クイックペイで楽天ポイントは貯まる？楽天Edyとどっちが得になるのか解説

電子マネーにはさまざまなブランドがありますが、楽天ユーザーにとっては楽天Edyや楽天ペイなどがとても便利です。また、全国に2,300万人以上のユーザーがいるクイックペイを利用しているという方も多いかもしれません。

楽天ユーザーにとって、楽天ポイントが貯まるかどうかという点が利用するときの判断材料となりますが、クイックペイは楽天Edyと比較してどちらがお得なのでしょうか？また、楽天Edyとクイックペイの違いや還元率、どんな時に使えないのかについても紹介します。

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クイックペイ（QUICPay）はJCBが展開している電子マネーで、タッチ型決済という特徴があります。タッチ型というと楽天Edyも該当しますが、楽天Edyはプリペイド式なのに対してクイックペイは後払い式という点です。

例えば、楽天Edyは事前にチャージした上で使用します。そのため、残高が残っていなければ使えず、残高が少なくなったら自動的にチャージされるということもありません。しかし、クレジットカードをリンクする必要がないため、使う際にセキュリティの面で安心だと感じる方は多いようです。

一方、クイックペイはクレジットカードのような後払い式となっています。ポストペイ方式と呼ばれており、最初に利用できる限度額が決められているので、その限度額以内で支払いができ、後から利用した金額が銀行口座から引き落とされるというものです。クレジットカード利用に関して不安を感じている方ならば、この仕組みはまさにクレジットカードに近いものなので、敬遠してしまうかもしれません。

さらに、クイックペイにはいくつかの種類があります。

iPhoneならApple Payとして利用でき、AndroidのスマホならGoogle Payやおサイフケータイの支払いカードとしても登録できます。利用する際には、スマホを端末にかざせばOKです。

スマホに搭載して使うためには、スマホでFace ID認証ができることが条件です。そのため、古い機種のスマホでは下記の種類を使うことはできても、スマホに搭載することはできません。

対応しているカード会社は184社以上と豊富で、クレジットカードのような後払い式ではない点が大きな特徴。ただし、デビットカードと一体となっているものは登録する際に銀行口座とリンクしなければいけません。この点が不安ならプリペイドタイプを選んでおいたほうが無難でしょう。

タッチ決済機能だけが搭載されている専用カードタイプもあります。ANAのJCBカードと連携しているキーホルダー型や、500円硬貨ぐらいのサイズのトークン型などもラインナップされています。もしもコンパクトなタイプが欲しいなら、このタイプのほうが便利かもしれません。

楽天Edyは事前に楽天カードを紐づけることで、楽天ポイントが自動的に付与される仕組みになっています。さらに、Edyで決済をするということに対しても楽天ポイントがもらえます。つまり、楽天Edyなら楽天カードと紐づければポイントを2重に獲得できてお得ということになります。

一方で、クイックペイには独自のポイントプログラムはありません。クイックペイを使うことによってポイントを貯めたいという場合には、紐づけているクレジットカードのポイントであれば貯めることができます。

すでに楽天カードを持っている方であれば、クイックペイを紐づけることで楽天ポイントを貯めることはできます。つまり、クイックペイでも楽天ポイントを貯めることはできるので、この点は安心してくださいね。

楽天ポイントを貯める際に気になるのは、やはり還元率ですね。楽天カードと紐づけた場合の楽天ポイント還元率は、楽天カードを利用した時と同じです。

基本的に楽天カードを利用する際の還元率は1％なので、クイックペイを使った場合でも同じ還元率が適用されます。二重にポイントが貯まるというお得はありませんが、低い還元率が適用されてガッカリすることもないでしょう。

それでは、楽天からラインナップされているタッチ型の楽天Edyと、クイックペイを比較するとどっちがお得なのでしょうか？

結論から言うと、楽天Edyの方がお得です。

Edyを楽天カードと紐づけると楽天カードと同じ還元率の1％で楽天ポイントが貯まります。これはクイックペイも同じですが、楽天Edyの場合にはそれだけではありません。

Edyは楽天系のサービスなので、Edyを利用したことに対しても楽天ポイントが貯まります。つまり、ポイントが多く貯まるという点でEdyの方がお得と言えます。

どちらも多くのユーザーが利用している人気の電子マネーであり、両方を使い分けることももちろん可能です。店舗やサービスによっては、クイックペイは使えないけれど楽天EdyはOKという所があったり、逆にEdyが使えなかったりする場合もあるかもしれません。普段使っている便利なタッチ決済方法が万が一使えない時のために、両方使えるようにしておくのも良いでしょう。

特にクイックペイはスマホに搭載できるため、カードを持ち歩く必要がありません。楽天ユーザーにとっては、Edyの方がポイントが多く貯まるという点でおすすめですが、万が一楽天Edyが使えない時の予備として、クイックペイを持っておくのも安心かもしれません。

楽天Edyと合わせてクイックペイも使いたいと考えている方は、クイックペイのデメリットについても理解しておきましょう。

タッチ決済を導入している店舗ならクイックペイが使えない所は少ないかもしれませんが、全国的にみるとタッチ決済はまだ一般的でなく、使えない店舗も多くあります。この点では、タッチ決済の楽天Edyも同じですが、楽天カードを持っていればクレジットカードとして決済が可能。

2つ目のデメリットは、楽天Edyのようにポイントを二重に獲得できないという点です。上記の通り、Edyを使えば利用金額に対して楽天ポイントが付くだけでなく、紐づけている楽天カードの利用に対しても楽天ポイントが付与されます。これは楽天が認めているポイントの二重ゲットなので、全く問題ありません。

クイックペイの場合、楽天ポイントとの二重ポイントはありません。ポイントを二重にゲットしたい場合にはnanacoと紐づけるという方法があるものの、楽天Edyのように楽天ポイントの二重取りはできません。

3つ目のデメリットは、後払いタイプのためについ使いすぎてしまうかもしれないという点でしょう。利用限度額までしか使えないので無限に使ってしまうわけではないものの、気づいたら使いすぎていたという事態も考えられます。

以上のデメリットを考えると、前払いで気軽に利用できる楽天Edyの方がおすすめと言えます。

クイックペイと楽天Edyはどちらもタッチ決済ができるという共通点がありますが、メリットとデメリットを比べるとさまざまな違いがあります。楽天Edyの方が高い還元率で楽天ポイントが貯まるという点で、楽天ユーザーからは圧倒的な人気があります。

しかし、タッチ決済を受け入れている店舗ではクイックペイが使える可能性もあるため、楽天Edyが使えない際の予備として持っておくという方法も良いかもしれませんね。

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