【2024年】理系大学生向けWindowsパソコンのおすすめ7選!選び方も解説
理系の大学生はレポートの作成だけでなく、学科によってプログラミングや専門ソフトを利用するため、パソコンが必要不可欠です。この記事では「理系大学生向けパソコン」の選び方をご紹介します。最新のwindows11やHP、人気のMacまで、それぞれの特徴についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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文系と理系でパソコンの選び方は変わる?
一般的に、理系は文系よりも高いスペックのパソコンが必要です。文系の場合はレポートやプレゼン資料の作成といった負荷の少ない用途でパソコンを利用することが多いため、こだわりがなければスペックをあげる必要はありません。一方の理系では学科により専門性の高い高度な処理演算や3Dを扱うソフトの使用が必須となる場合も多く、パソコンに高いスペックが求められます。文系と比べてパソコンを使用する場面も多いため、効率よく学習できるように用途に合ったものを選ぶことが大切です。
入学先の大学が推奨するスペックを確認
大学によっては学部や学科ごとに推奨スペックを提示していることがあるため、まずは入学先の大学が推奨するスペックを事前に確認しましょう。また、 パソコンは精密な部品がたくさん集約されてできており、正しい使い方をしていても故障してしまうことがあります。メーカーの通常保証期間は1年がほとんどですが、大学生協で購入した場合は保証を4年間に延長するなど、保証が手厚くメリットが大きいことから、こちらも合わせてチェックするのがおすすめです。
理系大学生向けWindowsパソコンの選び方
まずはWindowsのパソコンを選ぶ際に重視したいポイントについて解説します。
1.用途にあわせたメモリ容量を選ぶ
メモリとはデータ情報を保存する容量のことです。メモリ容量が大きいほど、さまざまな作業や処理がスムーズになり、快適な使い心地が実現します。
文書やプレゼン資料作成がメインなら8GB
パソコンにあまり負荷がかからないレポート作成や文書、プレゼン資料の作成をメインに行う場合は8GBを目安にするとよいでしょう。8GBあればWord、Excel、PowerPointなどのofficeソフトも快適に使用でき、複数のタブを開いた作業もスムーズに行えます。基本的な作業を行う場合には8GBあれば快適に使用できるため、必要な性能を確保しつつコストを抑えたい方にぴったりです。
専門性の高いソフトを使う場合は16GB以上
複数の作業を同時に実行することが多い場合や、データ解析ソフトやCADソフト、3Dモデリングソフトなどを使用する場合には大容量な16GB以上がおすすめです。これらのソフトは多くのリソースを消費するため、メモリ不足になると突然ソフトウェアがフリーズして操作ができなくなってしまうことも考えられます。メモリの容量が大きければ複数の作業が同時に行えて作業効率も向上するため、余裕を持って16GB以上のものを選ぶとよいでしょう。
2.学部の受講内容にあわせてCPUを選ぶ
CPUはパソコンのコアになる部分で情報処理能力を担うため、CPUの性能の高さはパソコンの処理性能の高さに最も影響します。学部の受講内容によって必要なCPUが異なるので、自身の学部にあったものを選ぶようにしましょう。
情報・農学系などの学部
情報系や農学系の学部の場合、データ解析やプログラミングを行うことが多くあります。そのためIntel Core i5以上またはAMD Ryzen5以上のプロセッサを搭載したパソコンを選ぶのがおすすめです。これらは高速なデータ処理と複雑な計算を行う能力があるため、ある程度複雑なプログラミングやデータ解析でもスムーズに動作させることができます。
工学・建築系などの学部
工学や建築系の学部では、CADや3Dモデリングソフト、複雑なプログラミングを頻繁に使用することから、高い処理能力が求められます。この場合にはIntel Corei7以上またはAMD Ryzen 7以上のプロセッサを搭載したパソコンがおすすめです。これらのCPUは多くの計算を同時に処理する能力が高く、グラフィックの処理もスムーズに行えます。複雑な設計やシミュレーションを安定して快適に行うためには高性能なCPUが不可欠です。
レポートやプレゼン資料作成が中心の学部
レポートの作成やプレゼン資料作成が中心の学部では、パソコンにあまり負荷がかからないため、高性能なCPUは必須ではありません。Intel Core i3以上のプロセッサを搭載したパソコンならWordやPowerPointといったOfficeソフトをスムーズに使用でき、同時に複数のタブを開いての作業も問題なく行えますよ。
3.ストレージ(SSD)の容量を選ぶ
理系大学生向けのパソコンを選ぶ際は、ストレージ容量もチェックしましょう。ストレージは文章や画像、動画などの情報データを保存する場所で、空き容量が不足してくるとパソコンの動作が不安定になるため余裕を持って選ぶようにしましょう。
文書作成がメインなら128GBで十分
