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【2024年】NASのおすすめ10選!内蔵・NASキットをご紹介!選び方を解説

【2024年】NASのおすすめ10選!内蔵・NASキットをご紹介!選び方を解説

「NAS」は、家庭内でデータを同じハードディスク(HDD)に保存し、スマホやパソコンなど、各デバイスで共有できるストレージ機器のこと。最近ではバッファローをはじめ、さまざまなメーカーから商品が出ており、いざ購入するとなると迷ってしまいますよね。本記事では、NASの選び方などを解説し、おすすめ10選をご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね!

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大量のデータを管理するならNASがおすすめ

NASはネットワークに接続された記憶装置で、パソコンと1対1で繋ぐHDDとは異なり、1台で複数のデバイスと同時に接続できるのが特徴です。

繋ぐだけで月額料金も不要な「外付けHDD」と、自由にデータにアクセスできる点が魅力の「クラウド」をいいとこ取りした、自分だけのオンラインストレージです。

デバイスや機器ごとにバラバラな大量のデータ(パソコン上の各種ファイル、カメラやスマホで撮った写真、音楽や動画ファイルなど)をまとめて保存できる点が最大の魅力でしょう。

1台で容量不足を解決できる

NASが1台あれば、容量不足を一気に解決できますよ。家族でのデータ共有やデータのバックアップに最適です。

パソコンで扱えるワードやエクセルなどのデータから、デバイスのストレージ容量を圧迫しがちな高画質の画像・動画・音楽など、なんでも保存できます。

家庭で扱うデータをNASに集約させられるので、スマホやタブレットなどのデバイス機器を最低容量にしても、問題なく利用できコスト削減にもつながります。

データの共有・同期は簡単

NASを使えばデータ共有や同期が簡単に行えます。一度設定をすれば自動でデータの同期が可能です。定期的にデータを保存してくれるので、デバイスの買い替え時に慌ててバックアップをとる必要もありませんね。

同じネットワーク上であれば、複数の機器から同時にアクセスでき、保存された写真やテレビの録画を家族で共有したり、自分のデバイスを使って好きな場所で見たりできますよ。

リモートアクセス設定を行えば、外出先からのアクセスも可能。オフィスや通勤電車、車などで音楽や動画を楽しめます。

NASの選び方

NASにはさまざまなモデルがあるので、選ぶ際に迷ってしまいますよね。ここでは、NASを選ぶ際のポイントを7つご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。

  • NASの種類で選ぶ
  • サービスの充実具合で選ぶ
  • 組めるRAIDの数・ベイ数で選ぶ
  • HDDの容量で選ぶ
  • スナップショット対応がおすすめ
  • LAN規格で選ぶ
  • マルチメディア機能で選ぶ

1.NASの種類で選ぶ

NASには「HDD内蔵タイプ」と「NASキット」の2種類があります。以下、それぞれのタイプについて詳しく解説していきます。

HDD内蔵タイプ

購入してすぐに利用できるのが、初心者にもおすすめの「HDD内蔵タイプ」です。

ハードディスクが最初から内蔵されている完成された製品で、初期設定が簡単なのが特徴。細かい設定をする必要がなく、購入後すぐ利用開始できますよ。一般家庭などで利用される場合は扱いやすくてよいでしょう。

ただし、HDDの増設・交換ができないタイプなので、使用できる機能が限られる点はデメリット。仕事で利用するなど、長期的にデータを管理する方には向いていない種類です。

NASキット

「NASキット」は、別名「NASケース」とも呼ばれ、HDDを別途購入し、組み込みや設定などを全て自分で行うタイプ。内蔵タイプと比べると初期費用が高くなります。

しかし、目的や用途に合わせて容量を増やしたりHDDを増設したりできるのでカスタム性が高く、拡張性や柔軟性を重視する方におすすめ。自分で設定ができる程度の知識があれば、利用しやすいでしょう。

HDDが交換可能な点や、その他機能の増設もしやすく、またデータトラブルも回避しやすので仕事で長期運用する場合に最適です。

2.サービスの充実具合で選ぶ

本体の性能に加え、サービス充実度も選ぶ際の重要なポイントです。

メーカーによってサービの充実度や、利用できるアプリの数が異なります。ファイルマネージャーや写真、音楽、メールアプリといったさまざまなアプリが存在し、種類が豊富なほど活用の幅も広がりますよ。

