春・夏用おくるみのおすすめ10選！素材ごとの特徴や巻き方など解説

赤ちゃんの体を包む「おくるみ」。夏におくるみで包むと暑そうに見えますが、ガーゼやパイルなどの素材ならムレにくく快適に使えますよ。今回は、おすすめの春・夏用おくるみと選び方について詳しくご紹介します。おくるみの巻き方についても解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

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「おくるみ」とは、赤ちゃんの体を包む大きな布のことをいいます。赤ちゃんの手足をしっかりと包むことで母親のお腹の中にいたときのような姿勢になり、赤ちゃんが落ち着いて眠れるようになるのが魅力です。

生まれたばかりの赤ちゃんは、びっくりしたときに両手を大きく広げる「モロー反射」という動作をします。眠っているときにモロー反射によって起きてしまうことがありますが、おくるみで体を包むことでモロー反射を防げるのでぐっすりと眠れますよ。

おくるみは一般的に、新生児から首が座る生後3〜4ヶ月頃まで使います。首が座っていない時期におくるみで手足を包むと抱っこしやすくなり、退院時や健診などの移動もしやすくなりますよ。

赤ちゃんの首が座って寝返りができるようになり、自分で動いておくるみから脱出するようになれば、おくるみ卒業のタイミングといえるでしょう。おくるみが必要なくなっても、授乳ケープやベビーカーの日除け・ひざ掛けなど幅広い使い方ができます。

おくるみにはさまざまな種類があるため、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。春・夏用おくるみの選ぶ際は、以下の5つのポイントに着目しましょう。

それぞれ詳しくチェックしていきます。

春・夏におくるみを快適に使いたいなら、まずは素材をチェックしましょう。ガーゼ・パイル・コットンなら暑い夏でも使いやすいですよ。それぞれの特徴について詳しくチェックしていきましょう。

暑い夏でも快適に使えるおくるみを探しているなら、おすすめなのがガーゼ素材です。通気性に優れており、赤ちゃんが汗をかいてもムレにくく快適に使えます。洗濯しても乾きやすいため、吐き戻しやよだれなどで汚れても手軽に洗えますよ。

なめらかな手触りで肌への刺激が少なく、繊細な赤ちゃんの肌にも優しいのもポイントです。ガーゼを何層重ねているかによって厚みが異なり、2重ガーゼなら薄手で暑い夏でもサラッと使えますよ。4重以上のガーゼなら厚手で保温性が高く、冷房の効いた部屋でも赤ちゃんの体が冷えにくいでしょう。

パイルは一般的にタオルに使われている素材で、繊維をループ状に丸く織っているのが特徴です。吸水性が高く水分を素早く吸い取ってくれるので、赤ちゃんが汗をかいてもすぐに吸収してサラッとした手触りを保ちますよ。バスタオルとしても使え、フード付きのものもあります。

両面パイルでパイルが長いものなら洗濯を繰り返してもふんわりとやわらかい肌触りが続くので、長く使えるのもポイントです。ループ状の繊維に空気の層ができるため保温性も高く、赤ちゃんの体の冷えを防いでオールシーズン快適に使えます。

やわらかい肌触りで選ぶならコットンがぴったりです。衣類にも一般的に使われている素材で、優しい肌触りが魅力ですよ。

コットン素材のなかでもモスリンは古くからおくるみに使われてきた素材で、やわらかく通気性に優れているのが特徴です。丈夫なので家庭の洗濯機でも気軽に洗え、汚れやすいおくるみも清潔に保てますよ。軽くて干しやすく、乾きやすいのもうれしいポイント。洗濯を繰り返すたびにやわらかくなっていき、赤ちゃんの肌になじんでいきます。

コットンのおくるみを選びたい方は、ぜひモスリンをチェックしてみてくださいね。

おくるみは布タイプだけでなく、フード付きや手足カバー付き、ボタン・ファスナー付きなどさまざまな形状タイプがあります。用途や使用シーンにあわせておくるみの形を選んでみてください。

赤ちゃんが大きくなっておくるみを使わなくなったあとも活用したいなら、一枚布タイプがおすすめです。シンプルな形状なので幅広い用途で使いやすく、授乳ケープ・ベビーカーの日除け・ひざ掛けなどさまざまなシーンで活躍します。

