サップボードのおすすめ12選!初心者も始めやすい自然の中で楽しむスポーツ
ハワイ生まれのマリンスポーツであるSUP(サップ)の必須アイテム「サップボード」。初心者用や釣り用、レース用などサップボードにはさまざまな種類があります。値段も安いものから高級品までラインナップが豊富ですよ。
本記事ではサップボードの選び方やおすすめの商品を紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
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サップ(SUP)とは?
サップ(SUP)は、ハワイ発祥のマリンスポーツの一種です。ボードの上に立ち、パドルを漕いで海面を移動するアクティビティで、SUPという名称は、「Stand Up Paddle board」からきています。
1960年代頃のハワイで若者たちがカヌー用のパドルを使ってロングボードで波乗りをしていたのが起源とされていますが、古代ポリネシア文明の時代にも水面に浮かべた板に乗って進むスタイルがあったそうですよ。
サップボードとはサップで使われる専用ボードです。人が上に立ちやすいようサーフボードより幅広く安定性のある形に設計されているため、初心者でも気軽に楽しめます。
サップ(SUP)の魅力
サップはパドルを使って前進するマリンスポーツなので波を利用して遊ぶサーフィンと異なり、波のない海や川、湖などでも楽しめるのが魅力です。
また、水面に浮かべたサップボードの上で体幹やバランス感覚が鍛えられることから、エクササイズの一環で始める方もいます。
大きな船に比べると小回りのきくサップは洞窟の中や滝の近く、鬱蒼と茂った森の中を流れる川などに入っていけるのも特徴です。
サップ(SUP)で使う道具は?
サップで使用する道具はサップボードとパドル、そして安全装備であるリーシュコードの3点です。リーシュコードは、使用者が海に落ちた場合にボードが流れて行ってしまわないよう、足とボードをつなぐために使われます。
服装は水着やウェットスーツのほか、動きやすい軽装にライフジャケットを装着して行うのが一般的です。
水の上は日差しを遮るものがないので帽子はもちろん、UVカット効果のあるラッシュガードやボトムを着用するとよいでしょう。足元は脱げにくいウォーターシューズがおすすめですよ。
サップボードの選び方
ネットショップやスポーツ用品店でサップボードを探すと、いろいろな形状のものが販売されているので迷ってしまいますよね。
ここでは、サップボードを購入する際におさえておきたい4つのポイントをご紹介します。
- 1.ボードの種類
- 2.ボードの形状
- 3.付属品
- 4.値段
各ポイントについて以下で詳しく解説していきます。
1.ボードの種類で選ぶ
サップボードは素材によって2種類に分けられます。
硬い素材で作られているのが「ハードボード」で、空気で膨らませて使うタイプが「インフレータブルボード」です。
それぞれの特徴について以下で説明しているので、参考にしてみてくださいね。
ハードボード
「ハードボード」とは、グラスファイバーやカーボンなどのFRP素材や、木材を使って作られたサップボードです。
表面が硬くてしなりが少ないため、波に乗りやすく長距離移動やスピードを出したいときに向いています。
太陽光に強く、表面のデッキパッドの張替えも容易で長く愛用できるのも魅力ですね。
ただし、ハードボードは折りたためないため、移動時は大型車もしくは車のルーフに載せる必要があります。また、地面や岩にぶつかって破損しやすく、使用者の体に当たってケガをするリスクもあります。
インフレータブルボード
「インフレータブルボード」はPVC素材やゴムなどで作られており、空気を入れて膨らませて使用します。
体に当たってもケガをしにくい素材で安定性にも優れていることから、初心者の方におすすめです。
空気を抜けばコンパクトになるのでハードボードに比べると持ち運びがしやすく、保管場所にも困りません。
ただし、尖った岩や貝殻に当たって穴が開いたり炎天下に放置すると熱によって破裂したりすることもあるため注意が必要です。
2.ボードの形状・タイプで選ぶ
サップボードの形状はさまざまなものがあるので、使用目的に合わせて選びましょう。
ここでは、初心者向けのオールラウンドタイプのほか、釣りに適したタイプやエクササイズ向き、レース仕様のものについてご紹介していきます。
オールラウンドタイプ
オールラウンドタイプのサップボードは幅広で安定性に優れているため、初心者でも乗りやすいのが特徴です。水上トレッキングや波乗り、釣り、ヨガなどいろいろな遊び方ができますよ。
デザインのラインナップも豊富なので好みに合うものを選びやすいのも魅力ですね。レースタイプのボードに比べると安価なモデルも多く、ファーストボードとしてもおすすめします。
SUPフィッシングタイプ
フィッシングタイプのボードはその名の通り、水上で釣りをする目的に合わせて作られています。幅が広く転覆しにくい設計を採用しており、ボードの両側にフロートがついたカヌーのような形状をしているのが特徴です。浮力が高く、安定感もあるため、釣りに集中できますよ。
