Amazonで分割払いする方法を紹介!クレカなしでも分割払いできる?
Amazonで買いすぎてしまい、「今月の支払いちょっと厳しいかも…」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。大型家具や家電などの高額商品を一括で購入した場合、大きな出費となるので、分割払いを利用したいと考える人も多いでしょう。
この記事では、Amazonで分割払いする方法について詳しく解説します。クレジットカードなしでも分割払いできる方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
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分割払いはクレジットカードかペイディが対応
Amazonには様々な支払い方法が用意されています。分割払いできるのは、クレジットカード」と後払い決済サービス「あと払いペイディ(以下、ペイディ)」の2つです。
- クレジットカード(分割払い可)
- ペイディ(分割払い可)
- プリペイドカード
- コンビニ払い
- ATM払い
- ネットバンキング払い
- 電子マネー払い
- 代金引換
- 携帯決済
- Amazonギフトカード
- Amazonポイント
注意点として、クレジットカードの中でも、American Express・Diners Club・銀聯カードは分割払い・リボ払いに対応していません。
分割払い未対応のカードしか持っていない場合や、クレジットカードを持っていない場合は、ペイディを利用しましょう。
クレジットカードで分割払いする方法
Amazonでのお買い物をクレジットカードの分割払いで行う方法について説明します。
なお、ここではAmazonショッピングアプリを例に説明していますが、Webブラウザでも手順はほぼ同じです。
STEP1.欲しい商品をカートに入れてレジに進む
Amazonショッピングアプリ(またはAmazon公式サイト)を開き、欲しい商品をカートに入れてレジに進みます。
STEP2.支払い方法の変更画面から分割払いを選ぶ
注文の確認画面にある「お支払い方法」より、「支払い方法を変更する」をタップしてください。
「お支払い方法を選択」の画面に遷移するので、任意のクレジットカードを選択し、「分割・リボも可能」をタップします。
STEP3.分割払いで希望する分割回数を選ぶ
クレジットカードで利用可能な支払いオプションは、一括払い、2回払い、分割払い、リボ払いの4つです。また、分割払いの回数は3、5、6、10、12、15、18、20、24回となっています。
分割払いのオプションを選択したら、右側に表示されるドロップダウンリスト(デフォルトは3回)から希望する分割回数を選び、「続行」ボタンをタップしてください。
STEP4.選択内容を確認して注文を確定する
注文の確定画面のお支払方法に、選択した分割回数が反映されていることを確認したら、最後に「注文を確定する」ボタンをタップして完了です。
クレカなし!ペイディで分割払いする方法
クレジットカードなしでも、ペイディに登録すれば分割払いが利用できます。
ペイディとは、オンラインショッピングで後払い決済が利用できる便利なサービスです。1ヵ月に何回お買い物をしても、支払いは翌月以降の後払いです。さらに、ペイディアプリで本人確認を行うと、分割払い(3回、6回)が利用できるようになります。
ここからは、ペイディで分割払いする方法について説明します。
STEP1.ペイディアプリをダウンロードして本人確認を行う
Amazonでペイディの分割払いを利用するには、お手持ちのスマートフォンにアプリをダウンロードしておくとスムーズです。アプリを利用することで、明細の確認や支払い方法の変更などが手軽に行えます。
なお、本人確認には運転免許証またはマイナンバーカードが必要です。これらの書類を用意してから、下記の手順に従って手続きを進めましょう。
STEP2.Amazonとペイディのアカウントを連携する
次に、Amazonショッピングアプリを開き、ペイディアカウントを連携します。
画面の下部にある「人型アイコン」>「アカウントサービス」を選択し、「お客様の支払い方法」をタップします。
お支払い方法の画面の右上にある「+追加」をタップし、「あと払い(ペイディ)アカウントを追加」のタブを開きます。
ペイディに登録している氏名・メールアドレス・携帯番号を入力し、「次に進む」ボタンをタップします。請求先住所を選択してから「同意して認証コードを送信する」をタップしてください。
入力した携帯番号に、認証コードが記載されたSMS(ショートメッセージ)が届きます。フォームにコードを入力し、「認証コードを検証」ボタンをタップすれば、支払い方法にペイディが追加されます。
STEP3.注文確認画面からペイディの分割払いを選択する
Amazonの注文確認画面からペイディの分割払いを選択し、注文を確定します。
この手順は、先ほど紹介したクレジットカードで分割払いする方法とほぼ同じ流れです。
- Amazonで欲しい商品をカートに入れてレジに進む
- 注文の確認画面で「お支払い方法を変更する」をタップする
- 「お支払い方法を選択」で「あと払い(ペイディ)」を選択する
- ペイディの分割回数(3回、6回)を選んで注文を確定して完了
Amazonで購入後に分割払いへの変更も可能!
