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ビジネスシューズおすすめ7選! 選び方や高コスパな逸品を専門家が紹介

ビジネスシューズおすすめ7選! 選び方や高コスパな逸品を専門家が紹介

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社会人になったら一足は持っておきたいのが仕事はもちろん冠婚葬祭などでも履けるビジネスシューズです。ただ、世の中には「革靴」があふれており、なにを選べばいいのかはいまいちわからないもの。そこで、専門家監修のもと、一足はもっておきたいビジネスシューズの基本とおすすめをご紹介!

  • プロシューズアドバイザー
  • シューフィッター こまつ
シューフィッター。靴を選ぶ・あわせるプロ。英国で靴の設計を学ぶ。設計10年、リペア15年、シューフィッター12年のキャリアを持つ靴のプロで、現在は靴を選ぶプロシューズアドバイザーとして活動中。「毎日靴ブログ」で積極的に靴情報を配信。
監修者

ビジネスシューズの基本

ビジネスシューズについて解説された記事はたくさんあります。カタチはどのようなものがいいか、つま先のデザインはどのようなものが無難か……と細かい点は多々あれど、この記事を監修してくれたシューフィッターこまつさんによれば、基本中の基本はふたつ。ひとつは色が黒であること。もうひとつは、革製の紐靴(ひもぐつ)であることです。

この基本中の基本さえ外さなければ、ほとんどの場面で靴が問題になることはありません。最初から難しく考えすぎず「靴紐を結ぶ黒い革靴」であればOK、くらいで考えておきましょう。

もっと言えば、黒い革靴でさえあれば靴紐でなくモンクストラップ(ストラップで止めるタイプ)でも、そこまで厳しくマナーを問われる場面が日常にはないので問題ありません。ただ、黒い革靴であることは重要なので、そこだけは意識してくださいね

プロシューズアドバイザー

シューフィッター こまつさん

ビジネスシューズの基本 トウの形状

前段で述べたように、黒い革靴(できれば紐靴)であればOK。それを踏まえて、もう少し詳しくビジネスシューズについて見ていきましょう。まず覚えておいて損がないのがトウのデザインです。大きく分けて3つを覚えておけばOKです。

ストレートチップ

シューズのトウ側に横一線のデザインがあるのが「ストレートチップ」です。革靴の中でもフォーマルなデザインとされ、ビジネスはもちろん冠婚葬祭でも問題がありません。一足選んで間違いないという意味では、このストレートチップを選んでおけば安心です。

プレーントウ

つま先に装飾のないシンプルなタイプを「プレーントウ」と呼びます。もっともシンプルなタイプですが、フォーマル度はストレートチップのほうが上。とはいえビジネスで履く上ではなんの問題もありません。

下写真がプレーントウの例。ちなみに指で示しているつま先部分(ノーズ)が極端に長いものや、尖って見えるものなどは一足目には選ばないほうが無難です。

ウイングチップ

先端にウイング=翼のようなW型の縫い目が入っているのが「ウイングチップ」です。ここまで紹介した3タイプのなかではもっともカジュアルですが、だからといってビジネスシーンではNG! なんていうことはないのでご安心を。

ウイングチップ(フルブローグ)はフォーマルな場に相応しくないという意見もなかにはありますが、実際はウイングチップを履いていったからといって失礼だと指摘されるような場面は、ほぼあり得ないと言っていいのではないでしょうか

プロシューズアドバイザー

シューフィッター こまつさん

外羽根か内羽根か

靴紐を通すハトメのある「羽根」と呼ばれる部分がアッパーと一体化していて左右の隙間がないのが「内羽根」、アッパーに覆い被さるようになっていて、左右の隙間が開くのが「外羽根」(下写真)です。内羽根のほうがよりフォーマルとされます。

内羽根の場合は左右の隙間がありませんが、外羽根の場合は指1本分くらい隙間が開くのが目安です。

内羽根でも外羽根でもフォーマルで使えないということはありませんので、ご安心ください。より大事なのは「きちんと磨いてあること」です。

プロシューズアドバイザー

シューフィッター こまつさん

ビジネスシューズの素材と製法

ビジネスシューズ=革靴の素材は天然革か合成皮革かに分かれます。天然革はやはり独特の風合いがあるのが特徴で、履けば履くほど足に馴染んできますが、革であるため雨の日は防水スプレーをして履き終えたあとは水気を拭き取る必要があったり、コスト的に合成皮革に対して高めになるなどのデメリットも存在します。

