キャンプにおすすめのホットカーペット14選!使い方のコツや注意点も解説
冬のキャンプの寒さ対策として、ホットカーペットの活用を検討している人も多いのではないでしょうか?本記事では「キャンプにおすすめのホットカーペット」について、メリットや選び方、電気毛布とどっちが良いかなど、消費電力の比較も含めて解説していきます。気温別に使い方のコツも説明しているので、参考にしてくださいね。
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キャンプでホットカーペットを使うメリット
ストーブのように火を使わないホットカーペットは、一酸化炭素中毒や火事の心配がない点が大きなメリットです。冬キャンプの大敵である底冷え対策はもちろん、スイッチひとつですぐに暖まる手軽さや、SNSなどでも話題のお座敷スタイルが簡単に実現できるのも魅力。
さらに、燃料要らずで軽量コンパクトなので持ち運びも楽ちんです。自宅でも使用可能なので、キャンプ以外でも有効に活用できる点もうれしいですね。
ホットカーペットと電気毛布はどっちが良い?
ホットカーペットと比較されることが多い電気毛布ですが、どちらが良いかは使用する電源の状況によって違います。消費電力が多いホットカーペットは、電源サイトを利用できるキャンプ場での使用に適しており、ポータブル電源を使う場合は電気毛布がおすすめです。
暖かさを比較すると、床全体を暖めてくれるホットカーペットは電気毛布の比ではなく、寒い時期でも快適にキャンプを楽しめるでしょう。ただし、銀マットを併用することで、電気毛布でも暖かく過ごせますよ。
キャンプ用ホットカーペットの選び方
キャンプで使用するホットカーペットは、基本的には家庭用のホットカーペットのラインナップから選びます。その際は、屋外で使用することを考慮したうえで、「サイズ」と「ポータブル電源との相性」の2点に着目して選ぶようにしましょう。これらのポイントを押さえて選べば、より快適に冬のキャンプを楽しめますよ。
1.ホットカーペットのサイズで選ぶ
ホットカーペットはさまざまなサイズが展開されているため、テントの大きさと使用人数に適したサイズ選びをしましょう。荷物を置くスペースや人がいない場所を暖める必要はないので、人が座ったり寝転んだりできる最小スペース分のサイズを選ぶのがポイント。ソロキャンプなら1畳程度、ファミリーなら3畳程度が目安です。
ソロキャンプなら1畳サイズ
ソロキャンプで使用するホットカーペットなら、消費電力も少なくコンパクトにまとまる1畳サイズ(約88×176cm)で十分です。詳細なサイズはメーカーによって多少異なるものの、一人でごろんと横になって体を暖めるには不足のない大きさと言えるでしょう。
できるだけ荷物をコンパクトにしたいソロキャンプだからこそ、必要最低限でしっかりと防寒ができる1畳サイズのホットカーペットがおすすめです。
ファミリーで使える3畳サイズ
3~4人の家族でホットカーペットを使用するなら、3畳(約195×240cm)程度のサイズが必要になります。子どもの年齢や身長にもよりますが、家族全員がシュラフを使用して眠ることを仮定すると、3畳程度のホットカーペットなら過不足なく暖まることができるでしょう。
日中も、3~4人家族が一度に座っても狭すぎることなく、十分だと感じられるサイズ感です。キャンプ時以外でも、自宅のリビングや子ども部屋で活用できる大きさですよ。
2.ポータブル電源との相性をチェック
ホットカーペットを使用するには電源の確保が必須。電源サイトもしくはポータブル電源を使用する方法に分かれますが、ポータブル電源の場合は、その定格出力(W)とホットカーペットの消費電力が適合しているか確認する必要があります。
ポータブル電源の容量(Wh)と消費電力(W)がわかれば、何時間使えるのか計算できますよ。例えば容量1,000Whのポータブル電源と200Wのホットカーペットの組み合わせなら、最長で約5時間使用できる計算になるため、使用シーンをイメージして検討しましょう。