Amazonでは、クレジットカードの一括払いやペイディの翌月払いで決済を完了した後でも、分割払いや分割回数を変更できます。
ただし、支払い方法の変更はAmazonアカウントサービスではなく、クレジットカードやペイディの会員向けサービス(アプリやWebサイト)から行う必要があります。
なお、クレジットカードは、支払い口座に設定している金融機関の引き落とし日ごとに申し込み期限が異なるため、変更期限を確認してから手続きしましょう。ペイディは決済が確定した当月中に分割払いの変更が可能です。
Amazonで分割払いできないケース
Amazonでお買い物するとき、以下の条件に該当していると、分割払いできませんのでご注意ください。
- 注文金額がカードの利用限度額を超えている
- 海外で発行されたクレジットカードによる支払い
- Amazonギフトカードの購入
- デジタルコンテンツ(Kindleコンテンツ 他)の購入
- デジタルコンテンツ(Amazon Driveのストレージプラン 他)の定期購入
- Amazonプライム、Prime Studentの会費
- 提携ネットスーパー(ライフ、バロー、成城石井)の注文
- Amazonフレッシュの注文
- Amazon Pay利用の注文
- 定期おトク便の注文
上記以外にも、デビットカード・プリペイドカードによる支払いは分割払いに対応していません。
なぜなら、デビットカードは購入金額がその場で銀行口座から引き落とされる仕組みであり、プリペイドカードは事前に金額をチャージする前払い式のカードであるため、これらのカードでは分割払いができないからです。
Amazonで分割払いした商品も返品が可能
Amazonで購入できる商品の多くは、支払い方法に関わらず返品可能です。返品の手続きは、アカウントの注文履歴から行えます。ただし、返品できない商品もあるため注意が必要です。
なお、返品後の返金処理は、クレジットカードとペイディで異なります。クレジットカードの場合、Amazonギフトカードでの返金、または購入時と同じクレジットカードへの返金のいずれかを選択できます。 ペイディの場合、返金はペイディ経由でのみ行われます。
返金日数は、返品受付センターで商品が受領されてから1~3日程度です。一定期間経過しても商品のキャンセル(返金)が請求に反映されないときは、クレジットカード会社やペイディではなく、Amazonカスタマーサポートに問い合わせて、返品処理が適切に行われているか確認しましょう。
Amazonでのスムーズなショッピング体験を求めるなら、返品に関する情報を把握しておきましょう。
Amazonで分割払いする際の注意点3つ
Amazonでのお買い物に限らず、分割払いを利用するときは、手数料や返済の遅れ、使いすぎに注意が必要です。
1.手数料がかかる
クレジットカードやペイディを使用する際には、支払い回数や支払い方法によっては手数料が発生することがあります。
クレジットカードの場合
クレジットカードの手数料は、3回分割払いから発生します。また、手数料は分割回数と実質年率(1年間借りた場合の手数料率)によって変動し、支払い回数が増えればそれだけ手数料も高くなります。
例えば、三井住友カードを使用して60,000円の商品を3回に分けて支払う場合、返済総額は61,206円となり、うち1,206円が手数料です。
1回目 | 2回目 | 3回目 | |
---|---|---|---|
毎月の返済 | 2万円+手数料402円 | 2万円+手数料402円 | 2万円+手数料402円 |
▼利用代金100円あたりの分割払い手数料を約2.01円として計算。
手数料を節約したいときは、分割手数料が無料の2回払いにするか、なるべく少ない支払い回数を選択しましょう。
ペイディの場合
ペイディの分割手数料は、支払い方法によって異なります。
- 口座振替:無料
- 銀行振込:金融機関の振込手数料
- コンビニ払い:109~371円(税込)
口座振替は無料、銀行振込は金融機関の振込手数料のみです。ただし、コンビニ払いを選択した場合、1回につき最大371円(税込)の手数料が発生します。
手数料を節約したいときは、ペイディアプリにログインして口座振替を申し込みましょう。
2.支払いに遅れると遅延損害金が発生する
クレジットカードやペイディの支払いが遅れると、月々の手数料に加えて、遅延損害金が発生することがあります。遅延損害金とは、債務の支払い義務を怠ったときに発生する賠償損害金のことで、入金予定日に振り込みが確認できない場合に発生します。
クレジットカードの場合
クレジットカードの遅延損害金は「支払い金額に対して、分割払いの年率X%」という形で計算されます。例えば、三井住友カードの3回分割払い(年率12.00%)を利用し、元金が60,000万円で10日遅延した場合、計算式は以下のようになります。
遅延損害金の計算例:60,000円×12.00%÷365日×10日=約197円
ペイディの場合
ペイディの遅延損害金は、分割回数に関わらず年率14.60%です(利用規約 第7条)。元金が60,000円で10日遅延した場合、計算式は以下のようになります。
遅延損害金の計算例:60,000円×14.60%÷365日×10日=約240円
3.使いすぎないようにする
クレジットカードやペイディのような後払い式の支払い方法は、すぐに手元のお金が減らないため、つい使いすぎてしまうことがあります。分割払いを利用する際は、収入と支出のバランスを考慮しながら、残高を適切に管理する必要があります。
使いすぎが心配な方は、クレジットカードの利用限度額を下げる、またはペイディの予算設定を低めに設定するなどの方法があります。限度額に達すると、それ以上使うことができなくなりますので、自動的に使いすぎを防げます。
Amazonの分割払いで賢くお買い物しよう!
Amazonでは、クレジットカードまたはペイディを使って分割払いが可能です。
分割払いは手数料が発生することがありますが、高額な商品を購入する際には、月々の支払額を抑えれます。また、予期せぬ出費に対応するための一時的な手段としても活用できます。
クレジットカードやペイディを計画的に利用して、Amazonでのお買い物を楽しみましょう!
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