【2024年】おすすめのはちみつ14選!産地や種類、味わいの違いもご紹介
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料理に使ったり飲み物に混ぜたりと、いろいろな使い方ができる「はちみつ」。産地や純度などによってさまざまな種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。そこで今回は、はちみつの選び方とおすすめ商品をご紹介します。果物の香りが楽しめるフレーバーハニーもピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
はちみつはどうやって作られる?
はちみつとは、ミツバチによって採取・加工された蜜のこと。まずは、はちみつが作られる工程を簡単にご説明しましょう。
ミツバチは花から花へと飛び回り、集めた花蜜を蜜胃(みつい)という体内器官に保管して巣へと帰ります。花蜜を六角形の巣穴に貯めたあと、ミツバチは3日間程羽で扇ぎ続けて余分な水分を飛ばし、とろりと濃度のある状態に仕上げます。
採れたての花蜜は水分約60%と水っぽい状態ですが、ミツバチに加工されたはちみつは水分約20%と、糖度が高く完熟状態になっています。これを人間の手で巣から取り出し、フィルターで濾過したものが「はちみつ」として製品になるのです。
砂糖とはココが違う!はちみつの魅力
はちみつと砂糖の違いのひとつ目は、カロリーと糖質です。
エネルギー(100gあたり) | 糖質(100gあたり) | |
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はちみつ | 329kcal | 81.9g |
砂糖(上白糖) | 391kcal | 99.3g |
こうして見比べてみるとカロリーも糖質もはちみつの方が低く、砂糖を同量のはちみつに置き換えればカロリーは約17%、糖質は約19%カットできるということになります。
さらに、はちみつの主成分は「ブドウ糖」と「果糖」、砂糖の主成分は「ショ糖」と、甘味の成分もまったく異なります。ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源で、素早く吸収されるのが特徴。果糖は果物などに多く含まれる糖分で、強い甘味があります。
こうした成分の性質により、はちみつは砂糖よりも甘味を強く感じられ、摂取したあとは効率よくエネルギーとして吸収されるという特徴があります。
そのほかにも、ビタミン類やミネラル類、抗酸化作用のあるポリフェノールなど体にうれしい成分が含まれていますよ。
はちみつの選び方
はちみつの選び方は、「産地」と「純度・製造工程」による違いを見分けることです。どこの国で作られているのか、どの程度の純度なのかを知ることで、自分好みの1本を見つけられるようになりますよ。
また、普通のはちみつとはひと味違うものやギフト向けのものを探している方には、「フレーバーハニー」もおすすめです。
以下では、それぞれのポイントについておすすめの商品を交えながら詳しく解説します。
おすすめ商品比較表
かの蜂 百花はちみつ | 秋田屋 国産百花はちみつ | 小林養蜂園 国産アカシアはちみつ | かの蜂 ゴールデンハニー | MY HONEY アカシアハニー | 熊手のはちみつ アカシアはちみつ | マヌカヘルス マヌカハニーMGO400+ | ブライトザマー クリーミーハニー 菜の花はちみつ | Mielizia イタリア産オレンジの有機ハチミツ | 加藤美蜂園 サクラ印 純粋ハチミツ | 梅屋ハネー 加糖はちみつ | 杉養蜂園 ハニーレモン | 杉養蜂園 果汁蜜3本ギフトセット | 野田ハニー フレーバーハニー 徳島すだち | |
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Amazonカスタマーレビュー | ||||||||||||||
4.3(2,667件) | 4.3(755件) | 3.7(106件) | 4.2(1,053件) | 4.5(2,674件) | 4.2(349件) | 4.4(13,512件) | 4.2(4,193件) | 4.2(1,000件) | 4.2(1,386件) | 4.2(135件) | 4.5(6件) | 4.0(3件) | 4.4(13件) | |
購入リンク | ||||||||||||||
1.産地で選ぶ
はちみつは、その国に適した蜜源(花の種類)や製法で作られているので、国ごとに味わいや個性、価格が異なります。
また、はちみつは国産と外国産のものがありますが、日本で流通しているものの95%は外国産で、国産品はわずか5%と少ないのも特徴のひとつです。それぞれの違いをご紹介しましょう。
国産はちみつ
はちみつの生産量が1番多い県は北海道ですが、熊本、長野、秋田、青森などさまざまな地域で養蜂が行われています。
国産品と輸入品の大きな違いは、はちみつに含まれる水分の量です。国産品の水分は22%以下、外国産は20%以下と定められているので、国産品の方が水分が多くてサラッとしたタイプのものが多いです。
代表的な蜜源はアカシア、みかん、りんご、レンゲ、クリなどですが、数種類の花から蜜を集めた百花蜜も人気があります。
また、国産品は生産量が少ないので、外国産よりも高価になる傾向があります。ですが、産地や生産者、製造方法が明確なものが多いので、お好みのものが見つけやすいというメリットもあります。はちみつにこだわりたい方は、国産のものからチェックしてみてはいかがでしょうか。
