普段履きできる下駄をご紹介!お気に入りを見つけてコーデに取り入れよう
夏の和装に欠かせない「下駄」。メンズやレディースに別れて幅広く販売されていますが、デザインや素材の種類が豊富でどれを選べばよいのか悩みますよね。本記事では、下駄のおすすめ商品を選び方や特徴と合わせてご紹介します。商品によっては鼻緒の太さもさまざまなので、ぜひ参考にしてくださいね。
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下駄とは
下駄とは木の板に歯と呼ばれる突起物がついている和の履き物の一つです。鼻緒を通すために3つの穴が空いており、親指と人差し指の間に鼻緒を挟むようにして履きます。
下駄はそもそも仕事用の履き物として使われていたもので、鼻緒を足の指で挟むと力が入り足元が安定します。この力を利用し、さまざまな道具としての下駄が作られてきました。
近年では履きやすくおしゃれなものが多くなっており、和装だけでなく洋装にも合わせられるようなファッションアイテムとしても注目されています。種類だけでなく鼻緒の太さやデザインも幅広くなったのもうれしいポイントですね。
下駄の選び方
普段履きからイベント時までさまざまなシーンで使える下駄の選び方は、以下のポイントを意識して選ぶとよいでしょう。
- デザイン・色で選ぶ
- 下駄の形状で選ぶ
- 仕上げ方の種類で選ぶ
- 使うシーンで選ぶ
- 服装で選ぶ
- 使う人で選ぶ
- 使用目的で選ぶ
- 季節で選ぶ
種類や素材によって履きやすさや使い心地などが大きく変わってきます。事前に自分好みのデザインやカラーを決めておき、さまざまな種類を比較して自分に合ったものを選んでみてくださいね。
デザイン・色で選ぶ
下駄は種類がさまざまで、商品によって色合いやデザインが異なります。普段履きであればシンプルな見た目のもの、花火大会やお祭りなどのイベント時には華やかなものもよいでしょう。シーンに合わせて選ぶのもおすすめです。
下駄底の形
下駄に慣れていないうちは右近下駄を選ぶようにしましょう。高さがあまりないため歩きやすく、気軽に履きやすいですよ。
転ぶのが怖いという方は船底下駄もおすすめ。歯がなく底もフラットなため、段差に引っかかって転倒する不安もありません。
最近ではファッションに合わせてヒールのある下駄も増えており、初心者の方でも気軽に試しやすいものが多くなっています。商品によってヒールの高さも幅広いので、自分好みのものを見つけてくださいね。
鼻緒の色や柄
鼻緒は下駄を履いた際によく見える部分です。シンプルなものであれば足元が引き締まりすっきりとした印象に、華やかで可愛らしいものは全体のコーディネートのアクセントにもなるでしょう。
ダークトーンはカジュアルなファッションにも馴染みやすく、普段履きとしても重宝しますよ。履き心地が気になる場合は、鼻緒が太いものを選ぶのもおすすめ。自分が普段着る服のデザインや系統に合わせて下駄を選ぶとよいですよ。
素材・仕上げで選ぶ
下駄は素材や最終的な仕上がりによって履き心地や歩きやすさが違います。ここでは、それぞれの仕上げ方や鼻緒の裏地について詳しく解説していくので、気になる方はぜひ下駄選びの参考にしてくださいね。
下駄底の印象は仕上げによって変わる
下駄底は仕上げ方によって色や雰囲気が変わってきます。磨き粉をかけて丁寧に仕上げたものは、サラッとした履き心地となっており素足で履いても足あたりがよいでしょう。
焼き上げたものであれば木目がよりはっきりと現れ、黒塗りのものは鼻緒が映えておしゃれな印象に。竹皮で編んだものはカジュアルな柄も格式高い雰囲気に仕上がります。
また雨の日にはゴム底のものもおすすめです。滑りやすい路面でも安定して歩ける上、初心者でも履きやすいでしょう。下駄特有の音もなりにくいため、歩行時の音も気になりませんよ。
鼻緒の裏地が柔らかいと痛くなりにくい
足の痛みが気になる方は鼻緒が太めのものを選ぶようにしましょう。最近の下駄は鼻緒の太さにこだわりはあまりなく、さまざまな太さの商品が販売されています。
