ふるさと納税のおすすめサイトを比較!還元率や掲載数をわかりやすくご紹介
ふるさと納税を行う際には、楽天やヤフーなどのインターネットサイトを利用するのが便利です。ポータルサイト選びでは、ポイント還元率やキャンペーンなどを比較したうえで自分にあったところで納税するのがいいでしょう。
本記事では、ふるさと納税の概要、やり方、メリット、注意点などを解説していきます。ふるさと納税のおすすめサイトもまとめてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
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ふるさと納税とは
ふるさと納税は、自分が選んだ自治体へ寄附できる寄附金税制のことです。都市集中型社会によって生じる地方と都市部の格差を是正するために、2008年5月に創設されました。
ふるさと納税の特徴は、応援したい自治体を自由に選び寄附ができる点です。さらに、寄附した自治体からは返礼品が送られてきます。
確定申告やワンストップ特例制度を利用すれば、所得税や住民税などの還付を受けることも可能です。
ふるさと納税のやり方
ふるさと納税ポータルサイトを利用すれば、オンラインショッピングのような感覚で簡単にふるさと納税を行えます。ここでは、ふるさと納税のやり方をご紹介します。
控除金額の計算する
ふるさと納税で控除される税金には一定の上限があります。上限額を超えたぶんの寄附に関しては、全額自己負担となるため注意が必要です。
上限額は、寄附する人の年収や家族構成などによって異なります。計算が少し複雑なため、ふるさと納税ポータルサイトのシミュレーターを活用してみるとよいでしょう。総収入金額や家族構成などを入力するだけで、おおよその控除上限額を算出できます。
ふるさと納税のサイトを選ぶ
シミュレーターを使って自分の控除上限額を把握したら、ふるさと納税ポータルサイトへアクセスしましょう。
いろいろなふるさと納税ポータルサイトがありますので、よく比較したうえで自分が利用しやすいサイトを選んでみてください。
記事の後半では、おすすめのふるさと納税ポータルサイトをご紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。
寄附したい自治体を選ぶ
ふるさと納税ポータルサイトには、たくさんの自治体が掲載されています。その中から、自分が寄附したいと思った自治体を選びましょう。
自治体ごとに、食品、お酒、家具、家電製品、旅行など、いろいろな返礼品が用意されています。寄附金額や還元率などもチェックして、欲しい返礼品を用意している自治体を選んでみるとよいでしょう。
寄附金控除の手続きをする
控除を受けるためには、原則として確定申告が必要です。ふるさと納税を行った翌年の2~3月までに確定申告を済ませましょう。
なお、年末調整を受けている方は、1年間の寄付先が5自治体以内であれば「ふるさと納税ワンストップ特例制度」を利用できます。この制度を利用すれば、確定申告は不要です。
自分の状況に合わせて、寄附金控除の手続きを行ってください。
おすすめのふるさと納税ポータルサイト
ここからは、おすすめのふるさと納税ポータルサイトをご紹介していきます。
サイトによって、特徴、掲載自治体数、ポイント還元率などが異なりますので、よく比較したうえで選んでみると良いでしょう。
楽天ふるさと納税
楽天ふるさと納税の特徴は、掲載自治体数が圧倒的に多いことです。2024年6月時点での掲載自治体数は1,600自治体を超えています。ふるさと納税ポータルサイトの中では、トップクラスの取扱数です。
寄付額に応じて、楽天ポイントの還元が受けられるのも楽天ふるさと納税の特徴です。ポイント還元率は、100円につき1ポイント。SPUやキャンペーンなどを利用すれば、還元率が最大31%となります。
楽天市場の会員情報を使って寄附ができますので、楽天ユーザーにとっては使い勝手の良いサイトと言えるでしょう。
さとふる
さとふるの特徴は知名度の高さです。ふるさと納税に関するアンケート(2023年1月時点インテージ調べ)では、認知度No.1に選ばれています。
