だし用昆布のおすすめ10選!離乳食としても使える!使い方も解説
味噌汁や佃煮、煮物などの料理をやさしくて親しみのある味わいに仕上げてくれる「だし昆布」は、出し汁と調理の両方に使える食材です。今回はだし昆布の選び方とおすすめの商品をご紹介。昆布の種類ごとの味わいの違いや使用後の活用方法についても解説しています。離乳食のだしにも使えるので試してみてくださいね。
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だし昆布の選び方
だし昆布には種類があり、産地や栽培方法によっても味わいが異なります。それぞれの昆布からとっただしの味を比較してみて自分の好みを探すとよいでしょう。作る料理によって薄めが合う、濃いめが合うといった相性もありますよ。また、使う頻度に合わせて容量を選ぶとお得に購入できることも。たまにしか使わないなら小容量、毎日使うなら大容量というように必要量を見極めることも大切です。保存に便利なチャック付きも販売していますよ。
1.昆布の種類で選ぶ
だし昆布には「真昆布」「利尻昆布」「日高昆布」「羅臼昆布」の主に4種類があります。それぞれ特徴や味わいが異なるので、好みや作る料理によって使い分けて利用するのがおすすめですよ。
クセのない味わい「真昆布」
真昆布は、主に北海道の室蘭から函館沿岸の道南地方で収穫されています。厚みと幅のある昆布を煮込んで柔らかくするには時間がかかるため、だしをとる昆布として使うのがおすすめ。上品な甘さとまろやかなコクが特徴で、どんな料理にも合わせやすいですよ。
どの昆布にするか種類選びに迷った際は真昆布を選ぶとよいでしょう。和食の料亭でも使われており、煮物・汁物・鍋など、全般的な料理に活用できます。
すっきりとした味わい「利尻昆布」
利尻昆布は、主に北海道稚内沿岸や利尻島、礼文島などの道北地方で収穫されています。香り高く透明色の澄んだだしが特徴。関西地方の京料理などにも多く使われている昆布です。風味がよく素材の味を引き立ててくれるため、塩分控えめに作ってもおいしく食べられます。
甘味と塩味のバランスがとれた昆布で、すっきりとした味わいも特徴のひとつ。真昆布と同様にだしをとるのに適しており、湯豆腐やお吸い物などによく合いますよ。懐石料理に使われていることでも知られている昆布です。
しっかりとした味わい「日高昆布」
日高昆布は、主に北海道の日高沿岸の道央南部で収穫され「三石(みついし)昆布」とも呼ばれています。煮込んでからの火の通りが早く、すぐにやわらかくなるため、だしと料理の両方に向いていますよ。
日高昆布はしっかりとした味わいで色味のあるだしがとれるのも特徴です。昆布巻きや佃煮、おでんなどによく合い、関東風のだしに仕上げたい場合にもおすすめ。比較的安価なものが多く、はじめて昆布でだしをとる方にもぴったりです。
濃厚で旨味も強い「羅臼昆布」
羅臼昆布は北海道の羅臼沿岸で収穫されており、知床半島の南側にしか生息していない希少な昆布として知られています。「昆布の王様」とも呼ばれていて、昆布そのものがやわらかくきれいな黄色味を帯びただしがとれます。
羅臼昆布は昆布のみを使ってだしをとるのにも向いています。濃厚な旨味とコクの強さも特徴で、煮物やお吸い物などの風味を強調したいときにもおすすめ。生産量が少なく希少価値が高いため、その分価格も少し高めですが、出汁からしっかりこだわりたい時に使用してみてくださいね。
2.産地をチェックしよう
昆布は収穫する産地によって味が違ってきます。同じ種類の昆布であったとしても、浜や島などの産地の違いで品質が異なり、価格にも影響してきます。だしの味わいや品質にこだわりたいという方は、産地に注目して選びましょう。
たとえば真昆布の場合は、尾礼部や南茅部で収穫したものを「白口」、白口が収穫できる浜を「白口浜」と呼んでいます。また、津軽海峡沿岸で収穫した昆布は「黒口」と呼ばれています。白口浜産の真昆布は、真昆布の中でも上品でやさしい甘味を感じられる最高級品です。黒口は煮込むとやわらかな食感になるので、昆布巻きや佃煮、煮物などに適していますよ。
また、利尻昆布は「礼文島」で収穫されたものが品質が高いとされており、次いで「利尻島」で収穫した昆布が質が良いとされています。利尻昆布は島で収穫されることから「島物」とも呼ばれています。強い甘味とコクが特徴で希少性の高いものもありますよ。
3.栽培方法と等級に注目
だし昆布にこだわりたい場合は、栽培方法と等級にも注目しましょう。昆布の栽培方法は「天然」「養殖」「促成」の主に3種類があります。養殖の昆布は2年の歳月をかけて育てており、促成は秋から夏まで1年の歳月をかけて成長させたものを収獲しています。栽培方法によって品質や味わいが異なりますよ。
たとえば利尻島で収穫した天然の利尻昆布は、甘味とコクが強く品質もよいため高価なものが多いです。養殖と促成で栽培した昆布は、天然の昆布に比べて、安価で購入できますよ。また、昆布の厚みや幅などを基準にして等級が決まり、1等から4等まで品質の高い順とされています。傷や加工用規格の昆布もあるので、栽培方法や等級もポイントにして選ぶと良いでしょう。
4.毎日使うなら大容量のものを!
