Amazonの商品発送が遅いのはなぜ?問い合わせ先やキャンセル方法などの対策についても解説!
Amazonといえば、注文した商品の発送・到着が早いというイメージを持っている方も多いでしょう。早ければ注文当日に発送され、翌日には商品が届くので、急ぎで欲しい商品がある時に便利。しかし、場合によっては商品の発送に遅れが生じることもあります。そこで本記事では、Amazonの商品発送が遅い理由や対処法について解説していきます。
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Amazonの商品発送が遅い理由6つ
Amazonの商品発送が遅い理由として、下記の6つが挙げられます。
- 住所が間違っている
- Amazonプライムデーなどセール期間に注文した
- 「できるだけまとめて発送」に設定されている
- 支払いが済んでいない
- Amazonの在庫がなくなった
- 自己発送の商品だった
ここからは、上記の6つの理由についてそれぞれ詳しく解説していきます。
住所が間違っている
初めてAmazonで買い物をした方や最近住所変更を行った方は、住所の入力間違いが原因で発送に遅れが生じている可能性があります。
住所が間違っていると発送した商品が返送されてしまうため、正しい住所に訂正しなければ出品者は商品の発送ができません。
住所が途中までしか入力されていなかったり、部屋番号が入力されていなかったりなどの間違いがないか、一度確認してみましょう。
Amazonプライムデーなどセール期間に注文した
Amazonでは、プライムデーやサイバーマンデー、ブラックフライデーなどのセールが頻繁に行われています。セール期間中は商品がお得に購入できることもあり、注文が殺到するため発送が遅れやすいです。
通常であれば注文の当日や翌日に発送してもらえる商品も、セール期間中だと注文から発送までに3~4日程度かかってしまうこともあります。
「できるだけまとめて発送」に設定されている
Amazonで複数の商品を同時に購入すると「できるだけまとめて発送」という配送オプションが表示される場合があります。
「できるだけまとめて発送」を設定すると、文字の通り複数の商品がまとめて発送されるため、一度で商品を受け取れるメリットがあります。
しかし、注文したすべての商品の発送準備が整うまでは発送されません。そのため、個別発送よりも到着までに時間がかかってしまう点が大きなデメリットです。
特に、注文した商品の中に予約商品やメーカー取り寄せの商品があると、到着までに大幅な遅れが生じます。急ぎで受け取りたい商品がある場合は利用しないのがおすすめです。
支払いが済んでいない
注文時に下記の前払い方式の支払い方法を選択した場合は、商品代金の支払いが完了した後に商品が発送されます。
- ATM払い
- ネットバンキング払い
- コンビニ払い
- 電子マネー払い
支払いが済んでいないと発送されないため、まだ支払いが済んでいなければ早急に支払いの手続きをしましょう。
また、クレジットカード払いを選択した場合も、カード情報の間違いや利用限度額オーバーなどで支払い手続きが正常に完了していない場合、支払い方法を変更するまで発送されません。
Amazonの在庫がなくなった
Amazonで販売されている商品は、注文手続きをしている間に在庫切れになってしまう場合もあります。特にメディアで取り上げられた話題の商品などは在庫切れになってしまうことが多いです。在庫切れになると商品が入荷するまで発送ができないため、発送や受け取りにも時間がかかります。
また、Amazonでは在庫がないのに販売されている商品も紛れています。そういった商品は注文から1ヶ月以上経っても発送されなかったり、在庫が確保できず注文がキャンセルになったりすることもあるので注意しましょう。
自己発送の商品だった
Amazonの発送方法は大きく分けると下記の2通りあります。
- FBA発送:Amazonが商品の管理・発送を行う
- 自己発送:マーケットプレイスの出品者が商品の管理・発送を行う
マーケットプレイスとは、Amazonではない業者や個人がAmazonに出品できるサービスのことです。マーケットプレイスの出品者が自己発送している商品は、販売元の都合で発送が行われます。
そのため、注文のタイミングによってはすぐ発送してもらえない場合があります。特に、年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休中はお休みのショップも多いので注意が必要です。
Amazonの商品発送が遅くならないようにする方法3選
