ノートパソコンのデュアルディスプレイ環境におすすめのディスプレイ9選
デュアルディスプレイとは、パソコンの画面を複数のモニターを使って表示させることであり、作業の効率化をサポートしてくれる便利な機能です。本記事では、「ノートパソコンのデュアルディスプレイ」におすすめな商品をご紹介します。メリットやデメリット、ディスプレイを選ぶ際のポイントもまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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デュアルディスプレイのメリット
デュアルディスプレイを設置することで得られるメリットは、大きくわけて3つあります。この3つのポイントは、どれも作業効率をアップさせるという点で非常に大きなメリットだと言えるでしょう。
1. 生産性の向上
まず挙げられるメリットは、生産性の向上です。例えばビデオ会議中に資料を確認したり、インターネットで調べ物をしながら資料を作成したりと、複数の画面を開いたまま同時進行で作業を進められるので、画面を切り替える手間がかからず効率的に仕事ができます。
2. 作業スペースの拡大
また、作業スペースを拡大できるのもメリットのひとつ。ノートパソコン1台で作業していると、複数のコンテンツを表示する際にサイズを小さくして並べなければならず、作業領域に制限がかかってしまいます。
デュアルディスプレイ環境を構築すれば、作業スペースが拡大して格段に操作しやすくなるでしょう。各画面に別ウインドウやアプリを表示することで、結果的に作業の効率化と生産性の向上にもつながりますよ。
3. マルチタスキングの効率化
デュアルディスプレイをうまく活用すれば、マルチタスクを効率的に運用できるでしょう。例えば、ノートパソコンには常時確認しておきたいソフトを表示させて、外付けの大画面ディスプレイをサブとして使い分けるなど、スピード感を出して仕事を進められます。
また、PCゲームをプレイする方にもデュアルディスプレイはおすすめです。別画面でチャットのやり取りができたり、同時に動画配信ができたりするので、仕事だけでなく、エンタメを楽しむ際にもデュアルディスプレイは便利と言えますね。
デュアルディスプレイのデメリット
一方で、デュアルディスプレイを設置することで生じるデメリットもゼロではありません。うまく使いこなせれば生産性が上がる反面、結局使いこなせずに逆の効果をもたらすこともあるので注意が必要です。
1. コストがかかる
デュアルディスプレイを構築するためには、もう1台モニターを用意する必要があるため、当然ながらコストがかかります。最近では、1〜2万円程度のモニターも多く販売されているので、それほど大きな負担にはならないものの、モニター以外にもケーブルなどこまごまとしたアイテムを購入しなければならず、そのための費用を負担する必要があります。
導入後も、追加したモニター分の電気代などランニングコストを考慮しなければならないでしょう。
2.スペースが必要
モニターを1台追加して設置するには、コンセントの確保も含めてそれなりのスペースを必要とします。どんなに薄型のモニターでも、デスクのスペースが今よりも狭くなることを考慮したうえで購入を検討しましょう。
デスク上で自由に使える空間がなくなると、作業が窮屈になるため、逆に不便さを感じてしまうことも。広い机を用意できない場合は、スタンドやモニターアームをうまく活用するなど、配置を工夫する必要があります。
3. 注意力が散漫になる可能性
デュアルディスプレイを採用することで作業効率がアップする人もいれば、逆に注意力が削がれて生産性が落ちてしまう人もいます。ひとつの画面なら集中力をキープできても、複数の画面を行き来していると注意力が散漫になる可能性も考慮すべきです。
また、両方の画面を頻繁に見比べながら作業をしていると、視線の移動が大きくなってストレスを感じたり、目の疲れにつながったりすることも。心身ともに負担が増すことにもなりかねないので気をつけましょう。
ディスプレイ購入前のチェックリスト
デュアルディスプレイ導入を検討している方に向けて、購入前にぜひチェックしておいてほしいポイントをまとめました。金額的にもサイズとしても気軽に購入できるものではないので、さまざまな条件をよくチェックしてからの購入をおすすめします。
本当に必要なものか
デュアルディスプレイへの憧れや、他の人が使っているのを見て羨ましく感じるなど、購入を検討する理由はさまざまですよね。しかし実際に使い始めると、思ったよりも使いにくくストレスを感じてしまい、自分にとっては必要なかったと気付かされることも。
一度購入して設置してしまうと、元通りに戻すには手間やコストがかかるため、実際に使用している人に詳しく話を聞いたり、試しに使わせてもらったりと、丹念なリサーチをおすすめします。
予算に合っているか
デュアルディスプレイを購入するにあたり、予算内にすべてのアイテムを揃えられるかじっくり検討する必要があるでしょう。
モニターだけであれば、3万円前後でそれなりのクオリティのものが手に入りますが、PCとつなぐケーブルや、必要ならばスタンドやモニターアームも購入することになるかもしれません。設定していた予算よりも大幅にオーバーしそうなら、身の丈に合う金額の商品を探すか、予算を組み直す必要があるでしょう。
