ベビースリングの選び方とおすすめ7選!夏でも快適に使えるアイテムも
「ベビースリング」は、1枚の布で赤ちゃんを包み込むように抱っこできる抱っこ紐で、新生児から2〜3歳ごろまで長く使えてとても便利です。しかし、種類が豊富なので迷いますよね。今回はタイプ別・素材別に分けて特徴を詳しくご紹介します。機能性やデザイン性など、ご自身が重視したいポイントを考えながらご覧ください。
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ベビースリングとは?
ベビースリングとは、大きな布をリングやバックルなので体に巻き付け、赤ちゃんを抱っこできる商品です。お母さんのおなかの中にいたときと同じ姿勢(Cカーブ)で赤ちゃんを抱っこできるので、赤ちゃんがストレスなく過ごせるといわれています。
また、通常の縦向き抱っこだけでなく、横向き、前向き、おんぶなどいろいろな抱っこの仕方がスリングひとつでできます。抱っこ紐として使わないときは、授乳の目隠しやブランケットとしても使え、ひとつで何役もこなしてくれる優れものです。
ベビースリングと抱っこ紐との違いは?
ベビースリングは抱っこ紐の一種で、手で抱っこする感覚に近い抱っこができるイメージです。一般的な抱っこ紐はバックルやベルトでしっかりと固定し、赤ちゃんが落ちないような構造をしています。その分、赤ちゃんにとっては不自然な体勢になってしまうことも。
一方ベビースリングは、布を使って包み込むように抱っこするので安定性には劣りますが、赤ちゃんがラクな姿勢で抱っこができ、リラックスしてくれます。ピタッと密着するタイプが多いので、お母さんのぬくもりを感じやすい点も魅力のひとつです。
ベビースリングを使うメリット
ベビースリングは慣れればサッと着脱できるので、一般的な抱っこ紐のように抱っこまでに時間がかかりません。また、男女共用できるタイプが多いのでお父さんと一緒に使えるのもメリットです。軽くてかさばらないので、持ち運びしやすいのもうれしいポイントです。
寝かしつけのときにもベビースリングはとても便利!抱っこ紐を使うと着脱時の振動や音で起きてしまう…なんてこともありますが、ベビースリングは布なので外さずにそのままベッドに置いておけますね。
ベビースリングの選び方
ベビースリングは布の止め方、素材、対象月齢と耐荷重などで分けられています。ここからはそれぞれのベビースリングの特徴やメリットなどを詳しく紹介していきます。タイプによって使い方が違うので、ご自身が使いやすそうと思うものを選んでいきましょう。
使いたいシーンを想像しながら、お気に入りを探してみてくださいね。
1.タイプで選ぶ
ベビースリングのタイプは「リングタイプ」「バックルタイプ」「ラップタイプ」「チューブタイプ」「ファスナータイプ」の5種類に分けられます。
それぞれにメリットデメリットありますので、使いたいシーンに合わせていろいろなベビースリングを用意するのもおすすめですよ。
リングタイプ
リングタイプは1枚の布に2個のリングがついており、ベルトの要領でサイズ調整が可能なベビースリングです。
細かなサイズ調整ができるのでお父さんと共用できるほか、体にぴったりと密着させられるという点がメリットです。余った布は日よけとして赤ちゃんにかけられるという点も魅力。
デメリットは、装着の難しさが挙げられます。慣れればすぐに着脱できるようになりますが、はじめはどこを引っ張ると布が締まるのかといった使い方を感覚的に覚えていく必要があります。
バックルタイプ
ななめ掛けのたすきのような布をバックルで止めて使うベビースリングです。
着脱が簡単で、最初から誰でもすぐに使えるという点がメリットです。布の面積が少ないので、荷物にならずにお出かけ時の抱っこ紐としては最適です。
デメリットは対象年齢が高いものが多い点です。きちんとお座りできる年齢から使えるものが多く、新生児の抱っこにはあまり向いていません。長く使いたいという方は、使用対象年齢をよく確認してから購入しましょう。
ラップタイプ
伸縮性のある布で赤ちゃんを包み込むように抱っこできるベビースリングです。
赤ちゃんの体全体を包み込み、お母さんの体に密着させるように抱っこできるので、お母さんの心音や体温をダイレクトに感じる抱っこができる点が魅力です。使用中は両手が空くので、その間に家事をしたり、休憩したりできる点もメリット。
デメリットは、着脱が若干手間取る点です。しっかりと包み込むタイプのベビースリングなので、洋服を脱ぐような動きが必要になります。寝かしつけ時にはあまり向いていないといえるでしょう。
チューブタイプ
筒状の布を肩にかけて使うタイプのベビースリングです。
形はバックルタイプと似ていますが、バックルのような留め具がついていないので、着脱時に音が鳴らない点がメリットです。デザイン性が高い商品が多く、おしゃれなものを探している方にもおすすめです。くるくるとたためるので、持ち運びもスムーズにできますよ。
リングやバックルがついていないため長さが調節できず、お父さんと共用できなかったり赤ちゃんが大きくなると使えなかったりする点がデメリットです。赤ちゃんが小さい月齢の間のちょっとしたお出かけのときや、育休中の期間限定で自分だけが使いたいといった方向けのベビースリングです。
ファスナータイプ
バックルタイプのスリングにファスナーがついており、布の面積を広げられるベビースリングのことです。
布の大きさが変えられるので、新生児から3歳ごろまで長く使える点がメリットです。ファスナーを開けるとポケットになっている商品もあるので、持ち運び用袋などを収納できる点もよいですね!