福岡県のはちみつ専門店「かの蜂」の百花はちみつは、100%天然・非加熱で作られており、まろやかな舌触りとクセがなくすっきりとした後味が特徴。レンゲの花や菜の花、山の花などから採れたはちみつは、花の上品な香りと甘味が広がります。まさに自然の恵みともいえるおいしさをぜひ味わってみてください。
創業200年の蜂蜜問屋「秋田屋」の百花はちみつ。ハゼ、シナ、ソヨゴなど春の野山に咲くさまざまな花の蜜を使用しており、なめらかでコクのある味わいと、豊かな香りが特徴です。日本の花々の奥深い味わいが楽しめますよ。チューブタイプなので蓋がべたつきにくく、逆さにして立てておけるので残りが少なくなっても出しやすいのがうれしいポイントです。
群馬県の「小林養蜂園」で作られているアカシアはちみつは、採蜜後にいっさい加工されていない完全非加熱・無添加の天然はちみつです。群馬県のなかでも特にアカシアの花が多く栽培されている沼田市で採蜜された純度の高いアカシアはちみつは、クセがなくさっぱりとした上品な味わいが特徴です。
外国産はちみつ
日本で流通する外国産のはちみつは、中国産が約7割を占めています。アカシア・レンゲなどあっさりとした味わいのものが多く、価格は比較的リーズナブルなのが特徴です。
ほかには、アルゼンチン、カナダ、ルーマニア、ハンガリーなどからも輸入されており、どれも国産品にはない独特の風味や個性があります。なかでも、華やかな風味のカナダ産クローバーはちみつや、希少なニュージーランド産マヌカハニーなどは、日本でも人気があります。
また、国ごとにはちみつに関する基準は異なりますが、基本的にEU圏内は基準が厳しいと言われています。特にドイツは基準が厳しく「はちみつ純正法」という食品法まであるので、外国産を選ぶときはぜひ参考にしてみてくださいね。
商品情報
原材料:はちみつ
原産国:アルゼンチン、ウクライナ、メキシコ、カナダ
※ブレンド蜂蜜のため、原材料は変更される可能性があります。ご了承ください。
アルゼンチンやウクライナなどのはちみつをブレンドした、オリジナルの純粋はちみつです。華やかな香りとコクのある味わいは、パンケーキやヨーグルト、紅茶、料理の隠し味など幅広い用途にぴったり!おいしいはちみつを、リーズナブルな価格で楽しみたい方におすすめですよ。
アカシアの花から採れたはちみつは、やさしい甘みとさっぱりとした味わいが特徴です。独特の香りと口当たりは、お料理やお茶にもぴったり。特別な容器を使用しているため、はちみつのキレがよく、手がベタベタになることなく使えるのもうれしいですよね。
「はちみつの女王」と称されるアカシアはちみつは、淡い色味とクセがなくあっさりとした味わいが特徴。どんな食材にも合うためいろいろな楽しみ方ができます。たっぷり1㎏入っているので、はちみつ漬けなどにもぴったりです。
ニュージーランド産100%のモノフローラルマヌカハニーです。マヌカの花から採れる貴重な蜂蜜で、濃厚でクリーミーな味わいが特徴。自分用にはもちろん、誕生日や記念日まで、さまざまなシーンでの贈り物やギフトとしても喜ばれること間違いなしですよ。
商品情報
原材料:蜂蜜(チェコ、ルーマニア、チリ)
原産国:ドイツ
ブライトザマーのクリーミーハニーは、菜の花92%、リンゴ5%、ヤナギ科3%をブレンドしたはちみつで、豊かな風味が楽しめます。菜の花のやさしい甘さとリンゴのさわやかな風味が絶妙に調和し、まろやかな口当たりが特徴。朝食やおやつ、お料理のアクセントに最適で、幅広いシーンで活躍する一品ですよ。
商品情報
原材料:有機はちみつ(イタリア)、一部にオレンジを含む
原産国:イタリア
イタリア南部で採蜜されたオレンジの有機はちみつは、甘さの中に柑橘系らしいさわやかな風味があるのが特徴です。ハーブティーや紅茶によく合い、お菓子作りやお料理にも活用可能できますよ。また、パスタやチーズとの相性も抜群です。
2.純度や製造工程の違いで選ぶ
はちみつは純度によって名称が異なり「純粋」「加糖」「精製」の3つに分けられています。さらに細かく分けると、製造工程で熱を加えない「非加熱」、濾過以外の工程を行わない「天然」などがあります。
今回は、純粋・加糖・精製の違いと、その見分け方についてご紹介しましょう。
純粋はちみつ
精製はちみつや添加物などを一切加えない、純粋なはちみつのことです。スーパーなどで見かけることが多いですが、水分含有量22%以下、果糖・ブドウ糖の含有量が100gあたり60g以上と、厳しい品質基準を満たしているものだけが「純粋はちみつ」として販売されています。
商品情報
原材料:はちみつ
原産国:中国、アルゼンチン、ニュージーランド、カナダ その他
純粋はちみつといえば、こちらの老舗メーカーが定番ですよね。さまざまな国のはちみつをブレンドした、まろやかでコクのある味わいは昔ながらのおいしさです。リーズナブルな大容量ボトルなので、はちみつをたっぷりと使いたい方におすすめですよ。
加糖はちみつ
はちみつに水飴や果糖、砂糖などを加えた加工品です。純粋はちみつより風味は劣りますが、価格がリーズナブルなので、料理やスイーツにたくさん使いたい方におすすめです。スーパーなどでは「オリゴ糖入りはちみつ」「はちみつ入りシロップ」などの商品名で販売されています。
オリゴ糖シロップが40%入っている加糖はちみつです。純粋はちみつと同様、パンやヨーグルトにかけたり煮物などの料理に使うことができます。ほかにはコーヒーや紅茶などのホットドリンクにもおすすめですよ!
