楽天ふるさと納税のやり方を解説!初めての方へ仕組みとメリットも紹介
いくつかあるふるさと納税サイトの中でも「楽天ふるさと納税」は、返礼品の数が豊富で楽天ポイントが貯まってお得なため、大変人気となっています。
しかし、そもそもふるさと納税をやったことがない方もいるでしょう。そこで本記事では、楽天ふるさと納税のやり方について解説します。初めてふるさと納税をする方にも分かりやすい内容となっているため、ぜひ最後までご覧ください。
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ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、都道府県や市区町村に寄付できる制度です。
一般的に自治体に寄付をした場合は、確定申告をおこなうことで、寄付金額の一部が所得税および住民税から控除されます。ふるさと納税では、原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となる仕組みです。
そもそもふるさと納税は、「自分が生まれ育ったふるさとに貢献する制度」あるいは「好きな自治体に応援する制度」として始められました。
多くの方が、地方のふるさとで生まれ育つ過程で自治体からさまざまなサービスや支援などを受けますが、成長すると都会で働いて生活する方も少なくありません。その結果、都会は税収を得ますが、地方にはあまり税収が入らず、困窮する状況も起こっています。それを解消するために、ふるさと納税が開始されました。
とはいえ、生まれた地方以外の自治体にも寄付できます。それぞれの自治体の活動を見て応援したいと思ったら、ふるさと納税という形で寄付するのもおすすめです。自治体の返礼品である特産品を食べたり使ったりすることで、ますますその自治体が好きになることもあるはずなので、気になった返礼品はチェックしておくとよいでしょう。
楽天ふるさと納税を使うメリット
ふるさと納税する際は、さまざまなふるさと納税サイトの中から好きなサイトを選び、どの自治体に寄付するかを決定します。さまざまなふるさと納税サイトの中でも人気が高いのが「楽天ふるさと納税」です。それには3つの理由があります。
- 返礼品の数が豊富
- 手続きが簡単なので安心
- 楽天ポイントが貯まってお得
それぞれについて詳しく解説します。
返礼品の数が豊富
楽天ふるさと納税は、返礼品の数と種類がとても充実しています。2023年11月22日時点で、参加自治体数は1,635、返礼品数は5万3,947です。
ホタテやいくら、肉などの人気返礼品はもちもんのこと、楽天トラベルクーポンやスポーツ・アウトドアなども用意されており、楽天ふるさと納税サイトを見るだけでも楽しくなるかもしれません。
楽天ふるさと納税では「人気ランキング」「寄付金額」「ジャンル」「地域」など、さまざまな検索方法があるため、好みのものを選ぶことができます。
それぞれの返礼品の詳細ページでは、過去に返礼品を受け取った方のレビューを確認できます。星の5段階評価やコメントなどを見て、どの自治体に寄付するか選んでみてください。
手続きが簡単なので安心
楽天ふるさと納税は、サイト操作や手続きが簡単というメリットがあります。手続き自体は、楽天市場と同じように「商品を選ぶ→カートに入れる→決済」の3ステップで完了です。特に楽天市場といった楽天サービスを使ったことがある方は、感覚的にサイト操作ができるでしょう。
ふるさと納税の仕組みは複雑だと思うかもしれませんが、楽天ふるさと納税で返礼品を選び、手続きするのは難しくありません。「楽天ふるさと納税のやり方のポイント」については、後ほど詳しく解説します。
楽天ポイントが貯まってお得
楽天会員の方は、楽天ふるさと納税を利用すると楽天ポイントがたくさん貯まってとてもお得です。楽天ふるさと納税の寄付金額に応じた楽天ポイント還元(最大30.5%)が受けられるだけでなく、楽天スーパーセールといったキャンペーンを利用すると、ポイント最大10倍など通常より多くの楽天ポイントをもらうことができます。
