楽天モバイルの通話料はいくら?国内通話を無料にする方法もご紹介
楽天モバイルなら通話料が無料になると聞いて、電話代の節約を考えている方のなかには「さっそく乗り換えよう!」という方も多いのではないでしょうか?
実は、楽天モバイルでの通話が全部自動的に無料になるわけではありません。「Rakuten Link」というアプリの利用が必須です。そこで、Rakuten Linkの使い方を中心に詳しくお伝えします。
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楽天モバイルでの通話がすべて無料になるわけではない
冒頭でも述べたように、楽天モバイルでの通話がもれなく無料になるというのは誤解です。では、どんなときに通話料がかかって、どうすれば無料にできるのでしょうか?
スマホ搭載の標準通話アプリでの通話は有料
スマホの標準通話アプリを使って電話をかけると、楽天モバイルでも通話料はかかります。
楽天モバイルの料金プランはシンプルで、データ通信量に応じて自動的にその月の料金が決まる仕組みです。わざわざ希望の料金プランを選ぶ必要がないため、その料金プランのデータ通信料を超えるとデータ通信に制限がかかるということもありません。そのため、非常に使い勝手のよい電話会社なのですが、国内通話の料金自体はほかの大手キャリアと違いはないです。
楽天モバイルでも、標準の通話アプリを使用して電話をかけると、30秒につき一定の電話料金が発生します。この金額は他社も同じなので、通話料に関しては、楽天モバイルの料金プランが特別お得というわけではありません。
ただし、楽天モバイルでは標準の通話アプリでの通話料がお得になるオプションが提供されています。1回15分以内であれば、国内通話の料金が無料になるというオプションです。もちろんオプション料金はかかりますが、頻繁に短時間の通話を繰り返すという方にとってはオプション料金以上のメリットがあります。
Rakuten Linkを使った国内通話は通話料完全無料!
上記の15分国内通話かけ放題の有料オプションを利用することで、標準通話アプリをお得に使えるのが楽天モバイルの魅力です。しかし、オプション料金が発生するという意味では、通話料が完全に無料になるわけではありません。
通話に1円をもかけたくないという方におすすめなのが、楽天モバイルの提供する通話アプリ「Rakuten Link」です。
国内通話が無料になるRakuten Linkアプリとは
電話をかけた側と通話相手がともにRakuten Linkを使用している場合、国内通話の通話料金は完全無料になります。また、通話だけでなくSMSもRakuten Link同士ならデバイスにかかわらず無料です。
通話相手がRakuten Linkを使用していなくても、自分がRakuten Linkで電話をかけた場合、通話料はかかりません。通話料金に関しては基本、デバイスの種類によらず無料になるのはうれしいですね。
ただし、国内通話に関しても例外があります。たとえば、0570から始まる他社の接続サービスを使用した電話番号にかける場合、Rakuten Linkは使えません。標準通話アプリから有料でかける必要があります。
なお、Rakuten Linkを利用する場合、着信相手が日本国内なら通話料無料ですが、海外での着信は特定の国と地域に限られます。そのほかの国や地域ではWi-Fi接続中の場合のみ着信可能ですので覚えておきましょう。
Rakuten Linkアプリを使って電話をかける方法
Rakuten Linkでの電話のかけ方は簡単です。オーソドックスなやり方は、アプリを開き、下のアイコン一覧から受話器のアイコンを選びます。次に、キーパッドをタップし、電話番号を入力してから発信ボタンをタップするだけです。
スマホの電話帳に登録済みの相手であれば、電話帳から選ぶだけで電話番号が入力されるので、最後に発信ボタンをタップするだけで電話がかけられます。標準の通話アプリと使用感はほとんど同じですね。
Rakuten Linkを通じてメッセージを送る場合は、画面下のアイコン一覧から一番左の吹き出しのアイコンを選びます。これまでのメッセージの送受信履歴が表示されるので、メッセージを送りたい相手を選ぶのもよいですし、新しいメッセージの作成ボタンをタップしてから相手を選ぶのでもどちらでもかまいません。
楽天モバイルの通話料はどうやって確認できる?
