eSIM対応のおすすめ格安SIM・スマホキャリア10選!速くて快適なのはどれ?
スマホを使用するにあたり欠かせない「eSIM」。なぜeSIMがスマホを利用する際に必要なのか、いろいろと疑問に感じることもあるのではないでしょうか。本記事では、eSIMとは何かについて解説します。
eSIMに対応したおすすめの格安SIMとスマホキャリアもまとめました。おすすめの格安SIMや料金なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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eSIMとは?
おすすめのeSIM対応の格安SIMとスマホキャリアを比較する前に、まずはeSIMとは何かを知っておく必要があります。
eSIMと物理SIMとの違いやメリットとデメリットをご紹介します。
物理SIMとの違い
eSIMとは、スマホ本体に内蔵されているICチップです。スマホで通信や通話をおこなうための契約情報や電話番号などが書き込まれています。
一方で、物理SIMとはスマホ本体に挿入して使用するICチップです。SIMカードと呼ばれることもあります。書き込まれている内容はeSIMと同様、契約情報や電話番号などの識別情報です。
eSIMのメリット・デメリット
eSIMの主なメリットとデメリットを物理SIMと比較しました。
eSIM | 物理SIM | |
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メリット | ・オンライン契約でスムーズな契約を実現 ・SIMカードの差し替え不要 ・海外でも利用しやすい | ・対応機種や料金プランが豊富 ・機種変更手続きはカードの差し替えのみ ・データのバックアップがとりやすい |
デメリット | ・対応機種や料金プランの制限 ・機種変更時に再発行手続きが必要 ・データのバックアップが複雑 | ・申し込みから受け取るまで時間がかかる ・SIMカードの差し替えが必要 ・海外ではSIMカードの購入が必要 |
eSIMはオンライン上で契約手続きを済ませられるほか、申し込めばすぐに海外でも利用できるようになります。
ただし、eSIMに対応しているキャリアや機種、料金プランに限りがあり、選択肢の幅が狭まるといったデメリットがあることも覚えておきましょう。
eSIMの選び方
より良いeSIMを選ぶには種類や通信品質など、いくつかのポイントに注目したうえで、比較検討することが大切です。
eSIMを使い始めたことを後悔しないよう、eSIMを選択する段階から丁寧にみておく必要があります。
eSIMの種類を決める
eSIMは種類によって対応できるサービスが制限されており、スマホの使い方に合わせて選ぶことが大切です。eSIMは主にデータ通信タイプと音声通話タイプの2種類に分けられます。
データ通信タイプはインターネット接続が可能ですが、音声通話の際は無料通話アプリが必要です。音声通話タイプは電話番号も付与されているため、インターネットから通話まで従来どおりの方法で使用できます。
アプリや動画視聴メインならデータ通信タイプ、通話も楽しみたいなら音声通話タイプのeSIMがおすすめです。
通信品質で決める
安定した通信を求めるなら、通信品質に注目してeSIMを選ぶと良いでしょう。同じeSIMであっても、大手キャリアによるMNOと、提供回線を利用するMVNOとでは通信品質が異なります。
MNOは独自回線を利用できるため回線速度や性能は高く、環境にも左右されにくいため安定した通信品質を確保しやすいです。
通信の安定性で選ぶなら3大キャリアが提供している格安プラン、あるいは大手キャリアによるサブブランドのeSIMをチェックしてみてください。
自分のスマホの使い方から決める
ストレスなくスマホを利用するためにも、eSIMはスマホの使い方に合わせた容量を選ぶことが重要です。
たとえば、長時間の動画視聴やゲームアプリの起動はデータ使用量が多くなるため、容量も大きくなければなりません。
格安スマホキャリアが提供している容量は2GBや5GBなどの小さなタイプから、30や50GBを含む大容量タイプまでさまざまです。1か月あたりスマホをどのくらい使用するか考えてから選択すると良いでしょう。
ブランドで決める
eSIMの契約先選択に困ったら、ブランドをみて検討するのもおすすめです。3大キャリアが提供している格安プラン、あるいはサブブランドは通信品質や回線速度の安定性をより強く感じられます。
大手キャリアが提供しているプランやサブブランドのなかには、最新規格である5G通信に対応しているものもあります。
料金で決める
eSIM選びの際には、月々の料金もチェックしておきましょう。容量がキャリアごとに異なるのと同じく、料金プランも各キャリアで大きく異なります。
なかには、毎月のスマホ代を指定の方法で支払うことで安くなるといった、割引サービスを展開している場合もあります。
対応機種で決める
すべてのスマホがeSIMに対応しているわけではないため、eSIMに対応しているかチェックしましょう。
たとえば、iPhoneではXRシリーズ以降の機種はeSIMに対応しています。Androidは、Xperiaをはじめとした多くのシリーズでeSIMが使用可能ですが、販売キャリアが異なると使用できないことがあるため注意が必要です。
eSIM対応のおすすめ格安SIM・スマホキャリア10選
ここからは、eSIMに対応しているおすすめの格安SIM・スマホキャリアをご紹介します。通信品質やブランド、料金など選び方として示したポイントを踏まえつつ10ブランドをピックアップしました。
ahamo
「ahamo」は、NTTドコモが提供している格安スマホブランドです。
eSIMの種類 | ― |
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容量・料金 | ・20GB:2,970円 ・100GB:4,950円 |
対応機種 | ・iPhone 15 ・Xperia 10 Ⅵ ・AQUOS wish4など |
ドコモの回線を利用して通信できるため、通信も比較的安定しているのも特徴です。
povo
「povo」は、auが提供している格安スマホブランドです。
eSIMの種類 | ・データ通信タイプ・音声通話タイプ |
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容量・料金 | ・3GB:990円 ・20GB:2,700円※30日あたり |