だし昆布を毎日使うなら、コスパのよい大容量のものがおすすめです。市販でも販売されていますが、通販サイトではさまざまな種類の業務用や大容量パックの昆布を購入することができますよ。500~1kgとたっぷり入ったものがあるので、使う頻度や必要な量に応じて使いやすいものを選びましょう。
また、はじめて昆布でだしをとるという方や、いろいろな種類の昆布を試してみたいという方には小容量なものがおすすめ。スーパーで手に入りやすく、だしの飲み比べや、作る料理によって使い分けができて便利ですよ。
5.チャック付きなら保存に便利
だし用昆布を選ぶ際は、湿気から昆布を守ってくれるチャック付き商品だと保存に便利です。ご家庭で使う場合、昆布は一度に使い切るようなことはめったになく、使用していない分をいかに保存しておくかはとても重要です。少量を少しずつ使う場合は、個包装、あるいは、密閉できるチャック付きのものを選ぶようにしましょう。
また、チャック付きでない場合は密閉可能な容器に入れて保存するのがコツ。湿気の多い場所を避けて乾燥した場所での保存が望ましいです。保存場所に悩む際は、小分けにして冷蔵や冷凍で保存するのもおすすめですよ。
だし昆布のおすすめ10選!
だし昆布のおすすめ商品を10選ご紹介します。昆布にはいくつかの種類があり、選ぶ昆布によって味わいが異なりますよ。昆布の素材にこだわりたい場合は、産地や栽培方法などにも注目しながらじっくり決めるとよいでしょう。
昆布は小容量から大容量まで販売されているので、使う頻度に合わせて容量を選ぶことも大切です。その際はできるだけチャック付きのパッケージを選んでおけば、保存がしやすく便利ですよ。自分好みのだし昆布を探してみてくださいね。
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商品情報
原材料:みついし昆布
商品サイズ(高さx奥行x幅):300mmx40mmx180mm
原産国:日本
北海道産日高昆布の徳用パックです。天然の旨味成分として知られている白い粉のマンニットが付着しており、硬く絞ったふきんで昆布を軽く拭き取れば安心して使えますよ。比較的煮上がりが早いのも特徴です。昆布巻きや煮物、佃煮などの料理だけでなく出汁用に使えるのもポイントです。たっぷり入っているので、たくさんの料理に活用して味わってみてくださいね。
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商品情報
商品の重量:220 g
原材料:真昆布(北海道函館市(旧南茅部町)産)
上品な甘味で澄んだおいしい出し汁がとれる、北海道南かやべ産の白口浜真昆布で、一番切りといわれる部位のみを使っています。200gの商品以外に100gの商品も販売されており、試しに使ってみたいという場合は、100gの小容量のものから購入して使うのもおすすめですよ。
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商品情報
内容量:300g
サイズ(高さx奥行x幅):44.0cm×30.0cm×5.0cm
北海道日高地方で獲れた、栄養と旨味をたっぷり含んだ日高昆布です。コクがあり、ほどよい歯応えとやわらかさがあり、味噌汁や佃煮、煮物といった料理にも使えますよ。一袋300gの大容量で、頻繁に昆布を使った料理を作るという方にもおすすめ。惜しみなく使えて一度購入したらしばらく長持ちするところもうれしいですね。
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商品情報
サイズ 55 x 28 x 10 cm; 1.04 kg
原材料名:昆布(北海道)
北海道知床半島南側の限られた地域でしかとれない希少価値のある羅臼昆布です。旨味とコクが合わさった黄金色の出汁がとれるのも特徴。おでんや湯豆腐などのダシ、味噌汁の出し汁にもおすすめですよ。羅臼昆布特有のコクも特徴で、普段の料理はもちろん、特別な日の料理にも重宝するでしょう。
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商品情報
原産国名 日本
商品の重量 1kg
サイズ 30.8 x 23 x 11.2 cm
一袋に1kgの容量が入った、コストパフォーマンスに優れた北海道産の天然だし昆布です。昆布巻や煮昆布、昆布締めなどに使えるほか、おでんなどの煮込み料理にもおすすめ。ラーメン店のスープのだしにも使われている昆布で、グツグツと煮出して使うのにも向いています。ステーキを焼く前の昆布締めにもおすすめです。
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商品情報
内容量:500g
商品サイズ (高さ×奥行×幅):38cm×5cm×26cm
