食紅のおすすめ15選!マカロンなどカラフルなお菓子作りに簡単・便利なアイテム
簡単にカラフルなお菓子が作れるようになる「食紅」。着色料として食品に使用され、材料や生クリームに混ぜ込むことでかわいらしい仕上がりが期待できます。より美しくカラフルな完成のために食紅をコレクションしても楽しいですね。当記事ではおすすめの食紅を15選ご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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着色料の食紅とは?
「食紅」とは、「食用色素」とも呼ばれる着色料のことです。タール色素のひとつで、生分解性に優れており、食べ物やお菓子のほかにも、お子さまのおもちゃなど、口に入れる可能性のあるものに使用する実績が増えてきています。
食紅という名前ですが、赤色以外の着色料も豊富で、黒や白、青、緑などさまざまな系統のカラーがあります。
食紅の種類とその特徴
食紅のなかにはいくつか種類があります。
ここからは、作成方法や使用成分をもとに2つに区分した食紅の種類について紹介します。「合成食紅」と「天然食紅」の違いを比較して、購入する商品を選んでみてくださいね。
合成食紅
合成食紅とは、主に石油を原料とした着色料のことです。人工的な化合をおこなって作成されています。
タール系色素と呼ばれるもので、「食用〜色〜号」などと色の名称と数字を組み合わせてグラデーションが作られています。色合いが変化しにくく退色の心配が少ないというメリットがあります。天然食紅よりも、よりはっきりとした着色が可能です。
市販の食紅の多くは合成食紅です。人体へ悪影響を及ぼす物質は含まれずに製造されていますが、長期間や多量の摂取による影響についてはまだ解明されていない部分があるのが現状です。
天然食紅
天然食紅は、自然界から摂取できる成分を使用して作られたナチュラルな食紅です。ほうれん草やピーマンなどの野菜、ベニコウジ菌などの菌類、ベニバナなどの花や植物などを原材料とした着色料です。
日本で天然食紅は、古くより練り切りや生菓子などの和菓子に活用されてきました。
人工的な化合を行わずに製造された食紅で、食品を原料としている場合もあり、食材に使用しやすくなじみやすいという特徴があります。淡くほんのりとした着色ができます。
食紅の安全性は?食紅の安全基準
食紅は国際食品規格「コーデックス基準」が定められています。コーデックス基準とは、世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)が共同で管理する国際食品規格です。
食品添加物に関する規定をしており、食紅に関する規定もされています。
各国の法律により扱いが異なる場合もある食紅ですが、日本では厚生労働省の定める「食品衛生法」により、食紅や食品添加物など健康を脅かす恐れのある物質の使用を規制しています。
日本ではテストをクリアしたもののみが製造販売されるため、健康被害を心配し過ぎる必要はないといえます。
「紅麹」使用の食紅についての注意
ベニコウジ菌や紅麹を使用した食紅は、2024年現在、医薬品成分が検出されたとしてニュース事例に関する原因追及を行っており、商品の自主回収を行なっています。
とくに小林製薬の紅麹を利用した商品は、日頃自分が使用している商品が回収対象になっていないかを確認するのがよいでしょう。また詳細原因が追及できない間は、食紅を選ぶ際に紅麹を使用している製品かどうかをあらかじめよく確認することをおすすめします。
万が一該当商品を摂取している方で体調不良などの心当たりがある場合は、直ちに医療機関に相談を行ってください。
食紅選びのポイント
お菓子や食品、生クリームなどをカラフルに彩る食紅は、多くのメーカーが多様な商品を製造し販売しています。多くの商品の中から好みの食紅を選ぶために着目するポイントはどのような点なのでしょうか。
