生はちみつのおすすめ16選！専門店や国産商品・純粋蜂蜜との違いも紹介
砂糖の代用品でおなじみのはちみつですが、非加熱で作られる「生はちみつ」をご存じでしょうか。すっきりとした甘さと低カロリーはそのままに、自然な風味がありそのままおいしく食べられます。そこで今回は、ピュアな味わいの生はちみつを大特集！純粋蜂蜜との違いや加熱商品との見分け方、おいしい食べ方など、気になる点を深掘りします。
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生はちみつとは？純粋はちみつとの違い
生はちみつとは、他のはちみつと同じく、ミツバチの巣から採れる花の蜜のことです。ただし店頭に並ぶ商品とは異なり、採取したそのままの状態のものを指します。
また、市販品の多くは製造の過程で加熱処理するのが一般的ですが、生はちみつは非加熱です。熱を加える場合でも、巣の中とほぼ同じ38度前後での加温となります。
なお、専門店などで「純粋蜂蜜」として販売されているものは、生はちみつと同等です。100％天然成分で、甘味料や香料など添加物を加えず、製造工程の中で加熱処理していません。つまり純粋蜂蜜イコール生はちみつといえます。
ちなみに生はちみつには統一された定義がなく、国によって認識が違うケースも。「採取したままの状態」や「非加熱」など一般的にいわれていることも絶対とはいいきれないため、注意しましょう。
非加熱の生はちみつと加熱したはちみつの見分け方
生はちみつと加熱処理したものを、ひと目で区別できるでしょうか。外観からチェックできれば、店頭でも商品を選びやすいですよね。
非加熱と加熱タイプの見分け方としては、テスクチャーの色味と透明度の違いがあげられます。
一般的に非加熱なら、テスクチャーは花蜜本来の色味で、褐色か琥珀色です。また、製造工程もシンプルなので、花粉などが混じって濁りがあります。
一方加熱処理すると、煮詰まって茶色や黒っぽい色味になるケースが多いです。また、不純物をしっかり除去するため混ざりものがなく、非加熱の生はちみつより透明度が高くなると考えられます。
生はちみつに関するよくあるQ&A
日頃の食生活で、生はちみつを口にする機会は少ないかもしれませんね。せっかく手に入れても、正しい保存方法や賞味期限、おいしい食べ方を知らないと、そのメリットも半減してしまうでしょう。
そこで、生はちみつに寄せられる代表的な質問を、3つピックアップしました。どれも多くの方が悩みやすいポイントなので、ぜひ覚えておきましょう。
賞味期限と保存方法
生はちみつは「生」という言葉の印象から、繊細で扱いが難しいと思われがち。そのため、賞味期限や保存方法が気になる方も多いでしょう。
足が早く、管理も難しそうな生はちみつですが、加熱したはちみつと同じ扱いで問題ありません。はちみつの加熱処理は、あくまで消毒と殺菌のためで、賞味期限とは無関係です。
つまり、非加熱の生はちみつと加熱処理したはちみつは、賞味期限がほぼ同じで、2年以上もつものもあります。
保存する場合は、直射日光と湿度を避けた場所で常温保存が可能です。糖度が高く、菌が繁殖できないのがはちみつの特徴です。
生はちみつの食べ方
せっかく生はちみつを食べるなら、シンプルにそのままの上品な味を楽しむのがおすすめ。身近な食パンメニューに合わせたり、紅茶に入れたりする食べ方は、加熱したはちみつでも既におなじみですね。
生はちみつもトーストやフレンチトーストに垂らせば、おしゃれな1皿が完成します。さっぱりしているため、ティースプーン1杯をそのまま食べても、とても味わい深くおいしいですよ。
また、15度以下で結晶化したものは、紅茶などホットドリンクの角砂糖代わりに使えます。優しい甘さで心も体もほっこりと温まるでしょう。
完全ガイド！生はちみつの選び方
