外付けHDDのおすすめ11選!選び方やテレビ・PC用途で使えるアイテムを紹介
データのバックアップやテレビ番組の録画、PC買い替え時のデータの移行などで活躍する「外付けHDD」。多数のメーカーから販売されており、どれを買ったらよいのか迷ってしまいますよね。この記事では据え置き、ポータブルタイプの特徴やメリット、目安となる容量など、おすすめの外付けHDDの選び方をご紹介します。
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外付けHDDとは?SSDとの違い
外付けHDDはHard Disk Drive(ハード・ディスク・ドライブ)の略で、パソコン・サーバーのデータ保存やテレビの録画といった大量のデータを保存できる記録用のメディアです。同じ記憶装置であるSSDと比べると転送速度や耐久性では劣るものの、容量あたりの価格が安い傾向にあります。パソコン内のデータのバックアップをはじめ、テレビ番組の録画やゲームアプリの保存にもおすすめですよ。
しかし外付けHDDは高速で回転するディスクを内蔵しているため、振動や衝撃に弱いという特徴があります。そのためデータを持ち運ぶことが多い場合は耐衝撃性の高いHDDまたはSSDを選ぶとよいでしょう。HDDは導入コストを抑えつつ多くのデータを保存したい方にぴったりです。
外付けHDDを使うメリット
外付けHDDを使うメリットは、なんといってもコスパの良さです。一例としてSSDに1TBで2万円の製品があったとすると、HDDなら6TBの容量のものが購入できます。そのため動画や画像のバックアップやテレビ番組、4Kの動画など容量の大きいデータを保存する場合でもSDDと比べて価格を抑えられるのが大きなメリットです。SDDと比べて大容量の製品が多いため、データ量を気にせずに使いたいという方にぴったりですよ。
外付けHDDの種類
外付けHDDの種類には据え置きタイプとポータブルタイプがあります。まずはそれぞれの特徴についてご紹介します。
据え置きタイプ
自宅デスクやオフィスなど、決まった場所に設置して使用するのが据え置きタイプです。このタイプは8TBなどの大容量モデルが豊富なので、パソコンの容量の拡張に活躍します。
電源はコンセントを確保する必要があるので、購入する前に設置場所が確保できるか確認しましょう。またパソコンやテレビ周りで使う場合には縦置き・横置きの両方に対応したモデルを選ぶと、限られたスペースでも設置しやすいですよ。
ポータブルタイプ
外出先でも使いたいなら、ポータブルタイプの外付けHDDがおすすめです。USBポートから電源が取れるので、コンセントのない環境でも使用できます。
コンパクト設計の為、バッグに入れて携帯もしやすいですよ。ただしHDD自体が衝撃に弱いという特徴があるので、頻繁に持ち運ぶなら耐衝撃性に優れたモデルを選ぶようにしましょう。
外付けHDDの選び方
次に外付けHDDを選ぶポイントについてご紹介します。どんなものを選んだらいいかわからない方はぜひこちらを参考にしてくださいね。
1.用途に合った容量で選ぶ
外付けHDDの容量は1TB~20TBまで豊富なバリエーションがあります。容量が大きいほど価格が高くなるため、用途に合わせた容量を選びましょう。
PC・スマホのバックアップなら1〜4TB
PCやスマホのバックアップをメインに使用するなら、1~4TBを目安にしましょう。ストレージ容量の拡張が目的なら2TB、高画質の動画や写真を大量に保存したいなら4TBを選ぶなど、自身のPCやスマホの用途に合わせて選ぶことが大切です。
容量が大きくなるほど製品の価格も高くなるので、目的よりも大きすぎる容量を購入すると無駄になってしまいます。事前にどのくらいの容量が必要か確認してから購入してくださいね。
テレビ録画用に使うなら4TB以上
テレビの録画用で外付けHDDを使用するなら、4TB以上のモデルがおすすめです。製品にもよりますが、4TBで地デジを約480時間、4K放送で約260時間の録画データを保存できるので、容量を気にせずお気に入りの番組を保存できますよ。
テレビ録画用に使う場合は、使用しているテレビとHDDのメーカーに互換性があるかどうか確認してから購入しましょう。
ゲーム用途なら2TB〜大容量8TB
ゲームのデータ保存用に外付けHDDを購入する場合、2TB~8TBを目安にしましょう。PS4やPS5などのゲーム機に接続することで、ダウンロードしたゲームやセーブデータ、画面キャプションまでたっぷりと保存できます。
特にダウンロードが必要なゲームは容量を圧迫するため、容量の大きいものを選ぶのがおすすめです。8TBの大容量モデルを選ぶ場合、SSDだと10万円を超える場合がありますが、HDDなら2~3万円ほどで購入できますよ。
2.データの転送速度・規格で選ぶ
外付けHDDに搭載されているUSBポートは、対応する規格により転送速度が異なります。これから外付けHDDを購入するなら、USB3.2(Gen1)以上の商品を選ぶのがおすすめです。理論上、USB2.0と比べて10倍以上も転送速度が速く、快適に使用できます。
また、PCに稲妻マークがついたType-CのUSBポートがあれば、Thunderbolt3という高速な規格に対応したモデルを選ぶのもよいでしょう。特に大容量のデータを扱う場合には、転送速度が速いほどストレスなく使えますよ。
3.OSに合ったフォーマットで選ぶ
HDDのフォーマットには「exFAT」「FAT32」「NTFS」「HFS+」など、さまざまな種類があります。フォーマットというのは初期化のことで、PC上のデータを外付けHDDに保存する前に必要な作業です。NTFSはWindows、HFS+はMacOSで利用できます。