食紅選びのための3つのポイントを紹介します。
1.用途に合うタイプ・形状で選ぶ
まずは食紅を使用したいケースを明確にし、用途に合ったタイプや形状をしている商品を選ぶとよいでしょう。
食紅には主に、粉末タイプ、液体・ジェルタイプ、油性タイプの3種類があります。それぞれのタイプの特徴は以下の通りです。
粉末タイプ:マカロン・パン・クッキーなど
水に溶くことなく粉のまま使用できる粉末タイプの食紅は、マカロンやパン、クッキー作りなど水分量の調節が難しいものに使用するのがおすすめです。粉末タイプを選ぶことで失敗を避けられるようになります。
粉の入ったパッケージは液体やジェルに比べて保管しやすいのもポイントですね。
また、ごく少量の水に溶いて色味を調節することも可能な粉末タイプの食紅は、濃淡の調節ができることもポイントのひとつです。仕上がりのカラーの微調整をしたい場合にもおすすめですよ。
液体・ジェルタイプ:アイシングや生クリームに
クッキーなどの表面をカラフルに彩るアイシングをしたい方や、生クリームをカラフルに仕上げるために食紅を使用したい方には、液体タイプやジェルタイプの食紅がおすすめです。
液体やジェルタイプの食紅には、砂糖や卵白、生クリームと馴染みやすくムラになりにくいため、美しいカラーやグラデーションを作りやすいという特徴があります。
焼き菓子などにもムラなく着色できるため、初心者の方におすすめの食紅です。
油性タイプ:チョコレートなど
チョコレートに色付けをしたい場合は、「油性」または「油溶性」と表記されているタイプの食紅を選ぶとよいでしょう。
チョコレートは性質上、着色の際にはムラができやすいものです。きれいに発色させるためには、油性の食紅を丁寧に混ぜて使用しましょう。チョコレート専用の食紅もおすすめですよ。
油性タイプの食紅は、ボトルなど専用の容器に入って販売されているケースが多いようです。
2.素材で選ぶ
食紅の使用成分や素材をもとに選ぶという方法もあります。
天然食紅と合成食紅にはそれぞれメリットとデメリットがあります。両者の特徴をよく比較しながら、気になるアイテムを選ぶとよいでしょう。
安全性にこだわるなら「天然食紅」
先述した通り、植物や食べ物を由来としている天然食紅。野菜を使用している天然食紅など、馴染みのある素材を活かして着色ができる商品も増えてきていますよ。
一方で、天然食紅は手に入りにくいというデメリットがあります。ナチュラルショップやオーガニック専門店などで気になる商品を探してみましょう。色持ちは合成食紅には劣り、淡くほんのりとした薄づきとなるデメリットもあります。
発色の良さと安さで選ぶなら「合成食紅」
合成食紅は天然食紅に比べて購入しやすく、発色も良いのがポイントです。値段も手頃で、一般のスーパーや食料品売り場でも購入できる場合が多いでしょう。
また商品が豊富で、色味やタイプを好みに合わせて選びやすいのもメリットですね。粉末や液体、ジェルなどさまざまなタイプの合成食紅が販売されています。
一方で食品添加物の安全性を気にする方にとって、長期間の摂取の際は不安に感じる場合もあるかもしれません。
3.使いたい色・作りたい色で選ぶ
食紅を使用するいちばんの目的は色付けです。せっかく食紅を選ぶのであれば、希望する色を実現できる商品を選ぶのがおすすめですよ。
ぜひ、よりカラフルでかわいらしいお菓子や食品を手作りする楽しさを体感してみてくださいね。
多彩な色を使うならセット商品が便利
クッキーやマカロンなどのお菓子は、ピンクに水色、黄色など、より豊富なカラーを使えばさらに華やかにかわいらしい仕上がりとなります。
さまざまなカラーを使用したい場合や、色を組み合わせたい場合などは、単品での購入よりも多色セットで販売されている商品がおすすめです。
多くの色が入っているセット商品を購入すれば、カラーグラデーションの表現も行いやすくなりますね。頻繁にお菓子作りをする方や、便利なアイテムを探している方は、ぜひ多色セットの食紅がおすすめです。