スペックは適切か
ディスプレイに搭載されているスペックは、内容によっては自分にとってまったく必要のないものであったり、ハイレベルすぎて使いこなせなかったりすることもあります。
例えば、使われているパネルの種類によって、画質の良さやコントラストの美しさ、画素の色を切り替える速度や視野角の広さなど、それぞれ異なります。安価なものを買って不満を感じることも、高価なものを買って性能を持て余すこともあるので、自身にとって適切なスペックのものを選びたいですね。
互換性があるか
ディスプレイのコネクタの形状は、「DVI」「HDMI」「DisplayPort」「USB Type-C」などがあり、パソコンとの互換性に関してはしっかりと確認しておく必要があります。
基本的に同じ形状なら互換性があるので、DVIならDVI同士を、HDMIならHDMI同士をつなげれば問題ありません。違う形状でも変換アダプタ使用で接続可能なタイプもあるので、事前にチェックすることを忘れないようにしましょう。
デュアル用ディスプレイを選ぶポイント
デュアル用ディスプレイを選ぶ際には、以下にまとめている5つのポイントを押さえておきましょう。
1. 解像度
映像の美しさを求めるなら、4Kモニターがおすすめです。解像度1920×1080に対応したフルHDのモニターに比べて、4倍の3840×2160の解像度を有する4K。画像の鮮明さが格段に違うので、動画編集やCADを使用した作業などにも適していますよ。ゲームをする際も、より美しいグラフィックを楽しめるでしょう。
ただし4K画質の場合、30インチ以上の大画面でないとその醍醐味を感じ取れないため、24インチ前後ならフルHDでも十分でしょう。
2. 画面サイズ
各メーカーからさまざまなサイズのディスプレイが展開されているので、どれくらいの大きさが適切なのか悩んでしまいますよね。だからと言って、大きければ大きいほど良いというわけではなく、むしろ大画面を近い距離で見続けると眼精疲労や肩こりの原因にもなりかねないので注意しましょう。
ポイントは、無理なく視野に収まって作業用途に合うサイズであること。目安として、テキストを読むのに十分なのは24インチ程度、映像編集などクリエイティブな作業には27インチ程度が適切です。
3. 接続方式
ノートパソコンとディスプレイをつなぐには、パソコン側の映像出力端子とモニター側の映像入力端子が同じタイプでなければなりません。
主に「DVI」「HDMI」「DisplayPort」「USB Type-C」があり、パソコンによっては複数の端子を搭載しているものもあれば、1種類のみ対応しているものもあるため、まずはつなげたいパソコンの接続端子をチェックしてください。もし一致しなくても変換アダプタがあるので、臨機応変に対応しましょう。
4. 価格
1万円台の比較的安いモデルから、5万円以上する高価なモデルまで、モニターの値段には幅があります。価格には画面サイズや解像度、機能性などさまざまなスペックが反映されていますが、安価でも最低限の機能は備えているので、予算内で目的に応じた製品を選ぶようにしましょう。
3万円前後のモニターが平均的ではありますが、用途やサイズ感など、複合的な条件を考慮したうえで、予算に合うモニターを見つけたいですね。
5. サポートと保証
サポートや保証があるかどうかも選ぶ際の重要なポイントになります。特にディスプレイは「無輝点保証」が付いているかが購入の決め手になることもあるでしょう。
最近は3年間のメーカー保証が付いていることも多く、ユーザー目線でサポート体制を整えているようです。
また、土日でも専用窓口を用意して電話サポートを行っているメーカーもあるので、スケジュールを気にせず作業ができるのもプラスポイントになりますね。万が一トラブルが発生しても、国内の修理センターが対応してくれれば快適に使用できるでしょう。
デュアルディスプレイにおすすめのディスプレイ9選
ここからは、デュアルディスプレイに適したディスプレイのおすすめをご紹介するので、選ぶ際の参考にしてくださいね。
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商品情報
画面サイズ:27インチ
パネルの種類:IPS、非光沢
最大解像度:QHD(2560×1440)
高い機能性とクリアな画面で、快適な作業環境を実現するDellの27インチ型モニターです。フレームレスモニターと省スペーススタンドによってデスク周りスッキリ!ケーブル1本で電源が供給できることに加え、データの転送も可能です。QHDモニターが映し出す映像は鮮やかで迫力満点ですよ。壁掛けにすることもできます。
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画面サイズ:15.6インチ
パネルの種類:ADS
最大解像度:フルHD(1920×1080)
外出先での作業やテレワーク環境に最適な、15.6インチの小型モバイルディスプレイです。薄さ14mm、重さ約730gと持ち運びに便利なことに加え、畳めるスタンドが無段階で調整可能なのもうれしいポイントです。USB Type-C、HDMI(ミニ)端子を搭載し、ケーブル1本で電源供給と映像出力を行うことができるため、荷物がコンパクトになりますよ。
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画面サイズ:29インチ
