ラクレットチーズのおすすめ9選!スライスやクラッシュタイプ・美味しい食べ方も紹介
表面を炙って削ぎ落とすように具材にかけて楽しむ「ラクレットチーズ」。最近では家庭用のラクレットパンや少量タイプのチーズなども豊富に販売されており、さまざまな料理に活用できます。今回は、ラクレットチーズの食べ方や選び方について解説します。おすすめの商品や調理家電もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ラクレットチーズとは?
ラクレットチーズとはスイス南西部のヴァレー州発祥で、スイス料理の「ラクレット」に使用されるチーズのことです。原料である牛乳を発酵させて固めて、表面を塩水などに浸した布で拭きながら熟成する方法で作られています。
スイスの伝統料理「ラクレット」とは、チーズの切り口を温めて柔らかい状態にしてから削ぎ、茹でたジャガイモやバケット、ソーセージなどにつけて食べる料理です。熱でとろけたチーズの濃厚な味わいやコク深さが感じられます。
家庭で楽しめるラクレットチーズの美味しい食べ方
ラクレットチーズは加熱することで美味しさが増すので、溶かして食べるのが特におすすめです。家庭ではテフロン加工のフライパンを使用すれば、手軽にとろりととろけるチーズが完成しますよ。そのままニンジンやブロッコリー、ジャガイモなど茹でた野菜や蒸した野菜にかけるだけで、自宅でも簡単にラクレットが楽しめます。
そのほかには、薄くカットしてそのままおつまみとして食べたり、パンやピザに乗せてトースターやグリルでこんがり焼いて食べたりするのもよいでしょう。串にさして直火であぶってバーベキュースタイルで楽しむのもおすすめです。
また、ラクレットチーズは細かく刻んでコーンスターチをまぶし、赤ワインや牛乳で溶かせばチーズフォンデュもできます。この手間が面倒に感じる方は、ホットプレートにラクレットチーズと下ゆでした野菜やソーセージを乗せて、ワンプレートでラクレットチーズをディップして食べるのも手軽でおすすめですよ。
ラクレットチーズの選び方
ここからは、ラクレットチーズの選び方について解説します。産地や形状などを含む4つのポイントに着目して、自分に合ったラクレットチーズを選びましょう。
1.味や香りが異なる産地で選ぶ
ラクレットチーズは産地によって味や香りが異なります。ここでは、産地による風味の違いや特徴について解説します。
本場ならではの濃厚な味と独特な香りのスイス産
本場ならではの濃厚な味と独特な香りを楽しめるラクレットチーズを求める方は、スイス産を選ぶとよいでしょう。ラクレットチーズには、表面を塩水やアルコールなどを含ませた布で拭いて熟成させる「エモルタージュ」という工程があります。
この工程によって、表面にはラクレットチーズならではの独特な香りが生まれます。ラクレットチーズの中には表面の皮がついていないものもありますが、エモルタージュならではの風味を感じたい方は皮がついているタイプを選ぶのがおすすめです。
クセが少なくマイルドな味のフランス産
ラクレットチーズの中にはフランス産のものもあり、ラクレットの名前は削り取る、削ぎ落すという意味を持つフランス語の「ラクレ」が由来といわれています。
フランス産のラクレットチーズは本場スイスとは異なり、クセの少ないマイルドな味わいと香りが特徴です。フランス産の商品の中には、皮を削って独特な香りを控えめにしたものもありますよ。
クセが少なく食べやすい風味のチーズが好みの方や、子どもがいる家庭などにおすすめです。
日本人好みの食べやすい味の国産
国産のラクレットチーズはフランス産と同様に、クセが少なくマイルドな味わいが特徴です。国産の商品には北海道産のものが多く、原料にも北海道産の生乳を使用しています。
また、中にはあえて日本人の好みに合うようにクセを抑えて、やさしい味わいに仕上げている商品もあります。国産のラクレットチーズは皮つきがほとんどですが、香ばしく焼き上げたり皮を取り除いたり楽しみ方はさまざまです。
日本国内のチーズコンテストで受賞歴のある製造元の商品もあるので、自分の好みに合いそうなものを選んでみてくださいね。
2.使う料理や好みに合わせて形状を選ぶ
ラクレットチーズを家庭で楽しむ際には、使う料理や好みにあわせて形状を選ぶ必要があるでしょう。ここでは、おもな2つのタイプについて解説します。
