BTOパソコンメーカーおすすめ8選!初心者も気軽にゲーミングPCを注文できる!
メモリやグラボなどのパーツにこだわりたいけれど、一からパソコンを自作する自信がないという方は、「BTO」を検討してはいかがでしょうか。注文に応じてパソコンの組み立て・販売をしてくれるBTOメーカーなら、初心者の方も気軽に利用できるはず。この記事ではBTOパソコンのメリットや、おすすめのBTOメーカーをご紹介します。
※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。
BTOとは?
BTOはBuild To Order(ビルド・トゥ・オーダー)の略語で、日本語では受注生産を意味します。
BTOパソコンのメーカーには、CPUやメモリ、グラフィックボード、SSDなどのパーツを自由に選んで注文することができます。BTOパソコンメーカーは、そのオーダーに従ってパソコンを組み立てて納品するという流れです。
パソコン本体を構成するパーツのほかに、ディスプレイやキーボード、マウス、バッグ、ゲーミングチェアなどを追加注文できるBTOメーカーも少なくありません。
BTOパソコンのメリット
BTOの魅力は、自分の希望通りのスペックのパソコンを手に入れられること。BTOパソコンのメリットを3つに分けて、詳しく説明します。
パーツを選べる
BTOパソコンでは通常のメーカー製パソコンと違い、自分でパーツを自由に選べます。高性能なCPUやグラフィックボードを選択すれば、快適にゲームを楽しむことも可能。予算が少ない場合は低価格のパーツを選び、安価でパソコンを手に入れることもできます。
選択可能なパーツの種類はBTOパソコンメーカーによって異なるので、公式サイトでよく確認してから購入しましょう。
自分で組み立てなくてよい
組み立ての手間がかからないことも、BTOパソコンのメリットです。
自作パソコンの場合は、購入したパーツを自分で組み立てなければなりません。パーツの取り付け方や配線の仕方など、ある程度の知識も求められます。また、パソコンパーツは精密機器なので、静電気やホコリなどに十分な注意が必要です。初心者や、組み立て作業をする時間をなかなかとれない人にはハードルが高いかもしれません。
しかし、BTOを利用すれば経験豊富なスタッフに組み立てをお任せできます。配線もきれいに仕上げてくれるでしょう。
保証やアフターサービスがある
BTOパソコンには大抵、保証やアフターサービスが用意されています。
万が一届いたパソコンが起動しなかったり、動作不良などのトラブルが起こったりした際には、一定期間内であれば交換や修理などの保証が受けられます。相談窓口を設けて、電話やオンラインなどでの問い合わせを受け付けているBTOメーカーもあります。
そういったメーカーを選べば、パソコン初心者にとっては頼もしい味方となってくれることでしょう。BTOメーカーによって保証期間やアフターサービスの内容が異なるので、事前によく確認してくださいね。
BTOパソコンのデメリット
BTOパソコンには、多少のデメリットもあります。利用前にどのような点に注意すべきかをきちんと把握しておいたほうが良いでしょう。
カスタマイズに制限がある
BTOパソコンのデメリットは、カスタマイズできるパーツの選択に限界があるということです。
自作するのであれば、市販されているパーツからどれでも好きなものを選べますが、BTOではメーカーが用意している選択肢の中から選ぶ必要があります。
BTOではない完成品のパソコンを購入するのと比べれば選択肢は豊富ですが、限界はあるということを覚えておきましょう。
現物を見られない
注文時に実物を確認できないこともBTOパソコンのデメリットです。
BTOメーカーには、店舗を構えずにオンラインなどから注文を受け付けているところが多くあります。そういうメーカーの製品は、家電量販店のように店頭で実物をチェックしてから購入することはできません。
スペック表をよく確認して、どのくらいのサイズや重さになるのか、どんな機能が使えるのかを自分でイメージしておく必要があります。
ただ、一部のメーカーは店舗やショールームを構えて実物を展示しているので、そういうメーカーを選ぶのも良いでしょう。
