喜ばれる菓子折りのおすすめ商品8選!用途別の選び方のコツも紹介
お礼や謝罪の気持ちを伝える際に使われる「菓子折り」。個包装でおしゃれなデザインのものや、和菓子・洋菓子など種類が豊富なので、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。今回は、そんな菓子折りの選び方やおすすめの商品を8点ご紹介します。使用するシーンに合わせた選び方についても解説するので、参考にしてみてください!
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菓子折りは感謝やお詫びのしるしに
菓子折りとは、外箱に入ったお菓子のことです。昔は厚経木(あつきょうぎ)で作られた外箱に詰められたお菓子をさしていましたが、現在は箱の材質に限らず、外箱入りの贈答用お菓子全般を「菓子折り」と呼んでいます。
外箱は相手に敬意を示す礼儀の一つとも言われており、「冠婚葬祭のお礼」「新任・退職時の挨拶」「謝罪」など、幅広い範囲で活用されています。また、取引先への差し入れとして菓子折りを持っていく場合も多くありますよ。
菓子折りを選ぶときの9つのコツ
菓子折りを選ぶときに、どのようなものが喜ばれるかわからない人も多いのではないでしょうか?そんな方は以下のコツを押さえて選ぶと失敗しにくいですよ。
- 1.渡すシーンに合わせて適切な種類を選ぶ
- 2.お祝いやプレゼント用なら相手の好みに合わせよう
- 3.お詫びやお供え用にはシンプルで高級感のあるものを
- 4.お見舞い用なら日持ちするものがベスト
- 5.職場でのお礼・謝罪用には個包装がおすすめ
- 6.お菓子の種類で選ぶ
- 7.賞味期限や保存方法で選ぶ
- 8.予算に合わせて選ぶ
- 9.季節やシーズンで選ぶ方法も
ここからは、菓子折り選びの9つのコツについて詳しく解説します。
1.渡すシーンに合わせて適切な種類を選ぶ
菓子折りはさまざまな場面で使えるため、渡すシーンに合わせたものを選ぶことが大切です。異なった状況の菓子折りを渡してしまうとマナー違反にもなりかねないので注意が必要です。まずはどのようなシーンで使う菓子折りなのかをきちんと確認し、そのうえで選ぶようにしましょう。
2.お祝いやプレゼント用なら相手の好みに合わせよう
お祝いの席やプレゼント用として贈るなら、相手の好みに合わせたものを選びましょう。相手が食べられないものや好まないものを贈っても、かえって迷惑になってしまう場合があります。また、親しい相手に贈るならアレルギーがないかの確認も行うと良いかもしれませんね。相手の好みが明確でない時は、縁起が良いとされるものや、人数を考慮して選ぶのも一つの方法です。さらにこだわりたい方は、パッケージのデザインに着目するのもおすすめですよ。
3.お詫びやお供え用にはシンプルで高級感のあるものを
お詫びやお供え用の菓子折りに華やかなものを選ぶと、失礼にあたります。老舗和菓子や高価な菓子折りの中からできるだけシンプルで、落ち着いたデザインのものを選ぶとよいですよ。
また、お詫びとして贈る場合に軽いものを選んでしまうと謝罪する気持ちも軽いと誤解されてしまうケースがあります。お詫びの席で渡す菓子折りは、羊羹やお饅頭のような、重量感のあるものがいいでしょう。
お葬式やお供え用のお菓子は、仏壇にしばらく置かれることが多いため、常温で長い期間保管できるものがおすすめです。
4.お見舞い用なら日持ちするものがベスト
菓子折りはお見舞いの席にも用いられるアイテム。入院先や療養先にもっていくなら、日持ちするお菓子や、退院した後でも食べられるようなものを選びましょう。
注意点として、アレルギーがある場合や入院・療養の理由によっては食べられないお菓子などもあるので事前に確認できるといいですね。また、病院や病棟の規則で持ち込める食べ物が制限されている場合もあります。病室が相部屋のときは、香りの強いお菓子だとほかの方の迷惑になってしまうので避けましょう。
5.職場でのお礼・謝罪用には個包装がおすすめ
職場でのお礼や謝罪に菓子折りを持っていく場合は、中のお菓子が個包装になっているタイプがおすすめです。一人ひとりに配って回れるタイプなら、いちいちお皿などを用意する手間がかからず、忙しい方でも手軽に食べられます。新任時の挨拶なら、地元銘菓や名産品から選ぶと、菓子折りがそのまま自己紹介や話題につながります。