赤ちゃんを包む際は少し手間がかかるものの、布の置き方や巻き方をマスターすれば手軽に使えますよ。巻き方を工夫すれば、赤ちゃんの体格に合わせて調節したり、赤ちゃんの好みに合わせて締め付け具合などを変えられます。

おくるみをバスタオルとしても使いたい方はフード付きタイプがぴったりです。赤ちゃんが沐浴をしてからすぐにおくるみで巻き、フードを被せると湯冷めを防止できますよ。頭の水分もサッと拭き取れるのでスムーズに着替えへ移行できます。

また、フードを被せることで日除けにもなるので、抱っこ紐やベビーカーなどに合わせて外出中に使うのにも向いています。フードにクマやウサギの耳が付いているかわいらしいデザインのものもありますよ。

動きが活発な赤ちゃんにおすすめなのが手足カバー付きのおくるみです。手足をしっかりと包めるので、赤ちゃんが手足を活発に動かしてもはだけにくいのがメリット。赤ちゃんの体の冷えも防止できるので、肌寒い日の外出やクーラーが効いた部屋で使うのにもぴったりですよ。

手足カバー付きのおくるみはデザイン性も高く、動物の着ぐるみのようなデザインのものもあります。おめかし用や撮影用としておしゃれなものを選びたい方にもおすすめです。

ボタンやファスナーが付いたおくるみは着脱が簡単なのが魅力です。赤ちゃんをおくるみに置いてファスナーやボタンを留めるだけでよいので、おくるみを初めて使う方でもきれいに着せられますよ。

赤ちゃんの体をしっかりと固定できるので、モロー反射などで手足が動いてもズレにくいのも魅力です。おくるみがはだけで赤ちゃんの顔にかかってしまうリスクも減らせるでしょう。おくるみ専用のものが多いため、他の用途に使いにくい点には注意が必要です。

おくるみにはさまざまなサイズのものがあるため、赤ちゃんの身長や用途などに合わせて選びましょう。

新生児の赤ちゃんに使うなら70cm四方のものがぴったり。布が余りにくく体にフィットさせられるので、退院時や一ヶ月健診などの外出時にも便利です。

生後3〜4ヶ月ごろの赤ちゃんに使うなら90cm四方以上のサイズを選びましょう。赤ちゃんの体格に合わせて調節しやすく長く使えますよ。120cm四方の大判サイズなら、ブランケットや授乳ケープなどおくるみ以外の用途でも使いやすいです。

おくるみは吐き戻しやよだれなどで汚れやすいため、洗い替えに何枚か用意しておきたいですよね。おくるみのなかには2枚以上のセットになっているものもあり、ローテーションして使えるので便利です。1枚はおくるみとして使い、もう1枚はベビーカーのひざ掛けとして使ったりと用途によって使い分けられますよ。

複数枚がセットになった商品は出産祝いなどの贈り物にもぴったり。なかには専用のボックスに入った商品もありますよ。

おくるみはデザインのバリエーションが豊富なので、自分好みのデザインで選ぶのもひとつの方法です。無地のシンプルなものやドット・星柄・動物柄などは性別を問わず使いやすく、兄弟で性別が違う場合でも使いやすいですよ。

かわいいものを選びたいなら、動物の着ぐるみのようなデザインのものもおすすめ。ナチュラルなデザインが好きならモノトーンや北欧テイストの柄をチョイスしてみてくださいね。

春・夏用おくるみの選び方について解説しましたが、実際にどのような商品がおすすめなのか気になりますよね。ここからは、おすすめの春・夏用おくるみをご紹介します。

織目の細かいコットンで通気性がよく、体温調節が苦手な赤ちゃんにもぴったり。洗濯機で洗えるためお手入れも簡単にでき、吐き戻しやヨダレなどで汚れても手軽に洗えます。洗うたびにやわらかくなり、お肌になじみやすくなっていくのもポイント。性別問わず使いやすいデザインで、出産祝いにもおすすめですよ。

120×120cmの大判サイズのおくるみで、プレイマットや授乳ケープ、ブランケットなど幅広い用途で使えます。aden + anais（エイデンアンドアネイ）の10周年を記念する星柄のデザインで、性別問わず使いやすいですよ。やわらかいコットンモリス素材で赤ちゃんの肌にも優しく、オールシーズン快適に使えます。

Opus(オーパス)

