ラードのおすすめ6選！炒飯・揚げ物など料理に旨味とコクをプラスできる商品
炒め物や揚げ物などの料理に使うとコクや旨味が増す「ラード」。しかし、さまざまな商品が販売されているのでどれを選んだらよいのか迷ってしまいますよね。この記事では、少量から使えるチューブ入りやたっぷり使える業務用などのおすすめ商品をご紹介します。活用方法も解説するので、ぜひ商品選びの参考にしてくださいね。
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ラードとは？
ラードとは、豚の脂身を使って作られている油のこと。白いクリームのような形状で、豚肉ならではのコクと旨味を持っていますよ。動物油脂の代表的な油で、中華料理や西洋料理などのさまざまな料理に使われています。
ラードの語源はラテン語の「ラルドゥム（lardum）」に由来し、イタリア語の「ラルド（lardo）」としても使われます。ヨーロッパの一部地域では、ラードを料理に使うだけでなく、バターやマーガリンのようにパンに塗って食べることもあります。ラードは世界中で使われている身近な食材といえるでしょう。
ラードの主な特徴と魅力
ラードの主な特徴は、低温でも溶けやすいことです。そのためフライパンなどに入れて火にかければ、白い固形状だった油がすぐに液状に変化します。溶けてしまえば透明になり、そのまま植物油と同じように炒め物や揚げ物などに使えますよ。
ラードの魅力は豚の脂身に含まれる成分により、料理にコクや旨味をプラスできること。また、揚げ物がカラっと仕上がります。こってりした見た目のラードはカロリーが高めに思えるかもしれませんが、100gあたりのカロリーは約885kcal。オリーブオイルの約894kcalと比較すると、植物油とほぼ同じことがわかります。
どんな料理に使える？ラードの活用方法
ラードは動物油ならではのコクと旨味が強いため、揚げ物や炒め物などの油を多く使う料理におすすめです。
特に、同じ豚を使ったとんかつや、具材にハムや焼き豚を使った炒飯などにぴったりですよ。ラーメンや中華風スープに少し加えると、豚の背油の風味が増します。また、肉を使っていない野菜炒めに使うことで、肉を入れたようなジューシーな風味が得られるでしょう。
ただし、低い温度では白く固まってしまうので、サラダやマリネといった冷たい料理には適していません。
ラードの選び方
それでは、ラードを選ぶ際にはどのようなポイントがあるのでしょうか。ここからは、ラードの種類や容器の形状、賞味期限や添加物など4つのチェックポイントについて解説します。
1.種類で選ぶ
ラードには、100%豚脂の「純正ラード」と牛脂や植物性油を加えた「調整ラード」がありますよ。味や使いやすさ、価格が大きく異なるので、ラードを選ぶ際にはこのふたつの違いをしっかり押さえておきましょう。
純正ラード：しっかりしたコク・香り・風味
豚脂だけを使った「純正ラード」は、料理にしっかりしたコクや香り、風味を加えたい人にぴったりです。とんかつ屋やラーメン屋などでも使用されることが多く、自宅でプロ仕様の味が楽しめますよ。ラードをはじめて使う際には、ぜひこの「純正ラード」から試してみるのをおすすめします。
ちなみに、商品によって「純正ラード」と「純製ラード」のふたつの表記の仕方がありますが、どちらも豚脂だけを使っていることを表していますよ。
調整ラード：価格がリーズナブルで高コスパ
価格がリーズナブルで高コスパなのが、豚脂をメインに牛脂やパーム油などを加えた「調整ラード」です。「調製ラード」と表記されていることもありますよ。「純正ラード」と比べるとコクや風味がやや控えめなのでさまざまな料理に使いやすく、賞味期間が長いといったメリットも。
容量の多い商品も販売されているので、揚げ物などでラードをたっぷり使いたい人におすすめですよ。
2.形状・容器で選ぶ
ラードを選ぶ際には形状や容器も大切なチェックポイントです。ラードを料理の風味づけとして使うのか、揚げ物などに使いたいかなどによって適した容器が異なりますよ。
冷蔵庫にもしまいやすい！タッパ型
冷蔵庫にしまいやすいのが、タッパ型の容器に入ったラードです。ケースごと冷蔵庫に入れておけるので、ラードを自宅に常備しておきたい人におすすめですよ。
軽量スプーンですくって料理に使うほか、ラードをマーガリンのようにバターナイフを使ってバゲットに塗って食べたい人にも適しています。購入する際には、冷蔵庫に入れるのに丁度よいサイズかをしっかりチェックしてくださいね。
少量からでも手軽に使える！チューブ型
マヨネーズやケチャップのような容器に入ったチューブ型は、使いたいぶんだけ絞り出せる手軽さが魅力です。ラーメンの風味づけや炒め物に加えてコクを出したい人におすすめですよ。スプーン等の食器いらずで、洗い物が増えないのもメリットです。
