データ無制限の格安SIMおすすめ6選！無制限プランの種類について解説

近年では、格安SIMにも「データ無制限」を謳うプランが増えています。月間の上限を気にせず通信を利用できる無制限プランは、動画視聴といった大容量の通信を行う機会が多い方におすすめです。今回は、格安SIMで利用できる無制限プランの種類・内容について詳しく解説します。

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データ容量・速度ともに制限がない「完全無制限」で格安スマホを利用できるのは、第4のキャリアと呼ばれる楽天モバイルのみです。

完全無制限（速度制限なし）は、データ容量・速度のどちらも無制限で通信を利用できるプランです。現在、格安スマホとしては楽天モバイルのみが完全無制限のプランを提供しています。

楽天モバイルは厳密には格安SIMではありませんが、3大キャリアのプランと比べると格安と言える料金で通信を利用できます。3大キャリアと同様に完全無制限で使えることを条件としながらも、料金が安くなるプランを探している方におすすめです。

データ容量無制限（速度制限あり）は、データ容量の制限がない代わりに、常に通信速度の制限を受けるプランです。

多くの事業者で複数の選択肢が用意されており、料金に比例して通信速度の上限も上がる形態で提供されています。

月間データ容量の上限がありながらも、LINEやYouTubeなど、特定サービスの利用時に発生したパケットは月間のデータ使用量にカウントされない形式のプランです。

たとえば、日頃のデータ使用量のほとんどがYouTubeである方なら、YouTubeのデータ容量が無制限のプランを選べば上限を気にせず動画視聴を楽しめます。

規定の月間データ容量を超過した場合は速度制限がかかるものの、数十GB～100GBほどの大容量であることによって上限を気にせず利用できるプランもあります。

容量によっては制限なしのプランよりも安くなるため、日頃のデータ使用量が規定の範囲内に収まる方にはおすすめです。

データ容量や通信速度が無制限、並びに無制限に近い形で利用できる格安SIMを6つご紹介します。プランの仕様はそれぞれ大きく異なるため、各サービスの特徴を比較して自分に合うものを見つけましょう。

楽天モバイルは、月間のデータ使用量に応じて料金が変わる従量制のプランを提供しています。

【楽天モバイル・プラン内容】

楽天モバイルは、格安スマホを完全無制限で利用できるキャリアです。毎月20GB以上の通信利用があり速度制限を受けたくない方のほか、月によってデータ使用量に大きな差がある方にもおすすめできます。

現在、楽天モバイルのプランはこちらの1種類のみです。日頃から楽天のサービスを利用している方なら、楽天市場でのポイント獲得倍率が上がってさらにお得になりますよ。

mineoは、データ容量無制限・速度制限ありのプラン「マイそく」を提供しています。

【mineo「マイそく」・プラン内容】

最大1.5Mbpsの「スタンダード」や、最大3Mbpsの「プレミアム」であれば、中程度の画質での動画視聴も楽しめます。通信速度の速さはそれほど求めず、データ容量無制限であることを重視したい方におすすめです。

マイそくのほか、毎月規定のデータ量を使用するまでは速度制限を受けず、超過時には100MB単位でのデータチャージが可能なプラン「マイピタ」もあります。

LIBMOが提供する「なっとくプラン」には、最大200kbpsの通信を容量無制限・格安で利用できるコース「なっとくプラン（ライト）」があります。

【LIBMO「なっとくプラン」・プラン内容】

LIBMOで利用できる無制限プランは、常時最大200kbps・データ容量無制限の「なっとくプラン（ライト）」のみです。LINEといったツールでの音声通話、メッセージのやりとり、テキスト中心のWebサイト・SNSの閲覧程度なら大きなストレスなく行えます。

動画視聴や高負荷なゲームのプレイなど、一定以上の通信速度が求められる用途には適していない点と、電話番号を使っての通話ができないデータ通信専用SIMのみの提供である点に注意してください。

BIGLOBEモバイルは、音声通話SIM・データSIMに付加することで21のエンタメサービスの通信量がノーカウントになる「エンタメフリー・オプション」を提供しています。

【BIGLOBEモバイル・プラン内容】

※BIGLOBEモバイルの利用には別途「BIGLOBEオフィスサービス」（550円/月）の加入が必要

【エンタメフリー・オプション追加料金】

YouTubeやAbemaTVなどの動画サービスや、Spotifyといった音楽サービスがデータ無制限で利用できるため、日頃からエンタメサービスによるデータ使用量が多い方におすすめです。

オプションによってカウントフリーになる分、月間データ容量を減らせば、スマホ料金を大幅に下げられる可能性があります。

「LINEMO」は、ソフトバンクが提供している格安プランです。LINEアプリを使ったトーク、音声通話・ビデオ通話などのデータ使用量がカウントされない「LINEギガフリー」サービスが付帯しています。

【LINEMO・プラン内容】

毎月のデータ使用量が20GB弱で、特にLINEアプリの利用が多い方におすすめです。月間3GBのミニプランの場合、LINEスタンプ プレミアム（ベーシックコース）が追加料金なしで利用できる「LINEスタンプ プレミアム for LINEMO」は付帯しない点に注意してください。

ahamoは、ドコモが提供している格安プランです。「ahamo大盛り」オプションの追加により、月間100GBの大容量で利用できます。

【ahamo・プラン内容】

ahamoのプランに容量追加オプションを追加する場合、月間データ容量は100GB・月額料金は4,950円です。5分間の国内通話無料サービスも標準付帯しています。

月間のデータ使用量が100GBを超えない方なら上限を気にせず、ドコモと同じ高品質な回線を比較的安く利用できます。

格安SIMの無制限プランに関するよくある質問と回答をまとめてご紹介します。

多くの格安SIMは、月間データ容量の範囲内でテザリングが利用できます。無制限プランに関しても同様です。本記事でご紹介した6つの格安SIMも、すべて追加料金なしでテザリング機能に対応しています。

高速通信が可能な無制限プランを提供しているのは楽天モバイルです。LINEMO・ahamoでも、それぞれソフトバンク・ドコモと同品質の通信を利用できますが、月間のデータ容量には上限があります。

1日だけデータ無制限でスマホを使いたい場合には、auが提供している格安プラン「povo」の「データ使い放題（24時間）」トッピング（330円/回）がおすすめです。povoでは、日頃から使用する分だけデータ容量を購入できるため、日によってデータ使用量に大きな差がある方も無駄なく通信を利用できます。

格安SIMを完全無制限で利用できるのは「楽天モバイル」のみです。しかし、カウントフリーオプションによってデータ通信量を抑えたり、大容量のプランを選んだりすることで、上限を気にせずに通信が利用できるようになる可能性もあります。各サービスの特徴を踏まえて、自分にはどのプランが合っているか検討してみてください。

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