ナカノ スタイリング タントN ワックス7 スーパータフハード
Amazonカスタマーレビュー
内容量 | 90g |
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種類 | ワックス |
ツヤ | なし |
香り | マスカット、キウイ、オレンジ |
セット力 | スーパータフハード |
メリット
デメリット
ナカノ スタイリング タントN ワックスシリーズは1959年設立の老舗・中野製薬のプロダクト。セット力の順に1(ライトタイプ)から7(スーパータフハード)までの商品があり、「7」はなかでも人気の高いヘアワックスです。
ナカノのスタイリングタントシリーズには、「7」以外に「7L&D」「7L&N」「7L&S」といったバリエーションが存在することからも人気のほどが伺えますが、今回はベーシックな「ナカノ スタイリング タントN ワックス7」を使用してみました。
手に取ってみると、ねっとりとした質感で粘性が高いファイバータイプで、いかにもセット力に優れていそうです。
実際に髪につけてみると、髪の1本1本に絡みつくようにして強力にセットしてくれます。束感を出すというよりも、髪自体をひとかたまりにした状態になる印象。ヘアスタイルを固め、それをキープするという性能に特化していると感じました。
とくにボリューム感が維持されるのが嬉しい点で、時間が経っても髪の毛がペターっとしてしまうことがないのが優秀。一度作った毛流れもキープされるので、髪型に気を配らなくても済むのは大きなメリットだと感じました。ベタつきが少ないこともストレスを減らしてくれます。
濡れ感はほとんどなく、質感はマット。マットな分だけ水分が少ない印象で、根元からボリューム感を出すのに適していると感じます。ツヤがない分ナチュラルな印象にもなりやすいですね。
香りは弱めで、ほとんど気にならないレベルです。セット力が強いのにベタつきはさほどでないため、ハードワックスのなかでは付け心地が良いのはメリット。一方で、洗い流しはあまりしやすくなく、洗い流す前にしっかりとお湯で流し、必要に応じてシャンプー前にトリートメントをするなどの対策が必要になりそうです。
私はやや長めのショートのくせ毛・普通毛で、普段はざっくり七三くらいに分けて髪を後ろに流しています。ツヤ感があるもののほうが好みなので普段はバームやグリースを使うことが多く、スーパーハードワックスはあまり使うことがありません。
しかし、「ナカノ スタイリング タントN ワックス7」を使ってみて「ハードワックスもありだな」と感じました。髪型が一瞬で決まるし、スタイルがしっかりキープされるのはストレスフリーです。
商品の説明を見ても、髪の長さや髪型を問わずに使えるようで、パーマスタイルをキープするのにも有効なようです。ハードワックスとしての性能がとても高い印象なので、色々な髪質・長さ・髪型に対応できるのは間違いがないように思います。
ハードワックスならではのデメリットとして、洗い流しに手間がかかる点、つける際によく手のひらで伸ばさないと白い状態で髪に残ってしまいかねない点などがあると思いますが、「ナカノ スタイリング タント ワックス7」固有のデメリットはなにかと問われると、正直思い浮かぶものがほとんどありません。デメリットは最小限に抑えられている印象です。
とにかく各要素の平均点が高く、よくできたワックスだなあという感想になります。人気なのも納得がいきました。
個人的には、スタイリング剤の要素として洗い流しの良さが重要なポイントです。そのためハードワックスはあまり好みではなく、少なくとも今の髪型においては使うことがなさそうですが、ハードワックスのいいものを探している方には自信をもって勧められるのもまた間違いありません。
ナカノ スタイリング タントN ワックス7 スーパータフハードの使い方は?
少量を手に取り、よく伸ばしてから髪全体に馴染ませます。特にスタイルを維持したい部分にしっかりと塗り込み、根元から毛先まで均一に行き渡らせることで、立体感のあるヘアスタイルが作れます。
ナカノ スタイリング タントN ワックス7 スーパータフハードと他のタントNシリーズの違いは?
タントN ワックス7はシリーズ内で最もセット力とキープ力が強く、ハードスタイル向けです。タントN ワックス3や4は、より軽い仕上がりでナチュラルなスタイルに適しており、ワックス5や6は中程度のセット力で、ややハードなスタイルに適しています。