メーカーによっては、ストレージが不足した際に後から足せるデータ補充サービス(有料)や、データ復旧サービスなどもあります。サポート体制やアプリの充実度も併せてチェックするとよいでしょう。

3.組めるRAIDの数・ベイ数で選ぶ

RAID(レイド)とは、複数台のハードディスクを組み合わせて、読み書きの速度を向上させたり、データ損失のリスク軽減をしたりできる技術です。

ベイ数(NASに取り付けられるHDDのスロット数)が増えるほど構成できるRAIDの選択肢が増えます。

3ベイ以上は「RAID5」・「RAID6」、4ベイ以上は「RAID10」というレベルで分かれています。

以下より、おすすめのベイ数について解説していきます。

運用始めは2ベイがおすすめ

運用初めの場合は、初期費用も抑えやすく扱いやすい2ベイの「RAID0」・「RAID1」といった製品がおすすめです。

「RAID1」は、2本のHDDにデータを同時に書き込んで保存をする、「ミラーリング」を行うRAID。どちらか一方のHDDが故障したとしても、作業を中断することなくデータの復旧ができる点が魅力です。故障したHDDは、新しいものへ交換すれば問題ありません。

ミラーリングの仕組み上、実際に利用できる容量は表示の半分になるので、購入時は容量をチェックするようにしましょう。

大容量データを扱うなら4ベイ

GB単位の大容量データを中心に扱う場合は、4ベイ以上の商品を選ぶとよいでしょう。

「RAID10」は、速度と耐障害性を重視したい方におすすめです。2本のHDDに分散して書き込みを行い、その2本のHDDと同じデータをさらに2本のHDDに書き込むという仕組みで、ミラーリングを備えた、データの保護性が高い仕様です。

一方で、「RAID5」は、容量の効率を重視したい方向けです。データを複数(3本以上のHDD)のハードディスクに分散して格納することで、どれか1本HDDが故障してもデータを復旧できるようにする仕組み。復旧作業の難易度が高めである点は難点ですが、容量効率が高い点が魅力です。

4.HDDの容量で選ぶ

「HDD内蔵タイプ」のNASは、完成品であるため、購入時にすでにハードディスクの容量が決まっています。基本的には、容量の増設ができないものが多いですが、モデルによっては、外付けHDDを繋いで容量アップすることも可能。

一方で、「NASキット」ば、カスタム仕様なのでハードディスクの容量を自由に選べます。HDD以外にも、より高速なSSD(ソリッドステートドライブ)や、より耐久性に優れたNAS専用ハードディスクなどもあり、選択肢が広いのが特徴です。

5.スナップショット対応がおすすめ

スナップショットとは、ファイルやディスクのある時点の状態を切り取って保存した状態のことを言います。万が一データが消えたり、第三者に暗号化されたりしても、過去の無事な時点に戻せる便利な機能です。

データ破損や機器故障などに備えてバックアップを行うのが一般的ですが、バックアップの途中にデータの更新があると、データの不整合が生じます。その不整合を防いでくれるのがスナップショット機能です。

ランサムウェア攻撃や、データの上書きや消去といった人為的ミスなどの対策に最適ですよ。

6.LAN規格で選ぶ

動画の編集データや3Dデータなど、大きいサイズのデータを扱う場合、LAN端子が2.5GbEのものを選ぶことで、転送時間をよりスピーディにできます

機種によって多少の差がありますが、LAN端子が2.5GbEを用いた場合、5GBのデータが30秒ほどでアップできることも。

利用の際は、パソコン側が2.5GbEに対応している必要があるので注意が必要です。ただし、有線LANアダプタがあれば、拡張できる場合もあるので、合わせて確認するとよいでしょう。

7.マルチメディア機能で選ぶ

どのようなマルチメディア機能に対応しているかも、選ぶ際のポイントです。ここでは、3種類のマルチメディア機能について解説していきます。

DLNA機能

「DLNA機能」とは、テレビやパソコン、スマートフォン、そのほかデジタル家電にてマルチメディアファイルを共有するための規格です。

対応したNASであれば、家庭内のLANを通して、映像や音楽、画像などを自由にやり取りできます。書斎のパソコンに保存した動画を、リビングでスマホを使って見るといった使い方ができますよ。

DTCP-IP

「DTCP-IP」とは、著作権で保護された動画や音楽などのデジタルコンテンツを再生できる機能です。対応したNASであれば、地上波デジタル放送の録画ファイルも楽しめますよ。

