auからpovoに乗り換えたい!通常プランからの変更手順や注意点を解説
auからpovoに乗り換えを考えている場合の、通常プランからの変更手順や注意点を解説していきます。auからpovoに乗り換えるメリットやデメリットはどのようなものがあるのか、即日で変更できるのかや日割り計算されるのか、電話番号やライン引き継ぎなど、手続きの注意点について解説しますのでぜひ参考にしください。
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povoとは
povoは、au回線を使う格安SIMで、料金プランはデータ専用か、通話+データから選べます。
料金プランはデータトッピング制になっており、基本料金はかからず、必要に合わせて必要なだけデータトッピングをチョイスして、無駄なく利用できるのが魅力です。
用意されているデータトッピングには、24時間データ使い放題330円、7日間1GB390円、30日間3GB990円、30日間20GB2,700円、90日間60GB6,490円、90日間300GB9,834円、180日間150GB12,980円、7日間12回分データ使い放題9,834円があります。
au通常プランからpovoへ乗り換える手順
au通常プランからpovoへ乗り換える手順を見ていきましょう。
即日変更できるのか、その場合au通常プランの料金は日割りになるのか、現在の端末のまま乗り換えられるのか、機種変更できるのかなど、気になる点も踏まえて手順をチェックしていきましょう。
SIMロックを解除した端末を準備する
povoを利用するには、simロック解除した端末やSIMフリー端末が必要になります。auで購入した端末であれば、simロック解除は不要です。
auユーザーがpovoにプラン変更する場合、他社からの乗り換えではないので、本人確認書類の提出なども必要ありません。他社で購入した端末の場合、2021年10月1日以降に販売されたものであれば、simロック解除は不要です。
それ以前に販売された端末でも、SIMロックがかかっていない端末もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
povoアカウント作成
povoの手続きはすべてオンラインで行います。アプリのダウンロードとpovoアカウント作成が必要です。au回線契約がある端末でID認証をしたら、povoアカウントを作成しましょう。画面の指示に従って必要事項を入力します。
アカウント作成を行う場合、登録するメールアドレスに注意しましょう。povoでは原則として、auで使っていたキャリアメールが使えなくなります。
au IDの連絡先メールアドレスにキャリアメールを登録していた人は、無料メールなどのアカウントを別途作成しておいて登録しましょう。
povo契約手続き
povo2.0の契約手続きを行います。SIMタイプを選択したら、契約者情報を入力し、同意事項を確認すれば申し込みは完了です。
SIMタイプはSIMカードかeSIMが選べます。SIMカードは郵送されてくるまで5日~1週間程度かかりますが、eSIMならスピーディーに開通できます。ただし、現在使っているスマホがeSIMに対応していることが必要です。
eSIMを利用する場合、手続きの受付時間は午前9時30分~21時で、その間なら即日使えるようになります。21時以降の夜間に手続きした場合は、翌朝の9時30分以降から利用開始になります。
SIMの開通手続き
SIMの開通手続きは、SIMカードかeSIMかによって手続きの手順が異なり、利用しているスマホがiphoneかandroidかでも手順が異なるので注意しましょう。万が一eSIM非対応端末でeSIMで申し込んでしまうと、開通手続きが進められなくなるので要注意です。
SIMカードを選んだ場合は、自宅に郵送されるのを待って、端末に差し込んで開通手続きを行います。eSIMを選んだ場合、プロファイルと呼ばれるデータをダウンロードして利用します。
オンラインで開通手続きができるので、契約が済んだら即日でも利用できるようになるのが便利です。
料金プラン設定
povoの料金プランは、基本料金は0円で、データトッピングやオプションを追加設定することが必要です。データトッピングにはデータ容量だけでなく、×日間といった有効期限が付いているので、よく確認したうえで選びましょう。
つまり、料金設定にはデータ容量、有効期限、料金を比較検討して、自分に合ったものを設定する必要があります。設定したデータ容量は、有効期間内に利用しないと繰り越しなどができないため、無駄になってしまいます。利用目的などに合わせて選定しましょう。
auからpovoへ乗り換えるメリット
auからpovoへ乗り換えるメリットはどんな点でしょうか。メリットがないと乗り換える意味がありません。
主なメリットをご紹介しますので、自分にとって乗り換えるメリットがあるか、よく確認しましょう。主なメリットは料金が安くなる可能性が高いこと、手続きが簡単にできることです。
料金が安くなる
povoはさまざまなデータトッピングがありますが、基本料金はゼロ円で、たとえば30日間3GB990円、30日間20GB2,700円です。auの月額料金に比べれば圧倒的に安いです。
そのほかのデータトッピングは一見高いように思えますが、auのプランで月間データ通信量が60GB以下であれば、povoのほうが料金が安くなる計算となります。
auのスマホミニプランは3GBまでで月額5,665円ですが、povoなら990円で済むのです。auの60GBまでのプランは、使い放題MAX 5G/4Gプランの場合、月額7,238円ですが、povoなら60GBを90日間まで利用できて6,490円に抑えられます。