さとふるの掲載自治体数は1,200以上です。お肉、魚介類、果物、野菜、工芸品など、その地域ならではの特産品がたくさん揃っています。
さとふるでは、さまざまなキャンペーンを開催しており、キャンペーンに参加すると「さとふるマイポイント」がもらえます。
貯めたさとふるマイポイントは、PayPayポイントやAmazonギフトカードへの交換可能です。還元率はキャンペーンの内容によって異なりますので、公式サイトで確認してみましょう。
マイナビふるさと納税
マイナビふるさと納税は、株式会社マイナビが運営するふるさと納税ポータルサイトです。マイナビふるさと納税の掲載自治体数は290自治体以上となっています。(2024年6月時点)
もちろん、ポイント還元の仕組みもあります。「寄付金額9%分のAmazonギフトカードを付与上限なしで還元」「【新規会員限定】寄付金額の最大20%分のAmazonギフトカードを還元」といったキャンペーンが充実しています。
ふるさとプレミアム
ふるさとプレミアムは、株式会社ユニメディアが運営するふるさと納税ポータルサイトです。掲載自治体数は260自治体以上となっています。
ほかのポータルサイトと比べると自治体数が少なめですが、欲しい返礼品があらかじめ決まっている人にとっては使いやすいでしょう。
ふるさとプレミアムを利用して寄附をすると、最大で15%相当のAmazonギフト券が還元される企画も実施されています。還元率は、申込時期やキャンペーンなどによって異なりますので、公式サイトで確認しておきましょう。
ヤフーのふるさと納税
ヤフーのふるさと納税の特徴は、さとふる、ふるなび、ふるさとチョイスなどのふるさと納税ポータルサイトと連携している点です。
たくさんの選択肢の中から、自由に返礼品や寄付自治体を選びたい方におすすめです。
ヤフーのふるさと納税は1,700を超える自治体を掲載しています。ヤフーのふるさと納税では、毎日5%のポイント還元を行っているのです。PayPayで決済すると、PayPayポイントがもらえます。
お得なキャンペーンも頻繁に開催しているので、こまめにチェックしておくと良いでしょう。
ふるさとチョイス
ふるさとチョイスの特徴は、掲載自治体数が多いことです。2024年5月時点での掲載自治体数は1,788自治体です。北海道から沖縄県まで、全国の自治体を取り扱いしています。
ふるさとチョイスには、独自のポイント還元サービスはありません。その代わりに、キャンペーンに参加するとチョイスマイルがもらえます。
チョイスマイルは1マイル=1円として、ふるさと納税の寄附で利用することも可能です。Amazon、nanaco、楽天、WAONなどの他社ポイントへ交換もできます。
ふるなび
ふるなびは、株式会社アイモバイルが運営するふるさと納税ポータルサイトです。2024年5月時点での掲載自治体数は1,324自治体となっています。
ふるなびの特徴は、ふるなびコインがもらえることです。キャンペーン期間中に寄附をしたり、返礼品のレビューを投稿したりすると、ふるなびコインが貯まる仕組みです。
貯めたふるなびコインは、Amazonギフトカード、PayPay残高、dポイント、楽天ポイントなどに交換できます。還元率はキャンペーンによって異なりますが、最大で30%還元となるキャンペーンもあります。
au PAY ふるさと納税
au PAY ふるさと納税は、auコマース&ライフ株式会社とKDDI株式会社が共同で運営する納税ポータルサイトです。
掲載自治体数は1,600以上となっています。50万件以上の返礼品が掲載されていますので、希望のものが見つかりやすいでしょう。
au PAY ふるさと納税の特徴は、寄付額に応じてPontaポイントが貯まることです。基本のポイント還元は寄附した金額の1%ですが、初めての寄付で最大10%のポイント還元が受けられる企画が実際荒れています。
また、お得なポイント交換所を利用すればポイントが最大1.5倍となります。
ANAのふるさと納税
ANAのふるさと納税は、ANAあきんど株式会社が運営するふるさと納税ポータルサイトです。
