冷感マスクのおすすめ18選！日本製や不織布・洗える布タイプも
「冷感マスク」は着用した際に冷たく感じるマスクのこと。暑いなかでマスクを着用するときに、熱がこもりにくくなりムレを防いでくれますよ。この記事では、冷感マスクの選び方や冷たくなる仕組みについて解説します。また、日本製の不織布製や洗える布製などのおすすめ商品も紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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冷感マスクとは
冷感マスクとは、冷感機能が備わったマスクのことです。熱伝導性や吸湿速乾性に優れた素材を採用していたり、着用した際に冷たく感じる加工が施されたりします。呼吸によって空気が循環するため、熱がこもらず暑さやムレを防いでくれるので、長時間着けていても快適に過ごせるでしょう。花粉や感染症予防、紫外線対策としても使える冷感マスクは、暑い季節にも活躍しますよ。
冷感マスクの選び方
冷感マスクはさまざまな種類があるため、選ぶ際にはポイントを押さえておくことが大切です。「素材」「冷感機能」「サイズ」「UVカット」「性能レベル」の5つのポイントに注目して、自分にあったマスクを選んでくださいね。
1.素材で選ぶ
冷感マスクの主な素材は、「不織布製」「ウレタン・ポリエステル製」「布製」の3種類があります。それぞれの特徴を理解して、用途や使用シーンにあったマスクを選びましょう。
不織布製
不織布製のマスクは繊維あるいは糸を織らず、接着または絡みあわせてシート状にしています。原料は天然繊維と化学繊維があり、どちらも粒子捕集性や通気性に優れているのが特徴です。一般的に使い捨ての商品が多く、衛生的に使用できるというメリットがありますよ。
ウレタン・ポリエステル製
ウレタン製のマスクは、ゴムのような伸縮性を持っているのが特徴です。ウレタンマスクは大きく分けると、ポリウレタン100％とほかの繊維にポリウレタンを混ぜたものの2種類があります。ほかの繊維に混ぜたものは厳密には布製のマスクですが、合成繊維と混ぜたものはウレタンマスクです。顔の形にフィットしやすい立体型が多く、カラーバリエーションも豊富ですよ。
ポリエステル製のマスクは、通気性や速乾性に優れているのが特徴です。不織布製のマスクよりも生地の目が粗いため、遮断率が低いのが難点ですが、耐久性に優れており、洗って繰り返し使えるというメリットがあります。
布製
布製マスクに使われている素材は、綿（コットン）・絹（シルク）・麻（リネン・ラミー）などがあります。綿のマスクは吸水性や吸湿性に優れており、マスクのなかの汗を吸収してくれるのでベタつきにくいですよ。
絹のマスクはなめらかな肌触りと光沢感があり、高級感のある印象を与えます。吸湿性や放質性に優れており、ムレにくいのがメリットです。ただし、摩擦に弱いのでお手入れする際には丁寧に扱う必要があります。
麻のマスクは綿よりもさらに吸水性や吸湿性に優れています。水分の蒸散も早いため、ムレを防げるのがメリットのひとつです。麻のなかでも、マスクの素材はリネンとラミーがあります。リネンは肌ざわりがよくなめらかな素材です。それに対してラミーは、ざらざらとした肌触りをしていますよ。
2.冷感機能で選ぶ
冷感マスクの冷感機能は主に3種類あり、それぞれに冷たくなる仕組みが異なります。「接触冷感」「吸湿速乾」「キシリトール加工」について解説するので、冷感マスクを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
接触冷感
接触冷感の機能が備わった素材は熱伝導性に優れており、肌に触れると熱を吸収し冷たく感じるという特徴があります。一般的に「Q-max（接触冷湿感評価値）」が0.2以上のものが接触冷感素材と呼ばれており、数値が高くなるほど冷たさを感じやすくなるとされていますよ。
吸湿速乾
