模写におすすめの画集17選!模写をやる意味や下準備・やり方を徹底解説
「模写」とは絵画やイラストを描き写す手法のことですが、目的や意味がわからない方も少なくはないかもしれません。正しいやり方で行うと絵の上達に役立ち、アニメーションの技法などの再現も向上しますよ。この記事では模写に必要な下準備や、やり方を徹底解説。初心者向けの題材や「模写におすすめの画集」もチェックしてくださいね。
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模写とは?やる目的・意味について
模写とは、絵を真似して描くだけのことではありません。お手本の絵を見ながら描く中で、作者の意図を感じ取り、テクニックを学ぶことが本当の目的です。「絵を描くのが上手くなりたい」という方は、模写で練習を重ねてみましょう。
シルエットの描き方や設計をすると、これまで以上に絵を描くスピードがアップ。するどい観察力やバランスの取り方が養われると、自己表現力も高まります。模写は、イラストや風景画など絵のジャンルを問わず取り入れられる手法です。絵の練習として、積極的に模写を経験してみてください。
模写に向いている人
模写に向いている人は、「人物画を上手く描けるようになりたい」「背景の描き方を学びたい」といった明確な目的を持つ人です。ゴール地点がわからないまま始めても、達成感は得られません。じっくりと取り組む必要がある模写は、忍耐力が問われる練習です。
心が折れそうになったときに目標のある・なしで、取り組む意欲が大きく変わってきます。まずは、明確な目的を定めましょう。常に目的を持ちながら取り組める人に、模写はおすすめですよ。
初心者向け・模写をやる前の下準備
ここからは、初心者向け・模写をやる前の下準備について解説します。これから始める方は、3つのポイントをそれぞれチェックしてみましょう。
1.グリッド線を引く
いきなり描き始めるとズレが生じやすいため、あらかじめグリッド線と呼ばれる画面分割の補助線を引いておきます。グリッド線の引き方は、まず模写をする絵に縦横3分割または4分割に入れ、そのあとキャンパスにも同じ比率で入れるのがポイント。
これで全体の構図がひと目でわかり、何もない状態よりも正確に模写ができます。ひと手間がかかりますが、正確な位置を把握しながら線を描いた方が構図や配置のテクニックが身につきますよ。
2.大まかに捉えることを意識する
模写をする際には、大まかなシルエットを捉えることが重要です。まずは見本の絵とグリッド線を確認しながら、全体の位置関係を把握しましょう。バランスのよい構図の取り方を身につけるには、絵を図形として捉えるのがポイントです。
全体像を把握しないうちに顔の表情などを描き始めるとズレが生じやすく、簡単に修正できないのがデメリット。大まかに捉えることを意識しながら、細部まで観察を行いましょう。
3.自分の癖を出さないようにする
模写を実践する際には、自分の癖を出さないようにしながら行うのが大切です。前項でお伝えした通り、模写は図形のように捉えて正確に描き写してこそテクニックの向上に役立ちます。しかし、自分の感覚のまま線を描いてばかりいても、苦手克服にはつながりません。
模写で絵の練習をする際には、「正確に見本を描き写そう」という意識を強く働かせましょう。自分の癖が目立つ箇所はその都度描き直し、作者が描くタッチをしっかり吸収してください。
模写のやり方
続いて、模写のやり方を4ステップごとに詳しく解説します。実際にどのような手順で進めるのかを把握しておくとスムーズです。
1.題材をよく観察する
模写に入るときに重要なのは、題材をよく観察することです。キャラクターを模写する場合であれば、何頭身なのかサイズを測り、頭・体・足の位置などをくまなくチェックします。このとき、下準備で入れたグリッド線が役に立ちますよ。
風景画や静物画を模写する場合も、構図や配置をしっかり観察します。地平線の位置や近景・中景・遠景の位置など、パーツごとに分析してみてください。遠近感や明暗など、作者のこだわりが手に取るようにわかるでしょう。
漫画の背景も同じように観察する目を養うと、キャラクターとのバランスも上手く取れるようになりますよ。どんな絵も構図が重要なポイントになるため、観察するくせをつけるとよいですね。
2.大まかな形を描く
見本をよく観察したら、大まかな形を描いていきます。パーツの位置がわかるように目印を入れながら進めると、このあとの工程が楽になりますよ。人物の絵であれば大まかなシルエットを描き、肩や胸、くびれ、ひざの位置などの目印を入れてみましょう。
風景画や静止画も同様に、パーツごとに大まかな線を描いていきます。見本通りに描き写すために、正確な位置を確認しながら進めるのがポイントです。ひとつのパーツを描いたら必ず見直し、ズレなどがあればその都度修正していきます。
3.細部を描く
大まかな形を描いたら、各パーツごとの細部を描いていきます。このときも、配置を重視しながら正確に描き写すことを念頭に置きましょう。例えば、顔のパーツを描く前には、目鼻の位置に十字線を入れてから各パーツを描いていくといった感じです。
ものさしを使用しながら目の大きさや位置を入れたり、髪の毛の長さを確認したりしていくと、より細かな描写ができます。それぞれのパーツを描いていくと、自分が想像する位置とは違うことに気づくことがあります。その気づきこそが、絵の上達につながります。
4.色彩やトーンを調整する
細部まで描き終えたら、模写の仕上げに入ります。色塗りの基本は、面積が大きいパーツを優先し、奥から手前に向けて塗っていくことです。それぞれ色彩を調整しながら、ひとつずつ進めてみてください。明暗や遠近感、キャラクターの感情などの表現のむずかしさがここでわかります。
使用する画材による質感の違いも実感するでしょう。使用する画材により仕上がりも異なるため、その辺の変化もぜひチェックしてみてください。このように苦労する点も少なくはありませんが、見本に近い絵のトーンを表現できるように模写で練習をくり返していきましょう。
模写におすすめの題材
これから模写を始めるにあたり、題材選びに悩むかもしれません。そんなときには、好きな漫画やアニメをはじめ、イラストレーターやアニメーターの画集、気に入った写真などを選んでみましょう。また、初心者向けの参考書もチェックしてみてください。イラストや風景画など、自分が進みたい方向のジャンルを選ぶことが大切です。また、初心者のうちは描く要素が少なく、できるだけ画力のある題材を選ぶのもポイントですよ。
模写におすすめの画集17選
ここからは、模写におすすめの画集をご紹介します。世界の名画や動物、イラスト、アニメーション、水彩画など好みの画集を手に取ってみてください。
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模写を通じてプロのテクニックを学ぼう!
模写は、自分が理想とする絵を分析しながら構図や色彩感覚を学べるのが魅力です。テクニックを磨くために、プロの作品を模写してみましょう。ぜひ本記事でおすすめした画集や参考書の中から、気になる一冊を手に取ってみてくださいね。