Amazonの商品発送が遅くならないようにするには、以下のポイントを意識して注文しましょう。
- 「できるだけまとめて発送」に設定しない
- Amazonプライムデーなどのセール期間中の買い物を避ける
- Amazonが発送元の商品を選ぶ
ここからは、上記の3つの方法についてそれぞれ詳しく解説していきます。
「できるだけまとめて発送」に設定しない
複数の商品を同時購入した時に「できるだけまとめて発送」に設定すると、注文した商品の中で一番遅い発送日に合わせて発送されます。
通常であれば注文の当日や翌日に発送される商品でも、発送されるまでにそれ以上の日数を要する場合も。そのため、早めに受け取りたい商品は個別に注文するか、「できるだけまとめて発送」を設定せずに注文しましょう。
Amazonプライムデーなどのセール期間中の買い物を避ける
Amazonのプライムデーやサイバーマンデーなどのセール期間中は、通常時と比べて注文数が急増するため、発送準備に時間がかかります。安さよりも発送の早さを重視するのであれば、セール期間を避けて注文してください。
Amazonが発送元の商品を選ぶ
商品をできるだけ早く発送してもらいたい場合は、Amazonが発送元の商品を選びましょう。自己発送の商品は出品者が発送を行うので、ショップが休業日だと注文してもすぐ発送してもらえません。
一方、Amazonの倉庫は24時間・年中無休で稼働しています。年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休中でも、注文が入るとすぐに発送準備をしてもらえるのがメリットです。
プライムマークが付いているか確認しよう
Amazonが発送元の商品を見分けるには、プライムマークが付いているかどうか確認しましょう。
プライムマークはAmazonが発送元の商品だけに付けられているので、プライムマークが付いている商品を購入すれば確実です。
Amazonで注文した商品の発送が遅い場合の対処法
Amazonで注文した商品の発送が遅い場合は、下記の対処法を試してみてください。
- カスタマーサービスに問い合わせる
- 出品者に問い合わせる
- 発送が遅い商品の注文をキャンセルする
ここからは、上記の3つの対処法についてそれぞれ詳しく解説していきます。
カスタマーサービスに問い合わせる
Amazonで注文した商品の発送が遅い場合は、Amazonのカスタマーサービスに問い合わせてみましょう。カスタマーサービスへの問い合わせは、Amazonのアプリ・サイトから行えます。
Amazonのカスタマーサービスに問い合わせる方法
今回は、スマホのAmazonアプリからカスタマーサービスに問い合わせる手順をご紹介します。
- Amazonアプリを起動したら、画面右下の「≡」をタップ
- 画面を一番下までスクロールしたら、「カスタマーサービス」をタップ
- 「注文内容について」をタップ
- 注文履歴の中から該当する注文を選択
- 「注文内容の確認、変更、キャンセル」をタップ
- 「カスタマーサービスへ連絡」をタップ
- 「今すぐ電話リクエストする」か「今すぐチャットする」をタップ
- 電話の場合は自分の電話番号を入力し、「今すぐ電話がほしい」をタップ
上記の手順で行なうと入力した電話番号宛にAmazonから電話がかかってきます。電話に出たら、注文した商品の発送が遅い旨をオペレーターに伝えてください。
出品者に問い合わせる
Amazonではなくマーケットプレイスの出品者が販売・発送している商品の場合は、出品者に直接発送状況を問い合わせる方法もあります。出品者への問い合わせも、Amazonのアプリ・サイトから行えます。
出品者に問い合わせる方法
今回は、スマホのAmazonアプリから出品者に問い合わせる手順をご紹介します。
- Amazonアプリを起動したら、画面下部の人型のアイコンをタップ
- 「注文履歴」をタップ
- 注文履歴の中から該当する注文を選択
- 商品写真の右横に表示されている商品名をタップ
- 商品ページが表示されたら、「販売元」に記載されている出品者名をタップ
チャットで問い合わせる場合は「質問する」をタップし、電話で問い合わせる場合はカスタマーサービスの電話番号に発信しましょう。
チャットで問い合わせた内容に対する返信は、メッセージセンターで確認可能です。
- Amazonアプリを起動したら、画面下部の人型のアイコンをタップ
- 「アカウントサービス」をタップ。「メッセージ」をタップ
- 「購買依頼者/出品者のメッセージ」をタップ