歩き方によっては鼻緒がずれたり食い込んでしまったりする可能性もあるため、心配な方は鼻緒が少し太めのものを選ぶとよいでしょう。
太めのものであれば足の甲にかかる面が広くなり痛くなりにくいですよ。また、鼻緒の裏側に使われている別珍という生地がなるべく肌あたりのやわらかいものを選ぶと、皮がむける心配は少ないですよ。
慣れていないと痛くなる可能性もあるので、万が一のためにも絆創膏を持っておくのもおすすめです。
下駄の種類で選ぶ
下駄の種類は、「駒下駄」「右近下駄」「のめり」「舟形下駄」の4種類があります。ここでは、それぞれの下駄の特徴について解説していくので、自分好みの形やサイズのものを選ぶようにするとよいですよ。
駒下駄
駒下駄は下駄の風情を楽しみたい方におすすめです。基本的な下駄の形で、2本の歯が平行に並んでいます。歩くとカランコロンという足音が特徴で、しっかりと歯が重心を支えてくれるため、安定感があり歩きやすいでしょう。
使っているうちに足に馴染んでいき歩きやすくなるのも魅力。これから本格的に下駄を楽しみたい方の最初の一足としても最適です。駒下駄に慣れればどのような下駄でも履きこなせるようになりますよ。
右近下駄
新しい形の右近下駄はどのような服装にも合わせやすいのがポイントです。近代の下駄ともいわれており、小判形の草履のような形状でかかと部分が低くなっています。
板の部分が足の形に合わせて曲線状となっており、サンダルのような履き心地のものが多く、普段下駄を履かない方でも履きやすいですよ。
手頃な価格で購入しやすく、専門店以外のお店では右近下駄タイプのものが多くなっています。最近の商品は歯の接地部分にスポンジが貼られクッション性も高くなっているので、履きやすいですよ。
のめり
上品に下駄を履きこなしたい方は、のめりがおすすめです。前の歯が斜めになっており、歩くために前へ傾いた際にしっかりと下駄が地面に着地するよう設計されているのが特徴です。後ろの歯の形状によっては千両下駄や後丸下駄、小町など呼び方が異なります。
とくに小町は後ろの葉が丸みを帯びており、女性的なやわらかなフォルムとなっています。下駄に使われる木の量が多く、ほかの下駄に比べてやや重みはありますが、初めて下駄を履く方でも履きやすいですよ。
舟形下駄
舟形下駄は着物と合わせやすいのが魅力。また着物と同じ色の鼻緒を選べば、コーディネート全体が落ち着いた雰囲気になりますよ。フォルムが美しく歯がなく草履のような形をしており、主に女性用として使われています。
地面との接地部分がほかの下駄よりも大きくとれるため、安定した履き心地で転ぶ心配も少ないでしょう。台も足の形に合わせて歩きやすいように曲線状となっているので、快適に歩けるのもうれしいポイントですね。
足に適したサイズで選ぶ
下駄を購入する際には、サイズもチェックしておきましょう。下駄のサイズはMでおよそ23〜24cm、Lでは24cm以上が目安となっています。メーカーによってサイズの基準は異なるため、必ず確認しておきましょう。
また、1cmほどかかとがはみ出した状態で履くのが和装の際には粋だといわれています。大きめの下駄を履いてしまうと歩く際に着物や浴衣の裾を足の間に巻き込んで踏んだり、着崩れを起こしたりする可能性もあるので注意しましょう。
【レディース】普段履きできる下駄おすすめ4選
下駄の種類や特徴について紹介してきました。ここからはその中でもおすすめアイテムを男性、女性にわけてご紹介します。種類によって歯の高さや鼻緒の太さなどが変わるため、自分にぴったりのものを見つけてくださいね。
浴衣にぴったりの下駄です。鼻緒の裏は痛くなりにくいようやわらかな素材が使用されているため、靴擦れせずに歩けますよ。自然な木の温かみを感じられる木目調となっており、シンプルなデザインなので子供から大人の女性まで幅広く使えるでしょう。茶焼き、黒焼きと異なる雰囲気のタイプから選べるのもうれしいポイントですね。
白木の台の上にベロア調の鼻緒を使用した浴衣専用の下駄で、滑りにくいため雨の日にも便利です。焼き加工をした台となっておりなめらかで肌あたりも優しく、軽量なので快適な履き心地を楽しめるでしょう。鼻緒は太めに作られており、足の指の位置がずれにくく、痛くなりにくいのも魅力。3色のカラー展開で自分好みのものを選べますよ。