吸湿速乾の素材は、水分の吸収性と速乾性に優れているのが特徴です。気温の高いときにマスクを着けるとムレやすくなりますが、水分を吸収してくれるうえにすぐに乾いてくれるので、ベタつくことなくサラサラとした肌触りが続きます。通気性にも優れているおり熱もこもりにくいため、長時間着用しても涼しく感じますよ。
キシリトール加工
キシリトール加工とは、エリスリトールやキシリトールなどの性質を利用した加工のことをいいます。溶解度が低く水に溶ける際に熱を奪う性質があるため、人が発する汗や蒸気を吸収して、マスク内の温度を下げるため冷たく感じるのです。さらに、エリスリトールやキシリトールを組み合わせると、より冷涼感が強まります。
3.自分に合ったサイズを選ぶ
マスクは自分に合ったサイズを選ぶことが重要なポイントです。サイズの合っていないマスクを着けていると、隙間から花粉や雑菌が侵入する可能性があります。小さすぎたり大きすぎたりしないように、サイズをきちんと確認してみましょう。また、耳ゴムの素材や幅、伸縮性などもチェックすることも大切ですよ。
肌に密着する「立体型」でさらに涼しく
マスクの形状は、平型・プリーツ型・立体型などがありますが、冷感マスクを選ぶ際には、立体型マスクがおすすめです。人の顔の形に合うようにデザインされており、肌にぴったりと密着するので、冷感機能で冷たくなったマスク内の空気を感じやすくなるでしょう。
4.UVカットで日焼け対策も
マスクを日焼け対策として使用する場合は、UVカット機能を備えたタイプがおすすめです。紫外線を通しにくくする加工が施されているので、マスクを着けていないときよりも紫外線透過を抑えられますよ。
マスクの素材によっても紫外線透過率は異なります。綿や混合素材は紫外線透過率が低いため、日焼け対策としておすすめですが、不織布やポリウレタンはほかの素材より紫外線を通しやすいので注意が必要です。また、UVカット機能を備えたマスクであっても、100％紫外線を防げるわけでなないため、マスクの下に日焼け止めを塗ることも大切ですよ。
5.性能レベルも要チェック
マスクを選ぶ際には、性能レベルもチェックしておく必要があります。「米国規格ASTM適合品」や「JIS T9001適合 医療用クラス（一般用マスク）」と記載があるものは、一定の性能が認められたマスクです。
空気中に浮遊する微小粒子の補修性能を示す「PFE」、飛まつの中のバクテリアを含むエアロゾルの補修性能を示す「BFE」、飛まつの中のウイルスを含むエアロゾルの補修性能を示す「VFE」、通気性を示す指標値の「圧力損失」、付着した体液の裏面への浸透を防ぐ性能を示す「人口血液バリア性」などが記載されています。クラスⅠ、Ⅱ、Ⅲに分類されており、クラスⅢが最も性能に優れていることを示していますよ。
冷感マスクのおすすめ18選
ここからは、冷感マスクのおすすめ商品をご紹介します。「不織布製」「ウレタン・ポリエステル製」「布製」に分類しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
不織布製
不織布製は基本的に使い捨て用として使用されており、お手入れの手間がかからないというメリットがあります。種類も豊富で性能もさまざまなので、選ぶ際にはそれぞれの特徴をしっかりチェックしましょう。
独自の設計によりキシリトールを配合し、呼気に含まる水分と反応して、表面温度を2℃下げてくれる冷感マスクです。全方位フィット構造になっており、隙間をにくく顔にしっかりフィットします。耳ひもはやわらかくストレッチ性のある素材のため、長時間着用しても耳が痛くなりにくいですよ。
お手入れの必要ない使い捨てマスクを求めているなら、1箱50枚入りが2箱セットになった不織布製マスクがおすすめです。毎日マスクを着用する方でも、コストパフォーマンスに優れているので気軽に使用できそうですね。3層構造で高性能のフィルターは、ホコリや雑菌もしっかりキャッチしてくれますよ。