納品まで時間がかかることがある
納品までにある程度の時間がかかってしまうこともBTOパソコンのデメリットです。
BTOメーカーは注文を受けてから、パーツをピックアップして組み立て作業を行います。BTOパソコンの一般的な納期は注文から1~2週間後です。パーツの入荷のタイミングによっては、もっと時間がかかるケースもあります。
注文前に納期をよく確認しておきましょう。
BTOで選べる主なパーツ
BTOパソコンは自分でパーツを選ぶシステムとなっているため、パーツに関する最低限の知識が必要です。ここでは、BTOで選べる主なパーツについて解説していきます。
CPU
CPUはCentral Processing Unit(中央演算処理装置)の略で、パソコンの頭脳とも呼ばれている重要なパーツです。
代表的なCPUとしては、Intel(インテル)のCoreシリーズ、AMD(エーエムディ)のRyzenなどがあります。
Webサイトの閲覧、オフィスソフトの使用などといった軽めの使い方であれば、さほど高性能なCPUは必要ありません。最新の3Dゲームを楽しんだり動画編集をしたりしたいのであれば、高性能なCPUを選んでおきたいところです。
GPU(グラフィックボード)
GPUはGraphics Processing Unitの略で、画像や動画などの処理を専門に行うチップのことです。GPUを搭載した平たい箱型のパーツをグラフィックボードと呼び、これをパソコンに取り付けます。
GPUの代表的なメーカーとしては、NVIDIA(エヌビディア)、AMD(エーエムディ)などがあります。快適にゲームを楽しみたいのであれば、グラフィックボードを搭載しておいたほうが良いでしょう。
ただし、GPUを選ぶ際には、使用するディスプレイの解像度や、電源ユニットの容量などを考慮する必要があります。高性能なGPUは高解像で滑らかな映像表現を可能にしますが、電力消費が激しいので余裕のある電源ユニットを搭載しなければなりません。
メモリ
メモリは、データを一時的に記憶するためのパーツです。メモリの容量が大きくなるほどパソコンのデータ処理の効率が上がり、スムーズに動作するようになります。
サクサクと事務作業をしたり、ゲームのロード時間を短縮したりしたいのであれば、メモリを多めに積んでおくと良いでしょう。できれば16GB以上のメモリを搭載しておきたいところです。
メモリにはさまざまな規格があり、現在の主流はDDR4とDDR5です。新しいDDR5のほうが高速ですが、安価なDDR4のほうを選ぶという手もあります。
ストレージ
ストレージは、データを保管しておくためのパーツです。容量が大きいほど、保存できるデータの量が増えます。ゲーミングパソコンの場合は、最低でも500GBのストレージを搭載しておきたいところです。
ストレージには、SSDやHDDなどの種類があります。SSDは、データの読み書きが速いのがメリットです。HDDは処理速度が遅めですが、大容量でも安価です。
通常用途であればSSDだけで十分ですが、大量のデータを保存しておきたいならHDDと組み合わせるのも一つの手です。
BTOパソコンメーカーおすすめ8選
ここからは、おすすめのBTOパソコンメーカーをご紹介していきます。各メーカーの特徴、おすすめポイントなどをご紹介しますので、メーカー選びの参考にしてください。
ドスパラ
ドスパラは、全国各地でパソコンショップチェーン店を展開する株式会社サードウェーブが運営しています。店頭では実際のパソコンに触れることもできるので、仕上がりをイメージしやすいでしょう。
ドスパラのゲーミングパソコン、 GALLERIAシリーズの名前を聞いたことのある人も多いかもしれません。有名ゲーム配信者とのコラボモデルなども積極的に展開しています。
ドスパラの特徴は充実したサポート体制です。最大5年間の延長保証、初期設定代行、ゲーミング設定など、さまざまなサポートを用意しています。知名度の高いメーカーを選びたい方や、手厚いサポートを求める方におすすめです。
マウスコンピューター
マウスコンピューターのパソコンは、長野県飯山市にある工場で生産を行い、全国各地へ出荷しています。