キャンプにもおすすめのホットカーペット14選
ここからは、キャンプにもおすすめのホットカーペットをご紹介します。サイズや素材、備わっている機能もさまざまなので、自分のキャンプスタイルや好みに合うものを見つけてくださいね。
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気温別ホットカーペットの使い方のコツ
ここからは、ホットカーペットを使う際のコツについて気温別に解説していきます。秋のキャンプと真冬のキャンプでは気温の差が大きく、ホットカーペット使用時のポイントも異なるので、しっかりと把握しておきましょう。
秋キャンプ(10~15℃)
少し肌寒い秋キャンプは、気温10~15℃を想定したうえで、ホットカーペットの低温モードに設定すれば快適に過ごせるでしょう。日中は暖かさを感じることもありますが、夜になると急に冷えることも。状況に応じて、薄手のブランケットなど手軽に使えるプラスアイテムを併用するのがおすすめです。
冬キャンプ(0~10℃)
寒さが本格的になり始める冬キャンプは、0~10℃の寒さに対応できる備えが必要です。ホットカーペットの設定は高温モードにして、厚手の断熱マットと併用するのがおすすめ。ホットカーペットの下に厚手の断熱シートを敷けば、地面から伝わる冷気を防いで、ホットカーペットの暖かさを最大限に活かせますよ。
真冬キャンプ(0℃以下)
氷点下の過酷な真冬キャンプには、万全の防寒対策が求められます。ホットカーペットを高温モードに設定するのは当然ですが、使用が長時間に及ぶため、ポータブル電源の容量に注意することを忘れないようにしましょう。また、断熱シートだけでなく、寝袋やヒーターなどのアイテムも併用して厳しい寒さに備える必要があります。
キャンプでホットカーペットを使うときの注意点
最後に、キャンプでホットカーペットを使う時の注意点について、3つのポイントをまとめています。初めてホットカーペットを使用する時に困らないように、事前にしっかりと理解を深めておきましょう。
インフレーターとの併用は熱が伝わりにくい
ウレタンフォーム入りでふかふかの寝心地を実現してくれるインフレーターを、キャンプで活用している人も多いのではないでしょうか。しかし、ホットカーペットと併用することはあまりおすすめできません。
理由は、ホットカーペットの暖かさがダイレクトに伝わりにくくなるため。ホットカーペットの上に直接シュラフを敷いたり、厚みのある銀マットの上にホットカーペットを敷けば、効率的に暖かさを感じられるでしょう。
ホットカーペットの消費電力に対応できる電源を確保
ホットカーペットを使用する際は、電源サイトの電源を使えると便利です。多くのキャンプ場の電源サイトは1000Wが上限であるため、ホットカーペットが400W前後とすると、大型の電気ストーブなど他アイテムとの併用が難しくなることも。
また、大容量タイプのポータブル電源なら1000Wh以上のものがあります。使用時間なども考慮したうえで、ホットカーペットの消費電力をカバーできる電源かどうかチェックしておきましょう。
他のアイテムと合わせて断熱対策をする
キャンプでホットカーペットを使用する際に、テントのフロアに直接敷くのはNGです。地面の冷気によってホットカーペットが暖まるのに時間がかかるため、他のアイテムを併用して効率良く断熱対策をしましょう。
熱効率を上げるのに適した順番は次の通りです。まずブルーシートを敷いてテントを張り、アルミシート、ホットカーペット、カバー・ラグの順番で重ねていきます。この順番で敷くことにより、保温性を高めて暖かい状態を保てますよ。
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ホットカーペットがあれば冬のキャンプも快適に!
電源さえ確保できれば、キャンプで便利に活用できるホットカーペット。地面からの底冷えを防ぐことで、テントの中で過ごす時間がより楽しく、充実したものになるでしょう。本記事を参考に、自分に合うアイテムを見つけてくださいね。