格安スマホはやめとけといわれる理由は?デメリットの少ないおすすめ8社を紹介

格安スマホはやめとけといわれる理由は?デメリットの少ないおすすめ8社を紹介

大手キャリアから格安スマホに乗り換える方がいる一方、格安スマホはやめとけとの声も聞かれます。なぜスマホを契約するとき、格安スマホは避けたほうが良いといわれるのでしょうか。本記事では格安スマホはやめとけといわれる理由、楽天モバイルやワイモバイルなどおすすめの会社をご紹介します。格安スマホを選ぶメリットも解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

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格安スマホはやめとけといわれる理由は?

格安スマホの利用はやめとけといわれる理由は、通信速度やキャリアメールなどに対しデメリットが大きいと考えられているためです。

ここからは、格安スマホを利用した際に想定されるデメリットを10項目ピックアップしました。

通信速度が遅い

格安スマホは通信速度が遅く、動画再生やゲームのプレイに支障をきたしやすいとされています。しかし、格安スマホのなかにも比較的快適な通信速度を実現しているところがあるため、一概に通信速度が遅いとはいえません。

「みんなのネット回線速度」における格安スマホ数社の平均ダウンロード速度は以下のとおりです。

・UQモバイル:99.57Mbps

・楽天モバイル:109.39Mbps

・povo:98.72Mbps

※7月3日現在

ストレスフリーに通信できる格安スマホがあることも覚えておきましょう。

データ容量無制限のプランがない

格安スマホは無制限でデータ通信を利用できるプランがないといわれることもあります。思う存分動画や音楽などを楽しみたい方には大きなデメリットに感じられるでしょう。

しかし、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」といった、現在は格安スマホでもデータ無制限プランを提供しているところがあります。povoのように1週間限定でデータ通信使い放題になるオプションを用意している場合もあるので、データ容量が気になる方にもおすすめです。

キャリアメールが利用できない

大手キャリアを契約中に利用していたキャリアメールは、格安スマホに乗り換えると利用できなくなります。アカウント作成に使用していた場合、利用不可となるのは由々しき事態です。

ただし、各キャリアの持ち運びサービスを利用すれば、有料でドコモとau、ソフトバンクのキャリアメールを引き続き使用できます。仕事相手との大事な連絡ツールとして利用している方は有料サービスを利用しましょう。

LINEのID検索ができない

LINEで友だちを追加する際に便利なID検索機能ですが、すべての格安スマホで利用できるわけではありません。

ID検索が可能な格安スマホは以下のとおりです。

・ワイモバイル

・mineo

・IIJmio など

連絡先を交換するときにLINEのIDを用いて、LINEをメインの連絡ツールとして使用している方は格安スマホの選び方に注意してください。

留守番電話や転送電話が使えない

格安スマホの場合、留守番電話あるいは転送電話が利用できないケースがあります。現状は一部の格安スマホに限られるサービスなので、普段から留守番電話や転送電話を利用している方は気を付けなければなりません。

楽天モバイルやワイモバイルは、留守番電話および転送電話を無料で利用できるため大変お得です。LINEMOやpovoも有料ではありますが、サービスに対応しています。

割引やキャンペーンが少ない

格安スマホはやめとけといわれる理由には、乗り換えても割引やキャンペーンが少なくお得感がない点も挙げられます。

しかし、実際は楽天モバイルやワイモバイルなど、さまざまな格安スマホで新規契約や乗り換えを対象にしたキャンペーンが開催されています。月額料金実質無料や端末代金の大幅値引きキャンペーンなど内容も多岐にわたるため、お得に乗り換えたい方も満足できるでしょう。

店頭で申し込みや相談ができない

格安スマホは実店舗がなく、申し込みや相談の際はオンラインにて対応することもよくあります。電話相談に応じる格安スマホもありますが、店員と直接顔をあわせて相談できないため、話が伝わりにくいといったデメリットが生じやすいです。

ワイモバイルや楽天モバイル、mineoは独自のショップを、IIJmioは家電量販店にて受付カウンターを展開しています。直接対応を求める方は参考にしてください。

販売しているスマホの機種が少ない

大手キャリアよりも購入可能なスマホの機種が少ないことも、格安スマホのデメリットといわれてきました。実際はiPhoneとAndroidの両方に対応していますが、格安スマホによっては新しい機種を扱っていないこともあります。

その一方でmineoではiPhone 15を取り扱っており、楽天モバイルやahamoではiPhone 15 Pro Maxの購入も可能です。AQUOSやXperiaなどAndroidも多岐にわたる機種が販売されており、気に入った機種を選べるでしょう。

サポート体制が充実していない

格安スマホのデメリットとしては、不十分なサポート体制もそのひとつです。手厚いサポートが受けられないと、スマホの故障や使い方でわからないことがあったときに自分で対処する必要が生じます。