カップラーメンにちょい足ししたいときにも扱いやすく、家族皆で使うのにぴったりですね。ただし、冷蔵庫に入れておくと固まってしまう場合があるので、パッケージや商品説明で保存方法をよくチェックしておきましょう。
揚げ物にも利用するなら！一斗缶タイプ
ラードを揚げ物にも利用したい場合には、たっぷり使える一斗缶タイプが向いています。たくさんのラードを一度にすくって鍋やフライパンに移し替えられるので、揚げ物をするときに便利です。
缶が大きい商品だと置き場所を取るといったデメリットもありますが、容量が大きいぶん買い足しの頻度が少なくなるというメリットも。ラードを使う頻度が高い家庭におすすめですよ。
3.賞味期限までに使い切れる？容量で選ぶ
ラードの消費期限は約4カ月～半年といった商品が多くなっていますが、その容量は250gほどの小さいものから15kg以上の缶入りのものまでさまざまです。
ラードは植物性油と比べると酸化しにくいとされていますが、やはり空気に触れたり一度調理に使ったりすると酸化が進みます。新鮮な状態で味や風味を楽しむためにも、ラードを購入する際には賞味期限までに使い切れる容量のものを選びましょう。とくにはじめてラードを自宅で試してみる場合には、少量から使える小さめの商品を選ぶのをおすすめします。
4.添加物をチェック
ラードを選ぶ際には、添加物が入っているかもチェックしておきましょう。こだわりの原材料を使い丁寧に漉して作った無添加のラードもありますが、長期保存を可能にするためにビタミンEなどを添加している商品もあります。
豚の脂身の風味だけを純粋に楽しみたい場合には、添加物を使っていない商品がおすすめですよ。ぜひパッケージや商品説明を確認してくださいね。
ラードのおすすめ6選
ここからは、通販で購入できるラードのおすすめ商品6選をご紹介します。冷蔵庫にしまっておける容器入りタイプや手軽に使えるチューブタイプ、大容量入りの缶タイプなどを幅広くピックアップしていますよ。
その日に仕入れた新鮮な材料を使い、平窯で時間をかけて炊き上げて作った豚脂100%のラードです。炊き上げた油を丁寧にろ過しているので、混ざり物のない香りと旨味を純粋に楽しめるでしょう。脱色・脱臭・脱酸の薬品加工を一切使っていないので、食べるものに気を使っている人にもおすすめですよ。バターやオリーブオイルの代わりとして、お菓子作りにも使えます。
脱色・脱臭・脱酸の薬品加工をせずに、凝固剤などの添加物不使用で作られた国産純製ラードの一斗缶です。鍋やフライパンで温めて溶かすと豚肉特有の香ばしさが広がりますよ。ラーメンやチャーハンなどの中華料理にぴったりなほか、とんかつ、唐揚げ、メンチカツといった揚げ物がカラっと揚がります。お店でも使われるプロの味を、ぜひ自宅で楽しんでくださいね。
炒め物や揚げ物だけでなく、パン作りやお菓子作りにも利用しやすい純製ラード。動物由来のコクや香りが、イギリス食パンや食事パンの風味づけにぴったりですよ。油脂に特化した「ミヨシ油脂」の製品で、2kgの袋入りサイズは自宅で使い切りやすいのが魅力です。
焼きそばやチャーハンなどのいつもの料理に少しコクや風味を足したい人におすすめの、使いやすいチューブタイプ。酸化防止剤であるビタミンＥ配合で、賞味期限が約180日と長めなのもうれしいメリットです。
豚脂独特のコクや香り、風味を持ったラードの一斗缶です。15kgの業務用サイズのため、たっぷり使いたい人に適しています。ラードは冷凍保存も可能なので、消費期限内に使い切れない場合は一食分ずつに小分けして冷凍保存するのもおすすめですよ。
新鮮で良質な肉脂だけを使用して、豚脂本来の香りや風味を引き出した純製ラードです。業務用としても使われる15kgの大容量で、自宅で頻繁に揚げ物をする人や飲食店を経営している人におすすめですよ。炒めものに使ったりラーメンのスープに入れたりするほか、餃子の肉種に練り込むといったさまざまな用途に使いやすいでしょう。
おすすめ商品比較表
  肉かす屋カワカミ 無添加 純製 サンラード 600g |  肉かす屋カワカミ 無添加 純製 サンラード 15kg 業務用 |  ミヨシ油脂 ハイアント厳選ラード 業務用 |  雪印 純製ラード |  NICHIYU TRADING ニッサン 純正ラード 業務用 |  横関油脂工業 純正ラード 業務用 | |
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ラードで料理にコクや風味をプラスしよう！
ラードは、豚の脂身を使ったコクと風味のある油です。自宅で使いやすい商品も多く販売されているので、まずは炒め物やチャーハンなどの普段の料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。揚げ物に使えばカリっとした食感が楽しめますよ。