一方の合成皮革は安価な製品が多い一方で、夏場は蒸れが気になることも。予算との関係ももちろんありますが、一足だけを所有するのであれば天然革がおすすめ。

天然革か合成皮革かでいえば、少し値段が高くてもできれば天然革を推します。天然革のシューズは磨くと光りますし、合成皮革は夏場の蒸れも気になりますから

プロシューズアドバイザー

シューフィッター こまつさん

ビジネスシューズのソールの素材

ソールの素材は大きく革素材とラバー系の素材に分かれます。革底は高級な紳士靴に多いタイプ。足によく馴染み、透湿性もありますが、その分だけ値段が高くなります。その代わりに多いのがラバーやポリウレタンといった素材(写真下)。滑りにくかったり歩きやすかったりと、工夫が凝らされています。

ビジネスシューズの製法

ビジネスシューズには「グッドイヤーウェルテッド製法」「マッケイ製法」「セメント製法」の大きく分けて3つの製法があり、これはシューズのアッパー部分とソール部分をどのように合わせるかの方式の違いです。

アッパーと底を縫い付けるグッドイヤーウェルテッド製法とマッケイ製法

グッドイヤーウェルテッド製法とマッケイ製法はアッパーと底を縫い付ける方式で、高級紳士靴で採用される方法です。グッドイヤーウェルテッド製法は中底とアッパーとウェルトと呼ばれる部分とを縫い付け、その後ウェルトとアウトソールを縫い付ける方式。一方のマッケイ製法は、アッパーと中底、そしてアウトソールをいっぺんに縫い付ける方式です。

アッパーと底を接着するセメント製法

それに対してセメント製法はその名の通りアッパーとソールを接着剤で貼り付ける方式のことを言います。他の製法に比べて安価で作りやすく、防水性を高くできるというメリットもあります。

グッドイヤーウェルテッド製法、マッケイ製法といった製法だと靴底が万が一剥がれたときに修理できるのが最大のメリットですが、多くの人は買った革靴を修理に出したりしません。安価で機能的には劣らないセメント製法でもなんの問題もありませんよ

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シューフィッター こまつさん

ビジネスシューズの産地

ビジネスシューズといえば、やはりスーツ発祥の地であるイギリスや、職人技の伝統が息づくイタリアのイメージが強いのではないでしょうか。イギリスのシューズは質実剛健で頑丈な作り、イタリアの靴は細身でオシャレなデザインが魅力。フランスの靴は両者の特徴を併せ持つ……といったところが大まかな特徴です。

実際に手に取りやすい価格で売られているシューズの産地としてはバングラデシュ、カンボジア、インドなど。技術的にも問題はありません。また、手縫いで作るビスポーク(注文靴)の世界で存在感を放つのが日本。靴作りの世界チャンピオンを輩出したりもしているんですよ

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監修者厳選! おすすめのビジネスシューズ

ここからは、以上を踏まえて監修者であるシューフィッターこまつさんが選んだ価格と性能のバランスの良いビジネスシューズを厳選してご紹介したいと思います。

おすすめ1:テクシーリュクス

まずはアシックス商事の「テクシーリュクス」。本革を使用した本格的なビジネスシューズでありながら、スニーカーのような履き心地を誇る快適なシューズです。それでいて10,000円を切る手に取りやすい価格(2024年6月現在)であることも大きな魅力です。

ストレートチップ、プレーントウ、ウイングチップに加え、プレーントウよりもカジュアルながら上品な印象のUチップ、靴紐のないタイプのスワールやスリッポンなど幅広いラインナップ。雨の日用に防水・透湿素材であるゴアテックスを採用した防水タイプなども用意されています。

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おすすめ2:テクシーリュクス ゴアテックス

雨の侵入を防ぐ防水性と、靴の中の汗の水蒸気を逃がして蒸れを防ぐ透湿性を兼ね備えているのがゴアテックス。それに滑りにくいソールを合わせ、雨の日用に特化した性能となっているのがテクシーリュクス ゴアテックスです。晴れの日用と雨の日用で履き分けることができたらベストではないでしょうか。

百貨店の紳士靴売り場でまず目に飛び込んでくるのがこれ、というくらいポピュラーなモデルです。価格は高くありませんがインソールが取り外すことができたり、滑りにくいソールに着地と蹴り出す部分だけゴムで補強して滑りにくさを足したり、いちいち靴紐を外したり結んだりしなくていいような作りになっていたりと芸が細かい。お値段に対して高機能です

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おすすめ3:絶対蒸れない! ホーキンス 通気性ビジネスシューズ