サポート体制が充実していないといわれる格安スマホですが、mineoやIIJmioは店頭での相談が可能なため、いざというときに頼りになります。楽天モバイルとワイモバイルも同じくサポートが充実しているでしょう。

支払い方法がクレジットカードしかない

大手キャリアは月々のスマホ代を口座振替やコンビニ払いなどから選択できますが、格安スマホはクレジットカードのみ対応しているケースが見受けられます。

ただし、以下の格安スマホは口座振替も選択可能です。

・UQモバイル

・楽天モバイル

・ワイモバイル

・ahamo

・LINEMO など

クレジットカード払いを選択したくない方は、上記の格安スマホから選んでみてください。

格安スマホはデメリットばかりじゃない!おすすめできる理由とは

格安スマホを利用する場合のデメリットをみてきましたが、実際は悪い点だけではありません。格安スマホへの乗り換えによって得られるメリットは複数あります。

ここでは、格安スマホをおすすめできる理由として4つのポイントをまとめました。

毎月のスマホ代を大幅に安くできる

格安スマホは月額料金が安く設定されているため、大手キャリアよりも安い料金でスマホを利用できます。

料金差を確認するために、大手キャリアのauとau傘下のUQモバイルが提供しているデータ容量4GBのプランを比較してみましょう。

キャリアプラン名月額料金(税込)
auスマホミニプラン6,214円
UQモバイルミニミニプラン2,365円

格安スマホのほうがスマホ代を抑えられることがわかります。通信費を節約したい方にはとくに格安スマホがおすすめです。

会社を選べば通信品質は問題ない

格安スマホを利用する際に気になる通信品質ですが、会社の選び方次第で問題なくスマホを利用できます。この理由には、データ通信に使用する回線網の種類が通信品質に影響を与えていることが関係しています。

格安スマホは、独自の回線網を使用するMNOと、借りた回線網を使用するMVNOの2種類です。独自回線を利用するMNOのほうが安定した通信速度が出るため、スピード重視ならMNOが良いでしょう。

いま使っているスマホでそのまま乗り換えられる

格安スマホに乗り換える際、機種変更せずにそのまま現在使用しているスマホを継続して使えます。

格安SIMに乗り換える方法は端末を買い替える方法と、SIMカードだけを購入して差し替える方法の2パターンから選択できます。SIMカードだけを購入して手続きを済ませ、手持ちのスマホに挿入すれば問題なく使用可能です。

なお、スマホをそのまま乗り換える場合、乗り換え先の会社に対応しているか忘れずに確認することが大切です。

独自の割引やサービスがある

格安スマホへ乗り換えると、会社独自の割引特典やサービスを受けられることもあり、その内容はさまざまです。

UQモバイルやワイモバイルはデータ容量があまった場合、翌月に繰り越せるため、スマホをあまり使わない月も無駄がありません。mineoは翌月に繰り越せるデータ容量に制限がなく、あまった分はすべて翌月に使用できます。

デメリットが少ない格安スマホの選び方

格安スマホはデメリットもメリットも両方あり、選び方に注意すれば納得のいく会社に乗り換えることが可能です。

「乗り換えて良かった」と思うためにも、自身にとってデメリットの少ない格安スマホを選択できるよう、大事なポイントを押さえておきましょう。

自分にあったプランのある会社を選ぶ

格安スマホは会社ごとにさまざまな料金プランを提供しているため、自分に適したプランを選べる会社を探してみましょう。

データ容量の制限を設けていないものや、基本料0円で1GBから使えるものなどプランは会社ごとにさまざまです。動画や音楽などデータ通信をとことん楽しみたいときは無制限プラン、ほとんど使わない場合はデータ容量が少ないプランがおすすめです。

評判をみて選ぶ

ユーザーからの評判は会社ごとの満足度や利便性など、格安スマホのメリットおよびデメリットを知るうえで大切なポイントです。特に通信速度については評判からの情報が重要になるため、実際に使用している方の声をSNSや口コミサイトなどで確認してみましょう。

乗り換え先として検討している格安スマホについて調べておくと、不安を解消したうえで手続きできますよ。

通話無料などの付帯サービスの多さで選ぶ

格安スマホが実施しているサービスを確認し、気になる内容が多い会社を選択するのもおすすめの選び方です。

付帯サービスには無料通話や公衆無線LANの無料使用などがあります。会社によってはデータ通信量なしでLINEサービスを利用できたり、夜間のデータ使用量が0になったりすることも。無料サービスだけでなく有料タイプもあるため、料金もあわせて確認しておくと良いでしょう。

