濡れ髪に合うスタイリング剤の人気ランキング【美容師監修】
髪に艶や動きを与える最近流行りの濡れ髪スタイルを試してみたいと思う方も多いのではないでしょうか? スタイリング剤選びを間違えると重たい印象や油っぽい印象になってしまう濡れ髪スタイルを叶える、おすすめのスタイリング剤を人気美容師に聞きました。
監修者
美容師
- 武田 雅俊
美容師。美容室「Elme表参道」「Elme蔵前」「Sii青山」オーナー。カット技術に定評があり、著名人からの信頼も厚い。メーカーと共同開発するなどスタイリング剤に詳しい
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ツヤのある濡れ髪を作るには「オイル」か「バーム」
ウェットな質感がスタイリッシュな濡れ髪は、油分で髪にツヤを出すことで濡れているように見えるヘアスタイルで、ボブやミディアムの方に人気のスタイリングです。少しだけ濡れたように見えるセミウェットも流行っていますよね。
さて、スタイリング剤には大きく分けてスタイリングオイル、ムース、クリーム、スプレー、ワックス、バームなどがありますが、監修者の美容師・武田さんによれば、濡れ髪スタイルを作るのに適しているのはズバリ「オイル」と「バーム」です。
美容師
スタイリング剤の総合ランキングはこちら
濡れ髪以外にも巻き髪、パーマ、まとめ髪に使えるスタイリング剤についてはこちらの記事でまとめて紹介しています。
濡れ髪は長さによって「オイル」か「バーム」かが変わる
オイルとバームのどちらを選ぶべきかは髪のレングス(長さ)によって異なります。そもそも濡れ髪が適した長さはショートからミディアムにかけて。ロングで濡れ髪にすると、少し重たい印象になり過ぎてしまいます。そして、髪が短くなるほど、より油分の多いスタイリング剤を選ぶのが基本です。
美容師
元々の状態が固形のバームのほうがスタイリングオイルよりもより重たいスタイリング剤になります。ですので、ショートの方はバーム、ミディアム寄りの方はスタイリングオイルをまずは選んでみてください。ただ、髪が広がりやすい方、ボサつきやすい方ならミディアムでもバームを使うのもアリ。ボリュームダウンも同時にできます
オイルとバームの人気ランキング発表!
ここからは、多くの人が使っている人気のスタイリングオイルやバームをご紹介します。大手ECサイトの売上データ、レビュー数や評価などを軸にAIがスコア化した人気ランキングをぜひ購入の参考にしてみてくださいね。美容師さんのおすすめも併せて紹介しています!
オイルのおすすめランキング
【1位】オルナオーガニック スタイリングオイル ( リッチ )
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【2位】リファ ロックオイル
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【3位】ホーユー ナイン マルチスタイリングオイル ライト
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美容師さんが使うのはどんなオイル?
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バームのおすすめランキング
【1位】product ザ・プロダクト ヘアワックス
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【2位】ナプラ N. ナチュラルバーム
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【3位】ミルボン ジェミールフラン メルティバターバーム
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美容師さんが使うのはどんなバーム?
こちらは監修者で美容師の武田さんが開発に携わったバーム「hear」。髪にはもちろん、ボディケアにも使用可能。このように、バームは天然成分由来でスタイリング目的以外にも使えるものが多いのも特徴です。
そもそもスタイリングオイル・バームの特徴とは?
