Amazonビジネスとは?メリット・デメリットや品揃えも詳しく解説

Amazonビジネスとは?メリット・デメリットや品揃えも詳しく解説

個人事業主から法人まで、あらゆるビジネスでの仕入れがお得にできるネットサービス「Amazonビジネス」。品揃えが豊富だったり特別割引で購入できたりとメリットが多いですが、この記事では注意すべき点やアカウントの登録方法についても解説しています。これから利用を考えている方はぜひ参考にしてくださいね。。

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Amazonビジネスとは?

Amazonビジネスは、法人や個人事業主向けのショッピングサイトです。ウェブサイトのインターフェースは普段使っているAmazonとほぼ同じで、アプリからも同様に操作できます。

通常のAmazonショッピングサイトとの違いは、ビジネス向け商品の品揃えの豊富さだけでなく、法人価格や割引があったり、請求書による後払いが選択できたりと、ビジネス向けならではのサービスが特徴です。

他にも、会社やチームなど複数の人が利用しやすいよう、従業員ごとにユーザIDが紐付く形で運用できたり、いつ誰が何をどれくらい購入したかを会社が把握できたりといったメリットもあります。詳しくは以下の項目で解説しますが、Amazonでビジネス用の買い物をよくする方なら、メリットが豊富でおすすめですよ。

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Amazonにはビジネスシーンでの利用に特化したAmazonビジネスというサービスがあります。個人向けのAmazonを利用したことはあるものの、ビジネス向けのサービスを利用したことがない場合、どのようなサービスでどのようなメリットがあるのか気になるでしょう。 本記事ではAmazonビジネスの特徴やメリット・デメリット、登録方法を紹介するので、参考にしてください。

Amazonビジネスのメリット

Amazonビジネスのメリットは、ビジネス向けならではの品揃えや支払いの便利さなど、全部で5つに分けられます。特に品揃えの豊富さと割引サービスは魅力的に感じているユーザーも多いので要チェックです。

1.品揃えが豊富

Amazonビジネスでは、仕事をする上でよく使われる商品の品揃えが豊富です。ビジネスといっても飲食店・旅行会社・医療業界などあらゆる業界の企業が利用しているため、通常のAmazonショッピングサイトでは購入できないような商品も揃っていますよ。

2.法人向けの特別割引でお得に購入できる」

業務でよく使用されるオフィス用品の多くは、特別割引価格で購入できます

たとえば、A4コピー紙なら通常のAmazonショッピングサイトと比べて38%オフと、非常にお得に購入できるものも。さらに、まとめ買いする数量が多いほど割引率が高くなる「数量割引」サービスも受けられるので、経費削減にもつながり、仕入れが多くて大変な個人事業主や規模の大きな企業ほど恩恵を受けられるといえるでしょう。

なお、数量割引を利用したい場合は、商品ページの購入ボタン付近に「数量割引を依頼する」ボタンがあるため、数量を指定して依頼すれば、割引できるかどうかや割引額が後日メールで送られてきます。Amazonビジネス側で割引されていない商品でも、数量割引で販売元と値下げ交渉ができるのは、通常のAmazonショッピングサイトにはない大きな特徴ですね。

3.請求書払いや法人用のクレジットカードも選択可能

会計処理の手間を少しでも減らしたいなら、1ヵ月のうちに購入したものをまとめて請求書発行することも可能です。請求書払いで一括管理している企業にとっても大きなメリットといえるでしょう。請求書払いを利用するには審査が必要ですが、利用できれば支払いが一度で済むため、非常にラクですよ。

請求書払い以外に、代金引換や法人クレジットカードなどさまざまな支払い方法が選択できます。法人クレジットカードが使えれば経費専用のカードとして支払えるので、より気軽に仕入れができてうれしいですね。

4.Businessプライム会員なら送料無料

個人用のAmazonプライム会員と同様に、Businessプライム会員も送料が無料になります。少額の買い物だったとしても何度でも送料無料になり、当日お急ぎ便や日時指定便も無料で利用できるので、経費の節約にもなり、すぐに商品が必要になった場合も便利ですよ。