3大スマホキャリア傘下の会社・プランを選ぶ

格安スマホを選ぶうえでは、ドコモとau、ソフトバンク傘下の会社を選ぶことも大切なポイントです。ahamoとUQモバイル、ワイモバイルは大手3大スマホキャリアの回線を利用しており、通信品質も比較的高いといえるでしょう。

スマホで動画を視聴する、あるいはゲームをプレイすることが多く安定した通信環境を望むなら、3大キャリア傘下の会社が提供しているプランが適切です。

実店舗の多さで選ぶ

実店舗が多い格安スマホは、突然スマホが動作しなくなるなど、万が一の事態が発生したときに相談しやすいです。料金プランを見直したいときや使い方で不明なことがあるときも直接話せるため、聞きたいことを説明しやすいメリットもあります。

オンラインサポートや電話対応だけでは不安な方、コミュニケーションを取りながら相談したい方は、身近に実店舗がある会社が良いでしょう。

デメリットが少ないおすすめ格安スマホ・格安SIM8選

格安スマホのメリットおよびデメリット、満足できる格安スマホの選び方を学んだところで、最後はデメリットを最低限に抑えた格安スマホ・格安SIMのご紹介です。

乗り換えたことを後悔しない、おすすめの会社を8社を厳選しました。

楽天モバイル

楽天モバイルは自社回線を利用しており、3大キャリア傘下の会社と同等の通信品質を誇る格安スマホです。Rakuten最強プランはデータ使用量に応じて料金が変わる仕組みで無駄がなく、データ容量が無制限で好きなだけ配信動画といったコンテンツを楽しめます。

専用アプリを利用すれば国内通話が無料になるため、通信も通話も両方使う方におすすめです。

UQモバイル

UQモバイルはau回線を利用して安定した通信速度を保ち、回線が混雑した状態でも通信しやすいです。データ容量を使いきれない月はあまった容量を翌月に繰り越せるため、スマホをほとんど使わない月があっても無駄にはなりません。

プランも3種類あり、月々のデータ使用量にあわせて選べるところも魅力的なポイントです。3大キャリアより月額を抑えられるでしょう。

ワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンク傘下の格安スマホで、大手キャリアと変わらない速度での通信が可能です。

プランは4GBと20GB、30GBの3種類から選択でき、あまったデータ容量は翌月に繰り越せます。申し込み不要かつ無料で、留守番電話および転送電話サービスを利用できるところも見逃せません。

格安スマホでは数少ないLINEのID検索が可能で、LINEユーザーにもおすすめです。

mineo

mineoはデータ通信専用SIMと音声通話付きSIMの2種類を扱っており、通話の利用状況に応じた契約が可能です。1GBからデータ容量無制限まで選択できるデータ容量の幅が広いため、使い方にあわせた料金プランを選べます。

iPhone 15を購入できる点も、契約先を乗り換える際に新しい機種へ変更したい方には魅力的でしょう。LINEのID検索に対応していて、友だちを追加したいときも便利です。

IIJmio

IIJmioのおすすめポイントは、回線網をドコモとauから選択できる点です。混雑具合に応じて通信回線を切り替えれば速度低下が改善され、スムーズな通信の実現が期待できます。

「ビックカメラ」「EDION」「カメラのキタムラ」など全国展開している店舗に受付カウンターを設置していて、場所によっては店頭での乗り換え手続きが可能です。

ahamo

ahamoはドコモ回線を利用している格安スマホで、速度といった通信品質は高めです。料金プランは20GBと100GBの2種類から選択でき、大容量を求める方も満足できるでしょう。テザリング機能を活用すれば、場所を問わずパソコンやタブレットなどが利用可能です。

海外91ヶ国での利用にも対応しており、海外旅行や短期出張の際も役立ちます。

povo

povoは基本料0円で、データ容量やオプションを自由に組み合わせて使用するのが特徴の格安スマホです。データ容量は1日使い放題のプランから30日間3GB、さらには180日間150GBなど種類豊富で、日々のスマホの使い方に適したプランが選びやすいでしょう。

通話かけ放題は5分以内通話と時間無制限の2タイプあり、短時間の通話が多い方にも適しています。

LINEMO

LINEMOのプランは3GBと20GBの2種類で、乗り換えたあとのプラン変更にも対応しています。

LINEアプリを使用すれば、データ量を使用せずにメッセージの送受信や通話が可能です。ビデオ通話も同様データ使用量0なので、時間を気にせず好きなだけ通話を楽しめるでしょう。

留守番電話や転送サービスなどがセットになったパックも追加できます。

「格安スマホはやめとけ」は気にせず、自分にあった会社を選ぼう

格安スマホにはデメリットもありますが、月々のスマホ代が安くなる点や独自キャンペーンなど、見逃せないメリットも多いです。「格安スマホはやめとけ」といわれても鵜呑みにせず、自分に適しているかどうかを第一に考えて契約するか判断してみてください。

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