メントール成分を配合した冷感マスクで、呼吸をするたびにマスク内を冷やしてくれるのが特徴です。接触冷感とは異なり、長時間着用していても涼しく感じますよ。耳ひもは4mm幅の平ゴムを使用しているので、耳にやさしいのもポイント。さらにノーズピースとギャザー付きで、顔にフィットしやすくなっています。
顔側に接触冷感素材を採用し、着けた瞬間に冷たさを感じる冷感マスクです。3層構造の高性能フィルターと形状固定で鼻にしっかりフィットするノーズフィッターで、花粉や飛まつなどの侵入を防ぎます。個包装になっているため、外出時の携帯用としても便利です。
プリーツ型のマスクで鼻の部分にワイヤーが入っており、顔へのフィット感がよいため隙間ができにくくなっています。プリーツによって立体的な空間を作れば、息苦しさやメイク崩れも軽減できますよ。3層構造の高性能フィルターが、花粉やハウスダストなどを99％カットしてくれるのもうれしいポイントです。
接触冷感素材を採用した3Ｄマスクで、着けた瞬間に-20℃の体感ができるとされています。輪郭に沿ったデザインは、顔の面積を小さく見せてくれるのですっきりとした小顔を演出できますよ。マスクの内側には程よいスペースがあり、唇がつきにくく呼吸もしやすいため、長時間着けていても快適に過ごせるでしょう。
こちらのマスクは独自の3Dデザインによって口元の空間を広めにし、呼吸しやすい状態をキープしやすいように工夫が施されています。通気性にも優れているため、暑い季節でもマスクを着用したときの蒸し暑さを軽減してくれますよ。一般的な不織布製のマスクにはない光沢と、ふんわりとしたやわらかい肌触りも魅力的ですね。
ユーザーの要望によって開発され、22.5cm×9cmと大きめサイズのマスクです。ノーズワイヤーを搭載し、全方位フィット構造のダイヤモンド形状により、マスクの隙間が作りにくく顔にしっかりフィットします。耳ひもには6mmと幅広でストレッチ性のある耳ゴムを採用しており、ソフトな肌触りでつけ心地もよいですよ。
ウレタン・ポリエステル製
ここからは、ウレタン・ポリエステル製の冷感マスクをご紹介します。デザイン性やカラーバリエーションにもこだわりのある商品を厳選しているので、チェックしてみてくださいね。
肌着ブランド「エアイーゼ」のマスクで、通気性や速乾性に優れたマスクです。毎日洗濯してもシワになりにくく型崩れもしにくい丈夫な素材を採用しているので、繰り返し使用しやすいですよ。肌着にも採用されているサラサラ生地は、肌触りのよさも魅力のひとつ。フェイスラインに沿ったデザインで、横顔をきれいに見せてくれるのもうれしいですね。
接触冷感素材を採用したマスクで速乾性にも優れているため、汗をかいてもムレずにすぐに乾きます。一般的な普通サイズとひと回り大きいビッグサイズの2種類あり、耳ひもの調整も可能なのでフィット感も得やすいでしょう。UPF50＋になっており、紫外線対策としても活躍します。
東洋紡ユニプロダクツの「CooLVERSION」という接触冷感生地を内側に採用した立体型のマスクです。ニット生地で伸縮性があり、肌触りもなめらかですよ。マスクの外側にはメッシュ生地を採用しており、通気性に優れているので熱や湿気がこもりにくくなっています。水に濡らした際にさらに冷たくなるのが特徴です。洗って繰り返し使用できますよ。
吸放湿性に優れた素材を採用し、肌表面の熱を外へ逃がしてくれるので、暑い日でもムレにくく爽やかな着け心地の冷感マスクです。ニット素材で縦横に伸縮するためフィット感がよく、横顔をスッキリと見せてくれます。また、立体構造で口元に空間を作れるので、呼吸もしやすいですよ。
Amazonカスタマーレビュー
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(161件)
商品情報
カラー：全5色
素材：表裏/ポリエステル100％、中地/綿35％・ポリエステル65％
