Amazonへの通報の方法を解説!著作権侵害や高額転売などの問題に対処しよう
Amazonで著作権や知的財産権を侵害をしているものや高額転売をしている商品があります。そういった商品を見つけた場合にどのように対処すればよいかをこの記事で解説していきます。
具体的にどういった商品に問題があるのかや、Amazonへ通報するにはどうしたらいいのかについてご紹介します。
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Amazonに通報したほうがよい商品・事例
Amazonに通報したほうがよい具体的な商品や事例について詳しく解説します。どういった場合に通報した方がよいのかを判断するために、参考にしてください。
Amazonに通報したほうがよい商品や事例は以下のとおりです。
- 知的財産権・著作権を侵害している可能性のある商品
- 不快な商品・安全でない商品・法令違反の恐れがある商品
- 高額転売の可能性がある商品
- 中古品販売が許可されていないカテゴリーで販売されている中古品
- 不審な連絡があった場合
知的財産権・著作権を侵害している可能性のある商品
知的財産権は、創作者に与えられる創作したものを勝手に利用されない権利のことをいいます。
著作権は、小説、音楽、美術、アニメなど作品として表現したもの=著作物を創作した人(著作者)に法律によって与えられる権利のことをいいます。
これらを侵害している可能性のある商品は通報したほうがよいでしょう。ただし知的財産権の所有者または代理人が申告しなければ、Amazonが対応できない場合もあります。
不快な商品・安全でない商品・法令違反の恐れがある商品
Amazonに不快または安全ではない商品、法令違反の恐れがある商品の場合は、Amazonのカスタマーサービスまで連絡しましょう。その際は「商品名」と「商品ページのURL」、「不安全、不快又は法令違反の恐れがあると思われる内容の詳細」を報告します。
高額転売の可能性がある商品
希望小売価格よりも著しく高い価格の商品は高額転売の可能性があります。高額転売は「Amazonマーケットプレイスにおける適正な価格設定に関するポリシー」に違反しているので通報したほうがよい商品です。
中古品販売が許可されていないカテゴリーで販売されている中古品
Amazonには「新品」として出品する場合の規約があり、それを偽って出品している場合は、Amazonの規約に違反していることになります。
以下7つのカテゴリーは、新品の出品以外は許可されていません。
- ビューティー
- 服&ファッション小物
- シューズ&バッグ
- ジュエリー
- ドラッグストア
- 食品&飲料
- 腕時計
もし中古品として販売しているのを見つけたら、Amazonへ通報しましょう。
不審な連絡があった場合
明らかにAmazonからではないと思われる連絡を受信した場合は通報したほうがよい事例です。不審な電話、Eメール、SMS/テキストメッセージを受けた場合は、ヘルプ&カスタマーサービス内に「不審な連絡について報告する」のリンクがあるので、そこから報告をしてください。
転売は違法行為ではない?
Amazonで転売をすること自体は違法行為ではありません。ただルールに則っていないと違法行為になる場合があるのです。
違法行為になるケースを紹介します。
転売が違法行為になるケース
転売がルールに則っていないため違法行為になるケースとは具体的にどのような場合なのかをここでは詳しく解説します。
以下のケースは転売が違法となります。
- 古物取引の許可を得ていない
- 個人利用と偽って輸入している
- 偽ブランド品を販売している
古物取引の許可を得ていない
事業として中古品を売る場合は、「古物商許可証」が必要になります。これは古物営業法で決められている法律なので、無許可で営業をしていた場合は違法になります。
個人利用と偽って輸入している
営利目的で海外から商品を購入して輸入する際には通常「関税」がかかりますが、個人で利用する場合は例外を除いて16,666円以下であれば免税になります。関税が課されるのを免れるために、個人利用と偽って商品を輸入し転売した場合は違法行為になります。
偽ブランド品を販売している
偽物を本物と偽って販売する行為は「詐欺罪」にあたるので、当然違法行為にあたります。例えばブランド品の場合、ロゴマークの有無で判断がつきそうですが、実際は本物と偽物の区別はなかなかつきにくいでしょう。
悪質な転売行為を見極めるポイント
悪質な転売行為を見極めるのはなかなか難しいかもしれません。それでも悪質な転売行為を見抜くポイントがありますので、2つご紹介します。ポイントは以下のとおりです。
- 低評価レビューが多い
- 希望小売価格よりもはるかに高額
低評価レビューが多い
購入者の口コミは商品や販売元の評価を知るうえで参考になります。複数の購入者から「高額転売」や「転売ヤーの出品」などといった記載がされている場合は、悪質な転売行為の可能性が高いので、気をつけたほうがよいでしょう。
希望小売価格よりもはるかに高額
商品価格が希望小売価格の1.5~2倍の価格に設定されている場合は、悪質な転売の可能性を疑ってもいいかもしれません。ただし、Amazonの出品における手数料を考慮した価格設定の場合も否めません。ただ、希望小売価格を大幅に超える値段で販売されている場合は悪質な転売行為の可能性が高いです。
高額転売商品について通報する方法
高額転売商品を見つけた際の通報方法は、以下のように2つあります。
- 「この商品に関する問題を報告する」のリンクから通報
- カスタマーサービスへ連絡
この後ひとつずつ詳しく解説をしますので、参考にしてください。
「この商品に関する問題を報告する」のリンクから通報
1つ目は、それぞれの商品ページから問題を通報する方法です。手順は以下の【1】〜【3】のとおりです。
【1】商品ページ内に「この商品に関する問題を報告する」というリンクがあるので、そこをクリックします。
【2】プルダウンメニューから「価格に問題がある」を選択。
【3】「価格に問題がある」を選んだ後、詳細で「その他」を選び、コメント記入欄に「メーカーの希望小売価格が○○円で、該当の商品は○○円で販売されている」といった理由を入力し、送信を押します。そうすると通報完了です。
カスタマーサービスへ連絡
2つ目の方法はカスタマーサービスへ連絡する方法です。手順は以下の【1】〜【4】のとおりです。
【1】Amazonトップページ画面上部の「アカウント&リスト」から「カスタマーサービスに連絡」を選択。
【2】該当の商品を選択し、「商品に問題があった」をクリック。
【3】スクロールをして、いちばん下の「カスタマーサービスへ連絡」をクリック。
【4】「担当者からの電話をリクエストする」または「チャットで問い合わせる」から希望の連絡方法を選択しクリックすれば、通報できます。
まだ荷物が届いていないのにステータスは到着済みだったり、買った覚えがない商品の代金請求があったときはすぐに問い合わせるべきです。そこで今回は、Amazonのカスタマーサービスに電話で問い合わせるやり方を紹介します。
知的財産権・著作権の侵害について通報する方法
Amazonには「知的財産権の侵害に関する報告フォーム」があり、知的財産権や著作権を侵害されたと思われる場合はここから申告ができます。
該当のフォームは以下のところにあります。
【1】Amazonトップページの「ヘルプ」をクリック。
【2】ヘルプページを下までスクロールし、「その他のトピック」をクリックしたのちに、「出版社、著者、ベンダー向けガイド」をクリック。
【3】「知的財産権侵害についての申し立てとその手続き」をクリック。
【4】オンラインフォームへのリンクをクリックし、フォームから報告を開始します。
Amazonへの通報方法は複数ある
著作権や知的財産権の侵害や高額転売は違法行為です。明らかにそうであると見極めることはなかなか難しいかもしれませんが、もし、見つけた場合はこの記事の方法を参考にしてみてください。
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