「DTCP+」対応モデルであれば、外出先からインターネットを通して著作権保護コンテンツを視聴することも。利用用途に合わせて、対応機種かどうかチェックしましょう。

リモートアクセス

外出先からデータアクセスしたい方は、「リモートアクセス機能」がおすすめです。

専用のアプリなどを通して、NASに接続でき、書類の確認や編集作業を行えます。急ぎの作業が発生しても、すぐにデータにアクセスできるので便利です。

自宅から会社の共有ファイルへのアクセスも可能なので、テレワークでも活用できますね。

NASのおすすめ10選

ここからは、NASのおすすめ10選をご紹介します。ぜひ、選ぶ際の参考にしてくださいね。

バッファロー NAS 2TB LS210D0201G
3.8

Amazonカスタマーレビュー(2232件)

商品情報

容量:2TB(1ドライブ)
サイズ:45×128×205mm
重量:約1.1kg
特徴:DLNA、DTCP-IP、リモートアクセス

バッファローの2TB容量のNAS。設定が簡単に行える初心者でも扱いやすいモデルです。「WebAccess」というアプリを使えば、スマホ・タブレット・パソコンといったデバイスから自由に自宅のNASにアクセスし操作できます。DTCP-IP機能が搭載されているので、家の中で地デジ録画番組も楽しめますよ。

バッファロー NAS 4TB LS220D0402G
4.1

Amazonカスタマーレビュー(554件)

商品情報

容量:4TB
サイズ:87×128×205mm
重量:約2.5kg
特徴:DLNA、DTCP-IP、リモートアクセス、RAID1

データを二重保存してくれるミラーリング機能搭載の「RAID1」対応商品。データ保護性を高めたい方におすすめです。外出先からデータへアクセスできるリモートアクセス機能や、地上デジタル放送の録画番組が見られるDTCP-IP機能など便利な機能が搭載されています。

Synology NASキット 2ベイ DS223j/G
4.5

Amazonカスタマーレビュー(287件)

商品情報

容量: 36 TB
サイズ: 165 mm x 100 mm x 225.5 mm
重量: 0.88 kg
特徴:DLNA、リモートアクセス、スナップショット機能

Synologyより、小型で静音、コンパクトさが魅力の2ベイのNASです。初心者でも使いやすく、小規模なチームのデータ保存や共有におすすめです。2つのストレージに加えて、プライベートクラウドによりデータを一括管理。外出先からのアクセスも簡単にでき、いざという時に役立つスナップショット機能なども搭載されています。

バッファロー NAS 2TB LS210D0201N
3.9

Amazonカスタマーレビュー(553件)

商品情報

デジタルストレージ容量 2 TB
ハードディスクインターフェイス USB 3.0
接続技術 USB
ブランド バッファロー
ハードディスクの説明 メカニカルハードデイスク
対応デバイス PC ; スマホ ; タブレット
色 ブラック
ハードディスク容量 2 TB

設定が簡単な初心者向けのモデル。スマホやタブレットから簡単にデータへアクセス可能です。「Web Access」という専用アプリにより、リモートアクセスができます。さらに、DTCP-IPに対応したテレビやレコーダーと連動すれば、テレビの録画の視聴もできますよ。データ復旧などのサポート体制も充実しているため、初心者でも安心でしょう。

アイ・オー・データ NAS ネットワークHDD 2TB HDL-AAX2/E
3.9

Amazonカスタマーレビュー(261件)

商品情報

容量:2TB
サイズ:‎13.9 x 4.5 x 16.9 cm
重量:1.56 kg
特徴:高速転送、DTCP-IP(有償)、リモートアクセス、

高性能なデュアルコアCPU搭載、高速なデータ転送が可能なモデルです。2.5GbE接続に対応しているため、データ転送速度が最大173.5MB/sと超高速のデータ転送を実現。高画質な写真や動画の大容量のデータの保存に適しています。「Fotoclip」というアプリを使えば、外出先で撮影した写真や動画データのバックアップが可能です。また、DropboxやMicrosoft Azureなどのさまざまなクラウドサービスとの連携も行えますよ。

QNAP NAS キット 2ベイ ホーム向け TS-233
4.3

Amazonカスタマーレビュー(122件)

