NUROモバイルの解約方法を知りたい！MNP転出手順や注意点もわかりやすく解説

NUROモバイルを解約する際、「解約時の料金」や「利用できなくなるサービス」など、解約後の注意点やリスクが気になるかと思います。そこで今回は、NUROモバイルの解約手順と注意点について解説します。MNP転出（電話番号の引き継ぎ）の手順も解説するので、希望する解約方法に合わせてチェックしてくださいね。

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NUROモバイルとは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社から提供される格安SIM・スマホのサービスです。毎月のデータ容量や用途（データ通信・通話）、利用回線などの選択肢が豊富で、スマホの使い方に合わせやすいサービスと言えます。

ここからは、NUROモバイルの概要を見ていきましょう。

※価格は税込み

NUROモバイルではトリプルキャリアが導入され、契約者はドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアから回線を選べます。5Gにも対応しているため、データ通信における高速通信にも期待できます。

また、どの料金プランでも契約期間・解約違約金はありません。解約時の負担がないため、気兼ねなく乗り換え手続きができるでしょう。

NUROモバイルでは、解約時の条件に応じた解約手順があります。次項では、通常・MNPワンストップ・MNP転出の3パターンで解約方法を解説します。

通常解約の流れは次のとおりです。

通常解約とは、電話番号の引き継ぎなく解約手続きを行うことです。通常解約の場合、申し込み月の月末が解約日となります。たとえば、8月10日に手続きしたとしても、解約日は31日となり、8月分の料金を支払います。

もちろん、月末まではサービスを利用できるため、どのタイミングで解約しても問題ありません。ただし、解約手続きはキャンセルできないため、手続き中に表示される注意事項には必ず目を通しましょう。

MNPワンストップとは、電話番号引き継ぎに必要だったMNP予約番号の取得手続きを必要とせず、数ステップで解約手続きを済ませられる方法です。転出元（NUROモバイル）から転出先へMNP予約番号が送られるため、利用者自ら番号を控える必要はありません。

ここからは、MNPワンストップによる転出解約の流れを見ていきましょう。

MNPワンストップは、主に転出先の通信事業者で手続きを行います。手続き完了時点ではなく、転出解約の完了した日が解約日となるため、当月中に解約したい場合は速やかに手続きを行いましょう。

MNP転出とは、現在使用中の電話番号を転出先のキャリアでも引き続き使用し続けるための制度です。MNP転出にはMNP予約番号の取得が必要なので、通常の解約手順より手続きの手間が増えます。

MNP転出の流れを見ていきましょう。

MNP予約番号は、手続きから1～2日で発行されます。有効期限があるため、メールでMNP予約番号を通知された後は、速やかに転出先の契約手続きを行いましょう。

また、MNP予約番号の手続き後、通常手続きに変更する場合は、MNP予約番号の有効期限が切れてから新たに手続きしなければなりません。

NUROモバイルを解約する際は、以下の注意点も踏まえたうえで手続きを行いましょう。解約後はキャンセルが適用されないため、注意点も理解したうえで手続きを進めてください。

NUROモバイル解約時は、月額料金の日割り計算がなく、1ヶ月分の月額料金が請求されます。特にMNP転出は、手続き完了までに数日かかる恐れもあるため注意が必要です。

たとえば、9月での解約を予定しつつも、9月末に手続きを行った場合、翌月にMNP予約番号が発行される恐れがあります。10月の解約となれば余計な料金を支払うリスクもあるため、解約手続きは速やかに行いましょう。

また、利用料金の請求は解約月の翌月以降に行われます。クレジットカード会社によって請求時期は異なるので、事前に確認しましょう。

不足したデータ容量をチャージした月に解約した場合、チャージ分の残金（余ったデータ容量）は返金されないので注意しましょう。たとえば、10月中にデータ容量5GBのチャージを行い、10月末に解約して残り2GB余ったとしても、この分の料金をNUROモバイルに請求できません。

NUROモバイルでは、1GBごとにデータ容量をチャージできます。解約月にチャージを行う際は、不足分を補うようにこまめなチャージを行いましょう。

また、NEOプランであれば、速度制限状態でも1Mbpsの通信速度が保たれます。メールやLINEでのテキスト送受信であれば、問題なく行える通信速度です。

解約月に速度制限がかかったときは、用途を絞って活用することも検討しましょう。

NUROモバイルを解約すると、NUROモバイルでんわも解約されるので注意してください。NUROモバイルでんわは、発信時にプレフィックス番号が自動で付与され、通話料が割引される無料サービスです。

つまり、NUROモバイルを解約後、他社と契約すると通話料が高くなる恐れがあります。「無料の通話アプリを利用する」「乗り換え後にオプションを付ける」などの手間がかかるため、普段から通話頻度が高い人は解約後の各種手続きも想定しましょう。

NUROモバイルを早期解約した場合、特典・キャンペーンの適用条件から外れる可能性があります。たとえば、利用開始8ヶ月後にキャッシュバックが受け取れる場合、8ヶ月以内に解約すると受け取り手続きが行えません。

NUROモバイルを解約する際は、受け取り予定の特典やキャンペーンの条件に目を通し、どのタイミングで受け取り手続きが行えるのかを確認しましょう。

NUROモバイルのSIMカードは貸与品なので、解約後は返却しなければなりません。返却方法は郵送のみで、送料は利用者の負担です。

NUROモバイルの支店などへ持ち込んでも受け取ってもらえないため注意しましょう。

NUROモバイルで端末を購入し、分割払い中に解約した場合、残債の支払いは継続します。

解約違約金はありませんが、当月中の料金やSIMカードの送料なども考慮しつつ、解約時は必要な予算を確保しましょう。

MNP転出で解約する場合、有効期限内に手続きを行わなければ契約継続となるので注意してください。「MNP転出」でも解説したとおり、MNP予約番号には手続きの有効期限があります。

一般的に15日間が有効期限なので、この期間内に手続きを行い、転出先への契約を行いましょう。万が一、有効期限が切れた場合は、再度MNP予約番号の発行手続きを行わなければなりません。

NUROモバイルは、データ容量や利用回線、SIMタイプなどの選択肢が多く、利用方法に合わせやすい格安SIM・スマホサービスです。低料金なので、サブ端末としての利用もできるでしょう。

また、契約期間・解約違約金もなく、解約時の負担も抑えられています。MNPワンストップにも対応しているため、解約手続きの手間も省略できます。

ただし、NUROモバイルの解約と同時に、これまで利用していたサービスも解約となるため注意してください。さらに、特典・キャンペーンを受け取る前に解約すると適用条件から外れるため、受け取り手続きも行えません。

利用していたサービスやキャンペーンなどが解約・受け取り不可となるリスクも考慮して、NUROモバイルを解約するかどうかを検討しましょう。解約手続きの際は注意事項が表示されるので、必ず目を通してください。

今回は、NUROモバイルの通常解約・MNP転出（電話番号の引き継ぎ）の手順と注意点などについて解説しました。ポイントを押さえて解約の際の参考にしてくださいね。