おすすめのマスカルポーネチーズ7選！ティラミスやチーズケーキなど様々な料理に

ティラミスの材料として使用される「マスカルポーネチーズ」は、なめらかでコクのあるクリーミーな味わいが特徴です。スイーツからパスタ料理、おつまみまで、さまざまな使い方ができます。今回は、マスカルポーネチーズの基本知識や選び方について解説します。おすすめの商品もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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皆さんは「マスカルポーネチーズ」ときくと、どのようなチーズをイメージするでしょうか。ティラミスに使われているイメージが強いと感じる方や、中にはクリームチーズと混同している方もいるかもしれません。まずは、マスカルポーネチーズの基本について解説します。

マスカルポーネチーズは牛の生乳から作られた乳製品で、乳脂肪分が80％とチーズの中では高い部類に属します。生乳ならではの新鮮なミルキーさと上品な風味が特徴の、贅沢な乳製品といえるでしょう。

発祥はイタリア・ロンバルディア州で、大昔にマスカルポーネチーズを初めて口にしたスペインの高官が「mas・que・bueno！(マス・ケ・ブエノ)」（なんて素晴らしい味なんだ！）と褒めたたえたことから、その名がついたともいわれています。

語源については諸説あり、「ミルクのクリーム」を意味する「マスケルパ」という方言が由来だとする説もあります。

マスカルポーネチーズはスイーツはもちろん、パスタやリゾットなど幅広い料理に活用できます。ここでは、マスカルポーネチーズの主な使い方についてご紹介します。

マスカルポーネチーズを使用すれば本格的なティラミスもお手の物。定番のコーヒーシロップはもちろん、抹茶や苺との相性もよいですよ。また、クリームチーズとマスカルポーネチーズを合わせてチーズケーキにしたり、生クリームや卵黄と混ぜ合わせてアイスクリームにしたりするのもおすすめです。

マスカルポーネチーズはスイーツ以外にも活用できます。例えば、トマトスープのトッピングとして少量を添えたり、パスタやリゾットと組み合わせたりすればワインにも合うメニューが完成しますよ。

そのほかにも、トマトやサラミなど相性のよい食材とあわせてカナッペや揚げ餃子にしたり、生クリームの代用としてフルーツサンドやミルクレープに活用したりすることも可能です。マスカルポーネチーズはスイーツ系とごはん系食材、どちらとの相性もよいので、さまざまな料理を楽しむことができるでしょう。

マスカルポーネチーズは非加熱のナチュラルチーズであるため、サルモネラ菌やリステリア菌などに汚染されている可能性があります。そのため、普段よりも免疫力が低下している妊娠中には、基本的にそのままで食べることは控えるべきでしょう。

万が一、食中毒になった場合は流産や胎児への影響が出るリスクが高まります。料理やデザートに使用する際には、しっかりと加熱することが大切です。

とはいえ、必ずこのような菌に汚染されているというわけではなく、殺菌や検査を行っているメーカーもあります。妊娠中でも気にせずに食べられる商品もありますので、事前にチェックするとよいでしょう。

ここからは、マスカルポーネチーズの選び方について解説します。自分の好みや食べ方に合った商品を選んでみてくださいね。

現在日本で流通しているマスカルポーネチーズのほとんどは、イタリア産もしくは国内で作られたものです。イタリア産のマスカルポーネチーズは国内産よりも脂肪分が多いため、コクが強く濃厚な味わいが特徴です。

一方、国内産のマスカルポーネチーズはイタリア産よりも脂肪分が低いため、なめらかであっさりとした味わいで、鮮度が高いのが特徴です。その分カロリーも抑えられるので、カロリーが気になる方や鮮度にこだわる方には国産がおすすめです。

料理でいえば、スイーツやパスタ料理などで濃厚な味わいを出したい方はイタリア産、スモークサーモンや生ハムなどと合わせてさっぱり食べたい方は国内産が適しているでしょう。

マスカルポーネチーズの容量は少ないものでは100gほど、多いものでは1kgほどあります。マスカルポーネチーズは一般的なハードチーズよりも賞味期限が短いため、賞味期限内に使いきれる容量を選ぶことが大切です。

マスカルポーネチーズは100g・250g・500g・1kgの容量で販売されていることがほとんどで、スーパーなどで店頭に並んでいるものは100gや250g程度のものが多いです。初めて食べる場合は自分の好みに合うか分からないため、少量タイプを選ぶのがよいでしょう。