市販ではあまり見かけない生はちみつは、専門店などで販売されています。ぜひ食べてみたい方は、出かける前に好みの商品の選び方を確認しておきましょう。
1.花の種類で選ぶ
はちみつの味が花の種類で変わることは有名ですよね。
生はちみつも、どの花の蜜でできているかで、味や甘さ、香りなどが大きく変わります。好みを左右するポイントなので、ぜひ覚えておいてくださいね。
クセが少なく食べやすいアカシア・レンゲ
1種類の花の蜜だけでできている「単花蜜」の中でも、アカシアやレンゲは、味にクセがないことで知られています。
あっさり上品な甘さとサラリとした舌触りで、好みがわかれにくく、初めて生はちみつを食べる方にもぴったり！香りも優しく料理にも使いやすいでしょう。
酸味とフルーティーさが特徴の果実やハーブ系
みかんやリンゴなどの花蜜で作られた生はちみつは、果物特有の爽やかさとフルーティさを楽しめるのがポイント。酸味を感じるさっぱりした味わいで、甘さが口に残りにくいのが魅力です。
また、ラベンダーや菩提樹などハーブの蜜も、生はちみつの原材料になります。清涼感があり風味豊かで、ひと味違うものを探している方におすすめ。
どちらも個性が強い香りで、チーズなどコクのある食材と合わせると、それぞれの味が引き立ちます。また、ドレッシングやお菓子を風味豊かに仕上げてくれるでしょう。
いくつかの花の蜜を合わせた百花蜜
1種類の花の単花蜜とは逆に、複数の花の蜜を集めた「百花蜜」は、採取した場所や年度により、さまざまな味や香りを楽しめるのが魅力です。
いくつもの花が香る華やかさや、濃厚で芳醇な味わいは、百花蜜ならでは。濃い色味だとしっかりした味で、薄いとさっぱりクセがないといわれています。パッケージに花の表記がない商品は、多くが百花蜜と考えてよいでしょう。
2.国産？外国産？産地で選ぶ
店頭に並ぶ生はちみつは、国産・外国産と2種類にわけられますが、選ぶならどちらがよいのでしょうか。結論からいうと、コストを考えると外国産、日本人好みの味なら国産といえます。
そもそも国産はちみつとは、原材料すべてが国内で採れたものだけで、少しでも外国産のものをブレンドしているとNGです。流通量も非常に少なく、全国で扱われている商品のわずか5％ほど。価格も高額な特別感のある商品といえるでしょう。
一方、流通量が多い外国産はコスト面では国産より手を出しやすいかもしれませんね。しかしサラッとした日本の生はちみつとは違い、粘度が高く味にクセがあり、好みがわかれやすいでしょう。
国産の価格がネックで、外国産を検討しているなら、EUの商品を選んでみてください。「はちみつ純正法」という規格により厳しく管理されていて、きっと満足度のたかい生はちみつが見つかりますよ。
3.好みの食感で選ぶ
生はちみつは、シャリッと軽い食感も醍醐味のひとつ。花の種類で異なるものの、成分中に5～15度で結晶化するぶどう糖を多く含むため、食べるとシャリシャリした食感を楽しめます。なめらかなタイプが好みなら、ぶどう糖の含有量が少ないアカシアや栗などがおすすめ。
それぞれ食感が違うのも、生はちみつの大きな魅力といえます。
4.オーガニックや認証マーク・受賞歴にも注目
より体に優しい生はちみつをお探しなら、オーガニックはちみつや、JONAの認証マークを受けた商品を選びましょう。
例えば、オーガニックはちみつは、いくつかの基準をクリアする必要があります。基本的には、化学物質に汚染されていない環境で採れたはちみつのみが、オーガニックと名乗ることが可能です。
さらに、ミツバチの生育中も化学物質などの使用は禁止されています。また、行動範囲内に工業地帯や都市部を含まないなど、オーガニックと認められるためには、養蜂からはちみつの採取まで、厳しい管理が必須です。
生はちみつのおすすめ16選