味や香りだけでなく、深い旨味も感じられる京料理にも使われている利尻昆布です。収穫されてから倉庫で一年以上じっくり寝かせて熟成しています。一袋500gの大容量な商品で、日々の料理に惜しみなく使えるところも魅力ですよ。料理が好きな方への贈り物にも向いています。
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商品情報
サイズ 17.6 x 15.5 x 6.4 cm
商品の重量 340 g
北海道南かべや産の真昆布を切り落としにしただし昆布です。厚みのある昆布でよくだしがとれることで知られています。一袋に60g入った昆布を5個セットにした徳用タイプで、出汁をとったり料理に使ったりと重宝しますよ。煮込んで昆布と鰹節でダシをとるほかには、ダシを取った後で佃煮や煮物などに使うことも可能です。
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商品情報
原材料:昆布
商品サイズ(高さ×奥行×幅):350mm×10mm×140mm
漁師が地元の海で丁寧に天日干しした北海道産の利尻昆布です。昆布が30枚入った商品で、製造日より常温保存で360日間の賞味期限の長さがあるため常備しておけるのもうれしいですね。縦に長い形状で、大き過ぎず小さ過ぎないサイズなので保存する際に場所を取らないのもポイントです。はじめて昆布を活用する方にもおすすめですよ。
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商品情報
サイズ 38 x 22.4 x 5.7 cm
商品の重量 :350 g
昆布の王様といわれる羅臼昆布を300gのパックにした商品です。そのまま切って食べても昆布の自然な甘味が口の中に広がるのも特徴。深くて濃厚なコクと旨味・甘味の強さが楽しめるだけでなく、香り高い出汁がとれる貴重な一等検査物です。一枚一枚がきれいな飴色をしていて、大きくて豪華なサイズなのも魅力。大切な方への贈り物にもぴったりな高級品です。
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商品情報
内容量:500g
商品サイズ(高さx奥行x幅):30cm×10cm×30cm
昆布の定番で知られている羅臼昆布を一袋に500g詰めた業務用パックです。ほかの羅臼昆布の商品に比べて昆布を平たく伸ばすといった工程を省いているため、低価格が実現しています。羅臼昆布は形を整える際にカットした赤葉といわれる部分が主流ですが、こちらは赤葉だけでなく、だしがよく出る中央の部分も入っています。
だし昆布の使い方・取り方
だし昆布の使い方や出汁の取り方はとても簡単。「水出し」と「煮出し」の2種類の方法があるのでご紹介しますね。意外にも簡単なので試してみてください。
まずは「水出し」の方法です。水の量に対して約2%の昆布を入れることを前提とし、水500mlに昆布を約10gを入れるのが良いでしょう。(5cm角の昆布で約2gになります。)密閉できる容器に入れた後は冷蔵庫で一晩置くだけで完成します。水出しポットに入れて冷蔵庫で一晩置く方法も。昆布を水に入れるだけの簡単作業なので、昆布でだしをとるのがはじめてという方にもおすすめの方法です。
次に「煮出し」の方法をご紹介します。作業する30分ほど前に水の重量に対して1%程度の昆布を用意し、水につけておきます。弱火で10分ほど火にかけて昆布の旨味を水に染み込ませます。沸騰する手前で昆布を取り出したら、しっかりとした強い旨味を感じる濃厚なだしの完成!水出しに比べて時短で濃厚な味わいのだしがとれるのも魅力。昆布のだしをとる方法はほかにもあるので、基本の使い方や取り方に慣れてきたら、そのほかの方法も試しておいしさを追求してみてください。
離乳食のだしにも!
昆布だしは生後5~6ヶ月頃の離乳食初期からはじめられます。水出しと煮出しの方法がありますが、離乳食に使うなら煮出しただしを煮立たせるとよいでしょう。
おすすめ商品比較表
ぎょれん北光 ぎょれん北光 北海道産徳用日高昆布 | 南かやべ漁協 南かやべ漁協 北海道南茅部産 白口浜真昆布だし用 | 北海大和 北海大和 日高昆布 | (株)天満大阪昆布 天満大阪昆布 羅臼昆布 昆布の王様 だし昆布 | 天満大阪昆布 天満大阪昆布 北海道産天然だし昆布 | 福島鰹株式会社 福島鰹株式会社 熟成 利尻昆布 | 南かやべ漁協 北海道南かやべ産カット出し昆布 | ダイホク ダイホク 利尻昆布 | 道正昆布 道正昆布特上羅臼昆布一等検 | 天満大阪昆布 天満大阪昆布 北海道産天然羅臼昆布 | |
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さまざまな料理にだし昆布を活用しよう
だし昆布は、出汁をとるだけでなく料理の具材にも使えます。出汁をとった後で食材として食べることもできるので、無駄なく使い切れるのも魅力です。作りたい料理やお好みの味に合わせて、昆布の種類を選んでくださいね。