すでに好みの味が分かっていて、スイーツや料理などに幅広く活用したいと考えている方は、500gや1kgなど大容量タイプを選ぶのがおすすめです。ただし、先にも述べた通り、マスカルポーネチーズは賞味期限が短いため注意しましょう。開封後は1週間程度しか日持ちしないため、使い切れるかどうかよく考えた上で購入することが大切です。

どの程度の容量を選べばよいか分からない方は、まず作りたい料理をピックアップしてみましょう。その上でレシピを選んでマスカルポーネチーズの必要な量を確認すれば、無駄なく使い切ることができますよ。

マスカルポーネチーズは商品によって柔らかさや味わいなども異なるので、料理や食べ方に合わせて商品を選びましょう。ここでは、料理や食べ方に合ったマスカルポーネチーズの選び方について解説します。

マスカルポーネチーズを使用した代表的な料理にティラミスがありますが、ティラミスに使用する際にはチーズの固さをチェックしましょう。柔らかすぎるチーズを使用した場合、切り分けるときに崩れやすくなります。

一方、硬すぎるチーズの場合には、ココアパウダーをかけた表面がひび割れて見た目が悪くなることもあります。

その他、サンドイッチやミルクレープなども、柔らかすぎるマスカルポーネチーズを使用すると断面が崩れて見た目が悪くなったり、チーズが出てきてしまったりすることがあるので、料理に合った固さのものを選びましょう。

パスタや料理のソースに使用する場合には、濃厚でコク深い味わいのものを選ぶと、食材にしっかりと絡んでクリーミーな舌触りも感じることができますよ。あっさりとした料理でも脂肪分の多いマスカルポーネチーズを合わせれば、濃厚でコクのある味わいをプラスできるでしょう。

料理やスイーツに使用するのではなく、そのままマスカルポーネチーズを楽しみたい方は、脂肪分が少ないタイプを選ぶのがおすすめです。フレッシュな味わいでクセがなく、生ハムやスモークサーモン、クラッカーなどの塩気のある食材との相性も良好です。

また、ナッツやチョコレート、シロップなどと合わせるのもおすすめ。例えばパスタに使用する場合でも、あっさり仕上げたい冷製パスタなどは脂肪分が少ないマスカルポーネチーズを使用するのもよいでしょう。

マスカルポーネチーズの中には、チーズにあらかじめスパイスがプラスされている商品もあります。

マスカルポーネチーズだけでは少し物足りないと感じる方や、おつまみを作ったりパンに塗ったりする際に味を整えるのが面倒に感じる方は、あらかじめスパイスが入ったものを選ぶのもおすすめです。

どの商品を選んだらよいか迷った場合には、ブランドで選ぶのも方法のひとつです。ここでは、国内外4つのブランドについて解説します。

イタリアの老舗ブランドGalbani（ガルバーニ）には130年以上の歴史があり、世界中の国々へ商品を展開しています。イタリア・ロンバルディア州の生乳とクリームで作られるマスカルポーネチーズは、フレッシュさと濃厚さを感じられる味わいが特徴で、そのままフルーツと合わせるだけでも美味しくいただけますよ。

ZANNETTI（ザネッティ）はイタリアのチーズブランドで、マスカルポーネチーズだけでなく、パルミジャーノレッジャーノやモツァレラなどさまざまなチーズを扱っています。濃厚でコクのある味わいが特徴で、ミルク本来の甘みも感じられる王道のマスカルポーネチーズは、多くの方から支持を得ています。

タカナシ乳業は横浜市に本社をおく国内ブランドで、牛乳をはじめヨーグルトや生クリーム、チーズなど品質管理が徹底された商品を製造しています。

その中でも、マスカルポーネチーズは北海道根釧地区の生乳を使用し、ミルクの優しい風味とコクが味わえるのが特徴です。なめらかでコシがあるため他の素材と合わやすく、ティラミスなどのスイーツ作りにも適しています。

雪印メグミルクは東京都新宿区に本社をおく国内大手の乳製品ブランドです。生産者と消費者の声どちらにも耳を傾けながら、ミルクにこだわった商品を多数生み出しています。

雪印メグミルクのマスカルポーネチーズは、北海道にこだわって北海道産生乳を100%使用。日本人の味覚に合った生クリームのようになめらかなチーズに仕上がっています。全国で販売されていて少量サイズなので、初めての方にもおすすめです。

マスカルポーネチーズがどこで売っているか分からないという方も多いのではないでしょうか。また、近所のスーパーでは販売していなかったというケースもあるかもしれません。ここでは、マスカルポーネチーズを購入できる場所をご紹介します。