濡れ髪スタイルには髪の長さによってスタイリングオイルやバームを使うのがおすすめ。それぞれの人気商品も見てきましたが、そもそもオイルとバームにはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。細かく見ていきましょう。
オイルはトリートメント用とスタイリング用に分かれる
ヘアオイルはヘアケアやツヤだしなど、色々な用途に使える便利なアイテムで、大きくトリートメントオイルとスタイリングオイルに分かれます。トリートメントオイルは髪の補修を目的とするもので、お風呂上がりのドライヤー前に使うのが基本的な使い方です。
下写真は監修者・武田さんが自身のサロンで使うオイルで、右のピトレティカ ハイパーリペアはトリートメントオイル、左のルベル ザ・モイ グロウオイルはスタイリングオイルに分類されます。
トリートメントオイルはスタイリング目的にも使うことができ、とくにロングの人がさらっとしたナチュラルな雰囲気に仕上げるのに重宝します。ただ、揮発性があるのでそもそも濡れ髪スタイルにはなりません。
一方のスタイリングオイルは名前の通りスタイリングの際に使うオイルで、しっとり重い付け心地が特徴。こちらは時間が経っても揮発せずツヤ感をキープできることから、濡れ髪に仕上げたいときにはスタイリングオイルが向いています。
美容師
スタイリングオイルはショートボブ~ミディアムくらいの、ややレングスが長めの人が濡れ髪スタイルを作るのに使いやすいアイテム。たっぷりと取りすぎるとベタついた印象につながりかねないので、なるべく少なめの量を使うようにするといいと思います
ヘアバームはボリュームダウンにも使える
一方のヘアバームとは、天然の油分を固形化したもの。あくまでもオイルがベースなので「固める」力はあまりなく、ツヤだしのほか、広がりやすい髪をボリュームダウンしたいときにも活躍するアイテムです。
元々のテクスチャは固めですが、手のひらに広げると体温で徐々に溶けていきます。見た目こそワックスと似ていますが、むしろオイルのような自然な濡れ感が出せます。束感を出したいときにも役立ちますよ。
美容師
バームはショートボブ~ミディアムより短いくらいまでの長さの人におすすめです。天然成分から作られるものが多く、髪以外に全身のスキンケアに使えるものもあります。元々が固形の状態なのでスタイリング剤としては重めで濡れ感を出しやすいです。手にとって体温で溶かしつつよ〜く伸ばしてから使うのが、重たくなり過ぎないためのコツですよ
髪の長さだけじゃない! オイルとバームはどう使い分ける?
オイルとバームはどちらも濡れ髪のスタイリングに使えるアイテムですが、どのように使い分けたらよいのでしょうか。
髪の長さ以外の要素として、ここでポイントになるのが動きや柔らかさといったニュアンスです。軽いニュアンスに仕上げたいときはさらっと使える軽めのスタイリングオイルを使ってみましょう。反対に、しっとりと重めのニュアンスがほしいときは重めのスタイリングオイルやバームがおすすめ。ボリュームを抑えながら濡れ髪に仕上げたいときも同様です。
美容師
共通して言えるのは、付け過ぎないこと。オイルやバームといった重ためのスタイリング剤は少量でもよく伸び、髪にニュアンスを与えてくれます。付けすぎたものを取り除くには髪を洗うしかないので、少量を手にとって、ニュアンスを整えてくださいね
オイルやバームで濡れ髪を作ろう
ツヤがありウェットな質感の濡れ髪を作るにはオイルやバームがぴったりです。今回の記事を参考に、ぜひ髪質やなりたいイメージに合ったものを選んでくださいね。
美容師
スタイリング剤を使うときはつける順番に注意しましょう。基本は、後ろから・内側から。前髪は最後に手に残ったオイルやバームを馴染ませるくらいで十分です。前髪からスタイリング剤をつけるとベタついた印象に直結してしまうので気をつけてくださいね
おすすめ商品比較表
この記事で紹介している商品の気になる香りを比較してみました。
商品選びの参考にぜひチェックしてみてくださいね。
ALLNA ORGANIC (オルナオーガニック) オルナオーガニック スタイリングオイル ( リッチ ) | リファ(ReFa) リファ ロックオイル | Hoyu ホーユー ナイン マルチスタイリングオイル ライト | N. ナプラ N. ポリッシュオイル | ザ・プロダクト(product) ザ・プロダクト ヘアワックス | ナプラ ナプラ N. ナチュラルバーム | ミルボン(MILBON) ミルボン ジェミールフラン メルティバターバーム | |
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ティーツリー葉油、ラベンダー油、オレンジ果皮油を基調とした植物アロマでボタニカルな香り | ベリー, ローズ, グレープ, ツバキ | アロマティックなゼラニウムを主役に、フレッシュなバーベナ、リリーなどの上品なフローラルやパチュリを加えたやわらかい香り | マンダリンオレンジ&ベルガモットの香り | タンジェリン | マンダリンオレンジ&ベルガモット | - | |
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濡れ感を作るのはスタイリング剤に含まれる油分。オイルの作用で濡れているように見せるのが濡れ髪です。ですので、スタイリング剤の中でもスタイリングオイルやバームといった油分の多いものを使うのが基本です