イスやクーラーボックス、釣竿を固定するための金具を装備したモデルもあるので、用途に合うものを選びましょう。
ただし、ボディが大きくスピードがでにくいので注意が必要です。
フラットウォータータイプ
フラットウォータータイプは、幅が広く設計されているため、安定性が高いのが魅力です。
波の穏やかな水面に浮かべてゆっくりと水上散歩を楽しんだり、ボードの上でヨガやエクササイズを楽しんだりするのに向いています。安定性に優れているため、初心者の方も乗りやすいですよ。
近年はフラットウォータータイプのサップボードの種類が増えつつあり、多彩なデザイン・機能のものが登場しています。
レースタイプ
レースタイプのサップボードは速いスピードが出せるよう設計されているのが特徴です。レース出場を予定している方やスピードを出したい上級者の方に向いています。
水の抵抗を減らすために細長い形状をしており、水を切ってスピーディーに水上を駆け抜けられますよ。
ただし、幅が狭いためバランスがとりづらく、ターンも難しいので、高度な操作テクニックが必要です。
3.付属品の有無で選ぶ
サップボードのなかにはパドルやリーシュコード、インフレータブルボード用の空気入れなどの付属品がセットになっているモデルも多くあります。
初心者はサップに必要なアイテムを買い揃えるのが大変です。付属品付きのボードならほかの道具屋を準備する手間が減らせますよ。
パドル
パドルは、サップボードで水上を移動する際に必要なアイテムです。
パドルに使われている素材にはさまざまなものがありますが、初心者~中級者は耐久性に優れたアルミニウム製やコスパのよいグラスファイバー製を選ぶとよいでしょう。
カーボン製は軽くて丈夫ですが高価なものが多いのでレース用や上級者におすすめです。
パドル先端のブレードの幅が狭いものは海や湖に、幅が広いものは川で使うのに適しています。組み立て式のパドルなら持ち運びにも便利ですよ。
パドルの長さは身長と同程度かやや長めのものが漕ぎやすいといわれているので、選ぶ際の目安にしてみてくださいね。
リーシュコード
リーシュコードは伸縮性のあるコードで体とサップボードをつなぐために使用します。万が一、海に落下してしまった場合でもサップボードが流されてしまうことはありません。
サーフボード用のリーシュコードもありますが、購入する場合は必ずサップボード用の物を選びましょう。サーフボード用は長さが短いため、サップボードで使用するには安全性が欠けるからです。
リーシュコードは消耗品なので、長く使い続ける場合は劣化に注意してくださいね。
インフレータブルボード用の空気入れ
空気で膨らませるインフレータブルボードを使用する場合は、専用の空気入れが付いている商品を選ぶとよいですよ。
インフレータブルボード用の空気入れは手動タイプと電動タイプがあります。サップボードはサイズが大きいので、電動タイプの方が使い勝手がよいでしょう。
自動停止機能付きのものなら、空気を入れ過ぎてしまうことがなく便利です。電気の給電方法は充電式と車のシガーライターから給電するタイプの2種類がありますよ。
4.値段が安いか・コスパが良いかで選ぶ
サップボードの価格は使われている素材や付属品の有無によって異なりますが、おおむね3~5万円くらいのモデルが主流といわれています。
値段の安さにこだわるなら、2万円前後で購入できるリーズナブルなモデルを選ぶのもおすすめです。
ただし、ボード単品が安くても付属品を別で購入すると合計金額が高くなる場合もあります。パドルやリーシュコードを持っていない初心者の方の場合、付属品付きモデルの方がお得になる場合があるので検討してみてくださいね。
サップボードのおすすめ12選
ここからは、数あるサップボードのなかからおすすめの12商品をピックアップしてご紹介します。
硬い材料でできたハードボードや空気で膨らませるタイプなど幅広いタイプを集めているので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。
Amazonカスタマーレビュー
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(4件)
商品情報
サイズ:長さ304×幅84×厚み15cm
重量:(約)サップ本体7.9kg、セット11kg
材質:PVビニル
特徴:空気室1気室、スプリングバルブ、着脱式センターフィン+溶着ツインスタビ
なめらかな乗り心地と安定感があるサップボードは、初心者の方にもぴったりです。水上クルージングはもちろん、ヨガや釣り、サーフィンも楽しめますよ。先端が細く尖ったピンテールとテールキックを採用することで操作しやすくなっているのもポイントです。後ろのハンドルにはクーラーボックスを固定できるので、ドリンクや釣った魚を入れておけますよ。
Amazonカスタマーレビュー
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(140件)