また、自分の趣味に関するお菓子を選んだり、自分を印象付けられるような菓子折りを選べば、新しい職場でも難なく受け入れてもらえるかもしれませんね。
6.お菓子の種類で選ぶ
菓子折りは和菓子と洋菓子のふたつがあり、選ぶときは贈る相手に合わせて選ぶことが大切です。選ぶときはシーン同様、お菓子の種類にも注目しながら選びましょう。
おしゃれなパッケージが多い洋菓子
洋菓子はおしゃれなパッケージのものが多く、味や種類のバリエーションも豊富なため、贈る相手に合わせたものをチョイスできるのが魅力。最近は和菓子に使われている材料や技術を使って作られたお菓子も増えており、菓子折りにもよく採用されています。特によく使われているのが、以下の4つです。
・クッキー
気軽に購入できるうえに、日持ちしやすいのが特徴。個包装のものや、ひとつの菓子折りにたくさん入っているものも多く、職場でのあいさつでもよく使われています。デザインも華やかなものから落ち着いたものまでたくさんあるので、シーンに合わせて選べるのも嬉しいポイントですね。
・チョコレート
子どもでも食べやすく、華やかな外箱が多いのがチョコレート。手軽に食べられるタイプから高級感のあるものまで、クッキーにも負けないバリエーションがあります。ただ、溶けてしまうことがあるため、暑い時期や移動時間が長い場所にもっていく際は注意が必要です。
・ゼリー
ゼリーやチーズケーキなどの生菓子は、夏場のお土産にピッタリです。お祝い事や職場でのあいさつだけでなく、暑中見舞いなどにも使えます。常温で保存できるタイプなら、お見舞いにも便利です。
・ケーキやバウムクーヘン
ケーキやバウムクーヘンなどの焼き菓子はほかのお菓子に比べると高級感があり、食べ応え抜群。複数種類が入っているタイプなら、好きな味を選んで食べる楽しみもあります。クッキーやチョコレートと一緒に入っていることもありますよ。
年配の方にも好まれる和菓子
和菓子はお菓子・パッケージ共に気品あるデザインが特徴。正式な場やお葬式・お詫びにもっていくのに適しています。冠婚葬祭のお返しにも有効です。
年配の方でも食べやすく好まれる傾向にありますが、洋菓子の材料や製法を使って作られたお菓子もあります。複数の年齢層がいる家庭や職場にもっていくなら、洋菓子を取り入れたものを選ぶと喜んでもらえますよ。菓子折りにおける主なお菓子の種類は、以下のとおりです。
・おせんべい
賞味期限が長く、苦手な方が少ない傾向にある和菓子です。しょっぱい味もあるため、甘いものが苦手な方に贈る際にもおすすめ。相手の好みが分からない時にはいろんな味が入っているタイプが重宝するでしょう。
・羊羹やまんじゅう
年配の方でも食べやすく、高級感があるお菓子です。老舗の和菓子店で販売されているものは、冠婚葬祭やお詫びの席など、贈るシーンを選ばず使えます。しかし、ものによって賞味期限が大幅に異なるので、購入する際は事前に確認しておきましょう。
7.賞味期限や保存方法で選ぶ
菓子折りを選ぶ際は、賞味期限や保存方法にも注目して選びましょう。賞味期限が短いものや、大きく大量にあるものだと、食べ終わる前に期限を迎えてしまうことも。せっかくの菓子折りを無駄にしないためにも、必ず賞味期限は確認しておきましょう。また、ゼリーや一部の生菓子は、冷蔵で保存しなくてはならないものがあります。冷蔵保存のものをお供えのように常温で管理すると、当然傷んでしまいます。
このような事態を防ぐためにも、保存方法が贈るシーンや目的に合っているかもきちんと確認しましょう。
8.予算に合わせて選ぶ
菓子折りの予算は、贈るシーンや目的により目安額が異なります。たとえば、お詫びの気持ちとして用意する菓子折りは、ほかのものよりも少々高めのものを用意しなくてはなりません。具体的には、以下の金額が目安となります。
- お祝いやお見舞い:2,000~5,000円前後
- お詫びやお供え:5,000~1万円
- お見舞いやビジネス:3,000円前後
菓子折り選びで迷ったときは、シーンに合った予算と内容のものを絞り込んでから探すと選びやすいですよ。
9.季節やシーズンで選ぶ方法も
菓子折りには季節やシーズン限定のものもあり、お菓子に詳しい方や特定の味が好きな方に注目されています。春なら桜やイチゴ、秋ならサツマイモや栗などがよく使われています。また、バレンタインの時期になるとチョコレート系の菓子折りが増えることも。季節を感じられる素材やモチーフのパッケージは、お菓子に詳しい方はもちろん、あまり知らない方でも喜んでもらえることが多いです。迷ったときは、季節やシーズン限定商品がないか、探してみるとよいですよ。