クールコアはアメリカで開発された素材で、気化熱を利用して冷却するのが特徴です。使い方はマスクを濡らした後、水がしたたらない程度に絞り、3～5秒程度振ると冷たさを感じるようになります。接触冷感とは異なり、汗を吸うことで気化熱冷却を起こすので、長時間着用しても涼しいですよ。
Amazonカスタマーレビュー
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(197件)
商品情報
内容量：3枚入り
素材：
表/ポリエステル95%・ポリウレタン5%、裏/ナイロン80%・ポリウレタン20%
生産国：日本
抗菌や消臭、UVカットなどのさまざまな機能が備わった高機能マスクです。鼻や口元にフィットしやすいデザインで、伸縮性にも優れているのでストレスなく着けられるでしょう。軽量で負担になりにくい設計でありながら、丈夫な素材なので洗って繰り返し使えるのもうれしいですね。
布製
ここからは、布製のマスクをご紹介します。肌触りがよくおしゃれなデザインの商品を厳選しました。
商品情報
内容量：2枚入り
素材：マスク部分/綿100％、ゴム紐部分/ナイロン・ポリウレタン
生産国：日本
空気を浄化するデオファクター成分が配合された、抗ウイルスの接触冷感マスクです。綿100％使用した日本製でマスクの形や大きさ、耳ひもなど細部までこだわって作られています。耳ひもは長めに作られているので、自分のサイズに合わせて調節できますよ。
商品情報
カラー：全6色
素材：内側/コットン100％
生産国：日本
マスクの外側はコットンリネン素材を採用し、通気性と清涼感をプラスした夏向きのマスクです。全6色とカラーバリエーションも豊富で、顔なじみがよい色がラインナップされています。マスクの内側にはコットン100％のダブルガーゼを採用しており、キシリトール加工が施されているので、涼しさを感じることも可能です。
リネン100％の接触冷感マスクは、見た目からも涼しさを感じるデザインです。吸湿性や放湿性にも優れており、夏でもムレにくく涼しさが続きやすいですよ。やさしい肌触りでふんわりとフィットするので、長時間の着用もストレスなく過ごせるでしょう。涼しさを感じる全4色のカラー展開もポイントです。
医師とタオル職人によって考えられたマスクで、ハイドロチタン加工が施されています。マスクの外側はニオイや不衛生タンパク質対策の加工が施されたカーゼ素材で、マスクの内側には接触冷感素材を採用し、間に不織布防御フィルターを挟んだ4層構造です。防臭や防塵をしながら、涼しさも感じられますね。
おすすめ商品比較表
  ユニチャーム 超快適マスク 涼感マイナス2℃ |  ヒロ・コーポレーション 冷感不織布マスク |  TSUBASA 持続冷感サージカルマスク |  UNIFREE 不織布冷感マスク |  NISHIKIN 冷感不織布マスク |  CICIBELLA 3D冷感マスク |  一木良品 冷感マスク |  Brodio 冷感マスク 立体 |  エアイーゼ ULTRA 3D FIT |  くまもと工房 冷感マスク |  白元アース アイスノン 冷涼感マスク |  関東ナイロン 楽フリー 洗える涼感マスク |  BONMAX ROCKY クールコアマスク |  nakota 冷感マスク |  SPAN DEO FACTOR 抗ウイルス 接触冷感マスク |  Re-AP 夏マスク |  Apron Story 立体リネンマスク |  DR.C医薬 ハイドロ銀チタン クールガーゼマスク | |
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冷感マスクで暑い季節も快適に過ごそう
冷感マスクは着けていても涼しく感じる冷感機能が備わったマスクのこと。冷感機能は接触冷感や吸湿速乾、キシリトール加工などがあり、それぞれ構造が異なります。素材も手軽に使える不織布製や繰り返し使える布製などさまざまななので、用途や使用シーンによって使い勝手のよいものを選んでくださいね。