商品情報
サイズ:長さ300cm×幅76cm×厚み12cm
重量:7.9kg
材質:プラスチック
特徴:容量220L、最大積載量100kg、最大空気圧15psi
小さめサイズながらも厚みを12cmにしたことで十分な浮力を実現したサップボードは、さまざまな用途に使いやすいオールラウンドタイプです。人が立つデッキマット部分にはクッション性を持たせ、滑りにくい加工を施しています。空気で膨らませるインフレータブルタイプなので持ち運びに便利ですよ。専用の空気入れのほか、リーシュコードやパドル、キャリーバッグも付属しています。
Amazonカスタマーレビュー
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(30件)
商品情報
サイズ:長さ330cm×幅81cm×厚み15cm
重量:8.8kg
材質:プラスチック
特徴:容量338L、最大積載量150kg、最大空気圧15psi
汎用性の高いオールラウンドタイプのインフレータブルボードは、独自のテクノロジーを駆使することで高い耐久性をキープしたまま軽量化を実現しています。走行性と安定性を高めるスカッシュテールや、荷物をしっかりキャッチできる幅広のバンドなどを採用しているのもポイントです。十分な浮力があるので、女性も男性もゆったりと乗って楽しめますよ。
Amazonカスタマーレビュー
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(5件)
商品情報
サイズ:長さ330cm×幅81cm×厚み15cm
重量:8.6kg
材質:プラスチック
特徴:容積306L、最大圧力15psi、
フルデッキに「プラネットパターン」のグラフィックをプリントしたデザイン性の高さが魅力です。ボードの幅と長さのバランスがよく、初心者から中級者まで快適な乗り心地を楽しめますよ。独自に開発したダブルチャンパー構造と、新しいPVC生地を採用したことで耐久性を高めているのもポイントです。男性が乗ってもバランスがとりやすい安定性を備えています。
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(8件)
商品情報
サイズ:長さ297cm、幅81cm、厚み15cm
重量:7.7kg
材質:プラスチック
特徴:容積270L、最大圧力15psi
サップのスペシャリストが手掛けたインフレータブルタイプのボードは、安全性のためのさまざまなテクノロジーを搭載しているのが特徴です。ボードの外周と中心部に空気室を2つ設けることで、万が一外側に穴が開いても全体の空気が抜けることがなく安全が確保されています。ボード表面にEVAマットが採用されており、クッション性と滑り止め効果があるのもうれしいですね。
Amazonカスタマーレビュー
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(5件)
商品情報
サイズ:長さ370cm、幅82cm、厚み15cm
重量:11.3kg
材質: プラスチック
特徴:最大積載量210kg、最大空気圧15psi、容量400L
長さ370×幅82×厚み15cmの大型サップボードは、大人2人で乗っても十分な浮力があります。水上トレッキングはもちろん、広さがあるので釣りやエクササイズにもぴったりですよ。センター部分のデッキマットは、子供や犬が乗っても滑りにくい素材になっています。大きくて耐久性の高いモデルですが空気を抜けばコンパクトになり、付属のバッグに入れれば楽に持ち運べますよ。
商品情報
サイズ:長さ345cm、幅81cm、厚み15cm
重量:9kg
材質:プラスチック
特徴:容積300L
安定性と直進性に優れたボード形状は、長距離ツーリングを楽しみたいときにもぴったりです。独自のドロップステッチ構造を採用しており、強度や剛性を保ちつつ軽量化を実現しています。また、ボードの中心に幅13cmのストリンガーテープを設置し剛性を大幅アップさせていますよ。一般的なインフレータブルタイプよりもコンパクトに折りたためるのも魅力ですね。
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(29件)
商品情報
サイズ:長さ330cm、幅97cm、厚み15cm
重量:11.1kg
材質:プラスチック
特徴:容量284L、最大積載量130kg、最大空気圧15psi/サイドチャンバー3psi
快適なフィッシングのために設計されたサップボードです。サイドにチューブを設置することで横揺れに対する強度をプラスし、転覆のリスクを軽減しています。釣りはもちろん、サップ初心者も乗りやすい安定性が魅力です。ボード上2カ所に専用ロッドホルダーが付いているほか、別売りのクーラーボックスを取り付けて水上フィッシングを楽しめますよ。
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(36件)
商品情報