商品情報
ブランド名 下駄・草履のひらいや
メーカー型番 dw13f05
素材(生地・毛糸) 木材 絹
代表カラー グレー
サイズ(S/M/L) M / L
和装履物の種類 下駄
程よい高さの台で履きやすい下駄です。側面は黒で塗られており、シックで上品な雰囲気に。さらに丸みを帯びたフォルムなのでどのような服装にも合わせやすいでしょう。ゴム底となっているため下駄特有の音がならず、雨の日でも滑りにくいですよ。鼻緒の裏はビロードを使用し、フィット感のある優しい履き心地を楽しめます。
商品情報
和装履物の種類 下駄
着物を映えさせる上品な格子柄が特徴の下駄で、長時間履いていても足の痛みを感じにくいでしょう。鼻緒の裏はビロードで作られたやや細めの舟形となっており、普段使いのようなカジュアルなシーンにもぴったりですね。すっきりとしたシックな黒色で、汚れも目立ちにくくお手入れも簡単にできますよ。
【メンズ】普段履きできる下駄おすすめ5選
メンズ用の下駄もさまざまな種類があります。商品によっては洋装に合うものやカジュアルに履けるものもあります。女性用の下駄とサイズが異なるので、しっかりと比較して好みのものを選ぶようにするとよいですよ。
国産の桐を使用した本格的な下駄です。幅が広く厚めの歯によって重心が安定するため、歩きやすいですよ。シンプルなデザインでどのような服装にもぴったりですね。鼻緒が太く、靴擦れの心配なく歩く時間が長いお祭りや花火大会などにもよいですよ。高さがあるので、下駄特有の足音を楽しみたい方にもおすすめです。
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商品情報
[品質と素材]:鼻緒/ポリエステル100%、表/桐(焼き台)
[色と柄]:黒台,茶台 × 鼻緒の柄お任せ
[生産国]:中国
初心者の方でも履きやすい下駄で、長時間履いても疲れにくいのが特徴です。焼き台仕様で汚れが目立ちにくく、丈夫で耐久性に優れているのも魅力。鼻緒はおよそ2.5cmと太めで怪我や靴擦れの心配も少ないです。履けば履くほど足に馴染み、浴衣はもちろん、ジーンズとも合わせやすいでしょう。履き心地がよく、足袋でも素足でも履きやすいでしょう。
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商品情報
[品質と素材]:桐・ポリエステル(別珍素材)
[生産国]:中国
本格的な桐を使用した伝統的な2枚タイプの下駄です。表面には焼き加工が施されており、汚れが目立ちにくく、木目をより鮮明に表現し落ち着いた雰囲気を演出できますよ。ふっくらとした太めの鼻緒で指の間にも食い込みにくく、長時間履いても歩きやすいでしょう。シンプルなデザインのため普段着にも合わせやすいですよ。
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商品情報
[品質と素材]:鼻緒:ポリエステル100%、台:焼桐
※サイズ詳細は商品紹介をご覧ください。
[色と柄]:茶台 × 鼻緒10柄
[生産国]:中国
軽くて丈夫な桐を使用し肌触りがよく、汗による不快感などを軽減してくれますよ。履けば履くほど鼻緒が足に馴染み1日履いても疲れにくいでしょう。肌に触れる部分にはやわらかな生地をしているため、履き心地もよいでしょう。サンダル代わりにジーンズと合わせるなどラフなシーンで使えるのもうれしいポイントですね。
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商品情報
クロージャータイプ プルオン
耐水レベル 非防水
大分県の日田で作られ、軽く強度の高い日田杉を使用しているのが特徴です。履いているうちに鼻緒が足に馴染んでくるのも魅力。ヒール部分がそこまで厚くないため、歩行時も安定感がありますよ。シンプルなデザインでどのような服装にも合わせやすいでしょう。素焼きをしていないので、日田杉の質感をそのまま味わえます。
メンズには雪駄タイプもおすすめ!
