水筒にスポーツドリンクを入れるのはダメ?理由や注意点・おすすめの対応水筒も紹介
飲み物の持ち運びに便利な「水筒」ですが、内部が金属のものはスポーツ飲料など酸性の飲み物を入れられないのをご存じでしたか。ここでは金属製の水筒にスポーツドリンクはなぜダメなのか、その理由や、水筒の基本的なお手入れの方法を解説します。あわせてスポーツドリンク対応の水筒もご紹介するので、参考にしてください。
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金属製水筒はスポーツドリンクに注意が必要
ステンレスやチタンなど金属製の水筒は耐熱性や保温性に優れているため、マイボトルとして使用している人も多いでしょう。
ただし、金属製の水筒に、スポーツドリンクを入れてはいけません。理由としては、スポーツドリンクの塩分と金属が反応してサビが発生したり、長時間保管することで飲料に金属の成分が多く溶け出したりするおそれがあることが挙げられます。
金属が溶け出したスポーツドリンクを大量に摂取することで、体調不良を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
水筒の説明書をしっかり確認するのが大事!
ここまでお伝えした通り、金属製の水筒にスポーツドリンクを入れるのはおすすめできません。ただし最近は、金属部分にコーティングを施すなどして、スポーツドリンクに対応している水筒も数多く販売されています。
その水筒がどの飲料に対応しているのかは商品の説明書や注意書きに書かれていることが多いため、よく確認してから使用するのがおすすめですよ。
なぜ水筒にスポーツドリンクはダメと言われる?
金属製の水筒にスポーツドリンクを入れるのはなぜダメといわれるのでしょうか。ここでは主な理由を3つご紹介します。
塩分が原因で水筒内部がサビる可能性がある
スポーツドリンク内の塩分が水筒内部の金属部分に触れることで金属がサビる可能性があるため、金属製の水筒にスポーツドリンクを入れるのはNGと覚えておきましょう。
スポーツドリンクは糖分が強いイメージがありますが、塩分も含まれています。塩分が金属に触れると化学反応を起こし、サビの発生が促進されてしまうのです。
サビは少量であれば摂取しても影響はありませんが、体内に大量に取り込まれると大量を崩す場合があります。身体への悪影響を防ぐためにも、塩分を含む飲み物は金属製の水筒に入れないようにしましょう。
特に水筒の内部が傷ついている場合は、そこからサビが発生しやすくなります。長年使っている水筒は知らないうちに傷ついている可能性があるため、入れる飲み物には注意してください。
酸性のスポーツドリンクで金属が溶ける可能性
酸性の飲料が金属に触れることで、金属の成分が飲料に溶け出すことがあります。スポーツドリンクは酸性なので、金属製の水筒に入れるのは避けましょう。
特に酸性の飲料を長く保管し続けてしまうと金属の成分が過剰に溶け出します。それによって中毒症状を引き起こすなど、身体に悪影響を及ぼすことがあるのです。
特に夏場は熱中症防止のためにスポーツドリンクを作り置きしたり、水筒に入れて持ち歩いたりする場面も多いため、水筒の素材には注意しましょう。
なお酸性の飲料としては、炭酸、乳酸、ビタミンC、クエン酸などを多く含む飲料が該当します。代表的な飲料のタイプは以下のとおりです。
- 炭酸飲料
- 乳酸菌飲料
- 果汁飲料
- スポーツ飲料
これらの飲料は、金属製の水筒に入れてはいけないと覚えておきましょう。
場合によっては金属中毒になるリスクも!
先述したサビや金属の成分が過剰に溶け出したスポーツドリンクを飲むことで「金属中毒」になる恐れがあります。
金属中毒は「銅」を過剰に摂取した場合に多く見られ、主な症状は頭痛やめまい、嘔吐など。場合によってはショック状態を引き起こし、命に関わる恐れもあるのです。
スポーツドリンク対応の金属製水筒に酸性の飲み物を入れる場合は、以下の点に注意しましょう。
- 酸性の飲み物は、長い時間入れたままにしない
- 飲み物の色や味に違和感がある場合、飲むのを止める
- 容器内部に傷がついていないか、サビが付着していないか定期的に確認する
- 内部に傷がつかないよう、水筒の洗い方に気をつける
- 長く使うと傷がつく可能性も高まるため、定期的に買い替える
なお、スポーツ飲料対応の水筒でも、内部に傷がついていると金属中毒を引き起こす可能性があります。金属の部分に傷やサビが付いていないか、定期的に確認しておきましょう。
プラスチック製の水筒なら大丈夫?
