粉チーズ・パルメザンチーズのおすすめ11選!種類や産地の違いなど選び方も紹介
いつもの料理に手軽にチーズのコクと香りをプラスできる「粉チーズ」は、ひとつあると何かと便利な調味料です。粉のようにして使うチーズといえばパルメザンを使ったものが主流ですが、パルミジャーノとの違いがわからない人もいるでしょう。この記事で、粉チーズの選び方やおすすめ商品をご紹介します。
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粉チーズとパルメザンチーズって違うもの?
粉チーズの多くは、パルメザンチーズを使っています。しかし、パルメザンチーズ=粉チーズというわけではありません。
粉チーズのなかには、羊の乳から作られた「ペコリーノ」というチーズを使ったものや、パルミジャーノ・レッジャーノによく似た「グラナパダーノ」というチーズを使ったものもあります。
にもかかわらず、日本において「パルメザンチーズ=粉チーズ」と捉えられがちなのには理由があります。
パルメザンチーズとは、イタリアを代表するハードチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」を真似て作られたチーズのことを指します。全世界で作られており、日本へはアメリカから伝わりました。
アメリカから日本に入ってきたパルメザンチーズは粉の状態だったため、日本では「パルメザンチーズ=粉チーズ」というイメージが定着したのです。
粉チーズを選ぶ4つのポイント
ここからは、粉チーズを選ぶポイントを解説します。粉チーズを選ぶ際は、味や形状、チーズの産地などをチェックして選んでみましょう。
1.味や特徴でチーズの種類を選ぶ
粉チーズと一口に言っても、使われているチーズによって味やその特徴はさまざまです。ここでは、パルメザンチーズから作られたものと、パルミジャーノ・レッジャーノを使ったものの特徴を解説します。
パルメザンチーズ:日常使いしやすい
パルメザンチーズから作られた粉チーズは、手頃な価格で購入でき、日常使いしやすいのが特徴です。
パルメザンの名前の由来はイタリアを代表するチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」から。パルミジャーノ・レッジャーノ風のチーズ全般を「パルメザン」といい、その味はシンプルでクセがありません。そのため、さまざまな料理に合わせやすいですよ。
パルミジャーノ・レッジャーノ:本格派なら!
パルミジャーノ・レッジャーノは北イタリアで作られているハードチーズです。専用の熟成庫で時間をかけてじっくり熟成させることで、牛乳に含まれる旨み成分が結晶になって表面に浮き上がってきます。
パルミジャーノ・レッジャーノの味わいは、パルメザンチーズに比べるととても複雑です。
ナッツのようなコクにフルーツを思わせる甘みや酸味、少しの苦みなどが混然一体となっており、料理のおいしさをワンランクもツーランクもアップさせてくれますよ。
2.使い方に合わせてチーズを形状で選ぶ
使い方に合わせてチーズの形状を選ぶのも大切です。手軽に使いたいなら、ボトルに入った粉チーズが使いやすいでしょう。チーズの芳醇な香りを楽しむなら、ブロックタイプのものがおすすめですよ。
手軽にパパっと使いたいなら粉チーズ
スーパーで売られているボトルタイプの粉チーズは、フタを開けるだけでサッと使える手軽さが魅力です。
ボトルに入った粉チーズは、開封後もできるだけ常温で保存しましょう。
冷蔵庫で保存してしまうと、出し入れする際の温度差でチーズが固まりやすくなってしまいます。
削りたての香りを楽しむならブロックチーズ
チーズの香りを楽しみたいなら、ブロックチーズを選ぶとよいでしょう。グレーターなどで食べる直前に削れば、芳醇なチーズの香りを存分に楽しめます。
特にパルミジャーノ・レッジャーノはブロックで購入し、その都度削って食べるとおいしさが際立ちます。
パルミジャーノ・レッジャーノはチーズの皮部分も料理に使えますよ。トマトソースなどに皮の部分を入れて少し加熱すると、パルミジャーノ・レッジャーノの香りとコクが溶けだしてより本格的な味になります。
3.チーズの産地もチェック!
チーズは産地によって味に驚くほど違いが生まれます。自分の好みも踏まえながら、チーズの産地にも気を配って粉チーズを選んでみましょう。
国産・アメリカ産:日本人好みで食べやすい
国産やアメリカ産のチーズを使った粉チーズは、シンプルでクセのない味わいが特徴です。食べなれた味と香りなので、外国産チーズの強い味・香りが苦手な子どもでも食べやすいでしょう。
国産・アメリカ産のチーズは、イタリア産のチーズに比べて価格が手頃なのもうれしいポイント。
日常的に粉チーズを使いたい人におすすめです。
イタリア産:こだわり感じるコクの深い味わい
イタリア産のチーズを使った粉チーズは、深いコクと複雑で本格的な味わいが特徴。生産者のこだわりが詰まったチーズが多いので、価格は国産やアメリカ産のものに比べると高めです。
手間と時間をかけて作られたイタリア産のチーズは、特別な日の料理に使うのにぴったり!