生はちみつを試したいけれど、他との見分け方に自信がない方も多いでしょう。そこでここからは、市販でおすすめの16点をピックアップ！価格別にご紹介するので、予算と相談しつつ気になる商品を選んでくださいね。
900円台～
まずは初めての方にもおすすめの900円～の生はちみつ9点です。
まったり広がる甘さがサラリと引いて口に残りにくい、後味のよさが魅力です。はちみつ特有のクセが少なく砂糖の代用として使うのにもおすすめ。デザートはもちろん、料理に甘さや風味、コクを足すのにもぴったりです。
国内での流通量が約2％ととても希少で、自宅用はもちろん、プレゼントしてもきっと喜ばれるでしょう。日本人にもおなじみのアカシアはちみつ100％で、クセが少なく食べやすいのも嬉しいですよね。味や香りが突出していないシンプルな味わいで、毎日食べても飽きにくいのもポイントです。
かさばらずに持ち運べるスリムなスティックタイプで、オフィスや出張、旅行など、外出先でも手軽に生はちみつを食べられるおすすめ商品です。上品な甘さで食べやすいアカシアはちみつと、フルーティなマヌカ蜂蜜のブレンドで、コク深い味わいを楽しめます。
上品で優しい甘さとコクがある、国産れんげ100％の生はちみつです。素朴で好みがわかれにくく、砂糖の代わりとしても使いやすいでしょう。ティースプーンですくってそのまま味わう食べ方も、味や風味をストレートに楽しめておすすめですよ。
はちみつの香りが好きな方は、複数の蜜を集めた百花蜜を試してみてください。こちらは春に採れた生はちみつで、桜を中心に、梅や菜の花など季節を彩る花の蜜でできています。優しく深い甘さと華やかな香りで、幸せな気分に浸れますよ。
ビタミンやミネラルの他に、体に嬉しい「3フェニル乳酸」を含むこちらの商品なら、おいしく続けられて健康維持にも役立ちますよ。とろみがあるテスクチャーは、濃厚かつ重厚な味わいが印象的です。こっくり甘く、食べ応えがあり満足感も味わえるでしょう。直射日光をカットする遮光ボトルを採用しており、保存しやすいのもポイントです。
れんげや菜の花など野山のさまざまな花が香り立つ、非加熱の百花はちみつです。まろやかな甘さと旨味がふわっと広がるのが特徴的で、すっきりした後味も魅力的。比較的サラッとしたテスクチャーで、使い勝手がよいのも嬉しいですね。非加熱で仕上げたしぜんそのままの味わいを楽しめる商品です。
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(116件)
タイムセール商品情報
内容量 300g
産地 イタリア
特徴 多種類の花の蜜を集めた、さまざまなワイルドフラワーの香りが特徴的な生はちみつ
EUオーガニック認証取得の商品
素材にこだわる方におすすめの、オーガニック認証を取得した生はちみつです。ふんわり漂うワイルドフラワーの香りが、上品でフェミニンな印象を作り出しています。シンプルな食べ方がおすすめで、パンに塗ったりヨーグルトにかけたりすると、優しい風味をより楽しめますよ。
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(1,042件)
商品情報
内容量 400g
産地 イタリア
特徴 オレンジから採れた爽やかな有機はちみつ
結晶化した乳白色のテスクチャ
EUオーガニック規定認証を取得
花蜜とはひと味違うテイストをお探しなら、フルーティで爽やかなオレンジの花の生はちみつはいかがですか。土壌からこだわったオーガニック商品で、素材本来の酸味と甘み、後味に残るほろ苦さが何よりの魅力！シャリっと結晶化したテスクチャーで、紅茶などの味付けや、淡白なチーズと合わせても絶品です。
3000円台～
ワンランク上の生はちみつを味わうなら、3000円以上の商品を検討してみてください。やや高額ながらも、味わいや香りにきっと納得するでしょう。
