楽天キャッシュで楽天証券の投資信託積立ができる!やり方を解説
楽天キャッシュでの引き落とし方法から積立の手順、チャージの方法、利用可能なカードの種類などを含めて、今回は楽天キャッシュを使って楽天証券で投資信託の積立を始める方法について解説します。
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楽天キャッシュを使った積立投資の方法とは?
楽天証券では2022年6月から、電子マネー「楽天キャッシュ」を利用した積立投資が可能になりました。
楽天キャッシュは、楽天ポイントや現金でチャージできる電子マネーです。これまでの投資信託積立の設定には銀行口座からの自動引き落としが一般的でしたが、電子マネーを使用することで、楽天証券口座への資金移動を経ずに直接投資が可能です。
これにより、日常生活の中でよりスムーズによりフレキシブルに資産形成を行うことができると注目されいます。楽天証券の強みは、楽天サービスの連携による利便性やポイント還元率の高さです。投資信託の購入にも他の楽天サービスを組合わせることで、より便利にお得に投資できます。
楽天証券の投信積立で設定できる4つの引き落とし方法
楽天証券で投資信託の積立を行う際には、4つの引き落とし方法が選択できます。
- 楽天キャッシュ
- 楽天カード
- 証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)
- 銀行口座
各方法の特徴は以下の通りです。
楽天キャッシュと楽天カードは、積立金額に月額上限が設定されており、一定額を超える積立はできません。これに対して、証券口座と銀行口座にはそのような上限がなく、より大きな金額を自由に積み立てることが可能です。
楽天キャッシュと楽天カードでは投資額の上限額が設定されていますが、楽天カードを使って楽天キャッシュへのチャージを行うと、両方の上限額を合算することができるので、上限額の倍の金額まで投資が可能です。
クレジットカードでの積立には、政府の方針で全ての証券会社に対して上限金額が設定されています。このため、他社の証券会社では上限以上の買い付けを行う場合は銀行口座や証券口座で行う、あるいはクレジットカード現金を組合わせるなどの方法が必要になります。しかし、楽天証券なら楽天キャッシュを使うだけで上限を倍額にすることが可能です。これは他社にはない、便利な仕組みといえるでしょう。
引き落としのポイント還元率
楽天キャッシュの場合は、楽天カードでチャージを行った際に0.5%が還元されます。楽天カードの場合はファンドやカードの種類によって異なりますが、0.5%~1%です。また、楽天キャッシュと楽天カードはいずれもSPU(ポイント還元率が高いサービス)の対象となっており、ポイントが今まで以上に貯まりやすくなっています。証券口座と銀行口座の場合は、楽天ポイントは付与されません。また、どちらもSPUの対象外です。
積立指定日については、楽天キャッシュと証券口座は毎月1日~28日の中から、自由に選択できます。楽天カードは、毎月1日または8日と決められており、自分で選択することはできません。銀行口座の場合は、毎月7日と24日のうち、どちらかを選択できます。
楽天キャッシュとは?
楽天キャッシュは、楽天ポイントや楽天カードなどでチャージができる電子マネーです。
楽天市場や楽天ペイなど、楽天グループの様々なサービスで利用できるほか、コンビニやドラッグストア、ファーストフード店など、提携している実店舗でのお買い物にも利用できます。
楽天キャッシュは、楽天が提供する電子マネーです。楽天には「楽天Edy」もありますが、それとは 何が違うのでしょうか?そこで、楽天キャッシュの基本、楽天Edy、さらには楽天キャッシュのメリ ットやチャージ方法に至るまで、その全貌を詳しく探ってみましょう。
チャージ額の0.5%が還元
楽天キャッシュで投資信託積立を行うと、チャージした金額の0.5%がポイントバックされます。還元されたポイントは、楽天市場での買い物や楽天ペイでの支払いなどに利用できます。
楽天キャッシュで投資信託積立を行う方法
楽天キャッシュを利用して投資信託の積立を設定する手順は、以下のように行います。
口座開設の申込
楽天証券ホームページにアクセスし、「口座開設」ボタンをタップします。次に、本人確認のための書類(マイナンバーカードあるいは運転免許証)、顔写真をスマホで撮影します。その後、氏名や住所など、指示に従って必要な情報を入力し、ログインパスワードを設定します。すべての情報を入力したら、申し込みは完了です。
