ベランダのカメムシ対策9つ!洗濯物に侵入を防ぐ方法やおすすめグッズもご紹介
カメムシの臭いや卵を産みつけられるなどの被害で苦労している方に必須の「ベランダのカメムシ対策」。しかし、ネットやハッカ油などカメムシを駆除する方法もさまざまな種類があり、何を選べばよいか迷いますよね。そこで今回の記事では、ベランダにカメムシが寄り付く原因や予防方法、おすすめの対策グッズなどについて紹介します。
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ベランダにカメムシが寄り付く理由は?原因を解説
カメムシはフェロモンを使って仲間を引き寄せる習性があり、一度ベランダに寄り付くと他のカメムシも同じ場所に集まってきて大量発生してしまうこともあります。そもそも、なぜカメムシはベランダに寄り付くのでしょうか。ここでは、その原因について詳しく解説します。
洗濯物に寄り付く訳は色と匂い
カメムシは特定の色に引き寄せられる習性があります。特に白や明るい色の洗濯物に寄り付きやすいとされており、これらの色は自然界で目立ちやすいため、ベランダに干している洗濯物はカメムシにとって興味を引くものとなるのです。
また、カメムシは特定の香りに敏感で、花や果物の香りに似たものに反応しやすいとされています。洗濯物には洗剤や柔軟剤の香りが付いており、フルーツやフローラルの香りがカメムシを引き寄せてしまう要因となっている可能性もあります。
日当たりのよい場所や室内の明るい光も好む
カメムシは光に引き寄せられ、室内の明るい光や日当たりのよい場所に干された洗濯物に寄り付く傾向があります。
さらに、カメムシは外敵から身を守るために狭い隙間や布の中に隠れるという習性もあり、ベランダに干している洗濯物のシワや隙間は、カメムシにとって絶好の隠れ家となっているのかもしれません。
田畑や草むらが家の近くにある
カメムシは田畑や草むらなどの植物が豊富な場所を好んで生息します。これらの場所にはカメムシのエサが豊富にあり、繁殖にも適した環境です。家の近くに田畑や草むらがあると、どうしても自然にカメムシが集まりやすくなってしまいます。
ベランダや庭の植物がカメムシを引き寄せる原因となることもあり、果樹や花、野菜などを求めてカメムシが集まってきている可能性も否定できません。
カメムシの臭いがついてしまったらどうする?
カメムシは外敵に襲われたり、捕まえられたりしたときに臭いの強い分泌物を出して自分を守ります。ベランダに干した洗濯物を取り込もうとして、うっかりカメムシに触って臭いが洗濯物が付いてしまうということもあるかもしれません。
では、洗濯物や手にカメムシの臭いがついてしまった場合はどうすればよいのでしょうか。洗濯物に臭いがついた場合、まずは通常の洗剤を使って洗濯します。ほとんどの場合これで臭いは取れますが、もし臭いが強い場合には、洗濯時に重曹を小さじ1〜2杯加えるのがおすすめ。重曹は臭いを中和するので、カメムシの刺激臭もしっかり落としてくれます。
カメムシの臭いが手や腕などについてしまった場合は、早めに石鹸とぬるま湯でしっかりと洗い流すようにしましょう。
ベランダのカメムシ対策9つ!まずは予防をしよう
秋になるとカメムシは寒さを避けるために越冬場所を探して移動します。田畑や草むらから近い住宅地は温かい冬の住処として魅力的であるため、まずはベランダにカメムシを寄せ付けないことが大切です。ここからはベランダにカメムシを寄せ付けないための方法を9つご紹介します。
1.カメムシが好む植物のプランターを置かない
カメムシは特定の植物を好み、その植物に寄りつく傾向があります。例えば、果物や野菜、観葉植物などのプランターがあるとそれがカメムシの食糧源となり、ベランダや庭にカメムシを引き寄せてしまう原因になるのです。
ベランダに植物や家庭菜園などでカメムシが好むものが置いていある場合は、プランターを置かないようにするのがベストでしょう。
2.ベランダの落ち葉や雑草を放置しない
カメムシ対策のために趣味の家庭菜園やガーデニングを諦めたくない、という方もいるはずです。そのような場合には、できるだけカメムシが好まない環境を作ることが大切になってきます。
カメムシにとってベランダの落ち葉や雑草などは冬の住処として好ましい環境であるため、ベランダの落ち葉や雑草をなるべく放置せずにこまめに片付けるようにしましょう。
3.カメムシが苦手なミントや唐辛子などを育てる
カメムシが苦手なミントや唐辛子は、比較的で手入れが簡単で初心者でも育てやすくなっています。
カメムシをはじめとする多くの害虫はミントのような強い香りを嫌うといわれており、唐辛子はカプサイシンという辛味成分が害虫を遠ざけてくれるようです。
なお、ミントや唐辛子を育てることでカメムシをある程度遠ざけることはできますが、絶対的な予防策ではないため、カメムシ対策には複数の方法を組み合わせることが大切です。
4.プランターに防虫ネットを使用する
ベランダで植物を育てているという方は、プランターに防虫ネットを使用するのが理想的です。防虫ネットは虫の侵入を防ぎ、カメムシがプランターに寄り付いたり繁殖したりするのを予防してくれます。
また、ネットは風や雨からもプランターを守ってくれ、植物を望ましい環境で育てられるというメリットもあります。ただし、ネットの目が細かすぎると通気性が悪くなることもあるので、適切な目の大きさのネットを選ぶようにしましょう。
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5.白色の洗濯物は室内干しをする
