消毒用エタノールのおすすめ8選!掃除などの使い方を解説・100均で買えるかも紹介
手指の消毒に欠かせない「消毒用エタノール」。皮膚の消毒はもちろん、掃除やネイルなど幅広いシーンで活用できる便利なアイテムです。しかし、スプレータイプなど種類が豊富にあるので、選ぶのに迷ってしまいますよね。そこで今回は、消毒用エタノールの使い方やアルコールとの違い、おすすめ商品についてご紹介します。
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アルコールとエタノールの違い
エタノールはアルコールの1種です。アルコールの中には、エタノールをはじめ、メタノールやイソプロパノールなど、さまざまなものが含まれています。中でも、エタノールは手指などの消毒に使用するのに適しています。皮膚への負担が少ないため、低刺激で消毒できるのが理由です。
一方、メタノールは消毒用としては使用できません。よく似た名称ですが、非常に毒性が強く、場合によっては死に至ることもあり、主に工業系や燃料系で使用されます。
また、イソプロパノールはエタノール同様に医療機関で使用されるアルコールです。エタノールより安価な点がメリットですが、やや毒性、脱脂力が強いデメリットもあり、使用すると手が荒れてしまう場合があります。
消毒用エタノールと無水エタノールの違い
エタノールは濃度が高い順に「無水エタノール」「エタノール」「消毒用エタノール」の3種類に分けられています。
無水エタノールは、水分をほぼ含まない純度の高いエタノールのことを指します。洗浄力が高く、瞬時に蒸発するのが特徴です。濃度が高いので消毒に向いていると思われますが、肌への刺激が強く瞬時に蒸発してしまうことから、消毒には向いていません。主に電気製品などの掃除に使用されています。
一方、消毒用のエタノールは、無水エタノールよりアルコールの濃度が低いため、その場に留まり消毒してくれます。また肌への刺激が低いところも消毒に向いている理由の一つです。インフルエンザ等のウイルス対策として、病院や公共機関でよく使われています。
消毒用エタノールの5つの活用方法
ここからは、消毒用エタノールの活用方法をご紹介します。キッチンまわりの消毒や小物の殺菌など、おすすめの活用方法を5つピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。
1.キッチンを清潔に保つために活用
まずはキッチンを清潔に保つための、消毒用エタノールの活用方法をご紹介します。汚れが気になりやすい3つの箇所をピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。
冷蔵庫内
食材を保管する場所である冷蔵庫は、常に清潔な状態をキープしたいですよね。
消毒用エタノールがあれば、ささっと拭くだけで冷蔵庫の消毒ができます。使い方は、乾いた布や脱脂綿に消毒用エタノールを浸し、少し力を入れて拭くだけと簡単です。冷蔵庫内はもちろん、扉や取っ手などもまとめて拭いておくとよいでしょう。
また、消毒用エタノールは洗剤とは異なり臭いが残る心配がないのもメリットです。仕上げの水拭きも不要で、手軽に冷蔵庫の掃除ができますよ。
シンク・シンクまわり
食材を置くことが多いシンクやシンクまわりも、清潔に保ちたい場所の一つです。
シンクやシンクまわりも冷蔵庫同様に使い方は簡単で、布に消毒用エタノールを浸してささっと拭くだけで消毒ができます。タワシや研磨剤などでこする必要もなく、磨くだけなのでステンレスを傷つける心配もありません。手軽に済ませたい方には、スプレータイプのものがよいでしょう。
また、消毒用エタノールに食酢を加えた溶液を用いると、一層ツヤのある仕上がりになるのでおすすめですよ。
密封容器などの殺菌・消毒に
洗いにくい密閉容器も、消毒用エタノールで殺菌・消毒ができます。
密閉容器は底が深く間口が狭いものが多いので、隅々までキレイに洗うのが困難です。気づけば容器からイヤな臭いがしてくることもあると思います。そんな密閉容器を手軽に殺菌・消毒できるのが、消毒用エタノールです。
使い方は、容器を洗い水気を拭き取った後、消毒用エタノールを浸した布で容器の中やフタを磨くだけです。その後は、フタをせず空気を循環させ、次に使用するまで保管します。乾燥させておけば雑菌を殺菌するので、イヤな臭いの予防にもなりますよ。
2.よく手に触れるものの殺菌に
消毒用エタノールは、よく手に触れるものの殺菌にも活用できます。窓や鏡、子どものおもちゃなど、常に清潔に保ちたいものに使用してみてください。
窓や鏡
開閉時などによく触れる、窓や鏡も消毒用エタノールで清潔に保てます。
消毒用エタノールを染み込ませた布で拭くのもよいですが、窓や鏡のような広い範囲にまんべんなく消毒用エタノールを吹きかけたい場合は、スプレーを使用しましょう。消毒用エタノールを霧吹きタイプのスプレーに入れて、窓全体に吹き付けます。その後、乾いた布で窓を拭き上げれば、簡単に消毒ができますよ。
ただし、浴室や車の鏡にはくもり止めのコーティングがされている場合があります。このような特殊加工がされているものには、エタノールは使用しないように注意しましょう。
おもちゃ
子どもが触れるおもちゃにも、消毒用エタノールは活用できます。
子どものおもちゃには、手あかや泥、そして小さな子どもがいる家庭の場合は、唾液がついていることがあります。子どもの年齢によってはおもちゃを舐めたりすることもあるので、洗剤などで掃除をするのは避けたいですよね。
消毒用エタノールであれば、しっかり消毒ができるうえ、子どもが口にしても問題ありません。使い方は、消毒用エタノールを浸した布や脱脂綿でおもちゃを拭くだけです。気になる方は最後に水拭きしておくとよいですよ。
100均で消毒用エタノールは買える?