楽天モバイルの通話料は、楽天モバイルの公式サイトとスマホアプリで確認できます。
ウェブサイトで確認するには、まず楽天モバイルの公式サイトにアクセスし、画面右上の「my楽天モバイル」をクリックしてください。ログイン画面に移動するので、ユーザーIDとパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。
ログインすると「my楽天モバイル」が表示されるはずです。一番上に楽天モバイルからのお知らせがあり、その下にあなたの電話番号と料金プラン、その下にデータ利用量のグラフが表示されています。そのグラフの中に「◯GBまで/〇〇円」と表示されていますが、それが現時点での当月の電話料金です。
楽天モバイルの料金体系は、データ利用量が3GBまでと、20GBまで、20GB超の3つのみです。1か月に20GB以上使う場合、それ以上どれだけ使っても料金は変わりません。
1か月3GB以内に抑えると月980円とリーズナブルですが、3GBを超えて20GBまでは月1,980円と料金がアップします。といっても、現在利用しているキャリアのプランよりも安いと感じて、他社のキャリアから楽天モバイルに乗り換える人にとっては、楽天モバイルでどれだけ通話しても大幅節約が実現できるでしょう。さらに節約したい方は、これまでご紹介した方法で通話料金を調節するのもおすすめです。
なお、グラフに表示されているデータ利用量はあくまで概算です。使用状況がこのグラフに反映されるまでには若干のタイムラグがあります。
正確な明細が知りたいときは、さらに画面を下にスクロールして、「利用料金」を見てみましょう。そこには確定済みの利用料金(前月分の利用料金)が表示されています。画面を送るとさらに過去の明細も確認できます。ちなみに、当月分の明細ページも表示できますが、料金は「未確定」として表示されません。
スマホアプリで明細を確認する場合、まず「my Rakuten Mobile」のアプリを端末にインストールしてください。アプリをインストールしたら、開いて画面下のアイコンから「利用料金」を選ぶだけです。確定済みの利用料金が明細ページに表示されます。
Rakuten Linkアプリを利用の際の注意点
Rakuten Linkを利用するうえで注意したいのが、通話料が無料になるのは国内通話のみということです。これに関してはすでに説明したとおりですが、海外に電話をかける機会が多い人は別のオプションを利用することをおすすめします。
楽天モバイルには「国際電話かけ放題」があり、このオプションに加入することで世界65の国と地域への発信が無料になります。
それとは別に、iOSをお使いの場合、Rakuten Linkの利用でもう一点注意しておきたいことがあります。それは、Rakuten Linkでの発信はできるものの、着信はiOSの標準アプリでしかできないことです。Rakuten Linkから電話をかけて、折り返し電話をもらっても、着信は強制的に標準通話アプリとなります。
とはいえ、どんな電話でも原則着信には料金がかからないので、節約という観点からはそれほど気にする必要はないでしょう。
楽天モバイルの通話でよくある質問
最後に、楽天モバイルに関して、通話や通話料金についてよくある質問とその回答をまとめました。
Q.通話品質は?
A.楽天モバイルの通話品質は、楽天自体のネットワークインフラと、接続されているほかのネットワークに大きく依存します。都市部や人口密集地では通話品質は安定していますが、山間部や離島などの一部地域では品質が低下することもあり得ることです。また、Rakuten Linkでの通話は、インターネット接続の速度や安定性が通話品質に直接影響を与えます。
Q.通話対応エリアは?
A.楽天モバイルの通話対応エリアは日本全国に広がっていますが、全地域をカバーしているわけではありません。特に山間部や離島などの僻地ではサービス提供が限定的になる場合があります。楽天モバイルの公式ウェブサイトでエリア確認ができるので、具体的な場所はそちらでチェックしてください。
Q.通話料が無料にならないのはなぜ?
A.楽天モバイルでの通話料が無料になるのは、Rakuten Linkアプリを利用している場合のみです。加えて、一部、無料通話に対応していない電話番号があることに注意してください。0570から始まる番号など、特定の番号への発信では料金が発生します。
楽天モバイルで電話料金を節約しよう
楽天モバイルをお得に使いこなすには、無料通話の条件をしっかり把握することが第一です。Rakuten Linkアプリを使えば、国内通話は通話料を気にせず、気軽に電話をかけられるようになります。節約志向の方は要チェックですね。
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