カメムシは光に反応しやすく、白い物体に集まりやすいとされているため、白色の洗濯物を外に干してしまうとどうしても集まってきてしまいます。そのため、白っぽい色合いの洗濯物は室内干しにしておくのがベスト。カメムシの活動が活発になる秋から冬のシーズンは特に注意が必要です。
6.柔軟剤の量を減らす・または無香料にする
カメムシは匂いに敏感で強い香りに引き寄せられます。柔軟剤の香りが強いとカメムシが洗濯物に寄ってくる可能性も高くなります。カメムシが寄ってくるのを防ぐためには、洗濯する際の柔軟剤の量を減らしたり、無香料の柔軟剤を選んだりするのがおすすめです。
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7.ハッカ油を使う
ハッカ油には強いミントの香りがあり、カメムシをはじめとする多くの害虫はこの香りを嫌がるため、水にハッカ油を数滴垂らしてスプレーボトルに入れ、窓やドアの周り、洗濯物などに吹きかけておくと良いでしょう。
ただし、ハッカ油の香りは時間が経つと薄れるため、定期的にスプレーをする必要があります。また、植物や肌に直接使用する場合には濃度に注意してください。
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8.市販の忌避剤を使う
市販の忌避剤はカメムシが嫌う成分を含んでおり、カメムシの好む匂いを遮断し、嫌がる香りを放つことでカメムシを遠ざけられます。
ただし、忌避剤は使用する製品や成分によって異なるため、ラベルや使用説明書をよく確認しておくことが大切です。また、忌避剤の力を最大限に引き出すためには使用箇所の清掃も欠かせません。
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9.開口部や換気口のすきまをなくし侵入を防ぐ
カメムシが室内に入ってこないよう網戸の開口部にテープを貼って隙間をなくしたり、マンションの換気口・吸気口にフィルターを貼ったりするのも有効です。換気口に取り付けるカバーは、メッシュタイプやスライド式のカバーなど種類もさまざまです。
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カメムシを駆除する方法3つ
カメムシは危険を察知したときに臭いの強い分泌物を出すため、できるだけ刺激を与えずにカメムシを駆除したいですよね。ここからはベランダに寄ってきたカメムシを駆除する方法について紹介します。
1.ペットボトルを用いてトラップを作る
ペットボトルを使ったカメムシ対策のトラップは手軽に作れておすすめです。以下の材料を準備して実際に作ってみましょう。
必要な材料
ペットボトル(500ml〜2L)、割り箸や細い棒、テープ(ガムテープやビニールテープなど)、スポンジや綿、石鹸液(食器用洗剤や石鹸を水で薄めたもの)、糖分を含む液体(砂糖水やジュースなど)
- ペットボトルの準備:ペットボトルのキャップを外し、ボトルの上部を切り取り、切り取った上部は逆さにして、漏斗のようにペットボトルの下半分に差し込みます。このとき、漏斗状の上部が外れないようにテープで固定しておきましょう。
- スポンジや綿の準備:スポンジや綿に石鹸液をしみ込ませて、カメムシが入ったときに滑りやすくしておきます。
- トラップの設置:割り箸や細い棒をボトルにテープで取り付けて、カメムシがペットボトルに入りやすくしておきましょう。
トラップが完成したらカメムシをよく見かける場所や窓、ベランダなどに置いてください。ペットボトル内にカメムシが溜まると臭いが強くなるため、定期的にチェックして処理を行いましょう。
2.市販の殺虫剤を使う
市販の殺虫剤はカメムシを短時間で効率よく駆除できます。一部の殺虫剤には数ヶ月など長期間のカメムシ対策になる商品もあります。
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3.市販の凍結スプレーを使う
凍結スプレーはカメムシを瞬時に凍らせ、即座に駆除できるのが魅力です。物理的にカメムシを凍らせるため、使用後の残留物も少なくなっています。スプレーが乾ききっていれば跡も残りにくく、処理後の掃除も簡単です。
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おすすめ商品比較表
シンセイ 防虫ネット 1mm目 | ファーファ フリー& 柔軟剤 無香料 | 花王 ハミング素肌おもい 柔軟剤 無香料 | 健栄製薬 ハーブ ハッカ油P | 住友化学園芸 不快害虫剤 カメムシアタッカーEX | 金鳥 カメムシキンチョール 駆除 忌避 | アース製薬 アースガーデン カメムシよけ撃滅 貼るタイプ | UYEKI カメムシ忌避剤カメムシクリン | スターフィルター 虫ブロック換気口フィルター | アース製薬 虫コロリアース カメムシコロリ | フマキラー 凍殺ジェット | |
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ベランダのカメムシ対策をしよう!
ベランダにカメムシが寄り付かないように対策をしていれば、洗濯物や家庭菜園にカメムシが大量発生してしまう可能性を最小限に抑えられます。もしカメムシが寄り付いてしまったら、できるだけ刺激を与えずに駆除するのが大切です。ぜひ本記事の予防方法やおすすめ商品を参考に、ベランダのカメムシ対策をしてみてくださいね。