巻き爪の原因と治し方!自宅でのセルフケアに役立つ市販グッズ14選も紹介
「巻き爪」を放置すると、病院の受診が必要なほど足の皮膚に強い痛みや化膿を引き起こす場合もあります。ただし、軽度の巻き爪なら自宅でのセルフケアで改善可能です。この記事では、巻き爪の原因や治し方を解説し、セルフケアに役立つ市販の巻き爪グッズをご紹介します。幅広い価格やタイプのアイテムがあるので参考にしてくださいね。
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特に足に起きやすい!巻き爪とは
巻き爪とは、爪の端が内側に巻き込んでしまう状態のことです。特に足の親指に生じることが多いといわれており、巻いた爪が指の肉にくい込むと強く痛む場合もあります。
巻き爪の痛みで歩き方や姿勢が悪くなる場合、転倒の原因にもなるので危険です。
また、巻き爪には通常の爪用のヤスリや爪切りが使いにくく、痛みがなくとも日々の爪のケアが不便になってしまうこともあります。
巻き爪の主な原因
日常の習慣の中でも巻き爪の原因になる行動があります。
まず、爪切りの際に深爪をしていると、巻き爪になることがあります。足の指に力が入った時に、深爪で露出している爪の先の皮膚が力を受けてしまい、爪がまっすぐに伸びずに巻き込んでしまいます。
ほかには、外反母趾や足の形に合わない靴で、指の先に力が入りすぎると爪が巻き込む原因になります。
一方、歩き方にクセがあり指先に力が入らない場合や歩かない期間が長い場合でも、爪が平らに伸びず巻き爪になることがあります。
巻き爪の兆候や初期症状
巻き爪はだれにでも起こりうる症状です。
爪に痛みや爪切りのしにくさを感じた場合、巻き爪の兆候や初期症状の場合があります。また、爪の形のアーチのカーブが強くなる場合も要注意です。
これらの症状が出た場合は、巻き爪の原因となる習慣や要素を取り除きましょう。
また、初期段階で巻き爪を把握するためにも、深爪、ハイヒールやつま先の尖った靴を履く、外反母趾、偏平足などが当てはまる方は、定期的に足の爪を観察することが大切です。
【重要】痛み・症状がひどい時は病院を受診
巻き爪の原因除去やセルフケアを行っても傷みや症状がひどい時には、病院を受診しましょう。市販のセルフケアグッズで対応すると悪化につながる恐れがあるため、皮膚科や形成外科、整形外科での治療が必要です。
また、爪水虫による巻き爪や巻き爪で化膿が起きている場合は、巻き爪以外の問題の解決も必要になります。巻き爪以外の問題が起きている場合にも、すみやかに病院を受診し専門的な治療を受けることがおすすめです。
巻き爪にならないために大切なポイント
巻き爪を防ぐためには、サイズの合う靴や正しい爪切り、歩き方の見直しが重要です。
ここからは、巻き爪にならないために大切なポイントを3つに分けて解説していきます。巻き爪を予防したい人や巻き爪の再発を防ぎたい方も、これらのポイントを見直してくださいね。
靴は自分のサイズに合ったものを
足に負担がかかると巻き爪の原因になってしまうため、自分の足のサイズに合う靴を選ぶのが大切です。
今はネット通販で靴を購入できますが、可能なら店舗で試着して購入しましょう。靴の縦幅だけではなく、横幅も合っているかどうかもポイントです。
また、サイズとともに、つま先に1cm程度の余裕があるか、ヒールが高すぎないか、かかとに安定感があるかなども確認すると、より足の負担を減らせますよ。
爪の長さも適切に!正しい切り方で爪を切る
巻き爪を防ぐために足の爪は切りすぎないようにしましょう。爪の長さは指先と同じくらいにするのがおすすめです。
また、爪の先の形は平らな四角形にするのが適しています。一度で爪を切ろうとせず、少しずつ調整して切るのがポイントです。爪の両端の角はほんの少し切る程度で問題ありません。端を斜めに切り込むのは巻き爪や陥入爪の原因になるため、避ける方が無難です。
足の爪が伸びる速さは手より遅いので、手のケアとはタイミングがずれる場合もあるので注意しましょう。
足の指をしっかり地面につけて歩く
普段の歩き方にクセがあると、巻き爪の原因になることもあります。かかとで着地してから重心を後方から前方に移動し、足の指をしっかり地面につけて歩くことが大切です。
また、指に力がかからない状態を作らないように気を付ける必要があります。爪は放置すると丸まっていく性質がありますが、歩行時に親指に力が入ることで巻き爪を防ぐことが可能です。そのため、足の指を地面につけない「浮き指」は巻き爪の原因になります。
巻き爪のセルフケア
巻き爪のセルフケアは、テーピングやコットンパッティング法が挙げられます。市販の巻き爪グッズでセルフケアできるので、巻き爪の痛みや継続しやすさなどを考慮しながら選ぶのがおすすめです。
また、巻き爪の方でも使いやすい専用の爪切りやヤスリを使ってお手入れをするのも大切です。普通の爪切りやヤスリと比べて、痛みやくい込みを軽減できますよ。
テーピング
巻き爪の初期症状にはテーピングが適しています。使い捨てのため、衛生的に使い続けられるのが魅力です。
テープのタイプには、くい込み部分に貼るタイプと皮膚を押し下げるタイプがあります。
くい込み部分にテープを貼るタイプは皮膚と爪に隙間をつくるため、痛みの緩和に即効性があります。ただし、テープがズレると貼り直しが必要です。
皮膚を押し下げるタイプは、皮膚と爪の接触を完全になくすわけではなく、テープを使って皮膚を引っ張って固定することで爪の圧迫を軽減する商品です。皮膚との接地面が多いので、ケガや化膿がある場合には使用できないので注意してください。
コットンパッティング法
コットンパッティング法では、メイクの際に使うコットンを使用します。市販の巻き爪グッズが手元にない時にもすぐに処置できるのが魅力です。
ピンセットでコットンを少しちぎり取り、巻き爪のくい込み部分に挟みます。このとき、お風呂上りの皮膚がやわらかいときであればベストです。
コットンが外れそうな場合は、絆創膏などで固定しましょう。コットンパッティングと合わせてテーピングも行うのもおすすめです。使用したコットンは小まめに取り換えるようにしてください。
巻き爪グッズの使用
市販の巻き爪グッズを使用するのもおすすめです。
テーピングのほかには、巻き爪の矯正グッズが定番です。形状記憶のワイヤーやバネを爪の両端に挟むことで、爪の形をアーチ状から平らに固定していきます。爪に引っかける必要があるため、深爪の方は使用できませんので注意してくださいね。
また、巻き爪専用の爪切りやヤスリも販売されています。細かい部分までお手入れができるので、巻き爪が気になる方は検討してみてはいかがでしょうか。
セルフケアに役立つ巻き爪グッズ14選
ここからはセルフケアに役立つ巻き爪グッズをご紹介します。クリップタイプのものやテープタイプのもの、被せるサポーター、巻き爪用ヤスリなど幅広く取り上げていきます。自分の足に合うものを探してくださいね。
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巻き爪のセルフケアは進行具合に合わせて
ここまで、巻き爪対策や巻き爪のセルフケア方法、おすすめの巻き爪グッズをご紹介しました。
巻き爪グッズは、テープや矯正グッズ、サポーターなど幅広い種類が販売されています。自分の巻き爪の進行具合に合わせて使いやすいものを選んでくださいね。日々のお手入れをするのなら、専用の爪切りやヤスリもチェックしましょう。
本記事の内容を参考に、使い勝手のよいアイテムを探してくださいね。