ここで、出品者から送られてきたメッセージの一覧が確認でき、返信は原則として問い合わせから48時間以内に届きます。48時間以内に返信がない場合は、Amazonのカスタマーサービスに問い合わせてみてください。
発送が遅い商品の注文をキャンセルする
Amazonで注文した商品の発送が遅い場合は、注文をキャンセルして他の販売元や通販サイトで購入するのも一つの手段です。
Amazonが発送する商品は、一部の商品を除いて発送準備開始前であれば注文履歴からキャンセルできます。Amazon以外の出品者が発送する商品は、注文から5分以内であれば注文履歴からキャンセル可能です。
注文から5分以上経過した場合は注文履歴から出品者にキャンセルリクエストを送信し、出品者がリクエストに応じた時のみキャンセルできます。
すでに発送準備が始まっている場合や、出品者がキャンセルリクエストに応じなかった場合はキャンセルできないのでご注意ください。
Amazonで注文した商品をキャンセルする方法
今回は、Amazonが販売元で未発送の商品をキャンセルする手順をご紹介します。ここでは、Amazonアプリの手順をご紹介しますが、Amazonのサイトからでもキャンセルは可能です。
- Amazonアプリを起動したら、画面下部の人型のアイコンをタップ
- 「注文履歴」をタップ
- 注文履歴の中からキャンセルしたい商品を選択
- 画面を下にスクロールしたら、「注文をキャンセル」をタップ
- 「チェックした商品をキャンセルする」をタップ
これで注文のキャンセルは完了です。商品代金を既に支払っている場合は全額返金されます。
発送が遅い商品をキャンセルできない場合は返品で対応する
すでに発送準備が開始された商品や、出品者がキャンセルリクエストを承諾しなかった商品は注文のキャンセルができません。発送が遅くキャンセルしたい場合は、返品で対応しましょう。返品手続きはAmazonのアプリ・サイトから行えます。
ここからは、Amazon発送の商品と自己発送の商品を返品する方法についてそれぞれ詳しく解説していきます。
Amazon発送の商品を返品する方法
Amazonが発送する商品は、商品が到着してから30日以内であれば一部の商品を除いて返品が可能です。まずは、Amazonの注文履歴から返品手続きを行いましょう。
今回は、スマホのAmazonアプリから返品手続きを行う手順をご紹介します。
- Amazonアプリを起動したら、画面下部の人型のアイコンをタップ
- 「注文履歴」をタップ
- 注文履歴の中から返品したい商品を選択
- 「商品の返品」をタップ
- 返品の理由を選択し、具体的な理由を入力したら「次に進む」をタップ
- 「返金」を選択したら、「次に進む」をタップ
- 返品方法を選択したら、「返送手続きを開始」をタップ
あとは、画面の指示に従って操作していけば返品手続き完了です。手続き後は返送する商品を梱包して返品専用ラベルを貼り付け、指定した返品方法でAmazonの返品受付センターに商品を発送してください。
自己発送の商品を返品する方法
マーケットプレイスの出品者が自己発送する商品も、原則として商品到着から30日以内であれば返品が可能です。
- Amazonアプリを起動したら、画面下部の人型のアイコンをタップ
- 「注文履歴」をタップ
- 注文履歴の中から返品したい商品を選択
- 「商品の返品」をタップ
- 返品の理由を選択し、具体的な理由を入力したら「次に進む」をタップ
- 「返品リクエストを送信」をタップ
ただし、出品者が返品の可否を判断するため、必ず返品に応じてもらえるとは限りません。自己発送の商品を返品する場合は、注文履歴から返品リクエストを送信しましょう。
その後、出品者が返品リクエストに承諾した場合は、返送する商品を梱包して出品者宛に商品を発送してください。
Amazonプライムのお急ぎ便とは
Amazonで注文した商品を迅速に届けてもらいたい場合は、「お急ぎ便」を利用するのがおすすめです。
お急ぎ便とは、Amazonが発送する対象商品を通常よりも早く届けてくれる配送オプションで、「当日お急ぎ便」と「お急ぎ便」の2種類あります。
通常、当日お急ぎ便やお急ぎ便は配送料が発生しますが、Amazonプライムに加入すればどちらも配送料無料で利用できます。Amazonプライムの会費は月額プランだと月額600円(税込)、年額プランだと年額5,900円(税込)です。当日お急ぎ便を月に1回以上利用すれば元が取れます。
Amazonプライムで利用できるお得な特典
また、ほかにもさまざまな特典が利用できるので、Amazonのサービスを利用する方はプライム会員になった方が断然お得です。