新しいタイプのベビースリングなので、商品のバリエーションが少ないという点がデメリットです。今後たくさんの商品が出てくると思いますが、現時点では選択肢が少ないので、好きなデザイン等は見つけにくいかもしれません。
2.素材で選ぶ
ベビースリングの素材は大きく「コットン」「メッシュ」の2種類に分けられます。それぞれの素材の良い点・気を付ける点を詳しく紹介していきます。
それぞれの素材のよさを活かして、季節によってベビースリングを使い分けるのもおすすめです!
オールシーズン使える「コットン」
コットンは通気性・吸収性・保温性に優れており、天然素材であるため赤ちゃんのデリケートなお肌にも優しい点が魅力です。
オールシーズン使えるので、1本目のベビースリングとしてはぴったり!ただし、洗濯するとシワになりやすく乾きづらいので、洗う際には注意しましょう。色落ちしやすい素材でもあるので、色がついているベビースリングは、白物と分けて洗濯したほうが安心ですよ。
通気性がよく夏も快適!「メッシュ」
メッシュは通気性が抜群で、夏に使うにはもってこいの素材です。赤ちゃんは代謝が活発で、大人より体温が高いため、夏にベビースリングを使って密着した抱っこをしているとかなり熱がこもってしまいます。ですがメッシュ素材だと、風を通してくれるのでお母さんも赤ちゃんも涼しく快適に過ごせます。
ただ天然素材ではないため、肌が弱い赤ちゃんは肌荒れを起こしてしまう可能性も。特に夏は汗で蒸れて、肌が敏感になりやすいのでベビースリングが直接肌に当たらないように工夫しましょう。
3.対象月齢と耐荷重をチェック
ベビースリングはタイプによって使用対象年齢や耐荷重が異なります。正しい対象月齢のものを使わないと、落下事故など取り返しのつかない大きな事故につながる可能性がありますので、購入の際は必ず確認してください。
1人座りができる・できないという点も、使用時の基準としている商品もあります。
また、対象月齢であっても赤ちゃんの体重は個人差が大きく耐荷重に当てはまっていない、ということもあります。体重が軽すぎても重すぎても正しく使えないので、きちんと耐荷重範囲内に収まっているかどうかも忘れずにチェックしましょう。
4.洗濯機対応がおすすめ
赤ちゃんの肌に直接触れるものは毎日清潔にしておきたい方は、洗濯機で洗えるかどうかもぜひ確認しましょう。
ベビースリングの素材によっても手洗いのみという商品もあります。汗だけではなく、よだれやミルクの吐きこぼしなどですぐに汚れるので、簡単に洗えるものがおすすめです。
選択可能であっても縮みにくいものや色落ちしないなどの点も気を付けて選ぶと、さらにストレスなく使えます。
5.肩への負担を減らせるものを選ぼう
ベビースリングは両肩もしくは片側の肩で赤ちゃんの全体重を支えるので、肩への負担をなるべく減らせるものを選びましょう。
肩への負担を減らすためには、きちんとサイズが合っている、肩部分にパッドなどのクッションが入っている商品を選ぶことが大切です。
必要以上に肩への負担がかかるベビースリングを使っていると、肩こりや頭痛、腰痛になってしまうこともあり、とても危険です。赤ちゃんのお世話は体力勝負なので、しっかりと自分に合った使いやすいベビースリングを選びましょう。
ベビースリングのおすすめ7選
ここからはおすすめのベビースリングを7種紹介していきます。はじめてベビースリングを購入する方は、汎用性のある商品がおすすめです。もう持っているという方は、用途に合わせて2個目を検討してみてくださいね。
それぞれの特徴を詳しく紹介していきますので、ぜひ購入時の参考にしてみてください。
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(2,984件)
商品情報
材質 コットン
ブランド kerätä(ケラッタ)
ストラップタイプ 調節可能
商品のお手入れ方法 洗濯機洗い
最小推奨体重 4 キログラム
推奨最大重量 13 キログラム
対象年齢 ベビー
留め具タイプ バックル
方向 抱っこ
バックルタイプのベビースリングで、対象年齢は1ヶ月~1歳、耐荷重は13kgです。綿100%素材で、肩パッドと収納ポケット付きで便利!赤ちゃんの成長に合わせて6種類の抱き方ができるので、長く使える商品です。バックルで長さ調整ができるので、家族で共用できるのもうれしいポイントですね。ギフトパッケージにすることもできるので、出産祝いとしてもおすすめです。
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(25件)