精製はちみつ
はちみつから色や風味を取り除いた、無色無臭の甘味料です。「はちみつ由来の甘味料」とも言われており、主に調味料として食品や清涼飲料水、化粧品などの原料に使われています。主に業務用として出回っているので、一般的なスーパーで見かけることはほとんどありません。
3.香りを楽しむ「フレーバハニー」もおすすめ
ひと味違うはちみつをお探しなら、はちみつにフルーツの果肉や果汁を加えた「フレーバーハニー」もおすすめ。さまざまな種類があり、まるでジャムのようにフルーティーな風味を楽しむことができますよ。
見た目もおしゃれな瓶タイプやアソートセットなど、ギフトにうってつけな商品もあるので、ぜひ気になった方はチェックしてみてくださいね。
商品情報
原材料:精製はちみつ(国内製造)、レモン果汁/クエン酸、増粘剤(ペクチン)、香料
原産国:日本
杉養蜂園のハニーレモンは、良質なはちみつと新鮮なレモンが絶妙にブレンドされ、さわやかで甘酸っぱい味わいが特徴です。ハーブティーや紅茶に入れるだけで、リフレッシュ効果も期待できますよ。また、料理やお菓子作りにも幅広く活用でき、料理のアクセントにも最適です。
商品情報
原材料:[ブルーベリー&ハニー]精製はちみつ(国内製造)、ブルーベリー果汁/クエン酸、増粘剤(ペクチン)、香料/[ゆず蜜]精製はちみつ(国内製造)、ゆず果汁/クエン酸、増粘剤(ペクチン)/[マンゴー&ハニー]精製はちみつ(国内製造)、マンゴー果汁/クエン酸、増粘剤(ペクチン)、香料
原産国:日本
こちらのはちみつは、食べてもよし、飲んでもよしの杉養蜂園のオリジナル商品です。さわやかな酸味と甘さのハーモニーを楽しむことができ、スイーツとの相性も抜群。水やお湯で割ってドリンクとしてはもちろん、パンなどに塗ってジャムのようにもお召し上がりいただけます。
すだちの爽やかな香りが楽しめるフレーバーハニー。香料を使用せず、徳島県産のすだち果汁と果皮、はちみつのみで作られています。見た目も美しくプレゼントにもぴったりですよ。
産地と純度で選ぶ!お気に入りの1本を見つけよう
今回は、はちみつの選び方をはじめ、産地や種類、純度による違いなどをご紹介しました。はちみつは産地や純度、製造方法の違いで、風味や色合い、価格などが異なります。ぜひ今回ご紹介した選び方を参考にして、お好みの1本を見つけてみてくださいね。
※1歳未満(乳児)のお子様は、はちみつをお召し上がりにならないようご注意ください。 はちみつは、砂糖でも代用できます。それぞれ種類によって甘さが異なりますのでお好みで調整してください。
「国産はちみつ」は、値段も種類も豊富で、アカシアや百花蜜など花の種類によっても味わいや風味が異なります。そのため、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。この記事では、国産はちみつの選び方や、専門店のおすすめ商品をご紹介します。本物の見分け方や値段の相場についても解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「マヌカハニー」は高品質なはちみつとして、美容や健康に関心の高い方に注目を集めています。喉にいいものという認識はあるものの、一般的なはちみつとの違いは分かっていないという方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、マヌカハニーの特徴や選び方を詳しく解説するとともに、食べやすいのど飴などのおすすめ商品もご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。