埼玉県に修理工場、沖縄県にコールセンターを設置してサポートに力を入れていることも特徴です。国内生産にこだわりたい方におすすめのメーカーです。
ゲーミングパソコンは、ライトゲーマー向けからヘビーゲーマー向けまでさまざまな製品が揃っており、G-Tuneシリーズのようなハイスペックなゲーミングパソコンもあります。自分のレベルに合ったものを選びやすいでしょう。
パソコン工房
パソコン工房は、 株式会社ユニットコムが運営する大手BTOパソコンメーカーです。北海道から沖縄まで全国各地で店舗を展開しており、実店舗での対面サポートを求める方に特におすすめです。
ラインナップの豊富さも大きな魅力。ゲーミングパソコンには、有名ゲーマーとコラボレーションしたモデルもあります。
お得なセールやイベントなども頻繁に開催しているので、お買い得品を見つけたい方はこまめに公式サイトで情報をチェックすると良いでしょう。
フロンティア
フロンティアは、ヤマダ電機のグループ企業であるインバースネット株式会社が運営するBTOパソコンブランドです。
特徴は、セール品が充実していること。週替わりセール、月替わりセールなどのイベントを頻繁に開催しています。お得感を求める方におすすめです。
ゲーミングパソコンは、初心者向けから上級者向けまでモデルが揃っています。ゲーミングモニター、メカニカルキーボード、ゲーミングマウス、ゲーミングチェアなどのデバイスの選択肢も豊富です。
大企業グループならではの手厚いサポートも用意されているので、パソコン初心者も気軽に利用できるでしょう。
サイコム
サイコムは、埼玉県に本社を置く株式会社サイコムのBTOパソコンです。「職人としてのこだわり」を持ったプロフェッショナルなスタッフが在籍し、お客の理想をしっかりと形にしたパソコンを出荷しています。
1台を1人のスタッフが組み立てるセル方式を採用しているのが特徴で、配線の美しさにも定評があります。
玄人向けというイメージがあるかもしれませんが、購入前の相談を受け付けているので初心者も気軽に利用できるでしょう。
ほかのBTOパソコンメーカーと比べると価格はやや高めで、納期も遅め。予算やスケジュールにある程度の余裕がある方におすすめのメーカーと言えます。
パソコンショップアーク
パソコンショップアークは、株式会社アークが運営する秋葉原のパソコンショップです。BTOパソコンも販売しており、ゲーミングパソコン、クリエイター向けパソコン、ノートパソコンなど、さまざまな製品が揃っています。
特徴は、かっこいいデザインのパソコンケースが揃っていること。パソコンの見た目にこだわりたい方におすすめのメーカーです。
BTOの相談窓口が用意されているので、初めての方もスムーズに利用できるでしょう。注文から納期までは7~10日程度です。
TSUKUMO
TSUKUMOは老舗のパソコンショップで、現在はヤマダ電機傘下のブランドとなっています。
特徴は、カスタムの自由度の高さです。CPU、グラフィックボード、電源ユニットなどの選択肢が豊富なので、自分好みにカスタマイズしやすいでしょう。パーツにこだわりがある方におすすめです。
TSUKUMOでは、セールやキャンペーンなども頻繁に行っています。お得にパソコンを手に入れたい方は、そういったタイミングを狙うのも手ですね。
パソコンショップSEVEN
パソコンショップSEVENは、東京都千代田区に本社を置く株式会社セブンアールジャパンが運営しています。
特徴は、カスタマイズの選択肢が多いことです。メモリ、グラフィックボード、電源など、選択可能なパーツがたくさん用意されています。自分だけのこだわりのパソコンを手に入れたい方におすすめです。
ケースのカスタマイズも可能なので、好みのデザインのパソコンを手に入れることができるでしょう。注文から約1.4営業日で出荷されます。
BTOメーカーで自分好みのパソコンを手に入れよう!
BTOパソコンのメリットは、自分の好きなパーツを選べることです。自分で組み立てる手間もかかりません。ただし、BTOメーカーによって選べるパーツの種類は異なります。自分好みのパソコンに仕上げたいなら、自由度が高いメーカーを選ぶと良いでしょう。サポート体制、納期などもチェックして選んでくださいね。