商品情報
材質 ポリエステル
ブランド minimonkey
ストラップタイプ 調節可能
商品のお手入れ方法 手洗いのみ
最小推奨体重 3.5 キログラム
推奨最大重量 15 キログラム
対象年齢 [対象] 0ヶ月 ~
留め具タイプ バックル
方向 抱っこ
バックルタイプのベビースリングで、新生児から使えます。耐荷重は15kgで1歳ごろまで使用可能です。メッシュ素材なので、夏も快適に使用できます。折りたたんで専用ポーチにしまえば手のひらサイズまで小さくなり、持ち運びやすいのが特徴です。コアラ抱きから腰抱きまで年齢に合わせて抱き方を変えられるので、長く使えますよ。色は6色あり、落ち着いたカラーが多くシンプル好きな方におすすめです。
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(29件)
商品情報
材質 本体:綿、ベルト:PE、クッション:PU、バックル:POM
ブランド minimonkey
ストラップタイプ 調節可能
商品のお手入れ方法 洗濯機洗い
最小推奨体重 3 キログラム
推奨最大重量 15 キログラム
対象年齢 新生児
留め具タイプ バックル
方向 抱っこ
赤ちゃんの座面には滑り落ちを防ぐセーフティストラップがついているバックルタイプのベビースリングで、新生児から15kgの幼児まで使えます。背面には調整機能付きクリップもついているので、赤ちゃんのサイズに合わせてより密着度を高めて使用できます。肩には負担軽減の大型パッドも入っており、快適に使える工夫が施されていますよ。カラーは4色展開で、グレーやブルーなど家族で使いやすい色がそろっています。
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(2,676件)
商品情報
材質 ポリエステル、ポリウレタン、コットン
ブランド Konny
ストラップタイプ 調節不可
商品のお手入れ方法 ヒアルグリーブ
最小推奨体重 3 キログラム
推奨最大重量 20 キログラム
対象年齢 新生児
留め具タイプ バックル
方向 抱っこ
洋服のようにかぶって装着できる伸縮性のあるラップタイプのベビースリングです。伸び縮みするので、着脱がスムーズで使いやすいところが魅力。新生児から20kgの幼児まで使えます。新生児用に頭と首を支えるヘッドサポート付きで、首が座っていない赤ちゃんでも反り返る心配がありません。また、肩や腕全体まで布があるので、体の負担が軽減され快適に抱っこできます。カラー展開は22色、サイズ展開はXSからXLまでと豊富なバリエーションがあり、選ぶのも楽しい商品です。
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(303件)
商品情報
材質 メッシュ
ブランド Konny
ストラップタイプ 調節可能
最小推奨体重 3 キログラム
推奨最大重量 20 キログラム
方向 抱っこ
商品の寸法 78W x 55H cm
上記のメッシュバージョンのベビースリングで、対象年齢や耐荷重、ヘッドサポート付きという点は変わらず、プラスでサイズ調整機能がついており、家族で共用できるようになっています。通気性に優れた素材なので、2個目のベビースリングとして、夏のお出かけ用にもおすすめの商品です。
金具が一切ついておらず、赤ちゃんを挟んだり引っかいたりする危険性がなく安心して使えます。チューブタイプのベビースリングで新生児から3歳ごろまで使え、耐荷重は15㎏です。綿100%でできており、赤ちゃんが寝てしまったらそのままブランケットとしても使えます。背中全体で支える構造なので、肩や腰が痛くなりにくく短めの設計。帝王切開の傷にも当たりにくい構造ですよ。
リングタイプのベビースリングで、かなり網目が大きいメッシュの素材でできている商品です。耐荷重は6~15kgなので、生後3か月ぐらいから使用できますよ。耐荷重は6kgからとなっていますが、セーフティベルトなどがついていないので、月齢が小さな赤ちゃんに使うのはすこし怖いと感じるかもしれません。心配な方は、抱っこの補助として1歳ぐらいから使ってみるのをおすすめします。
おすすめ商品比較表
ピタッと密着が心地よいベビースリングでお母さんも赤ちゃんもリラックス
ベビースリングは、お母さんも赤ちゃんも快適で心地よくリラックスできる時間を作ってくれます。サッと着脱できるので泣いている赤ちゃんを待たせずにすぐに抱っこできるのも魅力です。いろいろな種類があるので、今回ご紹介したタイプを参考に、お気に入りを見つけてくださいね。