楽天モバイルでeSIMを使う方法とは?メリットや注意点も解説します
楽天モバイルは、楽天グループが提供している格安SIMサービスですが、楽天モバイルユーザーのなかには、これまでのSIMカードからeSIMへと切り替える方もいます。
この記事では、楽天モバイルやeSIMの基本的な知識に加え、楽天モバイルでeSIMを使うための方法、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
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楽天モバイルとは?
楽天モバイルとは、楽天グループが提供する格安SIMサービスです。“第4のキャリア”として携帯電話網を構築し、独自のネットワークを展開している人気のモバイルサービス。
楽天モバイルのコンセプトは、「すべての人に最適なワンプラン」で、分かりやすいプランシステムと独自の技術開発によって、リーズナブルでありながら高品質なサービスを提供しています。
SIMカード不要のeSIMとは?
eSIMとは、Embedded SIMの略です。
これまでのSIMサービスでは、SIMカードを使って通信を行っていましたが、eSIMではSIMカードといった物理的なアイテムが不要となっています。
デバイス内部に電子SIMが直接組み込まれており、ソフトウェアを使って携帯電話ネットワークに登録するだけで通信ができるため、これまでのようにSIMカードセットしたり、取り外したりする必要がありません。
店舗に足を運んで契約しSIMカードを受け取ったり、オンライン登録後にSIMカードが送られてくるのを待ったりせずに、オンラインで登録すれば、すぐに通話や通信サービスが利用できるようになります。
楽天モバイルでeSIMは使える?
結論から言うと、楽天モバイルでeSIMは使用できます。
すでに楽天モバイルを利用している方がSIMカードからeSIMに切り替えるのはもちろん、他のキャリアや格安SIM会社から乗り換えることも可能。
楽天モバイルでeSIMを使うメリット
楽天モバイルでeSIMを使ううえでの主なメリットは、次の5つとなっています。
手軽に申し込みやプラン変更ができる
使用中のスマホから申し込むと、最短3分で契約が完了し、即座にesimに乗り換えることができるため、とてもスピーディーで、プラン変更も短時間で行えます。
SIMカードの紛失・破損リスクが低い
esimはデバイス内蔵のため、物理的なSIMカードのように取り外したり交換したりする必要がなく、紛失するリスクもないでしょう。デバイスの紛失・盗難トラブルの際にも、SIMがデバイスに組み込まれているため、SIMカードを抜き取られる心配もありません。
また、内部に組み込まれているため、物理的なダメージを受けにくく、SIMが損傷するリスクも低いと言えるでしょう。セキュリティ面においても、物理的なSIMカードと比べて不正アクセスや盗難のリスクが低く、パスコードや生体認証などのセキュリティ対策も充実しています。
デュアルSIM運用が可能
物理的なSIMカードとesimを同時に利用できるので、仕事用とプライベート用など、2つの電話番号を使い分けることが可能。
また、海外で携帯を利用する場合、esimなら現地の通信事業者のデータプランに素早く切り替えられます。これにより、高額なローミング料金を回避しながら、快適な通信環境を維持することができるでしょう。
販売中のほとんどの端末で利用できる
端末のほとんどがeSIMに対応しているので、ほとんどの機種で契約が可能。しかし、念のため手持ちの端末が、eSIMに対応しているかを事前に確認するようにしましょう。楽天モバイルの公式サイトで、eSIMに対応している端末機種を確認できます。
また、SIMがロックされいる場合は、解除しなければいけません。
2021年10月以降は、SIMロックが解除された状態で端末が販売されているので心配はありません。ただし、それ以前に購入した端末でSIMロックがかかっている場合は、契約しているキャリアにロックの解除を申請してください。
楽天ポイントが貯まる
楽天モバイルはeSIMでも新規契約特典キャンペーンなど、キャンペーンを積極的に実施しているため、お得な価格で契約できたり、楽天ポイントが貯まりやすくなったりします。
楽天モバイルでeSIMを使う方法
楽天モバイルでesimを使うためには、まず楽天モバイルでeSIMの申し込みをしましょう。