なお、Businessプライム会員には、利用できるユーザの数や利用できる機能が異なる5種類の料金プランがあります。従業員のいない個人事業主で個人用のAmazonプライム会員の場合は、無料で1ユーザーまで利用可能です。ユーザー数無制限ですべての機能が利用できるプランもあるので、事業規模にあわせて選ぶとよいでしょう。

5.複数のユーザーで利用可能

上記でご紹介したプランの中で、1ユーザーまで利用できる無料プラン以外は、複数ユーザーを1つのアカウントでまとめて管理・利用できます。プランごとに3人・10人・100人・人数無制限と、利用できるユーザー数が異なり、それに伴って年会費も変わってくるため、気になる方は要チェックです。

使い方としては、部署やプロジェクトチームごとにアカウントを分け、請求書払いにすれば、それぞれ何をいくら購入したかわかりやすくなりますよ。またユーザーごとに購入権限を振り分けることも可能なので、発注ミスの防止にもおすすめです。

Amazonビジネスのデメリット・注意点

Amazonビジネスにはメリットがたくさんありますが、注意すべき点もいくつかあります。主にビジネスアカウントに登録する際や利用する際の注意点が多いので、これから利用を考えている方はあらかじめチェックしておきましょう。

1.一般会員は2,000円未満の注文には送料がかかる

Businessプライム会員ではない一般会員の場合は、2,000円未満の注文をすると配送料が発生するため、注意が必要です。

配送料はその都度異なりますが、目安として注文1件あたり400円以上の費用が発生します。1件あたりで考えると安いかもしれませんが、何度も配送料が発生すると配送料だけでもかなりの費用がかさんでしまうので、少額の発注が多いことが予想される場合は、Businessプライム会員になる方が安く済むでしょう。個人事業主など利用ユーザーが1人だけなら、Amazonプライム会員の場合であれば無料で登録できますよ。

2.ひとつのアカウントでAmazonプライムとBusinessプライムを利用できない

通常のAmazonアカウントからビジネスアカウントへ移行すると、個人のアカウントは自動的に解約されてしまいます。個人アカウントが解約されるとAmazonプライム会員の資格も停止になってしまうため、1つのアカウントでAmazonプライムとBusinessプライムを併用できない点には要注意です。

なお、Amazonプライムが解約されてしまうと、それに付随するAmazon Prime VideoやAmazon Prime Music、Amazonフォトなども利用できなくなってしまうため、アカウントを移行する際はご注意ください。個人アカウントを残しながらビジネスアカウントを利用したい場合は、別のアカウントを作成するのがおすすめです。

3.BusinessプライムではAmazonプライムのサービスは利用できない

Businessプライム会員とAmazonプライム会員の特典内容は異なるため、Businessプライム会員になったとしてもAmazonプライム会員の特典に含まれるサービスは利用できません。

ただし、個人アカウントでAmazonプライム会員になっている個人事業主なら、無料で利用できる「DUO」というプランに加入すればBusinessプライムとAmazonプライムの両方の特典が利用できます

1つだけ注意点としては、「DUO」プランは他のプランで利用できる「購買分析ダッシュボード」と「購買コントロール」の機能が利用できません。1人で営業している個人事業主ならあまり支障はないかもしれませんが、念のため知っておきましょう。

4.購入履歴が共有される場合がある

通常のAmazonショッピングサイトで利用している個人アカウントから、ビジネスアカウントへ移行してグループ共有した場合は、個人アカウントの購入履歴も共有されてしまう点に要注意です。そのため、グループ共有する可能性があるなら、個人アカウントとは別でビジネス用のアカウントを作成するとよいでしょう。

なお、もし一度ビジネスアカウントに移行してしまった場合でも、ビジネスアカウントを登録解除すれば、自動的に個人アカウントに切り替わります。Amazonプライム会員の場合も、ビジネスアカウントを解除するとすぐに利用再開できるので安心ですね。

Amazonビジネスではどんなものが購入できる?

