバエを引き寄せる大きな原因となります。特に果物や野菜、甘い食べ物は要注意。たとえば、食べかけのバナナやリンゴ、半分飲んだジュース、アルコール飲料をテーブルの上やキッチンに放置するのはやめましょう。
食事が終わったら、できる限り早く片づけるのがポイントです。食べきれなかったものは密閉容器に入れて冷蔵庫に保管しましょう。飲みかけの飲み物も同様です。
特に夏場は暑さで食べ物が傷みやすくなるため、コバエの繁殖スピードも上がります。「ちょっとくらいなら大丈夫」と放置していたら、いつの間にかコバエが大量発生という可能性もあるので、油断は禁物ですよ。
3.生ゴミは密封して捨てる
生ゴミはゴミ箱に直接捨てず、一度ビニール袋に密閉してから捨てるのがポイント。少し手間はかかりますが、臭い漏れによるコバエの侵入を防ぐことができます。密閉できれば普通のビニール袋でもよいですが、防臭タイプの生ゴミ専用ゴミ袋を使用するとより重宝するでしょう。
また、生ゴミ専用のゴミ箱の使用もおすすめ。ふた部分の密閉性が高くなっていたり、脱臭フィルターが付いていたりして、普通のゴミ箱よりも機能性に優れているタイプがたくさん販売されています。状況に応じて使い分けてみてもよいでしょう。
4.観葉植物の根腐れに注意する
コバエの中には、観葉植物の周辺に発生するタイプも。特に根腐れが起きている観葉植物は、コバエの発生源になりやすいでしょう。「土の表面にカビが生えた」「葉が黄色に変色している」「鉢の周辺から悪臭がする」などが当てはまれば、注意が必要です。根腐れを見付けたら早急に対応しましょう。
根腐れは過度な水やりによって起きやすくなります。湿度が高い梅雨の時期などは、水やりの頻度を調整して、土が湿りすぎないように保ちましょう。観葉植物にコバエの成虫や幼虫が潜んでいないか、定期的に葉や土、茎などをチェックすることをおすすめします。
5.ペットの排泄物はこまめに処分する
犬や猫、小動物などの排泄物もコバエを引き寄せる原因となります。ペットのトイレはこまめに掃除しましょう。その際、使用済みのトイレシートは臭いが漏れないように、二重にビニール袋に入れるなどの工夫も必要です。
また、こぼれたエサや水などもコバエの発生源になる可能性もあります。大切なペットの周りにコバエを寄せ付けないためにも、こまめな掃除を心がけましょう。
6.網戸にすき間がないかチェックする
「いろいろと気を付けているのに、なぜか室内にコバエが飛んでいる」と、発生源が分からない場合は、外からの侵入を疑いましょう。侵入経路として可能性が高いのは「網戸」です。たとえば、長年使用していた網戸が劣化し、網目が広がっていたり、網とフレームにすき間ができていたりする場合、そこがコバエの通り道になっている可能性もあります。
網戸に破れや穴がないか確認し、網戸のフレームとサッシの間もチェックしてみましょう。コバエだけではなく、蚊や蛾などほかの害虫の侵入経路になる可能性も。定期的に網戸を張り替えたり、すき間テープを貼ったりしてしっかりと塞ぎましょう。
7.コバエ除けのスプレーで予防する
コバエ除けのスプレーは、手軽な予防策の一つです。使用する際は説明書をよく読み、適切な方法で使用しましょう。また、ほかの対策と組み合わせることで、より有能なコバエ対策ができます。
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8.ゴミ箱を見直し対策グッズを活用する
キッチンのコバエが気になるなら、使用しているゴミ箱に原因があるかもしれません。生ゴミ臭が漏れないように、密閉性の高いふた付きタイプのゴミ箱に変更してみるのもおすすめです。さらに対策をするなら、ゴミ箱用の消臭・防虫シートも活用してみましょう。
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【コバエ対策】駆除する対策3つ
家の中でコバエが飛んでいたら、速やかに駆除する必要があります。ここでは、代表的なコバエの駆除方法を紹介します。思い立ったらすぐに作れるコバエトラップから、本格的なスプレータイプの商品まであるので、ぜひ参考にしてみてください。
1.めんつゆ・お酢のトラップを作る
コバエを駆除する方法の中でも手軽なのが「めんつゆやお酢を使ったトラップ」です。用意するものは、小さな容器(ペットボトルのキャップなど)と、めんつゆまたはお酢。容器にめんつゆやお酢を小さじ1杯程度入れ、コバエの発生しやすい場所に置いてみましょう。
コバエはめんつゆや酢の香りに引き寄せられ、液体に落ちて溺れてしまいます。液体に少量の食器用洗剤を加えると、よりコバエが沈みやすくなります。このトラップは、ショウジョウバエ対策としておすすめ。トラップに引っかからなかった場合は、コバエの種類がショウジョウバエ以外の可能性があるため、別の対策が必要です。
2.スプレータイプの殺虫剤で対策する
繰り返すコバエの発生に悩んでいる方は、コバエ対策スプレーがおすすめです。ゴミ箱内に噴射すると、効力が長続きするスプレーもあります。また、小さな子どもやペットがいる家庭は、殺虫成分が含まれていないタイプをチェックしてみてください。
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3.捕獲タイプの殺虫剤で対策する
設置するだけでコバエを捕獲できるタイプもあります。室内で殺虫スプレーを使いたくない方におすすめです。
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おすすめ商品比較表
KINCHO コバエコナーズ キッチン用スプレー | エステー 消臭力 ゴミ箱用 コバエよけ効果プラス | アース コバエ対策革命 ゴミ箱用 フレッシュミントの香り | アース コバエ対策革命 1プッシュ式スプレー | イカリ消毒 ムシクリンコバエ用スプレー | アース コバエ対策革命 スプレー キッチン用 | KINCHO コバエがいなくなるスプレー | アース コバエがホイホイ | KINCHO コバエがポットン 吊るタイプ | |
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こまめな対策でコバエのいない快適空間に!
多くの人が悩まされているコバエについて、予防や対策について解説しました。食べ残しや生ゴミを放置せず、排水口周りを清潔に保つことで、コバエの発生を防げます。
また、市販のスプレーや捕獲タイプを試してみるのもおすすめです。コバエ対策には日頃からの積み重ねが大切。ぜひ本記事を参考にしてコバエのいない快適空間をめざしましょう。