お店のように本格的なホール・ハーフカット
ラクレットチーズと聞くと、大きな円型のホールタイプやハーフカットタイプをイメージする方も多いのではないでしょうか。大きなホールタイプでは約5000g、ホールタイプを半分にカットしたハーフタイプでは約2000~3000gほどあります。
家庭で使用するには量が多めなので、食べる頻度や料理に合わせてサイズを選ぶのがおすすめです。例えば、毎日ラクレットチーズを楽しみたい方やさまざまな料理に活用したい方、ホームパーティーなど大人数で楽しめる料理を作る方などは、ホールタイプやハーフタイプを選ぶのもよいでしょう。
カットせずそのまま使えるスライス・クラッシュ
ラクレットチーズの中には、手軽に使いやすいスライスタイプやクラッシュタイプの商品もあります。スライスタイプとは、その名のとおり薄くスライスされたもので、そのままおつまみとして食べたり食パンに乗せてチーズトーストにしたりするのに適しているでしょう。
一方、クラッシュタイプはチーズを細かく砕いたような形状のものです。分量を細かく調整できるため、グラタンやピザなど調理用に使用しやすいのが特徴です。なお、少量タイプも皮あり・皮なしタイプから好みに合わせて選べますよ。
3.味わいが異なる皮の有無にも注目
先にも述べた通り、ラクレットチーズの表面にはチーズ全体を覆う皮があります。この皮は熟成期間が長いほど分厚くなるのが特徴です。皮にはエモルタージュと呼ばれるウォッシュ加工ならではの独特な風膿があるため、好みが分かれる部分でもあります。
ラクレットチーズの皮はそのまま食べても皮を取り除いて食べても問題はありません。ウォッシュチーズならではの本場の味わいを楽しみたい方は皮つきを、クセを抑えたマイルドさを求める方は皮なしタイプを選ぶとよいでしょう。
なお、皮つきタイプを購入し、皮を削って好みの風味に調整することも可能です。
4.用途や容量を選ぶ
ラクレットチーズを選ぶ際には、早めに食べきれる容量のものを選ぶのがベストです。切り口をラップで覆えば冷蔵庫で保存は可能ですが、時間が経つほどに風味が損なわれていきます。そのため、用途に合ったサイズを選ぶようにしましょう。
ラクレットチーズには3000g~5000gのハーフタイプやホールタイプなど大容量の商品をはじめ、たくさん使いたい方でも比較的消費しやすい500g~1000g、使用頻度が低い方に適した100g程度の商品など、さまざな容量で販売されています。
レシピサイトなどを確認しながら、自分の作りたい料理に合ったサイズを選ぶのがおすすめです。
ラクレットチーズのおすすめ9選
ここからは、ラクレットチーズのおすすめ商品を3,000円以下・5,000円以下・12,000円以下の3つの価格帯ごとにご紹介します。
3,000円以下
まずは3,000円以下で購入できる商品からみていきましょう。3,000円以下では、ひとりで楽しみたい方や使用頻度が低い方に適した100g~500gの商品が揃います。
商品情報
原産国:日本
原材料:生乳(北海道十勝産)、食塩
内容量:100g
北海道十勝に工房をかまえる十勝野フロマージュが手がけたラクレットチーズ。外側の皮を切り取ってから弱火でじっくりと加熱して、茹でた野菜やソーセージなどに絡めて食べるのがおすすめです。そのほか、カレーやパスタとの相性も良好ですよ。扱いやすく食べきりやすい100gなので、初めてラクレットチーズを購入する方にも適しているでしょう。
商品情報
原材料:生乳、食塩/保存料(ナタマイシン)
内容量:150g
表面はしっとりと湿り気があり、ウォッシュチーズならではの独特な香りが感じられるラクレットチーズです。中はもっちりねっとりとしているので、そのままおつまみとして食べるのはもちろん、加熱することでよりおいしく味わえます。注文ごとに大きなブロックからカットされた切りたてのラクレットチーズの旨味をご家庭で味わってみてはいかがでしょうか。
商品情報
原材料:ナチュラルチーズ(生乳 食塩) セルロース
内容量:500g
本場スイス産のラクレットチーズを手軽に楽しめるシュレッドタイプの商品です。シュレッドタイプなのでフライパンで簡単にとろりとした状態に仕上がりますよ。チーズタッカルビやチーズフォンデュ、チーズトースト、グラタン、ピザなど、さまざまな料理に活用できるでしょう。たっぷり使用できる500gです。