Amazonビジネスは少人数経営の個人事業主から大企業まで、またさまざまなジャンルの企業が利用しているため、幅広い商品が購入できます。オフィスで使うような法人向け商品だけでなく、中には靴やコーヒーのように個人向けの商品もあるため要チェックです。

文房具・オフィス用品

ビジネスアカウントでは、事務作業に必要なコピー用紙・クリアファイル・ノート・修正テープ・消しゴム・ボールペン・色鉛筆・オフィス家具や収納・手帳やカレンダーなどといった文房具やオフィス用品ももちろん取り扱っています。文房具やオフィス用品は消耗品が多いので、数量割引でお得にまとめ買いできるとなおよいですね。

PC周辺機器

Amazonビジネスでは、パソコンの周辺機器も大口注文に対応しており、豊富なラインナップです。たとえばケーブル・アダプター・マウス・キーボードといったアクセサリや、ディスプレイ・ストレージ・無線LANやネットワーク機器といった商品など、幅広く取り扱っています。Amazonブランドのお得な価格で購入できる商品も充実していますよ。

調理器具・食品・調理用消耗品

飲食店向けには、調味料やお酒、食品といった基本的なもの以外にも、さまざまな業務用品が揃っています。たとえば食器・店舗で使用する消耗品・業務用調理器具や掃除用具などです。飲食店だけでなく、お客様にちょっとした軽食やコーヒーなどのドリンクを提供することがある会社や店舗でも活躍しますよ。

衛生用品・医療関連物資

近年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、医療業界だけでなく、今ではあらゆる企業に必要とされている衛生用品。コロナ抗原検査キット・使い捨てのペーパータオル・ハンドソープ・除菌剤・マスク・体温計・手袋などあらゆる衛生用品が購入できますよ。

掃除用品

会社の規模や店舗の大きさなどによって必要なものが異なる掃除用品ですが、Amazonビジネスではそれぞれのニーズに合った商品が選べます。さまざまな場所の清掃に使えるペーパータオルや液体クリーナーの大容量タイプ、業務用の掃除機なども揃っているので要チェックです。

Amazonビジネスの登録方法

Amazonビジネスへの登録は非常に簡単。Amazonビジネスの登録ページにアクセスして「無料登録はこちら」を選択し、メールアドレスを登録して「ビジネスアカウントを作成する」を選択します。この時に個人アカウントで使用しているメールアドレスを入力すると、ビジネスアカウントに移行するかどうか選択肢が出るので、お好きな方を選択してください。

次に法人情報を登録する工程に移り、担当者の氏名や会社名、住所などを入力する必要があります。この工程が終われば登録作業はすべて完了です。登録完了後は審査に移るので、審査が終わるまで待ちましょう。通常は3営業日以内に連絡が来ると記載がありますが、早ければ当日に連絡が来るケースも多いですよ。

必要書類の用意を忘れずに

個人事業主がビジネスアカウントに登録する場合は、「確定申告書B」「開業届出書」「過去2年以内の所得税青色申告決算書」「過去2年以内の青色申告承認申請書」の書類のいずれか一点を提出する必要があります。

なお、法人情報を登録する際にも、確認が十分に取れない場合などは稀に上記書類の提出を求められることがあります。必要書類が揃っていれば審査結果も迅速に届くので、あらかじめ用意しておいてくださいね。

Amazonビジネスの解約方法

Amazonビジネスを解約したい場合は、次の手順で簡単にできます。まずAmazonビジネスにログインして、メニューの中から「ビジネスアカウントの設定」を選びます。次に「企業情報」の下部にある、「ビジネスアカウントの登録解除」を選択。登録解除画面が開くので「続行」をクリックすれば完了です。

また、Amazonビジネスそのものではなく、メンバーの中の1ユーザーの利用を解除したい場合は、次の手順で行ってください。Amazonビジネスにログインした後に、メニューの中から「ビジネスアカウントの設定」を選びます。「ユーザー」を選択し、削除したいユーザーを選んでから「アクション」内の「グループ削除」を選択すれば完了します。なお削除するユーザーが複数グループに所属している場合は、所属しているグループごとに上記の設定を行う必要があるため忘れず行ってくださいね。

Amazonビジネスを活用してお得に仕入れをしよう

ビジネス用の仕入れをAmazonなどの通販で行っている個人事業主や企業なら、Amazonビジネスを利用しておいて損はないでしょう。Amazonビジネスをまだ知らなかった方は、ぜひこの機会に利用してみてくださいね。

※本記事に掲載している情報は、記事更新時のものになります。

※各種セールは必ず開催があるとは限りません。本記事記載のセール・キャンペーンは予告なく終了となる場合があります。

※売上の一部がクラシルに還元されることがあります。

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