Amazonのほしい物リストで住所はバレる?匿名設定や住所非公開の方法をご紹介!
URLを共有することで相手にほしいものを伝えられる「Amazonのほしい物リスト」。昨今、SNSやインターネット上で公開している人も少なくありません。しかし、ほしい物リストを公開して住所や本名などの個人情報がバレる心配はないのか不安な方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、Amazonのほしい物リストの作り方から住所や本名を非公開にする方法などを中心にわかりやすく解説します。
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Amazonのほしい物リストとは
Amazonのほしい物リストは、Amazonのウェブサイトやアプリ上で作成や閲覧できるサービスで、気になる商品やほしい商品をリスト化できます。
使い方は大きく分けて2つあり、1つはご自身のほしい商品を管理するためのもので、もう1つはほしい物リストを友人や家族などに共有することです。ほしい物リスト共有されたユーザーは、リストを作成した人の代わりに商品を購入し、プレゼントすることが可能です。
Amazonほしい物リストの作り方
Amazonほしい物リストを利用するためには、Amazonアカウントが必要なためアカウントを持っていない人は作成しましょう。
Amazonほしい物リストの作り方は以下のとおりです。
1:ほしい物リストを作成する
まず、ほしい物リストの箱を作ります。リスト名は自由に設定でき、後で変更も可能です。
2:ほしい物リストに商品を入れる
いつもどおりAmazonで買い物するときのように商品を検索し、ほしい物リストに追加します。ほしい物リストのボタンは「今すぐ買う」ボタンの最下部にあります。
3:ほしい物リストを共有する
ほしい物リストを作成した当初は非公開設定のため、共有するときは「公開」に変更するかリンクを知っている方のみ見られるように「リンクをシェア」で共有する必要があります。
Amazonのほしい物リストで個人情報を非公開にする方法
Amazonのほしい物リストを共有する際は、個人情報漏洩をしないために設定を見直すことをおすすめします。
確認する箇所は、受取人名と配送先住所です。
まず、本名を知られたくない場合、受取人名をニックネームで登録しましょう。
次に、配送先住所は、リスト管理のページの「配送先住所を販売者と共有する」のチェックを外しておきましょう。この項目のチェックがついていると、ほしい物リストを通じて住所がバレてしまいます。
ただし、チェックを外しても完全に住所バレを防げず、配送先の都道府県はAmazon上で表示されてしまいます。また、商品の発送が完了すると、商品の送り状情報が購入者に届くため、配送を担当する支店が表示され、配送先の市区町村がバレる可能性があります。
Amazonのほしい物リストで住所がバレる原因
ほしい物リストを利用する際に、受取人または購入者に住所がバレる可能性があるのか否かわかりやすく説明します。
Amazonのほしい物リストで住所がバレる可能性があるのは以下3つです。
- 住所を非公開設定にしていない
- ギフト注文で商品を購入した
- 商品の支払いをクレジットカード払いにしている
それぞれ詳しく説明します。
住所を非公開設定にしていない
Amazonのほしい物リストを共有する際に、「住所を非公開設定にしていない」ことが原因で受取人の住所が購入者にバレる可能性があります。
受取人の住所がバレる原因は、配送先の住所を選択する際に受取人が非公開になるように設定していないと住所が公開されるからです。
非公開に設定しても配送先の都道府県や市区町村がバレることもあり、詳しくは「Amazonのほしい物リストで個人情報を非公開にする方法」で説明しているのでご確認ください。
ギフト注文で商品を購入した
Amazonのほしい物リストの中から「ギフト注文で商品を購入した」場合、購入者側の住所がバレることはありません。
ただし、ギフト注文をすると配送伝票に「このお届け物はギフト(贈り物)です。送り主:○○」と購入者の氏名が記載されるため、注意が必要です。
商品の支払いをクレジットカード払いにしている
Amazonのほしい物リストの「商品の支払いをクレジットカード払いにしている」場合、購入者側の住所がバレることはありません。
Amazonでは商品と一緒に納品書を同梱しないため、クレジットカードの明細も商品と一緒に届くことはなく、安心してクレジットカードを利用できます。
Amazonのほしい物リストで住所がバレた際の対処法
Amazonのほしい物リストで住所がバレた際の対処法は以下2つです。
- 住所を非公開にする
- 場合によっては引っ越しを検討する
SNSやインターネットでほしい物リストを共有し、購入してくれた方がいた場合、個人情報の漏洩につながるため注意が必要です。
住所を非公開にする
Amazonのほしい物リストで住所がバレた場合、すぐに対応できることが住所を非公開にすることです。
これ以上不特定多数の方の目に触れないように、直ちに設定を変更しましょう。住所を非公開にする方法は、ほしい物リストの管理リストの「配送先住所を販売者と共有する」のチェックボックスを外すだけで簡単です。
場合によっては引っ越しを検討する
Amazonのほしい物リストで住所がバレても、100%悪用されるとは限らないため、絶対に引っ越す必要があるわけではありません。
しかし、嫌がらせやストーカー紛いの被害がある場合、引っ越しを検討しましょう。
引っ越し費用は高くつきますが、恐怖を感じながら過ごすことは精神衛生上よくありませんので、不安な方は引っ越すことをおすすめします。
Amazonのほしい物リストを匿名で公開した場合の見え方
Amazonのほしい物リストを匿名で公開した場合の見え方を紹介します。
氏名:閲覧可能な場合がある
氏名は購入者が配送先を指定するときにバレます。バレないようにするためには、受取人名を本名以外の名前で登録しましょう。
住所:閲覧可能な場合がある
住所も氏名と同様に購入者が配送先を指定するときにバレます。バレないようにするためには、「配送先住所を販売者と共有する」のチェックボックスを外すことで住所バレを防げます。
ただし、配送先の都道府県と配送業者の配送支店の情報が購入者にもわかってしまうため、配送先の地域は把握されてしまう恐れがあります。
電話番号:閲覧不可
電話番号は購入者側から確認できません。
SNSやインターネット上でほしい物リストを公開する際は、十分に気をつけて公開するようにしましょう。
Amazonのほしい物リストでよくある質問
Amazonのほしい物リストでよくある質問は以下のとおりです。
- X(旧Twitter)にAmazonのほしい物リストを公開するには?