すでに楽天モバイルを利用している場合は、eSIMへの切り替えを申し込むことができます。他社から乗り換える場合は、楽天モバイルで新規の申し込みを行ってください。
他社から乗り換える際には、本人確認のための書類(運転免許証、あるいは、マイナンバーカード)が必要です。また、MNPワンストップに未対応の携帯会社から乗り換える場合は、事前に現在利用中の会社からMNP予約番号を取得しておくようにしましょう。
楽天モバイルへの新規申し込み手順
1.スマホで楽天モバイルのウェブサイトにアクセスし、「お申し込み」をタップ。
2.「プラン」の画面で「プランを選択する」が表示されますが、プランは1つだけなので、提示されたプランを選択すればOK。
3.SIMタイプの選択画面で「eSIM」を選択。
4.現在の端末をそのまま利用する場合は、「この内容で申し込む」をタップ。
5.楽天会員のログイン画面に移動するので、「契約者情報」から「本人確認」画面を表示させます。
6.「AIかんたん本人確認」の指示に従いながら、本人確認の書類と自分の顔写真を撮影。
7.指示通りに必要な情報を入力し、最後に入力内容に間違いがないかを確認します。
8.「重要事項説明・利用規約」を読み、「内容に同意する」をタップすれば完了。
機種変更した場合の切り替え方法
楽天モバイルの新規申し込み時に機種変更も同時に行う場合の手順は以下の通りです。
1.楽天モバイルのWebサイトから「お申し込み」画面を開き、プランを選択したら、SIMタイプで「eSIM」を選びます。
2.製品選択画面をタップし、希望するスマホを選択。
3.画面の指示に従って手続きを進め、「この内容で申し込む」をタップ。
4.楽天会員画面からログインし、契約者情報の「本人確認」画面から「AIかんたん本人確認」を使って本人確認書類の顔写真を登録。
5.必要な情報を入力し、「重要事項説明・利用規約」に同意すれば完了。
楽天モバイルを利用し、SIMカードからeSIMタイプに変更する場合
1.「eSIM開通手続きに進む」から「申し込み状況の確認」欄の「申し込み履歴を見る」を選択し、「eSIM開通手続きに進む」へと進みましょう。
このときにiPhoneでは、「キャリア設定アップデート」というメッセージが表われることがあるので、その際は更新を行う必要があります。
2.機能を無効にし、画面上のアンテナアイコンのそばに「4G」あるいは「5G」の表示があるか確認しましょう。
3.「4G」や「5G」の表示があれば、開通の手続きは完了です。
楽天モバイルでeSIMを利用するときの注意点
eSIMは新しい通信技術であり、利用においてはデメリットが少ないとされていますが、契約時には、以下の2点に注意するようにしましょう。
手持ちの端末が楽天回線とeSIMに対応しているか
申込時にスマートフォンも一緒に購入するなら安心して利用できますが、手持ちのスマートフォンを使う場合は、楽天回線に対応した端末かどうか、eSIMに対応しているかどうかを確認しましょう。対応端末は、楽天モバイルの公式サイトから確認できます。
AIかんたん本人確認による申し込み
AIかんたん本人確認による申し込みでは、本人確認のための書類は「運転免許証」と「マイナンバーカード」しか使えないことです。
健康保険証やパスポートなどには対応しておらず、「運転免許証」と「マイナンバーカード」以外の書類で本人確認を行う場合は、直接店舗で申し込むか、AIかんたん本人確認を利用せずにウェブサイトから申し込むなどの方法を利用しましょう。
楽天モバイルは最短3分のeKYC本人確認でeSIMが利用可能
楽天モバイルでeSIMを利用すると、セキュリティ面の向上などの多くのメリットがあります。特に、楽天ポイントを日々活用している方にとっては、メリットの大きいサービスと言えるでしょう。
申し込みもウェブサイトから簡単に行え、eKYC機能を使った「AIかんたん本人確認」を利用すると、本人確認時に必要な書類を手軽に送信できるため、最速3分で情報入力作業は完了します。ただし、事前に楽天モバイルが利用できるかの確認や、eSIMでの申し込みでは、本人確認書類が2種類にしか対応していない点も頭に入れておきましょう。
楽天モバイルのデータSIMは通話機能を除いたデータ通信専用のプランで、利用するデータ容量に応じた料金体系が特徴です。多くの端末に対応していて、最低利用期間や違約金がないため、解約が柔軟に行え、利用方法に応じて選べるプランです。
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