リップス ワックス マットハード
Amazonカスタマーレビュー
(3,944件)
内容量 | 85g |
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種類 | ワックス |
ツヤ | なし |
香り | アップルグリーンの香り |
セット力 | ハード |
メリット
デメリット
人気美容室・リップスが手がけるメンズビューティプロダクト、それがサロン名と同じ「リップス」のスタイリング剤。なかでも人気の「マットハードワックス」は、リップスが4年の歳月をかけ、最初に世に送り出したワックスです。
その開発コンセプトは「ワックスをつけると髪にコシが出て、毛束を曲げたりバラしたり、髪形を自在にデザインでき、しっかりキープできる。しかも、固まらず、簡単に洗い流すことができる」だったそう。たしかにこれが実現していたら理想のワックスと言えそう。というわけで、実際に使用してその性能をたしかめてみました。
手のひらにとってみると、テクスチャーはねっとりとしたファイバータイプ。手のひらで伸ばした時点で粘りが強めにあり、かなりのセット力が予感されます。髪につけてみるとその印象の通りで、つけた方向に素直に髪が立ち上がっていきます。
マットタイプでかなりハードではあるものの、ギリギリ指が通るくらいの感じはあり、完全にカチカチになる感じではありません。束感はしっかりと出るので、ワックスに束感を求める人にはとくに良さそうです。
実際に使ってみると、マットな分だけボリュームを出しやすく、そのボリュームが出た状態が長い時間ラクにキープされます。セット力・キープ力と引き換えに多少のベタつきがあるのは仕方のないところでしょうか。香りは強くなく、つけていても気になりません。
そして、少し意外だったのは洗い落としのしやすさ。「マットなファイバータイプのワックス=洗い落とししにくい」という印象がありますが、この商品に関しては洗い流しはしやすいといって良さそう。冒頭に開発コンセプトを引用しましたが、概ねその通りの性能になっているのは立派です。
私の髪の毛は毛量普通、硬さ・太さ普通、ややクセがある長めのショート。普段は6:4から7:3くらいで分けて、後ろに流しています。そのようなスタイルでももちろん使いやすいワックスだと思いますが、本領を発揮するのはショートスタイルな気もします。とくに、前髪を立たせたスタイルを作ったりするのにはもってこいではないでしょうか。
また、束感を出しつつウェーブをキープするといったこともやりやすそうなので、パーマとも相性が良さそうです。ハードにセットして、マットに仕上げたいという要望には存分に応えてくれるワックスです。
非常に完成度の高いワックスという印象で、明確なデメリットは多少ベタつきを感じるくらいでしょうか。それ以外はこれといってデメリットに感じることはありませんでした。マットタイプなので当然ながらツヤ感はありませんが、これはタイプの違い。かなりマットなので、それはむしろメリットになりそうです。
とにかく強いセット力と、ナチュラルでマットな質感に特化していて、役割が明確なワックスという印象でした。ベタつきは多少あるものの、ハードワックスの中では比較的洗い流しがしやすいのもメリットと言えます。総合力の高い、よくできたハードワックスと言えるのではないでしょうか。
また、最後にもうひとついい点としてパッケージのデザインが挙げられます。非常にシンプルで、白地に黒文字はスタイリッシュ。大きさもちょうどよく、地味な点ですがフタも開け閉めがしやすいです。こういうところにもユーザー目線が徹底されている感じがして、好印象でした。
毎日使うスタイリング剤は洗面所に出しっぱなしにしておくことも多く、意外と目につくもの。パッケージにまで気が使われていると、嬉しいですよね!
リップス ワックス マットハードの使用方法は?
適量を手に取り、手のひらでしっかりと伸ばしてから髪全体に均等に塗布します。毛先をつまんで束感を作ったり、根元から立ち上げることで、動きのあるスタイルを作ることができます。
リップス ワックス マットハードはどんな髪質に適していますか?
このワックスは、硬めの髪質や太めの髪質に特に適しています。細い髪質でも使用できますが、量を調整しながら使用することで重たくならず、ナチュラルな仕上がりが期待できます。