サイズ:長さ366cm、幅81cm、厚み15cm
重量:10.5kg
材質:プラスチック
特徴:容積320L、制限体重150kgまで
サップ初心者でもしっかり立てる、安定的な乗り心地を実現しています。剛性を高めるためにデッキの表裏に幅13cmのPVC生地を貼り、ボードのたわみを大幅に軽減しているのがポイントです。また、独自のドロップステッチ構造により、強さを保ちながらも軽量化を実現しています。汎用性の高い大きめのボード形状は通常のサップはもちろん、釣りやヨガを楽しむのにもおすすめです。
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(50件)
商品情報
サイズ:長さ289cm、幅84cm、厚み15cm
重量:10.2kg
材質:プラスチック
特徴:容量:300L、最大積載量130kg、最大空気圧18psi
リバーサップ用に設計されたモデルは、大小さまざまな波に対応できるよう5つのフィンを搭載しているのが特徴です。一般的なフィンより短い形状をしているため、浅瀬や岩場でもサップを楽しめますよ。また、ダブルレイヤー構造を採用したことで、インフレータブルタイプとは思えない耐性と操作性の高さを備えているのも魅力です。人が立つ部分のEVAマットはクロコダイル柄で、踏み心地がよく、グリップ力にも優れています。
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(4件)
商品情報
サイズ:長さ325cm、幅86cm、厚み15cm
重量:12kg
材質:プラスチック
特徴:容積310L、メーカー推奨体重99kg以下、制限体重148kgまで
ヨガやピラティスなど水上フィットネスをするのに最適な幅と長さのサップボードです。ボード全体がEVAマットで覆われており、ハンドルはエクササイズの邪魔にならないよう片側に寄せられています。空気室が2つに分かれているため、外側に穴が開いても中心部分の空気は抜けず、ライダーの安全を確保できるのもよいですね。ボードサイドのDリングにショルダーストラップを取り付ければスムーズに持ち運べますよ。
Amazonカスタマーレビュー
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(1件)
商品情報
サイズ:長さ274cm、幅71cm、厚み12cm
重量:7kg
材質:プラスチック
特徴:容積175L、メーカー推奨体重60kg以下、制限体重80kgまで
長さ274×幅71×厚み12cmの小ぶりなボードは、キッズや体重60kg以下の小柄な方にぴったりです。パドルやリーシュコード、専用のポンプ、バッグなどがセットになっているので、これからサップボードを始めるお子様にもおすすめします。ボードの中央に幅13cmのストリンガーテープを装着することで従来品より剛性を高めているのも特徴です。安定感のある乗り心地を実現してくれますよ。
おすすめ商品比較表
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャプテンスタッグ スタンドアップパドルボード US-1231 | アクアマリーナ(AQUA MARINA) アクアマリーナ インフレータブル スタンドアップパドルボード BREEZE BT-21BRP | アクアマリーナ(AQUA MARINA) アクアマリーナ スタンドアップパドルボード FUSION BT-23FUP | アストロン(Aztron) アストロン スタンドアップパドルボード マーキュリー AS-112D-A | アストロン(Aztron) アストロン スタンドアップパドルボード ルナ AS-111D-A | アクアマリーナ(AQUA MARINA) アクアマリーナ スタンドアップパドルボード SUPER TRIP BT-21ST01 | アクアトーン(Aquatone) アクアトーン スタンドアップパドルボード HAZE TS-022 | アクアマリーナ(AQUA MARINA) アクアマリーナ スタンドアップパドルボード DRIFT BT-20DRP-A | アストロン(Aztron) アクアトーン スタンドアップパドルボード WAVE PLUS TS-202 | アクアマリーナ(AQUA MARINA) アクアマリーナ スタンドアップパドルボード RAPID BT-22RP | アストロン(Aztron) アストロン スタンドアップパドルボード Venus AS-701D-A | アクアトーン(Aquatone) アクアトーン キッズ スタンドアップパドルボード NEON TS-050-A | |
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素材や形状によってさまざまな種類があるサップボード。初心者が乗っても安定感があるものや、スピードが出せるもの、釣りの道具を固定できるものなどがあります。
本記事でご紹介した選び方やおすすめ商品を参考にして、自分にぴったりのサップボードを選びましょう。