ワインとのマリアージュも楽しめる大人向けの味です。
4.チーズの容量と形状も確認しよう
チーズの量と形状も確認しておきましょう。チーズは生鮮食品です。開封後は日々風味が劣化していくので、早めに使い切りたいもの。
頻繁に使わないなら、できるだけ少ない量のチーズを購入しましょう。ボトルなら40g、ブロックなら30g程度のものを選ぶと、風味が落ちる前に使い切れますよ。
粉チーズをたっぷり使った料理を作るときは、大容量の業務用や、大きなブロックタイプをチェックしてみて。1袋に200~300g入っているものなら、惜しみなく使えますよ。
粉チーズ・パルメザンチーズのおすすめ11選!
ここからは、粉チーズ・パルメザンチーズのおすすめ商品をご紹介します。パルメザンやパルミジャーノ・レッジャーノ以外のチーズを使ったものも取り揃えたので、気になる商品があればチェックしてみてくださいね。
粉チーズ(パルメザンチーズ)
パルメザンチーズを使った粉チーズをご紹介します。パルメザンチーズはクセがなく香りもマイルドなので、子どもも食べやすいですよ。価格も手ごろなので、日常使いできる粉チーズを探している人におすすめです。
アメリカ産のナチュラルパルメザンチーズだけを使って作られた粉チーズです。保存料やセルロースなどの添加物を使用していないため、チーズ本来の深いコクが楽しめます。牛乳の約10倍のカルシウムを含んでおり、ひとふりで手軽にカルシウムを補えるのもうれしいですね。227gの大容量で、さまざまな料理にたっぷり使えますよ。
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商品情報
原材料名:ナチュラルチーズ(国内製造)/セルロース
内容量:80g
保存方法:直射日光および高温多湿の場所を避けて保存してください。
北海道の十勝地方で作られた乳原料を使った粉チーズです。外国産のチーズに比べてクセがなく、あっさりとしている日本人好みの味で、さまざまな料理と相性がよいですよ。サラサラしていて固まりにくく、常温で保存できるので常備しておくと重宝します。
60年以上にわたってアメリカでハードチーズを作り続けているメーカーの商品です。最低10ヶ月間熟成させたチーズから作る粉チーズは、チーズ本来の香りとコクがしっかりと感じられます。粉っぽさが控えめでしっとりとした食感も魅力です。
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商品情報
原材料名:ナチュラルチーズ(外国製造)/乳化剤
内容量:50g
保存方法:直射日光、高温多湿をさけて保存してください
おだやかな風味とマイルドな味わいで、さまざまな料理に使いやすいアイテムです。ボトルの蓋が取れるので、計量しやすいのも便利ですよ。固まりにくい製法で作られており、冷蔵保存で固まってもスプーンなどで軽くかきまぜるだけで、すぐにサラサラの状態に戻ります。
ナチュラルチーズを使って、加熱せずに作ったチーズパウダーです。加熱されていないため、原料となったチーズ本来の豊かな香りと深い味わいが活きています。1袋500g入りで、チーズをたっぷり使う料理にも惜しみなく使えますよ。チーズの風味を活かしたチーズクリームパスタやグラタンなどにおすすめです。
商品情報
内容量:1kg
産地:日本
チーズの濃厚な旨みを堪能できる生タイプの粉チーズです。北海道の良質な牛乳と明治独自の乳酸菌を使って作られたチーズは、クセがなくマイルドな味わいでミルクの甘みも感じられます。加熱していないので、しっとりとした食感も特徴です。
パルミジャーノ・レッジャーノ
複雑な旨みと芳醇な香りをもつパルミジャーノ・レッジャーノを使用した粉チーズは、本格的なイタリア料理を楽しみたい人にぴったり。削る道具がなくても、パウダータイプならサッと振りかけるだけで本場イタリアの味が楽しめます。
商品情報
産地:イタリア
「チーズの王様」とも呼ばれるパルミジャーノ・レッジャーノのパウダーです。加熱していないため、パルミジャーノ本来の複雑な風味と豊かなコクを堪能できますよ。パスタやリゾットはもちろん、サラダや野菜のグリルとの相性も抜群です。1袋100gの使いきりサイズもうれしいですね。ストックしておけば、いつでも削りたてのおいしい粉チーズが使えます。
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商品情報
産地:イタリア
20gのブロックチーズが20本入った商品です。少量ずつ小分けになっているので、使いたい分だけ取り出して、いつもフレッシュな味わいが楽しめますよ。削って使うのはもちろん、そのまま食べたり、スライスして料理にトッピングしたりするのもおすすめです。
その他の粉チーズ
パルメザンやパルミジャーノ・レッジャーノ以外のチーズを使った粉チーズもあります。ひと味違う粉チーズを試してみたい人はチェックしてみてくださいね。
グラナパダーノはイタリアで作られているハードチーズで、冷蔵庫に欠かすことができない、どこの家庭にもあるチーズです。ザラッとした食感とマイルドな味わいが特徴で、パルミジャーノ・レッジャーノの複雑な風味が苦手な人も食べやすいですよ。こちらの商品は、そんなグラナパダーノを70%使用しています。1袋1kg入りの業務用なので、粉チーズをたっぷり使いたい人はチェックしてみてくださいね。
マスカルポーネチーズは、イタリアの有名なデザート「ティラミス」にも使われているクリーミーなフレッシュチーズです。こちらは北海道産のマスカルポーネをスプレードライによってパウダーにしたもの。常温で保存でき、生地や液体に混ぜ込みやすいので、お菓子やパン作りが趣味の人におすすめします。
パルミジャーノ・レッジャーノの大手メーカー「ボニ社」のチーズを使い、日本で加工した粉チーズです。14ヶ月じっくり熟成させることでチーズのコクを強化し、パウダー加工後すぐに凍結させて風味の劣化を防いでいます。冷凍で届きますが、解凍後も冷蔵庫で長期保存できるので便利ですよ。
番外編:ブロックタイプもご紹介!