そのもらった楽天ポイントは、楽天市場や楽天トラベル、楽天モバイルなどの楽天サービスの支払時に使うことができるため、お得と感じるでしょう。
なお、楽天会員には無料で入会できるため、楽天ふるさと納税を機会に入会して楽天サービスをいろいろ使ってみてもよいかもしれません。
楽天ふるさと納税のやり方のポイント
楽天ふるさと納税のやり方のポイントは以下の通りです。
- 控除上限額を調べる
- 寄付する自治体・欲しい返礼品を探す
- ふるさと納税の寄付を申し込む
- ふるさと納税の返礼品を受け取る
- 自治体から寄附金受領証明書を受け取る
初めて楽天ふるさと納税をする方は「難しい」「複雑で大変」と思われるかもしれませんが、これから解説する手順通りに進めると問題なく対応できますよ。
1.控除上限額を調べる
まず、楽天ふるさと納税をするなら、自分の控除上限額を調べる必要があります。
控除上限額は、収入や家族構成などによってひとりひとり異なるため、「総務省のホームページ」あるいは「楽天ふるさと納税サイトの控除限度額シミュレーター」などを利用するとよいでしょう。年収や、独身あるいは既婚、扶養家族の有無などをいくつか入力するだけで、簡単に控除上限額を調べられます。
楽天ふるさと納税に限らず、ふるさと納税には控除される金額の上限があり、控除上限額を超えると自己負担となります。自己負担額が2,000円を超えないように調整しつつ寄付する方がほとんどです。
2.寄付する自治体・欲しい返礼品を探す
自分の控除上限額を把握したら、金額に合わせて寄付する自治体や欲しい返礼品を探しましょう。前述したとおり、楽天ふるさと納税は返礼品の種類が豊富なので、人気ランキングや好きなジャンルなどから探してみてください。
また、楽天ふるさと納税には「かんたん返礼品サーチ」という機能があるため、寄付金額やジャンル、寄付先、キーワードなどの条件で検索してみてもよいでしょう。
それぞれの返礼品には詳細ページが用意されているため、食べ方や使い方、過去に返礼品を受け取った方のレビュー評価などをチェックすることをおすすめします。特に、レビュー評価は非常に参考になるはずです。レビュー評価が高い返礼品は毎年品切れになるため、早めに購入手続きをおこなうと良いでしょう。
3.ふるさと納税の寄付を申し込む
寄付する自治体や欲しい返礼品が見つかったら、返礼品の詳細ページから購入手続きに進んで、注文を確定させます。パソコンの場合は「寄付を申し込む」、スマートフォンの場合は「購入手続きへ」を選択しましょう。
楽天ふるさと納税は、楽天会員でない方も利用することができます。ただし、楽天会員でない場合、楽天ポイントがもらえないため、無料でできる楽天会員登録を済ましてから購入手続きするのがおすすめです。
4.ふるさと納税の返礼品を受け取る
ふるさと納税の返礼品が送られるタイミングは、商品によって異なります。寄付の申込から2週間程度で返礼品が届く場合がありますが、たとえば果物や野菜などの場合は収穫時期まで待つこともあります。最も食べ頃を見計らって送ってくれることがほとんどです。
いつ届くかについては、返礼品の詳細ページに記載があるため、確認して控えておくとよいでしょう。
5.自治体から寄附金受領証明書を受け取る
ふるさと納税の寄付を申し込んだら、返礼品だけでなく「寄附金受領証明書」もきちんと受け取って保管してください。
寄附金受領証明書はふるさと納税したことを証明する書類で、ふるさと納税をした各自治体が発行しています。寄附金受領証明書は、返礼品と同時に送られるケースだけではなく、別々に送られるケースもあるため、受け取り方法も確認しておきましょう。
寄附金受領証明書は、税金の控除を受けるために必要なものです。なお、楽天ふるさと納税なら、複数の自治体に寄付を申し込んでも寄附金受領証明書がまとめて発行されるため、失うリスクが少なく管理しやすいメリットもあります。
税金の控除を受けるための手続き方法
続いて、税金の控除を受けるための手続き方法を解説します。具体的な手続き方法は以下の2つです。
- ワンストップ特例制度を利用する
- 確定申告する
どちらかは必ずおこなわないといけないため、事前に確認しておきましょう。