続いてのおすすめが、革靴の宿命ともいえる「蒸れ」を徹底的に排除した革新的な革靴。ソールに通気口が施された「プレミアムクールソール」が最大の特徴です。透湿性が高い・低いではなく物理的な通気口があるという構造であるため、雨の日の着用には注意が必要ですが、足の蒸れに悩まされている人にはとくにいいシューズです。接触冷感も施されており、履いた瞬間に涼しさを実感できます。

履いた状態で足をブンブンと振ると風が入ってくるのがわかるほど、圧倒的な通気性。似たモデルは多いのですが、通気性という意味ではこれが最強。足を蒸らしたくない人は冬でも履くほどです。

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おすすめ4:国産本格革靴ならこれ! スコッチグレイン シャイン オア レイン

子牛の革を甲の素材として採用。子牛の革を甲の素材として採用し、中底も牛革で。グッドイヤーウェルテッド製法で作られている本格シューズです。レザーには撥水性を持たせ、さらに耐摩耗性・グリップ性に優れたソールを採用することで雨にも強いです。

縫い靴であるグッドイヤーウェルテッド製法であることから完全防水ではありませんが、晴れの日はもちろん、雨の日にも強いから「シャイン オア レイン」という万能の革靴です。

国産の革靴メーカーの中でおすすめなのがスコッチグレイン。グッドイヤーウェルテッド製法に特化していて、使っている革質がとにかくいいのが特徴です。磨くとピカピカに光ります。同じものをイギリスで作ったら倍以上の値段がするのでは? というくらい品質に対して価格が安く、万が一壊れても修理も可能です。このシャイン オア レインも価格は安くありませんが、本格革靴にチャレンジしたくなったら選択肢に入れて欲しいです。ちなみに革に撥水加工が施されているので、防水スプレーの使用はNGです

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おすすめ5:J.M.ウエストン ゴルフ#641

フランスの高級紳士靴メーカー、J.M.ウエストンを代表するシューズのひとつ、それがこのゴルフ #641。靴が誕生したのは今から約70年前の1955年。ゴルフ場の芝の上で誕生し、その堅牢な作りからジャーナリスト・シューズとも呼ばれる名品です。

質の高いカーフレザーに高い耐久性とグリップ力のあるソール。グッドイヤーウェルテッド製法で、ソールの交換も可能です。快適で堅牢、汎用性が高くて上品。いつかは履きたい英国製紳士靴のひとつです。

海外の高級紳士靴の中から、このゴルフ#641をピックアップしてみました。Uチップでややカジュアルなスタイルですが、スーツにも当然合わせられます

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おすすめ6:コールハーン ゼログランド リマスタード オックスフォード プレーントゥ

アメリカの高級紳士靴、コールハーンのモダンと職人技が融合したスタイルのシューズ。アッパーは革靴そのものですが、クッション性の高いハイテクソールを採用し、軽量で履き心地はスニーカーです。

今、実は世界的にはレザースニーカーの大波が革靴界に押し寄せています。その代表ともいえるのがコールハーンです。このタイプでも現段階でビジネスもほぼ問題ありませんし、近いうち冠婚葬祭でも違和感なくなってくるのではないでしょうか

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おすすめ7:GU リアルレザーダービーシューズ

意外かもしれませんが、GUの革靴はまったく侮れません。価格は安いですが、木型を作ったのは腕のいい職人だと思います。アッパーには本革を採用しています。履いちゃえば20,000円ですと言われてもわからないクオリティがあります。

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ビジネスシューズの手入れ

本革のビジネスシューズを手に入れたら手入れもしっかりやらないと! と思うものですが、実際はそこまで手をかけるのは大変。雨の日に履く前は防水スプレーをかける、なるべく多く磨く、できればシューツリーを入れる……くらいで十二分。たまに、靴の修理屋さんに持ち込んで磨き上げてもらうとなおいいでしょう。

おすすめは、古くなった靴下を手にはめて磨く方法です。これでも十分綺麗になりますよ。たまに気合を入れてやるよりも、これくらいの手入れを頻繁にやったほうがベターです

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  1. 革靴用防水スプレーのおすすめ18選!雨の日も安心の専門家一押し商品も紹介

一足は革のビジネスシューズを持っておこう!

仕事に冠婚葬祭にと、社会に出たら一足はビジネスシューズが必要になるもの。冒頭に挙げたように細かいルールをそこまで神経質に気にする必要はありませんが、ざっくりの基本を理解した上でコスパに優れたものを選べば、納得の一足が手に入るはず。ぜひ、お気に入りの一足を見つけてくださいね!

まとめると、色は黒で紐靴を選んでください。素材はできれば本革で、最初の一足や一足しか所有しないならスエードは避けましょう。茶色い靴も2足目以降のチョイスにしてくださいね

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シューフィッター こまつさん
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