商品情報
原材料:ー
内容量:150g
軽いウォッシュの香りとナッツのようなコク深い香り、チーズのまろやかな味わいが特徴のスイス産ラクレットチーズです。専用のオーブンを使用しなくてもオーブントースターで加熱すれば、スイスの郷土料理であるラクレットが手軽に楽しめます。おもちに乗せて焼いたりバケットに詰めてオーブンで焼いてパングラタンとして食べたりするのもおすすめですよ。
5,000円以下
ここからは、3,000円以上5,000円以下の商品を3つご紹介します。調理に使用しやすいクラッシュタイプのラクレットチーズもチェックしてみてくださいね。
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商品情報
原産国:日本
原材料:生乳(北海道産)、食塩
内容量:1kg
北海道・十勝産の生乳のみを使用し、丁寧に3ヵ月かけて熟成した商品です。熟成生乳の仕入れから加工まですべての工程を北海道の自社工場で行っているため、高い品質が特徴。過去に国内のナチュラルチーズコンテストにて最高賞を受賞したこともあります。調理に使用しやすいクラッシュタイプなので、トーストやリゾット、パスタなど、アイデア次第でさまざまな料理に使用できるでしょう。
商品情報
原材料:生乳、食塩
内容量:350g×2個
フランス産のラクレットチーズを皮なしでスライスした商品です。皮を取り除く手間が省けるので初めての方や手間のかかる調理が苦手な方でも使用しやすいでしょう。スライスタイプなので、そのままサンドイッチに挟んで食べたり、トーストに乗せて加熱して食べたりしやすいのが特徴です。350gの2個セットなので保存もしやすいですよ。
商品情報
生乳生産量日本一の十勝のフレッシュなミルクを使って作られたラクレットチーズです。チーズを磨くウォッシュ工程で十勝川温泉のモール温泉水を使用。芳醇で香りが高く、クセの少ないまろやかな味わいが楽しめます。オレンジの皮も一緒にカットし、そのまま薄くスライスしてワインのおつまみとして食べたり、スキレットやフライパンに並べてオーブントースターで温めて溶かして食べたり、さまざまな食材との組み合わせを楽しんでみてくださいね。
12,000円以下
最後にご紹介するのは、5,000円以上12,000円以下のおすすめ商品です。存在感のある大きめサイズはホームパーティーなどでも活躍してくれますよ。
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商品情報
原産国:日本
原材料:生乳(北海道産)、食塩
内容量:不定貫(約2.3~約2.7kg)
存在感のあるハーフタイプのラクレットチーズです。北海道十勝産の生乳を100%使用し、職人の手でひとつひとつ手づくりされています。花畑工場の自社工房内で、温度や湿度を徹底的に管理して熟成されるラクレットチーズは、日本人の口にも合いやすいマイルドな風味が特徴。クセの少ない味わいなので、多くの人が集まるホームパーティーにもおすすめです。
商品情報
原材料:生乳、食塩
内容量:約1.25kg
本場スイス産のラクレットチーズが楽しめる1/4サイズの商品です。ハーフサイズでは大きすぎるけれど、表面を炙って削ぎ落とすラクレットならではの食べ方を楽しみたいという方には適しているでしょう。チーズを温めて溶かすことで、スイス産ならではの独特の香りが広がりますよ。
ラクレットチーズを溶かす家庭用の調理器具もチェック
最近では自宅で手軽にラクレットが楽しめる家庭用の調理器具も販売されています。ホームパーティーにも重宝するので、ぜひチェックしてみてください。
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商品情報
プレートサイズ:幅21×奥行21.5×高さ1.5cm
重量:約2kg(プレート、ミニパン含む)、ココット:約280g(1個)
セット内容:本体、両面仕様プレート、ミニパン×4、ココット×2、専用レシピ
素材:本体/ステンレス・ナイロン、プレート/アルミニウム(ノンスティック加工)、ミニパン/鉄(ノンスティック加工)、ココット/陶磁器
上段に食材やココットを乗せ、下段のミニパンでラクレットが溶かせる商品です。温度調節が可能でラクレットやチーズフォンデュはもちろん、焼肉やお好み焼き、ホットケーキ、チョコレートフォンデュなどにも活用できるでしょう。