文書作成が主な用途であれば、128GBのSSDストレージで十分に使用できます。ストレージの容量は大きいほどより多くのデータを保存できますが、Word、Excel、PowerPointなどのOfficeソフトはそれほど大きなデータを必要とはしません。コストを抑えつつ必要な作業のできる128GBのストレージは文書作成をメインに行いたい大学生にぴったりです。
大きいデータの保存が発生するなら256GB以上
CADによる製図や3Dモデリング、動画編集などの作業を行う場合は256GB以上のSSDストレージがあるとよいでしょう。これらのソフトは非常に大きなデータファイルを生成し保存するため、ストレージ容量を圧迫します。256GB以上のストレージがあれば大容量なデータもある程度しっかりと保存でき、必要なツールを活用しながら快適に作業を進められます。
4年間余裕を持って使うなら512GB
大学の4年間、ストレージを気にせず余裕を持って使いたいなら512GBのSSDストレージがおすすめです。学業が進むにつれて保存するデータや使用するソフトウェアの量は増加します。特に研究プロジェクトやプレゼン資料、動画編集やDADデータなどの大容量ファイルを扱う場合でも、512GBのストレージがあれば余裕を持ってデータの保存ができます。ちなみに建築学科の場合には4年間の授業内容から、最低でも256GB、可能であれば512GBのストレージが推奨されています。
4.ディスプレイのサイズを選ぶ
ディスプレイのサイズは用途や携帯性を考慮して選ぶようにしましょう。CADやプログラミングを行う場合は細かい図形や文字を見るため、15.6インチの大きめの画面のものがおすすめです。大きなディスプレイは視認性が高いため、複数のウィンドウを同時に開いて作業しやすいのも魅力です。文書作成や計算処理をメインで行う場合には13.3インチのディスプレイがあれば十分快適に使用できます。13.3インチはB5用紙程度の大きさなので、持ち運びにも便利です。
5.純正Office内蔵かチェック
大学生にとって必須といえるのがOfficeソフトです。パソコンを選ぶ際は純正Officeを内蔵しているかも大切なポイントです。レポートや論文を作成する際にはWord、データを集計する際に表計算をするならExcel、授業で研究結果のプレゼンをする場合はPower Pointなど、あらゆる場面で便利なツールが揃っています。互換ソフトもありますが、一部機能で挙動が違うこともあるため注意が必要です。まずは純正Office内蔵のものを選ぶのが無難ですが、Officeソフトを別途購入し追加することも可能です。
6.バッテリーの稼働時間も大切
ノートパソコンにはバッテリーが搭載されており、充電してあれば電源に繋がずに起動・操作ができます。大学の授業でパソコンを使用する場合、バッテリー駆動時間が7時間以上のモデルがおすすめです。7時間以上あれば途中でバッテリーが切れる心配がなく、普通の授業で使う程度であれば問題なく使用できます。大学で朝から夕方までずっとパソコンを利用したり、学校で長時間動作させる場合を想定すると、駆動時間が10時間前後のものを選ぶとよいでしょう。
7.頻繁に持ち運ぶなら重さもチェック
持ち運びの機会が多いなら、本体の重量もパソコン選びの重要なポイントです。重さはメーカーや製品によっても変わってくるため、購入候補のディスプレイサイズと合わせて比較してみましょう。目安としては重量1.5kg前後であれば負担なく持ち運びできます。少々高価ではありますが、できるだけ軽い方がよいという方には1kg未満の超軽量モデルもおすすめです。
8.その他の使用する機能などで選ぶ
次に、必須ではありませんがあるとより便利な機能についてもご紹介します。
HDMI
プレゼンでモニター使用時にあると便利なのがHDMI端子です。これらの端子がない場合には外付けのポートを使用しなければならないため、HDMI端子があると便利です。研究室に接続ポートがある場合もあるため必須ではありませんが、パソコン選びのポイントとして覚えておくとよいでしょう。
光学ドライブ
CD-ROMを入れてソフトをダウンロードできるのが光学ドライブです。外付けドライブなどがないときや、すぐにインストールしたいときなどに便利です。CDやBlu-rayを取り込めば映画や音楽も楽しめますよ。PCに備わっていない場合は外付けドライブで対応することもできます。
理系大学生におすすめのWindowsパソコン
ここからは実際におすすめしたい理系大学生にぴったりのWindowsのパソコンをご紹介します。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
モデル名:IdeaPad Slim 5i
画面サイズ:14 インチ
色:ブルー
CPUモデル:Core i5
スリムで軽量なLenovoのノートパソコンです。鮮やかで精密なWUXGA IPS液晶を採用。90%画面占有率の4辺狭額ベゼルにより、より広く大きく見やすいのが特徴です。大型のタッチパッドや高速データ転送が可能なType-Cポート、物理的にカメラを閉じられるプライバシーシャッター付きウェブカメラなど、軽快な使い心地を実現する機能が充実しているのも魅力です。
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商品情報