パネルの種類:IPS
最大解像度:FHD Ultra Wide + 1080p
21:9のウルトラワイド画面で、快適な作業空間を実現するLGのワイドモニターです。ビジネス仕様の機能はもちろん、ゲーム環境をスムーズに整える機能も多く搭載されています。IPSパネルで自然な色合いと鮮やかな発色を両立させており、どの角度から見ても色の変化が少ないためストレスフリーに作業を進められますよ。表示遅延を抑える便利なDASモードも搭載されています。
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画面サイズ:23.8インチ
パネルの種類:IPS
最大解像度:フルHD(1920×1080)
画面の表示モードやウィンドウ分割などを設定できるDisplay Kitに対応しており、ビジネスに向いているデュアルディスプレイです。画面表示が滑らかなので目に負担がかかりにくく、ブルーライト軽減機能搭載で長時間の作業でも疲れを感じにくいでしょう。フレームレスなベゼルデザインがスタイリッシュさを演出し、インテリアにもよく馴染みますよ。
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画面サイズ:24.1インチ
パネルの種類:IPS
最大解像度:WUXGA(1920×1200)
コンパクトなデスクでもすっきりと収まる省スペース設計が魅力の、EIZOの24.1インチディスプレイです。14型のノートPCと接続した場合、画面サイズは約3倍になり、ウィンドウの切替え操作が軽減されることで作業効率アップが期待できます。USB Type-Cケーブル1本の接続で給電とデータ送信に対応できるため、設置してすぐに快適なPC作業をスタートできるでしょう。
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画面サイズ:31.5インチ
パネルの種類:IPS
最大解像度:フルHD(1920×1080)
どの角度から見ても美しさが際立つ広視野角のIPSパネルを搭載した、ASUSのフルHDディスプレイです。細部まで鮮明に映し出すことができ、シャープで臨場感あふれる映像を楽しめます。フレームレスで、わずか6.5mmのスリムなボディは、狭いデスクでも圧迫感を感じさせません。ブルーライトを軽減する目に優しい技術も搭載しており、長時間の使用も快適ですよ。
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画面サイズ:27インチ
パネルの種類:IPS
最大解像度:WQHD(2560×1440)
4辺狭額縁パネルによる省スペース設計で、デュアルディスプレイ構成に最適なサイズを実現したJAPANNEXTのモニターです。昇降式多機能スタンド付きで、高さ調整と回転機能にも対応しているため、縦型でも使用可能。フルHDより+78%も高精細なWQHD解像度に対応しており、デスクワーク時には画面を広く、動画や映像を視聴する際はより美しく表示します。
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画面サイズ:31.5インチ
パネルの種類:IPS
最大解像度:WQHD(2560×1440)
WQHDの解像度を備えた、31.5インチの超薄型IPSディスプレイです。高いデザイン性とスタイリッシュなフォルムで、インテリアにこだわりがある方も満足できるでしょう。優れた色表示性能や広視野角など、あらゆるコンテンツで快適な視聴体験を実現してくれますよ。目の負担を軽減させるブルーライトフィルターも搭載しています。
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商品情報
画面サイズ:23.8インチ
パネルの種類:IPS
最大解像度:フルHD(1920×1080)
こちらのフィリップスのモニターは4辺の縁が薄く、ケーブル収納が備わったスタイリッシュなデザインが特徴です。色の正確性や、一貫した明るさを求める方におすすめのIPSテクノロジーパネルを採用。広視野角なので、複数人で画面を閲覧するときにもおすすめですよ。高さ調整機能付きのスタンドにより、作業時の首や肩への負担が少なくなるため、快適に使えるでしょう。
おすすめ商品比較表
Dell Dell S2722DC | アイ・オー・データ アイ・オー・データ EX-LDC161DBM | LG LG 29WQ600-W | MSI MSI Modern MD2412P | EIZO EIZO FlexScan EV2485 | ASUS ASUS Eye Care VA329HE | JapanNext JAPANNEXT JN-27IPS4FLWQHDR-HSP | ビューソニックジャパン (ViewSonic) ViewSonic VX3276-2K-mhd | Philips(フィリップス) PHILIPS 242E2FE/11 | |
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デュアルディスプレイを取り入れて作業効率アップ!
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