ただし、データ通信量が無制限で使いたい場合、auの使い放題MAX 5G/4Gプランのほうが安い可能性がありますので、よく比較検討しましょう。
手続きが簡単
手続きはオンラインで自分で行う必要がありますが、au通常プランからpovoへ乗り換える場合、新規契約や他社からの乗り換えに比べ、手続きが簡単に済ませられます。
MNP予約番号の発行が不要であるほか、auで購入したスマホを使う場合、simロック解除も必要ありません。
本人確認書類のアップロードも不要です。
au通常プランからpovoへ乗り換える場合は解約違約金や事務手数料も発生せず、低コストで簡単に乗り換えられるのがメリットです。
auからpovoへ乗り換えるデメリット・注意点
では、auからpovoへ乗り換えるデメリットはどんな点でしょうか。料金が安くなることや手続きが簡単にできる反面、注意点もあります。
デメリットや気を付けたいポイントを理解したうえで、「乗り換えるんじゃなかった」と後悔しないようにしましょう。
povo対応機種であるか
auからpovoへ乗り換える場合、現在使っているauの端末をそのまま利用することができますが、注意点としてpovo対応端末でなければなりません。長く使い続けている販売時期が古いauの端末では利用できない場合があります。
また、eSIMで手続きしたい場合には、eSIM対応端末でないとできません。
なお、auからpovoへ乗り換える際にau Online Shopで端末を購入して機種変更したい場合、まずau Online Shopで購入して利用開始手続きをしておくことが必要です。機種変更を完了させてからpovoの契約申し込みをしてください。
auの機種変更のように機種変更とプラン変更を同時に行うことができません。
手続きはオンラインのみ
auからpovoへ乗り換え手続きは簡単と言いましたが、auショップや家電量販店のauブースではpovoの契約手続きはできません。あくまでもオンライン完結となり、自分ですべて行うことが必要です。
申し込みなどの契約手続きは比較的簡単にできると思いますが、SIMカードの設定やeSIMの設定は場合によっては手間取ることもあります。手続きや設定がわからなくなった場合のサポートもオンラインのチャットのみになります。
公式サイトのよくある質問の回答を見て自己解決するか、24時間いつでも利用できるチャットボットで自動回答を得るか、それでも解決できない場合は朝9時から21時まで利用できる有人チャットサービスを利用しましょう。
支払い方法はクレジットカードのみ
povoの支払い方法はクレジットカードのみでしたが、povo2.0ではクレジットカード以外にあと払い(ペイディ)を利用することができるようになりました。
ペイディを選ぶと、支払い方法が口座振替・銀行振込・コンビニ払いから自由に選択できるようになります。ペイディを利用するにはペイディのアカウントが必要ですが、メールアドレスと携帯電話番号ですぐにアカウントの開設ができます。
ペイディを利用すると、分割手数料も無料となる3回あと払いが利用できるのもメリットです。手数料無料で3分割払いができるので、大容量の高額なデータトッピングも利用しやすくなります。
なお、au通常プランからpovoに乗り換える場合、auの料金は日割り計算されるので、料金が重複して請求される心配はありません。
ただし、au通常プランのデータ容量は引き継げないので、データ容量を無駄にしたくないなら、可能な限り使い切ってからのほうがお得かもしれません。
また、auで購入した端末を分割払いしていて残債が残っている場合には、povoに乗り換えても端末代の支払いが続くので注意してください。
キャリアメールが使用できない
povoに変更すると、原則としてauで使っていたキャリアメールが使えなくなります。auの独自アドレスが使えなくなるので、キャリアメールでやり取りしていた方と連絡が取れなくなるので注意してください。
また、キャリアメールのアドレスをIDとして使っていたサービスなども使えなくなるので、前もって別のアドレスに変更するなどの手続きが必要です。
なお、povoに乗り換えても、月額330円の利用料を払ってauメール持ち運びサービスを利用すれば、キャリアメールを使い続けることができます。au解約後31日以内にpovoで申し込みをしてください。
povoへの機種変更キャンペーンもチェック
auからpovoに乗り換える前に、povoへの機種変更キャンペーンが開催されていないかチェックしましょう。キャンペーンがあればキャンペーン期間中に乗り換えるのがお得です。
一方、キャンペーンは新規契約者のみ対象のものや他社からの乗り換えに限定されているものもあります。うっかり対象外のキャンペーンを適用されると思い込んで乗り換えてしまうと、思っていた特典が得られず、損をしたと感じることもあるので、キャンペーンの適用条件を事前によく確認してください。
たとえば、機種変更をお得にしたい場合にスマホギガトレードキャンペーンを利用すると、スマートフォンやタブレットの買取額に応じて、povo2.0のアプリで利用できるトレードコードと交換できます。
また、自宅で眠っているスマートフォンがあれば、新しく端末を購入せず、買取してもらい、トレードコードをゲットすることも可能です。
auからpovoにスムーズに乗り換えよう
auからpovoに乗り換えたいけれど不安がある方に、スムーズに乗り換えるための準備や通常プランからの変更手順、注意点などを解説してきました。
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料金が安くなるなどメリットも多いので、スムーズに乗り換えて快適に使いましょう。