プラスチック製の水筒は軽くて持ち運びやすいことから、さまざまな色やデザインのアイテムが売られていますよね。
結論、プラスチック製の水筒にスポーツドリンクを入れても問題ありません。金属製と違って、長く入れたままにしても中毒を引き起こす心配がないため、スポーツドリンクを持ち運ぶ際は、プラスチック製の水筒を選ぶとよいでしょう。
プラスチック製水筒に入れるときの注意点
プラスチック製の水筒にスポーツドリンクを入れる場合、中毒の恐れはありませんがいくつか注意点があるので覚えておきましょう。
1つ目は「においや色移り」です。スポーツドリンクの酸性成分がプラスチックに吸収されやすく、においや色が水筒に残ることがあります。ほかの飲み物を入れたときに味やにおいが混ざる恐れがあるため、使用後は容器をよく洗うようにしましょう。
2つ目は「プラスチックの品質劣化」。 プラスチックの品質によっては、スポーツドリンクの酸が劣化を早めてしまう可能性があります。特に長く放置し続けたり直射日光にさらしたりすると進行しやすいので注意しましょう。
また「BPAフリー」など高品質なプラスチック製品を選ぶことで劣化を極力抑えられるため、おすすめですよ。
3つ目は「洗浄の難しさ」です。 スポーツドリンクは糖分が含まれているため、水筒の中で細菌が繁殖しやすくなります。定期的にしっかりと洗浄するようにしましょう。
スポーツドリンク対応の水筒とは?
金属製の水筒にどうしてもスポーツドリンクを入れたい場合は、スポーツドリンク対応の水筒を選ぶのがおすすめですよ。
スポーツドリンク対応の水筒とは、金属部分にフッ素コーティングが施されたタイプの水筒のこと。コーティングにより、スポーツドリンクを入れても塩分によるサビが発生するのを防いでくれる優れものです。
水筒を購入するときは、商品のWebサイトや取扱説明書を読んで、スポーツドリンクに対応しているか否かチェックした上で選びましょう。
スポーツドリンク対応水筒でも注意点はある
スポーツドリンク対応の水筒だからといって傷やサビを完全に防げるわけではありません。
使い方によっては、コーティングが剥がれて傷がついてしまう場合も。そこからサビが付着することもあり得るため、注意してお手入れしましょう。
例えば、目が粗いたわしで内部をゴシゴシこすることで内部のコーティングが剥がれる場合があります。また水筒を使い込むことでコーティングが劣化するので、定期的に買い替えるのがおすすめですよ。
使用後の水筒を洗わずに放置することは、不衛生なのはもちろん、それによりコーティングが劣化する可能性もあります。よく洗ってしっかりと乾かすようにしましょう。
どんな水筒でもきちんとした手入れが重要!
ここでは基本的な水筒のお手入れ方法を解説します。
- 水筒の内部をゴシゴシこすらない
- 食洗機は使わず、できるだけ手洗いする
- 水筒の漂白や殺菌には、酸素系漂白剤を使う
水筒を洗うときは、ゴシゴシと強くこすらないようにしましょう。それによって傷がついてサビの原因になったり、コーティングが剥がれたりする恐れがあるためです。また強くこすらなくてもたわしで洗うことで傷が付きやすくなります。特に金属製のたわしや研磨剤入りのスポンジは要注意。やわらかいスポンジで優しく洗うようにしましょう。
また、水筒は食洗機ではなく手洗いするのがおすすめ。食洗機の高温のお湯で洗うことで、コーティングが劣化して傷がつきやすくなるほか、パッキンなどの付属パーツが変形する恐れがあります。食洗機を使いたい人は、食洗機対応の水筒を選びましょう。
塩素系漂白剤はサビの原因になるため、特にステンレス製の水筒には使用しないでください。水筒の漂白や殺菌には酸素系漂白剤を使いましょう。
スポーツドリンク対応水筒のおすすめ16選
ここでは、スポーツドリンク対応水筒のうち、おすすめを16アイテムご紹介します。幅広い種類や価格帯からピックアップしたので、商品選びに迷っている方はぜひチェックしてみてくださいね。
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スポーツドリンクに対応した水筒を選ぼう!
スポーツドリンクを金属製の水筒に長時間入れると内部がサビやすくなるほか、金属の成分が溶け出し、気づかず飲むと身体に悪影響が出るおそれも。スポーツドリンクを持ち運びたい場合はスポーツドリンク対応の水筒を選ぶのがおすすめですよ。