- 「公開/非公開の設定」と「リンクをシェア」の違いは?
- 「配送先住所を販売者と共有する」を有効にするとどうなる?
- 商品を購入する際に「サプライズにする」を押すとどうなる?
- ほしい物リスト同様にAmazonアカウントも匿名にすべき?
それぞれわかりやすく説明します。
X(旧Twitter)にAmazonのほしい物リストを公開するには?
X(旧Twitter)にAmazonのほしい物リストを公開する方法は以下6つあります。
- ほしい物リストのURLをポストし、Xユーザー全体に公開する
- プロフィール欄にほしい物リストのURLを貼り付けし、Xユーザー全体に公開する
- 鍵垢でほしい物リストのURLをポストし、フォロワーに公開する
- 鍵垢でプロフィール欄にほしい物リストのURLを貼り付けし、フォロワーに公開する
- コミュニティ限定ポストでほしい物リストのURLをポストし、コミュニティメンバーに公開する
- DMで個人的にほしい物リストのURLを公開する
Xでの公開パターンは大きく分けて「Xユーザー全体」「フォロワー」「コミュニティメンバー」「個人」の4パターンがあります。用途に分けて使い分けましょう。
「公開/非公開の設定」と「リンクをシェア」の違いは?
「公開/非公開の設定」と「リンクをシェア」の違いは以下のとおりです。
- 公開:ほしい物リストをAmazonユーザー全体が閲覧できる状態
- 非公開:ご自身のみほしい物リストを閲覧できる状態
- リンクをシェア:リンクを知っている人のみほしい物リストを閲覧できる状態
上記の設定を共有後に再設定した場合、以下のようになります。
- 「公開」や「リンクをシェア」→「非公開」:閲覧が不可になる
- 「公開」や「リンクをシェア」→「非公開」→「公開」や「リンクをシェア」:最初に「公開」や「リンクをシェア」で閲覧可能な方であれば一度「非公開」にしても再度「公開」や「リンクをシェア」に設定すると閲覧可能になる
「配送先住所を販売者と共有する」を有効にするとどうなる?
「配送先住所を販売者と共有する」を有効にすると、販売者のみならず購入者も配送先住所が閲覧できてしまいます。ただしくは、購入者がほしい物リストの商品の配送先を指定する際に、配送先の住所が見えている状態です。
そのため、実際に購入しなくても配送先を指定する段階まで進めると、誰でも住所を把握することが可能です。犯罪被害に合わないためにも、SNSやインターネット上でほしい物リストを共有している方は注意しましょう。
ほしい物リストを匿名で公開する場合、「配送先住所を販売者と共有する」のチェックボックスはチェックを外して公開することをおすすめします。
商品を購入する際に「サプライズにする」を押すとどうなる?
「サプライズにする」の設定は、ほしい物リストを作成した方が設定できるため、購入者は設定できません。
しかし、受取人を驚かせたい方のために「ギフト設定」をオフにする方法を紹介します。
ほしい物リストの商品を購入する場合、基本設定では「ギフト設定」がオンになっています。オンになっていると配送伝票に「このお届け物はギフト(贈り物)です。送り主:○○」と記載されるため、オフにすることで誰から送られたかわからなくなります。
Amazonでは、納品書が商品と一緒に同梱しないため、受取人は誰から贈られたのかわかりません。そのため、商品が受取人に届いた後に、別途連絡してあげましょう。ただし、中には正体不明の配送物の受取を拒否する方もいるかもしれませんので、注意が必要です。
ほしい物リスト同様にAmazonアカウントも匿名にすべき?
購入者側で本名がバレたくない場合Amazonアカウント名を変更することをおすすめします。購入者の場合「ギフト設定」にすることでアカウント名を本名にしておくと、本名がバレてしまいます。
具体的には以下2点です。
- 配送伝票に「このお届け物はギフト(贈り物)です。送り主:○○」と表示されアカウント名がバレる
- メッセージを添えると、メッセージと一緒にアカウント名が記載されバレる
上記2点の本名バレを防ぐためには、「Amazonのアカウント名をニックネームに変更する」か「ギフト設定のチェックを外す」ことで解決できます。
Amazonのほしい物リストを共有する前に設定を見直そう
Amazonのほしい物リストは便利な機能ですが、設定を間違えると個人情報の漏洩につながり危険な一面があります。
個人情報の漏洩を防ぐためにもほしい物リストを共有する前や、ほしい物リストからプレゼントする際は以下の設定を確認しましょう。
作成者側
- 受取人名はニックネームに変更する
- 配送先住所は「配送先住所を販売者と共有する」のチェックを外す
購入者側
- アカウント名をニックネームにする
設定自体に難しい操作は必要ありませんので、ほしい物リストを活用する前に設定を確認し、気持ちよくサービスを利用しましょう。
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