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商品情報
プレート内寸:約幅395×奥行245×高さ10mm
重量:約4.6kg
セット内容:本体、両面プレート、ミニパングリルトレー、ミニパン8個、専用トング1本、レシピBOOK
材質:本体/ステンレス板、ミニパン/亜鉛メッキ鋼板・フッ素加工、中段仕切り/ステンレス版、トング/ナイロン樹脂
保温から220度まで無段階で温度調節ができる家庭用グリルです。プレートは平面フラットプレートと波型グリルプレートの両面使用なので、調理する食材に適したものを選択できます。ミニパンは8個セットでさまざまな食材を一度に調理できるため、ホームパーティが盛り上がるでしょう。
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商品情報
重量:1000g
セット内容:本体、両面プレート、メッシュプレート、ふた、ミニパン×4、ヘラ×4、フォーク×4、トレー×2、レシピブック、説明書(保証書付)
材質:本体/PP・ステンレス、両面プレート/アルミ(フッ素樹脂塗膜加工)、メッシュプレート/ステンレス、ふた/鉄、PBT、ミニパン/鉄・PP、ヘラ/PA、フォーク/ステンレス・PP、トレー/鉄
卓上におさまりのよいフタつきのラクレット用プレートです。上段で食材を焼いて、下段でソースを作れるので、スムーズに調理が可能。メッシュプレートも付属されているので、お餅や焼きおにぎりを焼いたり、マシュマロを炙ったりすることもできますよ。
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商品情報
重量:1655g
セット内容:本体、プレート、ミニパン4個、ヘラ4本
木目のデザインがオシャレなラクレットパン。天板は片面がフラット、片面は突起のある波型プレートになっているので、グリル料理からパンケーキなどのスイーツまで幅広く活用できます。ミニパンとヘラはそれぞれ4つずつ付属されているので、4人でそれぞれのアイデアソースを創作しても楽しめるでしょう。
ラクレットチーズはどこで買える?
ラクレットチーズはチーズ専門店や高級スーパーのチーズコーナーなどで購入することが可能です。国産の商品であれば、北海道のアンテナショップやデパートの北海道フェアなどで取り扱っていることもあるでしょう。
店舗であれば店員の方におすすめの食べ方を聞くこともでき、実際のサイズ感を確認してから購入できます。最近ではネットでも多く取り扱っているため、近くに店舗がない方や店に足を運ぶのが億劫だと感じる方はネット購入を検討するのがおすすめです。
おすすめ商品比較表
十勝野フロマージュ 十勝モールウォッシュ ラクレットチーズ 100g | キャトルフォイユ ラクレット 150g | 渡清 ラクレットチーズシュレッド 500g | チェスコ ラクレット 150g | 花畑牧場 花畑牧場 ラクレットチーズ クラッシュタイプ 1kg | コストコ ル・スティック ラクレット 皮なしスライスチーズ 350g×2個 | 北海道マルシェ 十勝ラクレットチーズ 150g×2個 | 花畑牧場 花畑牧場 ラクレットハーフカット 約2.3kg | ハイ食材室 ラクレットチーズ 約1.25kg | récolte レコルト ラクレットアンドフォンデュメーカー グランメルト RRF-2 | ピーコック魔法瓶工業株式会社 ピーコック ホームパーティグリル WRV-13 | PRISMATE(プリズメイト) PRISMATE ラクレットモア PR-SK010 | NOUVEL(ヌベール) ヌーベル 電気式ラクレットグリル ウッドエレガンス 403265 | |
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ラクレットというと、レストランなどでしか食べられないイメージがある方も多いでしょう。最近では自宅でも手軽に食べることができるようになりました。少ない容量のタイプもあり、少しだけ試してみたい方でも挑戦しやすいですよ。自宅でラクレットが簡単に楽しめる調理家電なども販売されているので、ぜひ気軽にラクレットを味わってみてはいかがでしょうか。