洋菓子の菓子折りのおすすめ商品5選
菓子折りの選び方をおさえたら、実際の商品を確認しましょう!まずは洋菓子の菓子折りから、おすすめ商品を5つ紹介します。
フランス産高級ココアとハイカカオでできたラングドシャを、特性チョコで3層に仕上げたお菓子です。空気をサンドしたような軽やかな食感と豊かなチョコの風味を楽しめます。都会の空をイメージして作られた水色のパッケージもすてきですね。
ヨーロッパ産発酵バターを使って作られたバターフィナンシェ。カナダ・ケベック州産メープルシロップと、フランス産ゲランドの塩が加えられており、メープルシロップの甘さが引き立ちます。4個・8個・12個・16個のセットがそれぞれ用意されており、贈る相手に合わせたセットを選べます。
商品情報
食感の良いシンプルなクッキーや、人気のクリームサンドクッキーに加え、パイやマカロン等、7種類24個詰め合わせた「ボリューム感のある華やかな詰め合わせ」です。
コロンバンで有名なクッキーやパイ・マカロンなど全7種類を24個詰め合わせた菓子折りです。華やかでボリューム感のあるこちらの商品は、シンプルなデザインの外装で、挨拶からお祝いまで、幅広いシーンで活用できますよ。
ラングミルク・フロマージュ・ショコラマカデミア・マカデミア・ショコラミルクの全5種類のクッキーが合計46枚入っています。個包装なので職場の挨拶やビジネスでの手土産に使いやすい菓子折りです。
商品情報
バターをふんだんに使った生地を焼き上げ、ロール状に巻いたクッキー。口にするとバターの風味とそれに負けないバニラの甘くどこかスパイシーな香りを楽しめます。手土産の定番菓子のひとつでもあるため、シーンを選ばず活用できるのが魅力です。
和菓子の菓子折りのおすすめ商品3選
次は、和菓子の菓子折りからおすすめの商品を3つご紹介します。菓子折りを選ぶときは、洋菓子とともにこちらもチェックしてくださいね。
夜の梅(小倉)・おもかげ(黒糖)・新緑(抹茶)・はちみつ(蜂蜜)・紅茶(紅茶)の5種類がそれぞれ2個ずつ入った羊羹の菓子折りです。高級感あるシンプルなデザインは、お詫びの席やお供えに向いています。
しあわせの黄色いカステラと、本場京都宇治抹茶を使用した抹茶カステラのセット。10切りカット済みなので、開けたらすぐに食べられます。洗練された上品な味わいは、多くの年代に受け入れられるでしょう。お祝いの席にもおすすめです。
波型に焼き上げた洋風せんべいに、やさしい甘さのクリームを挟んだ洋菓子。和洋折衷のお菓子で、お年寄りから小さい子どもでも食べやすいです。個包装なので、職場などで配りたい場合にも使えますね。
菓子折りを渡すタイミング
菓子折りを渡すタイミングは、シーンにより異なるため注意が必要です。お祝いやお礼なら挨拶のはじめに渡しますが、お詫びの場では最後のあいさつのときに渡しましょう。相手からのお許しの言葉があってから渡すのが基本で、お祝いごとと同じタイミングで渡してしまうと、誠意がないと取られてしまうので注意が必要です。
渡すときは「皆様で召し上がってください」などと何か一言付け加えて渡しましょう。「つまらないものですが」などのネガティブな言葉をつけてしまうと、失礼な意味に取られてしまう可能性もあります。状況に合った言葉選びも大切です。また、どちらの場合でも紙袋は持ち帰りましょう。
菓子折りの正しい渡し方って?
菓子折りを贈るとき間違えやすいのが「のし紙」です。これもタイミング同様、シーンによりつけるものや内容が異なるため、ご注意ください。
お祝いやお礼、挨拶の場合は「御礼」「心ばかり」などののし紙をつけるのが一般的です。ちょっとしたあいさつのときなどは、略式の短冊のしを使ってください。お詫びのときは、のしがない無地ののし紙をつけるのがマナーです。表書きには「お詫び」や「陳謝」などの言葉を書きましょう。
お詫びの場合、直接渡すのが難しい場合や、後日郵送した方がよい場合もあります。このようなときは、お詫び状を添えて郵送してください。
おすすめ商品比較表
おいしい菓子折りで自分の気持ちを伝えよう
菓子折りは、感謝の気持ちやお詫びの気持ちを伝えるのを手助けしてくれます。洋菓子・和菓子や個包装のものなどいろいろなバリエーションがあります。シーンごとでマナーに合わせたものを選んでくださいね。