楽天証券の審査が終了すると、メールで審査完了の通知が来ます。メールにはログインIDも記載されていますので、記載されたログインIDと先ほど設定したパスワードで楽天証券の総合口座にログインしてください。なお、ログインIDは一度発行されたらその後変更はできなため、ログインパスワードとともに、大切に保管しておきましょう。ログイン後、取引開始に必要な暗証番号の設定や勤務先などの情報を入力します。
投資資金を入金
投資を行うためには、口座に資金をキープしておく必要があります。銀行などから、楽天証券の指定口座に振り込んでおきましょう。
投資信託を選び、取引開始
投資信託を選択するために、検索機能を活用しましょう。投資信託の検索は、名前から検索する「ファンド名検索」と条件を指定して検索する「投信スーパーサーチ」が用意されています。
また、楽天信託のおすすめファンドから選ぶことも可能です。どの投資信託を選べばいいかわからない方は、ロボットの投資アドバイザー「楽ラップ」を利用して、自分の代わりに投資してもらう方法もあります。
銘柄を選び積立購入
投資信託では、好きなタイミングで銘柄を購入する「スポット購入」と、毎月一定額を積み立て購入する「積立購入」がありますが、「積立購入」が手堅い投資方法として人気です。積立貯金のような感覚で、毎月コツコツ投資することで、堅実な資産運用が行えます。
投資するファンドが決まったら、対象のファンドを選択して「積立注文」のボタンを押します。ファンドの画面が開きますから、引き落とし口座と積立指定日を選択します。
次に積立金額を入力し、分配金コースと口座区分を選びます。目論見書を読んで内容を把握した上で、暗証番号を入力後「注文する」を選択すると、ファンドの購入は完了です。
楽天キャッシュのチャージ設定とは?
楽天キャッシュで投資信託積立を行う場合、事前にどの方法でチャージを行うか設定しておく必要があります。
楽天キャッシュのチャージ設定とは、常に一定額以上の残高をキープするために、楽天キャッシュの残高が設定した金額よりも低くなった場合に、不足分を自動でチャージするサービスです。
楽天証券の投信積立では毎月13日~15日の期間に、翌月分支払い額を楽天キャッシュから引き落とします。残高が不足しないように、ゆとりをもって残高キープ額を設定しておくと安心です。
初回のチャージ設定方法
初回のチャージ設定は、楽天証券のウェブサイトまたはアプリから行います。
投資信託の積立設定画面で、引き落とし方法に楽天キャッシュを選択します。その後、「楽天キャシュの設定へ」ボタンを押して設定画面に移動します。楽天会員ログインを行い、チャージするカードを設定・選択しましょう。
楽天キャッシュに登録できるクレジットカード
楽天キャッシュのチャージ元として登録できるのは、楽天カードだけです。他社のクレジットカードは設定できないのため、注意しましょう。
また、楽天カードでチャージした楽天キャッシュは「基本型」の電子マネーとなり、現金として出金することはできません。楽天カードから楽天キャッシュへのチャージが完了すると、楽天カードに利用明細書に記録されます。
楽天キャッシュのチャージ設定はいつでも変更可能
楽天キャッシュのチャージは初回の設定後、いつでも変更可能です。チャージ設定の確認と変更は、初回のチャージ設定で行ったのと同様の方法で行うことができます。
楽天キャッシュで楽天証券の投資信託積立をしよう
楽天キャッシュで投資信託積立を行うと、楽天カードでチャージした金額の0.5%が還元されるのでお得です。また、月額積立の上限金額も、楽天カードと電子マネーの上限金額が合算されるので、通常より高額の買い付けが可能になるのもメリットです。
楽天証券の投資信託の積立設定で、どの方法で引き落としを行うか迷ったら、楽天キャッシュをおすすめします。特に、楽天ポイントを貯めている方や、手軽に投資信託積立を始めたい方には、楽天キャッシュが適しているといえるでしょう。
非課税投資の新NISAにも対応している「楽天証券」。投資信託の積立購入では、楽天キャッシュや楽天カードなどでの決済方法を選ぶ必要があります。この記事では、楽天証券の積立投信を楽天キャッシュで購入する方法、さらに楽天キャッシュをやめて他のチャージ方法に変更するやり方をご紹介します。
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