黒は食用の竹炭パウダーでも代用できる
食用色素を使用して黒い料理やお菓子を作りたいケースもあるでしょう。
黒色を表現するには、食紅を購入するほかにも「竹炭パウダー」を活用する方法もあります。食用色素用に加工されている竹炭パウダーを使用しても、食紅同様に色付けができます。
黒色の着色料をお探しの場合は、食紅と合わせて竹炭パウダーも検討してみるとよいでしょう。より広い選択肢から、お好みの食用色素を探しやすくなるのではないでしょうか。
食紅のおすすめ15選
まずは編集部おすすめの食紅を15アイテム紹介します。
写真の色味を比較しながら、理想のカラーと照らし合わせて気になる食紅を探してみませんか。多色セットの食用色素も取り上げていくので、併せてチェックしてみてくださいね。
ジェルタイプの食紅で、ピンク、オレンジ、水色、紫が4色セットになっている商品です。アメリカWilton(ウィルトン)社の商品を日本が正規輸入し、販売しています。海外のカラフルで華やかなお菓子が自宅で手作りできたら、きっと楽しいホームメイドクッキングタイムになるでしょう。カラフルで簡単に使用できる食用色素です。
赤、青、黄色の3色セットになった多色タイプ食紅です。ケチャップのような自立するボトルに入っており、保管にも便利な商品ですね。キャップを開けて適量を垂らし使用してください。手が汚れにくく簡単に着色が行える食用色素です。液体タイプのため、生クリームやメレンゲ、アイシングのほか、液体への着色も行いやすい食紅です。
ピンク色の単色商品です。ボトルにはジェルタイプの食紅が詰められています。ようじなどで適量を取り出しパレットでよく混ぜて使用してください。500円前後で購入できる商品のため、食紅のお試しにもぴったりですね。ピンク色をたくさん使用したいシーンや、まずは単色でジェルタイプの食紅を使用してみたい方にぴったりのアイテムです。キャップを閉めて簡単に保管ができるのも嬉しいポイントです。
青、赤、黄色、緑の4色セットの食用色素です。液体タイプの食紅が細口のボトルに入っており、そのまま絞り出して使用すれば簡単で便利。手を汚す心配が少なく、初心者にも使用しやすい商品でしょう。ビビットではっきりとした色彩表現ができる食紅です。4つのカラーを、好みによって使い分けできるのも魅力的ですね。
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商品情報
6色セット
価格推移
粉末タイプの食紅が6色のアソートになっている商品です。スティック状に詰められた粉末は1本10gになっており、計量や使い切りに便利。ホットケーキなら400g、スムージーなら500mLをスティック1本で色付けできます。ビーツ、β-カロテン、バタフライピーなど野菜やハーブの天然色素を使用して作られたナチュラルな食紅です。
「プティパ(Petit Pas)」は宮崎県にある製菓製パン用品を販売している企業です。黄色の単色食紅は、クチナシの果実を使用して作られた天然食紅です。粉末タイプの商品で、生地の状態で混ぜ込んだり、少量の水分に溶かして使用します。マカロンやパン、クッキーなどの焼き物への使用におすすめです。安全性に気を配りたい人や、お菓子やパン作りに使用しやすい食用色素を探している人にぴったりの食紅です。
赤色の食紅はデキストリンを主に使用した合成色素です。ケーキやゼリーなどの洋菓子にはもちろん、お饅頭やお餅類などの和菓子にもぴったりです。付属しているスプーンすり切り1杯が約0.1gになっているので、目安に活用すると便利ですね。
緑色の単色食紅です。クチナシ色素を調整して作られたカラーで、粉末タイプの商品です。付属の小さいスプーンすり切り1杯分がおよそ0.1gに当たります。はかりや計量スプーンを使用しなくてもよいのが便利ですね。