大手航空会社系列ということもあり、航空券+宿泊セットプランなどのANA限定の返礼品が充実しているのが特徴です。旅行が好きな方には良いでしょう。掲載自治体数は902自治体です。
ANAのふるさと納税を利用して寄附をすると、1マイルがもらえます。還元率は、寄附金額100円につき1マイルです。さらにANAカード決済を利用すれば、寄附金額200円につき1マイルがもらえます。
JALふるさと納税
JALふるさと納税は、JAL系列の株式会社JALUXが運営するふるさと納税ポータルサイトです。JALふるさと納税の掲載自治体数は422となっています。
特徴は、JAL特製オリジナルビーフカレーや旅行クーポンなどのJALふるさと納税限定の返礼品が用意されていることです。
プライベートジェット チャーター体験、空港見学ツアーなどの珍しい返礼品もあります。
寄付額に応じてマイルが貯まるのも特徴です。ポイント還元率は、寄附金額100円につき1マイルです。JALカードを利用すると、さらにマイルが貯まります。
ふるさと本舗
ふるさと本舗は、株式会社ふるさと本舗が運営するふるさと納税ポータルサイトです。
掲載自治体数は180自治体です。ほかのサイトと比べると自治体が少ないですが、新規の自治体が次々と掲載されていますので公式サイトで最新の情報をチェックしておくと良いでしょう。
特徴は、決済方法を選べることです。すべての自治体でクレジットカードに対応しています。Amazon PayやPayPayなども利用可能です。
独自のポイント制度はありませんが、お得なキャンペーンを実施しています。寄付額に応じて、Amazonギフトカードがもらえるキャンペーンもありますので、チェックしてみると良いでしょう。
JRE MALL ふるさと納税
JRE MALL ふるさと納税は、東日本旅客鉄道株式会社が運営するふるさと納税ポータルサイトです。2023年11月時点で、掲載自治体数が490自治体を超えました。
特徴は、鉄道会社ならではのオリジナル返礼品が揃っていることです。列車と宿泊の割引クーポンのほか、駅長体験や列車メンテナンス体験などの返礼品もあります。
JRE MALL ふるさと納税を利用すると、寄附金額に応じてJRE POINTがもらえます。ポイント還元は、寄附金額100円につき1ポイントです。
ふるラボ
ふるラボは、朝日放送テレビ株式会社が運営するふるさと納税ポータルサイトです。2023年11月に、トラストバンクが運営するふるさとチョイスと連携したことで、掲載自治体数が650以上に増えました。
ふるラボの特徴は動画が多いことです。動画を通して、その地域の魅力を知ることができます。
ふるラボには、独自のポイント制度はありません。過去には、寄付額によってAmazonギフトカードがもらえるキャンペーンを実施していました。今後もお得なキャンペーン開催されるかもしれませんので、公式サイトでチェックしておくと良いでしょう。
ふるさと納税をするメリット
ふるさと納税のメリットは、寄附をした自治体から返礼品がもらえることでしょう。
自己負担額2,000円で、その地域ならではの特産品がもらえるという非常にお得な制度となっています。そのほかにも、寄附金控除が受けられる、寄付先の自治体を自由に選べるなどのメリットもあります。
ふるさと納税をする際の注意点
ふるさと納税の注意点は、税金控除の上限額が設けられていることです。上限を超えてしまうと、全額自己負担となってしまいます。
後日、確定申告やふるさと納税ワンストップ特例制度などを行っても、上限を超えた分は還付されないので気を付けましょう。
シミュレーターを使って自分の上限額を調べてからふるさと納税を行うようにしてください。
しっかり比較してふるさと納税のポータルサイトを選びましょう
ふるさと納税ポータルサイトを活用すれば、お手軽にふるさと納税が行えます。サイトによって、掲載している自治体や返礼品の数が異なります。寄付額によってポイントがもらえるサイトも少なくありません。よく比較したうえで、ふるさと納税ポータルサイトを選ぶと良いでしょう。