ひとつの外付けHDDをMacとWindowsの両方で使う場合は、eFATかFAT32というフォーマットに対応したものを選ぶなど、接続するPCのOSに対応したファイルシステムをチェックしてから購入しましょう。
4.快適に使いたいなら静音設計・放熱設計を
HDDを使い続ける上で気になるのが、稼働音の静かさを決める「静音設計」と熱がこもるのを防ぐ「放熱設計」です。それぞれの必要性についてご紹介します。
静音設計なら音が静か
仕事場やリビングなど、静かな場所で意外と気になるのが「稼働音」です。静音設計が施されている商品を選ぶことで稼働音が抑えられ、音によるストレスを軽減できます。静音設計には、内部のファンをなくしたファンレスや揺れによる音をゴムで最小限に抑える防振構造などがあります。静かな環境でも音によるストレスなく使うなら、静音設計の外付けHDDを選ぶようにしましょう。
放熱設計なら熱がこもりにくい
HDDは使用中に熱が発生します。この熱が50℃を超えると故障の原因となるため、できるだけ効果的に熱を逃がす放熱設計のHDDを選ぶのがおすすめです。熱の逃げやすい形状になっているものや冷却ファンで冷やすタイプなど、メーカーによってさまざまな放熱設計が施されています。放熱設計のされているものでも、熱のこもりやすい場所や直射日光の当たる場所での使用は避けるようにしましょう。
5.便利な機能で選ぶ
HDDは製品によって便利な機能がついたものもあります。用途に合わせて選んでみて下さいね。
暗号化機能
機密性の高い情報を保存する場合など、セキリュティの高さを求めるならハードウエア暗号化に対応するモデルを選びましょう。この機能は特定のソフトウェアをインストールしたPCからのみ暗号化・復号できる仕組みになっています。暗号化機能に対応した外付けHDDであれば、万が一の紛失や盗難時にも大切なデータを守ることができますよ。
ミラーリング機能
パソコンのバックアップ用のHDDを購入するなら、ミラーリング機能を搭載した商品がおすすめです。ミラーリング機能は1台のパソコンに複数の外付けHDDを接続して、データを同時に複数のストレージに書き込める機能です。1つのストレージが破損した場合にも、代わりのストレージがあればデータを失うリスクを軽減できますよ。
故障予測機能
大切なデータを保管するHDDが急に故障してしまったら一大事です。HDDの中には、異変を察知して事前に買い替えの時期を知らせる故障予測機能の付いたものもあります。反応がないまま故障してしまう事例もありますが、サポート的な機能として少しでもデータ損傷のリスクを減らしたい方におすすめです。モデルによっては製品の劣化が見られない場合でも、適切な使用方法をサポートしてくれる機能が備わったものもあります。
6.サポートや保証で選ぶ
HDDの故障には早めの修理が必要です。特に仕事で使うデータの入ったHDDが故障してしまったら、可能な限り早く対処したいですよね。そこで、平日だけでなく土日でも直接問い合わせできるメーカーの商品を選ぶのもおすすめです。AIやメール相談は24時間受け付けている場合もあるので、保証内容や保証期間と合わせてサポート体制もチェックしておきましょう。
外付けHDDのおすすめ11選
外付けHDDの選び方を学んだところで、ここからは実際におすすめしたい外付けHDDをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
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商品情報
ハードディスクインターフェイス USB 3.0
接続技術:USB
ブランド:バッファロー
対応デバイス:テレビ 、PC
テレビでもPCでも手軽に使える、スタンダードな外付けHDDです。ファンレス設計に加えて無通気孔と防振用シリコンゴムを取り入れ、録画・再生中にも音が気にならない静音設計になっています。主要なPCのOSにも対応しており、PCやスマホのバックアップ用にもおすすめです。
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商品情報
ハードディスクインターフェイス USB 3.0
ブランド:バッファロー
対応デバイス Windows/MacOS/ChromeOS
設置タイプ:ポータブル
HDDの国内シェアNo.1メーカー「バッファロー」の外付けHDDは、持ち運びに便利なポータブルタイプです。パソコン向けのシンプルな設計になっており、長さ50cmのUSBケーブルが付属しています。故障予測機能の「みまもり合図」にも対応していますよ。
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商品情報
接続技術:USB
ブランド:UnionSine
対応デバイス テレビ, ゲーム機
持ち運びに便利なポータブルタイプの外付けHDDです。高速でデータ転送が可能で、PCだけでなくゲーム機にも対応しています。まずは容量の少ないものから使ってみたいという方でも気軽に試せるモデルです。
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商品情報
接続技術:USB
ブランド:東芝(TOSHIBA)
特徴:ポータブル
対応デバイス:デスクトップ
シンプルで使いやすいポータブルタイプの外付けHDDで、故障予測サービス「みまもり合図」に対応しているほか、データ復旧サービスにも対応しています。チャット、LINE、メール、電話など各種相談窓口があり、サポート体制が充実しているので初心者さんにもぴったりですよ。