カナダの北オンタリオ地方のみで採れたはちみつです。人の手が入っていない北欧樹林のワイルドフラワーから集められた花蜜で、自然豊かな味と甘み、香りが魅力的。養蜂にも抗生物質を使っていない、原材料からこだわった商品です。
オーガニックの生はちみつを2種ブレンドしたコク深い味わいで、甘くスパイシーなシナモンの香りが印象的です。加熱処理しないからこその、強めの風味が感じられ、紅茶やトーストに合わせると絶品ですよ！
せっかくなら国内では珍しい甘露密を選んでみてはいかがですか。インパクトのある黒い見た目で、こっくりした甘さとリッチなコク、酸味を味わえる濃厚な仕上がりです。黒飴や黒蜜のような豊かな風味と香ばしさ、奥深い味わいで、ひと味違う生はちみつを探している方におすすめですよ。
Amazonカスタマーレビュー
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(246件)
商品情報
内容量 1Kg
産地 ニュージーランド
特徴 ブナの木の樹液から作られた甘露密
こちらはニュージーランドの国立公園で、たった3ヵ月間しか採取できない希少なブナの甘露密です。とろみが強く、しっとりした甘さとモルトの香ばしさが楽しめます。高額で普段使いはしにくいものの、特別感のあるプレゼントとして喜ばれるでしょう。
日本人の口に合いやすい100％国産の生はちみつなら、初めての方も食べやすくおすすめでしょう。こちらはさまざまな花蜜からできた百花はちみつで、その時期しか味わえない特別感ある商品です。芳醇な香りと濃厚なコクとのバランスが絶妙で、しっかり甘く、さっぱり引いていく後味のよさも魅力といえます。
トロッとクリーミーな舌触りで、硬くなりにくいため少しずつ食べるのにうってつけ！濃厚でコクのある甘さと、菜の花やラズベリーなどさまざまな花の香りを楽しめるのも贅沢ですよね。なめらかで砂糖の代わりに使いやすく、ドリンクのシロップ代わりはもちろん、料理の隠し味にも使えます。
既に生はちみつを食べ慣れている方なら、個性が強いこちらの商品もおいしく味わえるでしょう。カナダのオーガニックそば畑から採れたそばはちみつで、リッチな口当たりと濃厚なコクのある甘さを楽しめます。味に深みがありそのまま食べても絶品ですが、クセを感じる場合は料理の隠し味に使うとよいでしょう。
おすすめ商品比較表
  花の道 生きる蜂蜜 |  MY HONEY アカシアハニー チューブボトル |  生はちみつ専門店 MY HONEY KISS マヌカブレンド |  iBelieve れんげはちみつ |  小林養蜂園 生はちみつ |  マリリニュージーランド カヌカハニー 3PLA-500+ |  はちみつ専門店 かの蜂 百花蜂蜜 |  Rigoni di Asiago ミエルビオ オーガニック ワイルドフラワーハニー |  Mielizia オレンジの有機ハチミツ |  ONEROOT 北方樹林のワイルドフラワー生はちみつ |  ONEROOT オーガニック シナモン 生はちみつ |  Balim ブラックフォレストハニー |  マリリニュージーランド ハニーデュー |  彩輪商店 生はちみつ |  ラウダ アーティサンハニー はちみつ |  ONEROOT そば生はちみつ | |
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生はちみつは上品な甘さと香りで初心者にもおすすめ！
生はちみつの醍醐味は、採取したままのフレッシュな味と香りです。花の種類や採れる季節で風味も変化するため、それぞれ違うおいしさに出会えるのも嬉しいポイント。本記事では、日頃あまり食べる機会がない生はちみつの魅力をお届けしました。ぜひこれを機に、生はちみつの本当のおいしさを体験してみてくださいね。