マスカルポーネチーズはスーパーや輸入食品店、チーズ専門店などで購入できます。店舗によって取り扱いの有無や種類などが異なるため、必ずしも目当ての商品が手に入るとは限りません。しかし、商品を直接目で見て、購入後すぐに持ち帰れるのはメリットといえるでしょう。

また、オンラインショップとは異なり、運送中の温度変化や取扱いによる品質劣化のリスクが回避できるのもポイントです。輸入食品店や専門店であれば、スタッフから詳しい情報や選び方、使い方についてアドバイスしてもらうこともできます。

近所のスーパーでマスカルポーネチーズの取り扱いがない場合や、店舗に直接足を運ぶのが面倒な方は、オンラインショップという選択肢もあります。オンラインショップではいくつも店舗を探し回る必要がなく、多くの商品の中から比較検討できるのがメリットといえます。

また大手ECサイトでは口コミのチェックができたり、年に複数回SALEやプロモーションがあったりするので、実際に購入した方の感想を参考にしながら、お得にマスカルポーネチーズが購入できるでしょう。

ここからは、マスカルポーネチーズのおすすめ商品をご紹介します。

透き通るような白さや生クリームのようなやさしい味わいが特徴のマスカルポーネチーズです。ティラミスやクリームパスタとの相性も良好です。ホイッパーを使用しなくてもスプーンで混ぜるだけでティラミスが作れるので、初めて作る方でも扱いやすいでしょう。スイーツの場合は、冷蔵庫で何時間か冷やしたほうが崩れるのを防げますよ。

長野県北アルプス地方のあづみ野工場で製造された高品質なマスカルポーネチーズです。水と空気がきれいな地域で作られ、豊かな風味とミルクの旨味がしっかりと感じられる味わいが特徴です。1kgの大容量なので、スイーツ作りや料理、毎日の朝食などに幅広く活用できるでしょう。

イタリア産ならではの濃厚なミルク感と、コク深い味わいが特徴の商品です。ティラミスなどのスイーツ作りはもちろん、料理のトッピングとして使用するだけでもまろやかな味わいが楽しめますよ。贅沢に使える500gサイズです。

イタリアを代表するブランドのひとつ、ガルバーニのフレッシュチーズです。バターのようなコク深さとミルクの甘みが感じられるリッチな味わいながら、クセがないためさまざまな料理に活用できます。スイーツはもちろん、スモークサーモンや生ハムとの相性もよいですよ。

北海道根釧地区の生乳を100%使用したマスカルポーネチーズです。なめらかでコシのある固さなので、他の食材と合わせる料理にも使用しやすいでしょう。北海道の恵みがたっぷり詰まった、やさしいミルクの風味と豊かなコクが感じられますよ。

生クリームをさらに濃厚にしたような贅沢な味わいが特徴のイタリア産マスカルポーネチーズです。クリームチーズをやわらかくしたような固さで舌触りはなめらか。ティラミスなどのデザートにももちろん使用できますが、そのままデザートとして食べるのもおすすめです。

厳選した新鮮なクリームと牛乳を使用してつくられた国産のマスカルポーネチーズです。本場イタリア産のような上質な味わいが感じられる仕上がりです。1kgのたっぷり容量なので、マスカルポーネチーズを使ってさまざまな料理に挑戦したい方におすすめです。

乳製品を食べたいけれど苦手な方や、アレルギーで食べられない方は、珍しい豆腐の商品もチェックしてみてくださいね。

国内製造の豆乳クリームを使用した、マスカルポーネチーズのように濃厚でコクのある、クリーミーな味わいの豆腐です。オリーブオイルやハチミツをかけてそのままスプーンで楽しめます。乳製品は使用していないため、乳製品アレルギーでマスカルポーネチーズが食べられない方にもおすすめです。

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ラッテリエ マスカルポーネ 500g	エル・エ・ヴィール エル・エ・ヴィール フレッシュマスカルポーネ 1kg	ザネッティ マスカルポーネ 500g	ガルバーニ マスカルポーネ 500g	タカナシ 北海道マスカルポーネ 250g	TOMIZ パルマラット マスカルポーネ 500g	北海道日高乳業 北海道日高マスカルポーネ	相模屋食料 マスカルポーネのようなナチュラルとうふ 120g
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なめらかな食感と濃厚な味わいが特徴のマスカルポーネチーズ。ティラミスなどのスイーツ系はもちろん、パスタやリゾットなどに合わせても美味しくいただけます。また、生クリームの代わりとしてサンドイッチに使用したり、トッピングとしてスープに乗せたりと、さまざまな楽しみ方ができますよ。ぜひ、マスカルポーネチーズで料理の幅を広げてみてくださいね。