【初心者必見】楽天スーパーDEALとは？お得なサービス内容とメリット・デメリットまで徹底解説

楽天市場や楽天トラベルで開催される楽天スーパーDEALとは、高還元率のポイントアップキャンペーンです。shop側にとってもメリットが多いのが特徴です。いつ開催されるのかや、うまく活用するポイントなど、楽天スーパーDEALについて解説します。

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楽天スーパーDEALとは、楽天市場および楽天トラベルで開催されるキャンペーンで、エントリーの必要がありません。楽天会員はキャンペーン期間中にいつでも参加し、買物をすることができます。開催期間は年に4回で、3月・6月・9月・12月に約1週間かけて行われます。

最大の魅力は、高いポイント還元率です。通常、楽天市場や楽天トラベルでの商品やサービスの購入で得られる楽天ポイントは購入金額の1％ですが、楽天スーパーDEALでは最大で50％までのポイント還元が行われます。

楽天ユーザーにとって、エントリー不要で気軽に利用できることもメリットです。他のキャンペーンでは事前エントリーが必要なものが多いのですが、楽天スーパーDEALはそのような手間がなく、キャンペーン中であればいつでも気軽に参加できます。

楽天市場の対象商品には、食品や日用品、家電、ファッションなどがあり、そして楽天トラベルの旅行に至るまで、幅広いジャンルに設定されています。例えば、食品や日用品であれば、日々の生活に欠かせない商品が多くあります。

家電やファッションであれば、人気ブランドの商品やお得なセット商品が対象になることもあります。楽天トラベルでは、ホテルや旅館、旅行プランなどが対象です。

楽天スーパーDEALは通常よりも還元率が大幅にアップするキャンペーンです。購入者のみならず、shop側にとってもメリットが大きいキャンペーンといえます。

楽天ユーザーにとってポイントが大量に手に入る魅力があるため、訴求効果が非常に高いキャンペーンです。高還元率をアピールすることで、高価格商品であっても値下げする必要なく、売り上げを伸ばすことが可能です。

楽天スーパーDEALでは、キャンペーン専用ページに商品を掲載します。通常販売ではさまざまな店舗が一斉に表示されますが、キャンペーンページでは出品shopしか掲載されないため、競合店が少ない状態で訴求できます。ユーザーが商品の検索を行う場合も、対象商品には「スーパーDEAL」のマークが表示されるので、目にとまりやすくなります。

楽天市場で積極的に買い物をするダイヤモンドやプラチナランクの会員など、ヘビーユーザーに訴求しやすくなります。また、楽天スーパーDEALの対象商品はいつものお買い物よりも還元率が何倍も高いため、通常の価格では購入をためらっていたユーザーも購入を検討する可能性があります。

出品者にとってのデメリットもありますので解説します。

ユーザー側には最大のメリットである高還元率も、shop側にとっては利益率が下がる可能性があります。

他店が同じ商品を出品した場合、競争が激しくなるといったリスクがあります。商品の魅力や訴求ポイントを明確にして、競合店との差別化を図ることが重要です。

楽天スーパーDEALはポイント還元率の高さから、商品の利益率が下がる可能性があります。しかし、アクセス数や転換率、優良顧客率の向上が期待できるため、見せ筋となる商品を厳選して、なるべく多くの商品を出品するしましょう。

楽天スーパーDEALの出品に向いているのは、アクセスが集まりにくい、稼働が少ない、在庫過多、高価格など売れにくい商品です。そして、さらなる売上向上が期待できる話題の商品や、競合店の少ない商品もおすすめです。

また、高価格で値下げが難しい商品も、ポイント還元率を高く設定することで、購入のハードルを下げることができます。積極的に出品すべき商品と言えるでしょう。

送料や配送に高額な費用がかかるため、ポイント還元率を高く設定すると利益が下がります。

購入者が限定されるため、売れ行きが不安定です。

ポイント還元率を高く設定しても、売れ残るリスクが高い商品です。

ユーザー認知度が低いため、売れにくい傾向があります。

楽天スーパーDEALには、「広告掲載枠」と「サーチ枠」の2種類があります。

「広告掲載枠」は、タイアップ枠や時間枠など指定した場所に商品を掲載する方法です。掲載の約2週間前にエントリーし、審査を受ける必要があります。審査に通過後に、広告原稿を提出します。