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商品情報
接続技術:USB
ブランド:バッファロー
対応デバイス:デスクトップ
テレビやレコーダーなどの幅広い機種に対応した外付けHDDです。防振シリコンゴムと音漏れ低減、ファンレス設計により静音性に優れているのが特徴で、テレビ周りで使用しても稼働音が気になりません。故障予測サービス「みまもり合図」にも対応しています。
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商品情報
接続技術:USB
ブランド:東芝(TOSHIBA)
対応デバイス PS4, テレビ, Windows, mac
レグザをはじめとする各種テレビ機種に対応しているのがポイントです。大容量なので、たくさんの番組を録画、撮りためておきたい方に向いています。ハードディスクからの発熱を効率的に放熱する設計になっているほか、録画・再生中にも稼働音が気にならない静音設計なので快適に使えますよ。
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商品情報
接続技術:USB
ブランド:エレコム(ELECOM)
対応デバイス:テレビ
テレビやレコーダーなどの機器に接続して番組録画ができます。USB3.2(Gen1)/USB3.1(Gen1)/USB3.0対応のテレビに接続すれば、2番組同時録画も可能なので、家族で別の番組を録画したい場合にも便利に使えます。縦置きと横置きの両方に対応しており、テレビ周りのスペースに合わせて設置できるのも魅力です。
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商品情報
接続技術:USB
ブランド:WD
対応デバイス:Windows/MacOS
大容量でありながら軽量でコンパクトなポータブルタイプの外付けHDDです。持ち運びしやすく、写真や動画、音楽などのデータの保存先としてもぴったりです。USB3.0対応で高速なデータ転送が可能なので、処理速度を重視したい方にもおすすめですよ。
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商品情報
接続技術:USB
ブランド:ロジテックダイレクト
対応デバイス:パソコン・テレビ・ゲーム
パソコンやテレビ 、レコーダー、ゲーム機でも使える4K録画対応のモデルです。データの保存やバックアップ、テレビ番組の録画、ゲームデータの保存などあらゆる用途に対応します。静音設計でテレビ周辺に置いても稼働音が気にならないのもポイントです。
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商品情報
接続技術:USB
ブランド:バッファロー
対応デバイス:デスクトップ
テレビでもパソコンでも使える大容量の据え置きタイプです。防振シリコンゴムと音漏れ低減、ファンレス設計で静音性に優れた設計になっています。パスワードによる暗号化に加えて、すばやく操作できるパターン認証を採用した最新セキュリティーソフトウェアに対応。故障予測サービス「みまもり合図」も利用できます。
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商品情報
接続技術:USB
ブランド:バッファロー
対応デバイス:Windows/MacOS
大切なデータを衝撃から守る、耐衝撃設計のポータブルHDDです。衝撃吸収フレームと衝撃吸収ゴムが、内臓ドライブをしっかりガードします。故障予測サービス「みまもり合図」のプレミアムサポートに対応しており、製品に劣化の無い状態でもHDDが高温になったとき、フォーマットが違い仕様できないときに故障しにくい使い方を提案してくれます。
おすすめ商品比較表
バッファロー バッファロー 外付けハードディスク 4TB HD-AD4U3 | バッファロー バッファロー ポータブルHDD 2TB HD-PCFS2.0U3-BBA | UnionSine UnionSine 外付け ハードディスク 500GB HD2510 | TOSHIBA(東芝) 東芝 ポータブルHDD Canvio 1TB HD-TPA1U3-B/N | バッファロー バッファロー 外付けHDD 2TB HD-EDS2U3-BE | バッファロー 東芝 外付けHDD Canvio Desktop 6TB HD-TDA6U3-B/N | エレコム(ELECOM) エレコム 外付けHDD 4TB ELD-HTV040UBK | ウエスタンデジタル ウエスタンデジタル 外付けHDD WD Elements Portable WDBU6Y0020BBK-WESN | ロジテックダイレクト ロジテック 外付けHDD ハードディスク 4TB LHD-ENA040U3WS | バッファロー バッファロー 外付けHDD HD-EDS6U3-BE 6TB | バッファロー バッファロー ポータブルHDD 4TB HD-PGF4.0U3-GBKA | |
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使用用途に合った外付けHDDを選ぼう
手軽にストレージの増設ができる外付けHDD。自宅やオフィスを中心に使うのか、外出先にも持ち運びたいのか、どんなデータを保存するのかにもよって選ぶべき製品も変わります。自身の使用環境や用途を考慮しながら、ぴったりの外付けHDDを選んでみて下さいね。