対応機種 | ・iPhone 15 ・Galaxy A55 5G ・AQUOS sense8 SHG11など |
auの回線を利用して通信をおこなうため、回線速度や安定性は十分確保されています。1週間あたり1GBを390円で追加できるといった、使い方に応じた料金プランが組みやすいのが特徴です。
LINEMO
「LINEMO」は、ソフトバンクが提供している格安スマホブランドです。
eSIMの種類 | ・音声通話タイプ |
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容量・料金 | ・3GB:990円 ・20GB:2,728円 |
対応機種 | ・iPhone 15 ・Xperia 10 Ⅳ ・AQUOS wish3など |
LINEMOはソフトバンク回線と利用しており高速通信が可能。4G通信が困難なエリアでもつながりやすいのも特徴です。
楽天モバイル
「楽天モバイル」は、楽天グループの傘下である楽天モバイルが提供している格安スマホブランドです。
eSIMの種類 | ― |
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容量・料金 | ・3GB:1,078円 ・3~20GB:2,178円 ・無制限:3,278円 |
対応機種 | ・iPhone 15 ・Xperia 10 V ・AQUOS R8など |
2020年4月から楽天回線への切り替えが全国ですすんでおり、大手キャリアのブランドと同じく自社回線を使用。回線速度の快適性と音質が良いのが強みです。
UQモバイル
「UQモバイル」は、auによるサブブランドの格安スマホキャリアです。
eSIMの種類 | ― |
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容量・料金 | ・4GB:2,365円(ミニミニプラン) ・15GB:3,465円(トクトクプラン) ・20GB:3,278円(コミコミプラン) |
対応機種 | ・iPhone 13 ・Xperia 10 VI ・Galaxy A55 5Gなど |
au回線を利用しており、安定した通信品質を実現。auスマホと変わらない使用感を評価する方も多いです。
ワイモバイル
「ワイモバイル」は、ソフトバンクによるサブブランドの格安スマホキャリアです。
eSIMの種類 | ― |
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容量・料金 | ・4GB:2,365円 ・20GB:4,015円 ・30GB:5,115円 |
対応機種 | ・iPhone 13 ・AQUOS wish4 ・Xperia Ace III |
自社回線を保有するMNOであり、安定かつ快適な回線速度が整っています。料金の安さと通信の快適性が魅力です。
mineo
「mineo」は、株式会社オプテージによるMVNOキャリアです。
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eSIMの種類 | ・データ通信タイプ・音声通話タイプ |
データ通信タイプ | 1GB:880円 5GB:1,265円 10GB:1,705円 20GB:1,925円 |
音声通話タイプ | 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
対応機種 | ・iPhone 15 ・Xperia 10 V ・AQUOS sense8など |
3大キャリアの回線に対応しており、変わらない通信の安定性と接続可能エリアを実現しています。
IIJmio
「IIJmio」は、株式会社インターネットイニシアティブによるMVNOキャリアです。
eSIMの種類 | ・データ通信タイプ ・音声通話タイプ |
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データ通信タイプ | 2GB:440円 5GB:660円 10GB:1,100円 20GB:1,650円 50GB:3,540円 |
音声通話タイプ | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 20GB:2,000円 50GB:3,900円 |
対応機種 | ・iPhone 14 ・AQUOS R8 ・AQUOS sense8など |
回線はドコモとauから選択できます。容量が豊富で、使い方に合わせた料金プランが選べて便利との評価されています。
NUROモバイル
「NUROモバイル」は、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社によるMVNOキャリアです。
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eSIMの種類 | ・データ通信タイプ ・データ通信+SMSタイプ ・音声通話タイプ |
データ通信 | 3G:627円 5G:825円 10G:1,320円 |
データ通信+SMS | 3G:792円 5G:990円 10G:1,485円 |
音声通話 | 3G:792円 5G:990円 10G:1,485円 20G:2,699円 40G:3,980円 |
対応機種 | ・iPhone 15 ・Xperia 10 V ・AQUOS wish3など |
NUROモバイルは3大キャリアの回線に対応。速度や料金、容量の良さが特徴です。
日本通信SIM
「日本通信SIM」は、日本通信株式会社によるMVNOキャリアです。
eSIMの種類 | ― |
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容量・料金 | ・1GB:290円・10GB:1,390円・30GB:2,178円 |
対応機種 | ・SIMフリースマホ・NTTドコモで購入したスマホ |
ドコモが提供している回線を使用しており、速度は環境や時間など状況によって異なります。シンプルな料金設定とドコモ回線を使用しています。
自分に合ったeSIMで快適な通信環境を手に入れよう
ここまで、eSIMの概要やメリット・デメリットについて解説してきました。eSIMを選ぶには種類や通信品質、スマホの使い方などに注目することが大切です。今回おすすめした格安SIM・スマホキャリアを参考に、乗り換え先を探してみてくださいね。