「サーチ枠」は、楽天市場の検索結果ページに、商品を掲載する方法です。申し込み翌日の10時からキャンペーンを開催することができます。こちらも事前エントリーを行い、審査に通過しなければいけません。

販売戦略や商品特徴などを考慮して、適切なほうを選びましょう。出品は、どちらの方法でも楽天RMSからエントリーします。楽天RMSにログインし、商品管理トップ画面から、「スーパーDEAL」を選択します。

次に、エントリー企画一覧から「新規エントリー」を選択し、広告掲載枠かサーチ枠かを選んでエントリーしてください。サーチ枠で参加する場合は、開始日と終了日も入力します。なお、エントリー締め切りは掲載開始日の前日（23時59分）までです。

最後に、キャンペーン広告の規約を読んで同意し、登録内容に漏れや誤りがないかを確認してエントリーすれば完了です。

楽天スーパーDEALは出品申し込みを行っても、審査に落選するとエントリーは取り消されて出品できない点に注意してくださいね。

審査では、以下の条件を満たしているかをチェックされます。

まず、価格が最低価格を下回っていないか、中古商品ではなく新品であるかが確認されます。予約販売や定期購入などではなく、「通常販売」のカゴに設定されていることも審査ポイントです。

在庫が0になっていないかも調べられます。在庫が0の場合は、注文を受け付ける状態になっている必要があります。

この他、倉庫商品ではないこと、過去に出品価格で一定数以上を販売した実績があること、闇市用のパスワードを設定をしていないこと、違反点数が0であるかも審査されます。

なお、これらの条件を満たしていても、審査に落ちる場合があります。審査基準は公開されていないため、詳細は不明です。

審査状況は、楽天RMSの「スーパーDEAL」画面で確認できます。エントリー企画一覧にある「状況」欄に、審査結果が表示されます。

審査期間前や商品ページのリンクが切れている場合は「未審査」と表示されます。審査が行われると、表示が「確認可」に変わります。確認可の表示後は、「エントリー企画」欄を通じていつでも商品ごとの審査状況を閲覧できます。

楽天スーパーDEALでの出品で、以下のような行為は禁止されています。

出品する商品の名称に「スーパーDEAL」や「ポイントバック率」を含めることは禁止です。審査に合格した後や広告の掲載が終わった後に、値下げなどの価格変更を行うことも禁止されています。

同じ商品をポイントバック率21％以上の高還元率で連続して販売することも禁止です。

また、出品商品以外の商品に、「楽天スーパーDEAL」や「●％ポイントバック」という言葉を含めた名称を付けるのも禁止です。ただし、楽天スーパーDEALの広告審査に合格した商品はキャンペーン期間中に限り、キャッチコピーや商品説明にこれらの言葉を使用することは可能です。この場合は、楽天スーパーDEALが終了後、ただちにこれらの文言を削除する必要があります。

楽天スーパーDEALに出品する際は、以下の点に注意しましょう。

まず、shopにとって還元コストがかかるキャンペーンであることをしっかりと頭に入れておきましょう。ポイントの還元コストが高いだけでなく、広告費用もかかります。また、販売・決済にかかる手数料もいつもどおりに発生します。

楽天スーパーDEALにはさまざまなメリットがあるものの、必要以上に期待するのは禁物です。特に、即効性を求めることはおすすめできません。慣れるまでは思うような結果が出なくても、効果的な戦略を立てて、試行錯誤しながら「計画・実行・評価・改善」のサイクルを繰り返し、継続的に取り組むことで成功パターンを見つけましょう。

楽天市場や楽天トラベルで開催される楽天スーパーDEALとは、単に売上を増やすための手段ではなく、売れ行きが低い商品やアクセスが少ない商品など、販売上の課題を抱える商品の販促にも役立つキャンペーンです。

shopにとっては手数料が高いというデメリットはありますが、適切な戦略を立てて有効活用すると、大きなリターンとメリットを得ることができます。見逃せないキャンペーンの1つとして、積極的に活用したいですね。

※本記事に掲載している情報は、記事更新時のものになります。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があるため、最新の価格やサービス詳細については各公式HPやメーカーにてご確認ください。

※記事経由で商品を購入すると、売上の一部がクラシル比較に還元されることがあります。