日本製の粉末食用色素です。粉末タイプのため、使用量や水分量で多少の調整が可能です。より自由度のある着色ができそうですね。デキストリンを主な材料とした合成食紅です。ホームメイドのほかのカラーの食紅と合わせてコレクションすれば、より多様なカラーのお菓子作りがたのしめるでしょう。
商品情報
価格推移
製菓や製パンのための商品を専門的に製造し、販売している日本のメーカー「パイオニア企画」の食紅です。ピンク色に仕上がる食紅は粉末タイプのため、パンやお菓子の生地に練り込みやすいでしょう。クリームや和菓子にも使用できます。パイオニア企画のサクラパウダーと合わせて使用すれば、色も風味も桜が楽しめるお菓子が作れますよ。
ほうれん草、ビーツ、かぼちゃ、にんじん、紫芋を原料に使用した天然の食紅5色セットです。粉末10gには野菜100g分の栄養素が凝縮されており、合成着色料はまったく使用していない食用色素です。残留農薬検査もクリアした商品で、天然食紅の中でも安全性が高いといえます。小さなお子さまに与えるホームメイドお菓子や、夏休みの自由研究にもぴったりですね。
国産野菜を使用した天然食紅が6色セットになった商品です。保存料、着色料、香料は使用していない無添加商品で、アレルギー体質の方や無添加志向の方にうれしい食用色素といえるでしょう。さつまいもやかぼちゃ、ほうれん草を原料に使用しています。溶けやすい粉末で、よりストレスフリーなお菓子作りができそうですね。
いちごの果汁を使用して作られている食紅です。ピンク色の色付きだけではなく、いちごの風味や香り、酸味まで楽しめます。無添加商品であるうえ、水への溶けやすさもうれしいポイントです。1色で200gのパックですがチャックがついているため保存もしやすいでしょう。同じシリーズの果実パウダーを買い揃えて、着色も風味も楽しめるお菓子作りをしてみるのも面白そうですね。
水分量が控えめのジェルタイプです。カラーの8色はボトルからさじで取り出すタイプになっています。白と黒は細口のチューブに入っており、そのまま絞り出して使用できます。カラーをブレンドしながら好みの着色を行いやすい食紅です。イタリアのアイシングクッキー専門店が製造している商品で、アイシングや生クリームに使用しやすくなっています。
オーガニックの竹炭パウダーです。食紅とは異なるものですが、食材やお菓子を黒く着色できます。そのほかの色に少し混ぜ合わせれば落ち着いた重みのある色彩を出すことも可能です。片栗粉ほどの小さな粒になっているため、気になる炭の食感はありません。900度以上の温度で1ヶ月ほどじっくり焼き上げて製造されています。
おすすめ商品比較表
Wilton Wilton ジェルカラーセット ビビッド 4色 | マコーミック MC フードカラーボックス 3色(赤・青・黄) | Wilton Wilton ピンク アイシングカラー | マコーミック ユウキ MC フードカラーボックス | SaikaLife SaikaLife ナチュラルカラーパウダー 粉末食用色素 6色セット | プティパ プティパ 食用色素 黄 | ホームメイド ホームメイド 食用色素 赤 | プティパ プティパ 食用色素 緑 | ホームメイド ホームメイド 食用色素 青 | パイオニア企画 パイオニア企画 食用粉末色素 さくら色 | Megumitas Megumitas お野菜だけで出来た天然 食紅 | TABEMO ベジパパ 国産野菜の食紅パウダー 6色 | KUKKU KUKKU ストロベリーパウダー | NUT2 Wilton アイシングカラー基本8色+白+黒(ジェルカラー2本付き) | 竹炭の里 竹炭の里 竹炭パウダー | |
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食紅を使用してたのしくクッキング!
色鮮やかなお菓子やジュースを作れる食紅は、さまざまな場所で購入できます。自宅で手軽に使用できる添加物を使用して、手作りのお菓子などにカラフルなポップさをプラスしてみませんか。当記事で紹介した食紅を参考に、お気に入りのアイテムを探してみてくださいね。