毎日使用するものであれば、手頃な値段で購入したいですよね。そこで気になるのが100均です。100均で消毒用エタノールは販売されているのでしょうか?
現時点で調べたところ、ダイソーでは消毒用エタノールは取り扱いがありませんでした。しかし、エタノール入りの消毒液は販売されているようです。次にダイソーで販売されているエタノール入りの消毒液をご紹介するので、気になる方はチェックしてみてください。
ダイソー ビオレu 手指の消毒液 携帯用
持ち運びに便利な携帯用の消毒液です。さっと吹きかけるだけで簡単に消毒ができます。旅行やアウトドアなど、気軽に手洗いができない場所では特に重宝しますよ。
※商品は価格変動、販売終了、在庫切れとなる場合があります。詳しくは公式サイトでご確認ください。
消毒用エタノールのおすすめ7選
ここからは、消毒用エタノールのおすすめ7選をご紹介します。保湿成分配合やスプレータイプ、傷口などに使用できるものなど、さまざまな種類の商品をピックアップしました。使用目的や容量、容器の形状を比較して、自分に合った商品を選んでみてください。
商品情報
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消毒液で手が荒れる理由
消毒液を使いすぎると、手が荒れた経験はないでしょうか?消毒液で手が荒れる理由は、消毒液と手の表面にある皮脂膜との関係が主な原因です。
手の表面には角質層があり、角質層は皮脂や汗でできた皮脂膜で覆われています。しかし、消毒液を使用すると、この皮膚膜が洗い流されてしまいます。これが手荒れの原因です。
しばらくすれば皮膚膜は回復するのですが、頻繁に消毒液を使用してしまうと、皮膚膜が回復できず、手の水分が蒸発して手が荒れてしまいます。消毒液を使用する際は、ハンドクリームなどで保湿しておくといいですね。
消毒用エタノールの塗り方
消毒用のエタノールの正しい塗り方をご紹介します。
以下に簡単にまとめたので、使用する前にチェックしてくださいね。
- ほこりや油汚れなど目に見える汚れを洗い流す
- 汚れを洗い流した後、タオルなどで水気を拭き取る
- 消毒用エタノールを、指の間や指先、手のひら、手の甲、手首までムラなく塗る
消毒液は消毒したい箇所にしっかり塗る必要があります。少量で済ませてしまうことのないよう、パッケージなどで使用量を確認するようにしましょう。
消毒用エタノールはカビ取りに使える?
シンクやまな板の消毒に役立つ消毒用エタノールであれば、カビ取りにも使えるのでは?と思う方も多いでしょう。
しかし、消毒用エタノールはカビ取りには不向きで、使用するのは推奨できません。洗浄力が高い高濃度アルコールを使用したとしても、揮発性が高くすぐに蒸発してしまうので、思うような結果は得られないでしょう。
カビ取りを行う場合は、専用の洗剤を使用するあるいは業者に相談して、確実にカビを死滅させる方法をとるようにしてください。
消毒用エタノールはネイルサロンで使われる!
消毒用エタノールはネイルサロンでも使用されています。以下に使用例をまとめたので、気になる方はチェックしてみてください。
手指消毒
ネイルサロンに行くと、まずコットンで手指の消毒をしてもらいます。このときに使用しているのが、消毒用エタノールです。
消毒をせずに施術を開始してしまうと炎症を起こす場合があるので、安全にネイルをするためにも必要なフローです。
油分・水分除去
ベースジェルを塗る前にも消毒用エタノールを使用します。ネイルワイプやキッチンペーパーなどに消毒用エタノールをつけて、ジェルネイルの浮きの原因になる油分・水分を除去します。
プレプライマーを使用する場合もありますが、消毒用エタノールでも代用ができます。
未硬化ジェルの拭き取り
ジェルネイルはライトで硬化させた後でも、表面はベタベタとしています。この未硬化ジェルの拭き取りにも消毒用エタノールを活用します。ジェルクリーナーを使用する場合もありますが、消毒用エタノールでも代用可能です。
トップジェルの種類によっては、消毒用エタノールでは曇ってしまうものもあるので注意してください。気になる場合は、トップジェルのメーカーが推奨しているジェルクリーナーを選ぶとよいでしょう。
ネイル道具の消毒
ネイル道具の消毒にも消毒用エタノールは役立ちます。
消毒用エタノールをコットンやガーゼに含ませて、ネイル道具の表面を拭き取ることで消毒ができます。また、使用後などでしっかり消毒したい場合には、消毒用エタノールの中にネイル道具を10分以上浸す方法もおすすめです。
筆を洗浄する際は、無水エタノールを使用します。筆の種類によってはパサついてしまうものもあるので、頻繁に使用する場合はブラシクリーナーを使用するようにしましょう。
おすすめ商品比較表
健栄製薬 消毒用エタノールIP「ケンエー」 500mL | 健栄製薬 日本薬局方 消毒用エタノール 500mL | サイキョウ・ファーマ 消毒用エタノールIP「SP」 | 健栄製薬 消毒用エタノールIPA スプレー式 500ml | 資生堂 手指消毒用エタノール液NA 500mL 詰替え用 | 地の塩社 手指消毒用エタノール液CS | リバテープ製薬 キレイズキ 湿潤剤配合消毒用エタノール リバエタM 500mL | |
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消毒用エタノールを使いこなして、手指はもちろん、キッチンやおもちゃを清潔に保とう!
今回は、手指の消毒や掃除に使える、消毒用エタノールについてご紹介しました。スプレータイプや植物由来の原料、保湿成分配合の商品など、さまざまな特徴を持つ商品があります。
本記事で紹介する活用方法や使い方、おすすめの商品を参考に、自分に合った消毒用エタノールを見つけてくださいね。