ワンストップ特例制度を利用する場合
ワンストップ特例制度とは、確定申告よりも簡単に控除を受けることができるようになる制度のことです。
ふるさと納税では、原則として確定申告をおこなう必要がありましたが、以下の条件をすべて満たす方の場合、ワンストップ特例制度を利用することで税金の控除を受けられるようになっています。
- 確定申告をする必要がない
- 寄付した自治体が5つ以下
ワンストップ特例制度を利用するには、申請書や各種必要書類を寄付先の自治体へ送付します。寄付した自治体ごとに書類を送付する必要があり、もし同一自治体に2回寄付した場合には、申請も2回必要になるため注意しましょう。なお、この書類は寄付をした翌年の1月10日必着で送付する必要があります。
まれにふるさと納税サイトで購入の手続きをしただけで、税金が控除されると勘違いしている方もいますが、確定申告をしなくてよい会社員であってもワンストップ特例制度を利用する必要があることは知っておいてください。
確定申告する場合
税金の控除を受けるための手続き方法として、確定申告があります。確定申告は書類を作成して税務署に提出する方法で、寄付した自治体の数にかかわらず、誰でも利用できます。確定申告の期限は、翌年3月15日頃です。
「寄附金控除に関する証明書(電子データ)」を利用すれば、確定申告がオンラインで完結できるため、下記の条件を満たす方は確定申告を利用するとよいでしょう。
- ふるさと納税以外でも確定申告する必要がある
- 寄付した自治体が6つ以上
確定申告書類の作成は、国税庁が提供している「確定申告書等作成コーナー」も便利です。画面の案内に従って金額などを入力すれば、税額などが自動計算されて簡単に確定申告書を作成できます。
楽天ふるさと納税に関する「よくある質問と答え」
最後に楽天ふるさと納税に関する「よくある質問と答え」について解説します。
- 楽天会員に登録しなくても利用できますか?
- 返礼品を贈り物として家族に送ることはできますか?
- 公務員でもふるさと納税はできますか?
それぞれの質問に詳しく回答します。
楽天会員に登録しなくても利用できますか?
楽天ふるさと納税は、楽天会員以外の方も利用できます。
しかし、楽天会員に登録しない場合、楽天ポイントの付与がされません。そのため、無料で登録できる楽天会員になってから、楽天ふるさと納税を利用するのがおすすめです。
また、楽天会員であれば、寄付するときにその都度入力することになる氏名や住所などを入力する手間が省けて、申請時に必要なデータを取得できるといったメリットもあります。
返礼品を贈り物として家族に送ることはできますか?
返礼品を贈り物として家族に送ることができ、さらに家族だけではなく友人に送ることも可能です。楽天ふるさと納税サイトの購入手続きの「注文確認画面」で、送付先を家族の住所や友人の住所に指定できます。
自治体によって対応が異なりますが、ギフトやのしを付けられる場合もあります。ギフトやのしについては、返礼品の詳細ページを確認しましょう。なお、寄附金受領証明書は必ず注文者の住所に送付されます。
公務員でもふるさと納税はできますか?
公務員でもふるさと納税はできます。公務員は、国家公務員法や地方公務員法などの法律で副業が禁止されていますが、ふるさと納税は副業に該当しないため、問題ありません。
ただし、ふるさと納税の寄付金控除は、住民税や所得税から控除されるため、勤務先の職員の個人情報を扱う部署には、ふるさと納税をしていることが知られる可能性があります。「ふるさと納税していることが知られても問題ない」という場合は、ぜひふるさと納税を利用してみてください。
楽天ふるさと納税のやり方は実に簡単!
本記事では楽天ふるさと納税のやり方について解説しました。楽天ふるさと納税は、簡単に利用できます。さらに楽天ふるさと納税サイトは、楽天市場などの楽天サービスを利用している方にとって操作しやすいデザインになっています。返礼品の種類も充実しているため、ぜひチェックしてみてください。
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