画面サイズ:15.6 インチ
色:ブライトブラック
ハードディスク容量:512 GB
CPUモデル:Ryzen 5
15.6インチの大画面と大容量メモリが特徴で、データ解析やプログラミングを行う情報・農学系学科の方にもおすすめのノートパソコンです。キーボードは正確なタッチタイピングができるように階段形状の段差を持たせてあり、各キーを凹形状にすることにより自然に指に沿い、長時間のタイピングでも確実で疲れにくい設計になっています。
商品情報
画面サイズ:15.6型
CPUモデル:AMD Ryzen 7
メモリストレージ容量:512 GB
CADや3Dモデリングソフト、複雑なプログラミングを頻繁に使用する工学・建築系学科の方にもおすすめのAMD Ryzen 7を搭載したモデルです。メモリストレージ容量も512GBと大容量なので、ストレージに余裕が欲しい方にもぴったりです。光学ドライブ・HDMIを搭載しています。
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商品情報
画面サイズ:14 インチ
色:ファインシルバー
ハードディスク容量:256 GB
CPUモデル:Ryzen 5
従来の基準であった16:9の画面比率を16:10にすることで、より広く見やすくなったディスプレイがポイントです。Windows Helloの顔認証に対応したWebカメラを搭載しています。約1.3㎏と軽量のため持ち運びやすく、バッテリーは長時間駆動なので長い授業にも対応できます。
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商品情報
モデル名:HP 15-fd
画面サイズ:15.6 インチ
色:シルバー
CPUモデル:Intel Core i5
薄型・軽量設計でインテリアに馴染むシンプルなデザインが特徴です。バリュークラスながら基本的な性能を抑えており使いやすいモデルです。なりすましを防ぐ指紋認証によるログイン機能を搭載しています。45分間で50%の充電ができる急速充電機能つきで、忙しい学生生活にもぴったりです。
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商品情報
モデル名:HP 15s
画面サイズ:15.6 インチ
色:ホワイト
ハードディスク容量:512 GB
CPUモデル:Core i5
持つ人や場所を選ばないシンプルな設計で、USB Type-AとType-C、SDカードスロット、HDMI出力端子などさまざまな周辺機器に対応する実用性の高さが魅力です。色調やコントラストの変化が少ないIPSディスプレイは斜めからでも見やすく、より自然で美しい画像や動画が楽しめます。
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商品情報
モデル名:Pavilion Aero 13
画面サイズ:13.3 インチ
色:ホワイト
CPUモデル:Ryzen 7
約957gの超軽量設計で持ち運びに便利なモデルです。薄型軽量ですが天面耐圧試験では300kgの負荷にクリアしており、耐久性も抜群。最大12時間の長時間駆動と45分間で50%の充電ができる急速充電機能を搭載しており、忙しい学生生活にもぴったりです。512GBの大容量ストレージなので容量不足を心配せずに使えるのもポイントです。
Macが気になる理系大学生はこちらもチェック
最後に理系大学生におすすめのMacBookもご紹介します。Macのパソコンが気になるという方はこちらも参考にしてくださいね。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
モデル名:MacBook Air
画面サイズ:13.3 インチ
色:シルバー
ハードディスク容量:256 GB
CPUモデル:Apple M1
13.3インチのRetinaディスプレイは文字をシャープでクリアに、色を鮮明に映し出します。最長18時間駆動のバッテリーで充電環境がない場所でも使用できるのも魅力です。touch IDを使って指紋でロックの解除や書類の保護が行えるので、セキリュティ面を重視したい方にもおすすめです。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
モデル名:MacBook Air
画面サイズ:13.6
色:スターライト
ハードディスク容量:256 GB
CPUモデル:8コアCPU
MacBook AirにM3チップを搭載したモデルです。13.6インチのLiquid Retinaディスプレイは10億色に対応しており鮮やかなのが特徴です。前モデルのM1と比べて最大1.6倍速い性能と解像度が2倍になったカメラを搭載しており、より快適でスピーディーな作業が可能です。
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大学生は学部や学科に合ったパソコンを選ぼう
理系大学生にとって必須ツールであるパソコンですが、製品により性能の幅が広く、使い道によって必要なスペックも異なります。この記事を参考に、自身の学部や学科に合ったパソコンを選んでみてくださいね。