商品情報

容量:2GB
サイズ:188.64 × 90.18 × 156.26 mm
重量:1.95㎏
特徴:スナップショット機能、リモートアクセス、コンパクト

部屋に馴染みやすいスタイリッシュなデザインが特徴的なNAS。高効率の冷却ファンが取り付けられており、稼働時に低音かつ静音なので日常使いに適しています。家でも外でも簡単にデータへアクセスでき、データの読み書きもクイックに行えます。スナップショット機能に対応し、万が一の備えもできますよ。

BUFFALO リンクステーション 4TB LS710D/N
3.8

Amazonカスタマーレビュー(277件)

商品情報

容量:4TB
サイズ:20.7 x 6 x 12.8 cm
重量:1.42 kg
特徴:DLNA、DTCP-IP、リモートアクセス

2.5GbE搭載により、大容量データの高速転送が可能なNASモデル。複数の命令を効率的に分担して処理できるヘキサコアCPUにより安定性を実現し、ハイビジョン映像などの大容量データもスムーズに保存可能です。DTCP-IP機能が搭載されているため、家で地デジ録画番組が楽しめます。専用アプリ「WebAccess」を通してさまざまなデバイスにリモートアクセスができますよ。

アイ・オー・データ NAS 4TB HDL-TA4/E
3.7

Amazonカスタマーレビュー(442件)

商品情報

デジタルストレージ容量 4 TB
ハードディスクインターフェイス Serial ATA
ブランド アイ・オー・データ
ハードディスクフォームファクタ 3.5 インチ
ハードディスクの説明 メカニカルハードデイスク
対応デバイス タブレット, スマートフォン
ハードディスク容量 4 TB

セットアップが簡単な初心者向けのNASモデル。「LAN DISKコネクト」という専用アプリを使えば複数のデバイスからアクセスでき、家でも外でもデータ保存や共有ができます。「じぶんフォルダー」機能により、自分以外は見られないよう専用の保存スペースを作ることも!外付けHDDを使えば、二重保存が可能で、万が一の備えも万全です。

アイ・オー・データ NAS 4TB デュアルコアCPU 2.5GbE HDL2-AAX4/E
3.9

Amazonカスタマーレビュー(309件)

商品情報

容量:4TB
サイズ:‎14.4 x 8.3 x 18.5 cm
重量:2.69 kg
特徴:DLNA、DTCP-IP(有償)、リモートアクセス、超高速

デュアルコアCPU、2.5GbE接続の搭載により、高速データ転送が可能なモデルで、データ転送速度にこだわりのある方におすすめのNAS。RAID1(ミラーリング)に加えて、独自のデータ保護技術「拡張ボリューム」によりデータの保護性を高めた商品です。複数のデバイスで簡単にファイル共有ができ、外出先からスマホでのアクセスも可能。データの移行が簡単にできる「データコピー機能」などの付加機能も魅力です。

バッファロー NAS 6TB LS220D0602N
3.9

Amazonカスタマーレビュー(352件)

商品情報

容量:6TB
サイズ:‎20.5 x 8.7 x 12.8 cm
重量:2.8 kg
特徴:DLNA、DTCP-IP、リモートアクセス、ミラーリング

データの保護力が高い、ミラーリングに対応したRAID1対応機種です。設定も簡単で、専用アプリを使えば家からでも外出先からでもデータへのアクセスができます。DTCP-IPに対応するテレビやレコーダーと連携させ、テレビや動画、音楽など幅広く楽しめますよ。

全10商品

おすすめ商品比較表

バッファロー NAS 2TB LS210D0201G

バッファロー NAS 4TB LS220D0402G

Synology NASキット 2ベイ DS223j/G

バッファロー NAS 2TB LS210D0201N

アイ・オー・データ NAS ネットワークHDD 2TB HDL-AAX2/E

QNAP NAS キット 2ベイ ホーム向け TS-233

BUFFALO リンクステーション 4TB LS710D/N

アイ・オー・データ NAS 4TB HDL-TA4/E

アイ・オー・データ NAS 4TB デュアルコアCPU 2.5GbE HDL2-AAX4/E

バッファロー NAS 6TB LS220D0602N

Amazonカスタマーレビュー
3.82,232
4.1554
4.5287
3.9553
3.9261
4.3122
3.8277
3.7442
3.9309
3.9352
最安値
タイムセール
¥14,318-31%
参考価格¥20,790
タイムセール
¥26,273-29%
参考価格¥36,850
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