オーパス 6重ガーゼおくるみ

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サイズ：85×85cm
素材：6層ガーゼ

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ガーゼ素材を6層に重ねており、洗うたびにやわらかくなり肌になじんでいくのが魅力です。軽くて乾きやすいため汚れても洗いやすく、頻繁に洗い替えをして使いたい方にもぴったりですよ。通気性に優れていてムレにくく、保温性も高いため冬でも暖かく過ごせてオールシーズン快適に使えます。手書きのようなイラストもおしゃれなポイントです。

細かい織り目で透け感があり、やわらかな手触りが特徴のマーキゼットコットン100%のおくるみです。折り目が細かいため洗っても毛羽立ちしにくく、耐久性に優れていて長く使えますよ。通気性と速乾性に優れており、汗をかきやすい赤ちゃんでもムレにくく快適です。鮮やかなピンク色で発色もよく、華やかな花柄で気分も上がりますね。

赤ちゃんの腕を固定するためのアームフラップが付いており、モロー反射や顔の引っ掻きなどを防ぎます。パーツや金具などがない布だけの設計なので、赤ちゃんへの肌当たりも優しいですよ。フリーサイズでサイズ感の調節ができ、生後14週ごろまで使えます。デザインやカラーのバリエーションも豊富なので自分好みのものが選べますよ。

イケヒコ・コーポレーション

イケヒコ・コーポレーション おくるみ

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4.2

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素材:表地＝綿100％ 裏地＝綿100％ 中綿＝ポリエステル100%
原産国:中国

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韓国語で布団という意味を持つイブル生地を使用しており、キルティングのぽこぽことした風合いが特徴です。やわらかい肌触りで赤ちゃんの繊細な肌にも優しく、ノンホルムアルデヒドなので安心して使えます。グレーとアイボリーの2色があり、どちらもシンプルなデザインで性別問わず使いやすいですよ。

ふんわりとした肌触りの2重ガーゼで赤ちゃんの肌に優しく、洗っても乾きやすいのが魅力です。おくるみやガーゼケットとして使ったり、布団に敷いて使ったりとさまざまな用途で活躍しますよ。ガーゼ素材なので折りたたんでもかさばりにくく、持ち運びにも便利です。花や植物があしらわれた北欧テイストのデザインもおしゃれで気分が上がりますね。

赤ちゃんがお腹の中にいたときと近い姿勢になれるように設計されたおくるみで、赤ちゃんに被せてファスナーを閉めるだけで簡単に装着できます。上下のダブルファスナー仕様になっており、おむつ替えの際は下のファスナーを開けるだけでよいので簡単。伸縮性に優れた生地で赤ちゃんにフィットしやすく快適に過ごせますよ。

サンリオのさまざまなキャラクターが描かれており、かわいらしいデザインに気分も上がるおくるみです。コットン100%のガーゼを使用しており、やわらかい肌触りで赤ちゃんの繊細な肌にも優しいですよ。通気性・吸湿性に優れていて夏は涼しく、保温性も高いため冬も快適です。110cm×110cmの大判サイズで幅広い用途で使えますよ。

キャラクターが優しいタッチで描かれたおくるみの2枚セットです。120×120cmの大判サイズでさまざまな用途に使いやすく、バスタオルやブランケットとしても役立ちますよ。専用のボックス入りでプレゼントとしてそのまま渡すことができ、出産祝いや誕生日プレゼントとしてもおすすめです。

おくるみの巻き方には、基本巻きやおひな巻きなどさまざまな巻き方があります。ここでは、赤ちゃんの手足をしっかりとホールドしてモロー反射を防ぐおひな巻きの巻き方をご紹介します。

おくるみを半分に折り、折り目を上にして置いたら赤ちゃんの頭が出るようにおくるみの中央に寝かせましょう。自然な形になるように赤ちゃんの手を顔の近くに添え、片側の布を反対側に持っていき、赤ちゃんの背中とお尻の後ろに布を挟みます。

反対側も同様に包み、赤ちゃんの足をM字に整え、下に余った布を持ち上げて首元に入れ込んだら完成です。

おすすめの春・夏用おくるみと選び方について詳しくご紹介しました。春・夏用おくるみなら夏でも快適に過ごせて便利ですよ。ぜひこの記事を参考にして、春・夏用おくるみを選んでみてくださいね。