ここからは番外編としてブロックタイプのハードチーズもご紹介します。ブロックタイプのチーズは、削りたての芳醇な香りを楽しめるのが魅力です。ワンランク上のおいしい料理を食べてみたい人は、こちらもチェックしてみてくださいね。
商品情報
産地:イタリア
豊かな香りとコクが特徴のパルミジャーノ・レッジャーノの1kgブロックです。かみしめる程に口の中に旨みが広がりますよ。削りたてをパスタやサラダにトッピングするのはもちろん、欠片をスープやソースに溶かし込むのもおすすめです。イタリアチーズの最高傑作をぜいたくに味わいたい人におすすめします。
使いやすい100gブロックのパルミジャーノ・レッジャーノです。2年以上熟成されて水分が抜け、旨みが凝縮しています。表面の白い模様は、旨みの塊であるアミノ酸の結晶です。小さく砕いて口に入れれば、アミノ酸の結晶のジャリジャリとした食感とふくよかな旨みが楽しめます。ワインをはじめさまざまなお酒とのペアリングを楽しみたいチーズです。
粉チーズの保存方法
粉チーズの保存方法は商品ごとに異なります。まずは、購入した商品のパッケージをチェックしてみましょう。業務用粉チーズのなかには冷凍庫で保存するよう指示されているものもありますよ。
一般的に、ボトルに入った粉チーズは開封前は冷蔵・常温どちらで保存してもかまいません。しかし開封後は直射日光を避け、できるだけ涼しい場所で常温保存するのがよいとされています。
冷蔵庫に入れたくなる気持ちはわかりますが、冷蔵庫に入れると出し入れの際の温度差でチーズが固まりやすくなってしまうので避けましょう。
ブロックタイプのチーズは、なるべく空気に触れさせないことが大切です。使う分だけパックから取り出して、残りはラップで覆ってから密閉容器またはジップ付きの保存袋に入れて冷蔵庫で保存してください。
冷蔵庫で保存していると、チーズの表面に水滴が付くことがあります。放っておくとカビが生えてしまったり傷んでしまったりするので、こまめにチーズの表面を拭いて、乾いた状態をキープしましょう。
なお、ブロックチーズを冷凍庫で保存するのはおすすめしません。解凍時に水分と一緒に旨みも溶けだしてしまいます。
おすすめ商品比較表
クラフト クラフト パルメザンチーズ | 明治(食品) 明治 北海道十勝 パルメザンチーズ | ロリーナ ロリーナ パルメザン粉チーズ | 雪印メグミルク 雪印メグミルク 粉チーズ マイルド | 三祐 三祐 パルメザンチーズパウダー | ママパン 明治 北海道十勝パルメザンチーズ 生削り | エフ・エフ・シー パルミジャーノレッジャーノ パウダー | PARMAREGGIO パルミジャーノ PARMAREGGIO パルミジャーノ ・レッジャーノチーズ | ハイ食材室 ハイ食材室 グラナパダーノ(粉) | morinaga 森永乳業 マスカルポーネパウダー | 世界の美味しいがお手頃価格!豊代 豊代 グラナパダーノパウダーチーズ | SUWAKAKU パルミジャーノレジャーノDOP | DELICEMED デリスメッド DELICEMED パルミジャーノ レッジャーノ | |
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粉チーズでいつものメニューをさらにおいしく!
パスタやサラダ、カレーにシチューと、粉チーズを少しプラスするだけでぐっとおいしくなるメニューがたくさんあります。いつもの料理に飽きてきたら、粉チーズをちょい足しして味変してみましょう。粉チーズを選ぶときは、使われているチーズの種類や形状などをチェックして選んでみてくださいね。