下駄の種類には、草履の裏側に獣皮を貼り付けた雪駄タイプのものもあります。男性もののみ作られており、耐久性や耐水性の高さが魅力。雨天時や積雪時にも便利なので、合わせてチェックしてみてくださいね。
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商品情報
表:黄タタミ(ビニールゴザ)
鼻緒:ハイミロン(ベルベット調生地)
カラー:黒鼻緒/白鼻緒
生産国:中国
シンプルなデザインでどのような着物や浴衣でも合わせられて便利。底面にはスポンジ素材が挟まれており、クッション性が高く長時間歩いても足への負担は少ないでしょう。凹凸のある滑り止め付きでスリップ防止ができ、雨の日にもぴったりですよ。立体的な形をキープするため履きやすく、風通しもよいので使いやすいです。
生産量が少なく希少な素材である長島イ草を時間をかけて編み込んだ草履です。高級飴色PVCを底面と足裏の接地面に使用した耐久性の高さが魅力。通気性も高く、汗で蒸れやすい夏でもベタつき感なく快適な履き心地を楽しめるでしょう。使い始めは鼻緒が少しきつく感じる可能性もあるため、軽くほぐしてから履くのがおすすめです。
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商品情報
外装素材 ポリ塩化ビニル (PVC)
クロージャータイプ スリップオン
底面がスポンジでできており、クッション性の高さが魅力。牛革底に比べて膝や腰への負担が少ないのもうれしいポイントですね。裏面は波模様がついており滑りにくくなっているため、雨の日でも快適に履けますよ。LLサイズの底面は溝の柄パターンが異なるので、購入前にしっかりとチェックしておくとよいですよ。
おすすめ商品比較表
京都きもの友禅 京都きもの友禅 下駄 | 京都きもの友禅 京都きもの友禅 下駄 ベロア鼻緒 | 下駄・草履のひらいや 舟形 天白木黒 ホースヘア | 下駄・草履のひらいや 舟形 消し黒 かすれ格子 | ハセガワ ハセガワ 桐下駄 二枚歯 黒鼻緒 | KYOETSU キョウエツ 下駄 焼桐 和柄鼻緒 | KYOETSU キョウエツ 下駄 二枚歯 黒鼻緒 | KYOETSU キョウエツ 桐下駄 茶台 | Snow Peak(スノーピーク) snowpeak SP Men's HITA GETA | KYOETSU キョウエツ 雪駄 サンド底 ハイミロン鼻緒 | aoki(青木本店) 青木本店 七島イ 雪駄 | 三陽 三陽 雪駄 白鼻緒 | |
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普段のコーデに下駄を取り入れてみよう!
仕事道具として使われてきた下駄ですが、近年ではデザインやカラーバリエーションも幅広く、さまざまな場所でファッション用として販売されています。和装だけでなく洋装にも合わせやすいので、自分好みのものを選んでみてくださいね。