Amazonプライム会員になれば、お急ぎ便・当日お急ぎ便が無料になるほか、以下のようなさまざまな特典が利用できます。
- Amazonが発送する商品の配送料・配送オプションが無料
- 一部特別取扱商品の取扱手数料が無料
- 一部の商品をプライム会員限定の割引価格で購入可能
- Amazonプライムデーに参加可能
- タイムセールに30分早く参加可能
- Prime Videoで対象の動画が追加料金なしで見放題
- Music Primeで1億曲以上の楽曲が追加料金なしで聴き放題
- Prime Readingで対象のKindle本が追加料金なしで読み放題
- Prime Gamingでスマホ・PC向けのゲームが無料で遊び放題
- Amazon Photosで写真の保存容量が無制限
- Amazon Music Unlimitedを割引価格で利用可能
- Amazon Kids+を割引価格で利用可能
- らくらくベビーへの登録で対象のベビー用品・マタニティ用品を10%OFFで購入可能
- 定期おトク便でベビー用おむつとおしりふきが15%OFFで購入可能
- 洋服や靴、時計などの対象商品は自宅で試着してから購入可能
- Amazonフレッシュ・提携ネットスーパーが利用可能
- Amazon Prime Mastercardの申し込みが可能
月会費600円(税込)、年会費5,900円(税込)でこれだけの特典が付いてくるので、お急ぎ便や当日お急ぎ便を利用しない方でも十分お得な会員サービスといえます。
Amazonプライム会員への登録を迷う方は、30日間無料体験を利用してみましょう。(2024年8月時点)。無料期間中に登録解除をすれば追加料金はかからないので、一度試してみることをおすすめします。
Amazonの商品発送が遅いときによくある質問
ここからは、Amazonの商品発送が遅い時によくある質問についてお答えしていきます。
Amazonから発送メールが届かないのはなぜ?
Amazonで注文した商品が発送されると、登録メールアドレス宛にAmazonから発送メールが送られてきます。
しかし、下記の原因で発送メールが届かない場合があります。
- 混雑による遅延が発生している
- 注文手続きが正常に完了していない
- 出品者が発送通知を送り忘れている
- 迷惑メールフィルターにかかっている
混雑による遅延や発送通知の送り忘れは、しばらくすると発送メールが届く可能性があるので時間を置いてみましょう。
なお、Amazonから送られてくるメールは、Amazonのアプリ・サイトのメッセージセンターからでも確認できます。迷惑メールフィルターが原因の場合、登録メールアドレス宛に発送メールが届かなくても、メッセージセンターには届いている可能性があるので、一度メッセージセンターを確認してみてください。
なるべく早く発送してもらう方法はある?
Amazonの商品をなるべく早く発送してもらう方法は下記の通りです。
- 「できるだけまとめて発送」に設定しない
- Amazonのセール期間中の注文は避ける
- Amazonが発送する商品を購入する
- お急ぎ便や当日お急ぎ便を利用する
特に「できるだけまとめて発送」や発送元は注文確定前に確認できるので、早く商品が手元に欲しい場合は必ず確認しましょう。
Amazonプライム会員のお急ぎ便でも発送が遅れることはある?
Amazonプライム会員が無料で利用できる「お急ぎ便」や「当日お急ぎ便」なら、通常よりも早く商品を届けてくれます。
しかし、以下の場合はAmazonプライム会員でも発送が遅れる可能性があります。
- プライムデーやサイバーマンデーなどのセール期間中
- 在庫切れの商品を注文した
特にセール中に注文する場合は、遅れる可能性を頭に入れたうえで注文しましょう。
Amazonの発送が遅いのが気になるならAmazonプライム会員になるのがおすすめ!
商品の発送・到着が早いことで有名なAmazonですが、「住所の不備があった」「セール期間中に注文した」「在庫切れになった」など、さまざまな理由によって商品の発送が遅れる場合もあります。発送が遅い場合はAmazonや出品者に問い合わせるか、注文をキャンセルしてトラブルを未然に防ぎましょう。
Amazonプライム会員になれば、お急ぎ便や当日お急ぎ便などの配送オプションが無料になるので、商品の発送が遅くてお困りの方はAmazonプライム会員になることをおすすめします。
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