【2023年】家庭用ワインセラーのおすすめ10選!選び方を解説
適した温度と湿度を保ち飲み頃をキープしてくれる「ワインセラー」。おしゃれなデザインのものや狭い場所でも置けるような小型タイプもありますよ。今回は、ワインセラーの選び方とおすすめの商品をご紹介します。電気代を抑えられるコンプレッサー式もあるので、自宅でよりおいしくワインを楽しんでみませんか。
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ワインセラーとは?使うメリットは?
ワインセラーとは、ワインを適切な温度と湿度で保管できる貯蔵庫のこと。未開封のワインだけでなく飲みかけのワインも保存でき、冷やす以外に温めて保存することも可能です。ワインセラーを使用することで、酸化や劣化の原因になる日光を避けて保管できるというメリットもあります。
ワインの保管は冷蔵庫でもよいとされているものの、冷蔵庫は開閉の頻度が高く庫内の温度変化が激しいため安定した温度と湿度で管理するには難しい点も。ワインセラーはワインを出し入れするときのみの開閉なので、常に適した15℃前後の温度と70%程度の湿度を保てます。
また、上段と下段でそれぞれ温度を設定できるモデルもあり、甘口と辛口や重めと軽めのテイストごとに温度と湿度を調節できるのもポイントです。ワインセラーでの保管は、一定温度と湿度を保つのでよりおいしくワインを楽しめますよ。
ワインクーラーとの違い
ワインクーラーは、ワインを飲む直前においしく飲める温度まで氷を使って冷やすものです。ワインセラーのように温度と湿度を安定させたままキープすることはできず、保管する役割は備わっていません。
パーティーや急な来客などの短時間の使用にはワインクーラーを、飲みかけのワインをしばらく保管したいときや未開封のワインを長期間貯蔵しておきたい場合はワインセラーを使うといったように使い分けると便利ですよ。
ワインセラーの選び方
ワインセラーは、冷却方式によって冷却力や静音性などが異なります。何本程度のワインを保管したいのかも考えてサイズを選ぶことも重要です。ワインセラーに付帯する便利な機能にも注目すると使い勝手がグッと広がりますよ。設置を予定している場所に置ける大きさなのか、寸法をしっかりと測ってから選びましょう。
1.冷却方式で選ぶ!特徴を解説
ワインセラーの冷却方式は「コンプレッサー式」「ペルチェ式」「アンモニア方式」に分けられています。それぞれ保冷力や機能性などが異なるため、メリットとデメリットを知ったうえでベストなものを選びましょう。また、収納できる本数も商品によって異なるので、保管したいワインの本数も考慮して選ぶとよいですよ。
「コンプレッサー式」パワフルな冷却力!
コンプレッサー式は、冷蔵庫と同様にモーターを使用して庫内を冷却するのが特徴です。約5~18℃と幅広い温度設定が可能で、一定の温度と湿度をキープするパワフルな冷却力を持ち合わせているのも魅力。
また、消費電力が少ないのでワインを長期間保管したいという方にもおすすめですよ。ただし、音や振動が伝わりやすいものもあるため、寝室にワインセラーを設置したい場合は静音性の高いモデルを選びましょう。
「ペルチェ式」短期間保管に
ペルチェ式は、電流が流れた金属を使用し熱を吸収して庫内を冷却しているのが特徴。モーターを搭載していない分、静音性に優れているのでリビングや寝室にワインセラーを置きたい方にもおすすめですよ。
ただし、外の気温が上昇した際に冷却力が低下してしまう面も。コンプレッサー式に比べて冷却力が劣るので、ワインの長期保管を考えている方は消費電力が多くなる可能性も頭に入れて決めるようにしてくださいね。
「アンモニア方式」静音性で選ぶなら!
アンモニア式は、アンモニアの気化熱によって庫内の温度を下げて冷却しています。コンプレッサー式に比べて冷却力は劣るものの、ペルチェ式と比べて高い冷却力を持っているのも特徴です。
また、音や振動が少なく静音性にも優れているためワインの長期間保管と静音性の両方を求める方にもぴったりですよ。
2.収納本数で選ぶ!余裕のあるサイズが
ワインセラーはワインを何本程度保管したいのかも考えて選ぶことも大切。たとえば、小容量のワインを数日で飲み切るなら小型タイプのワインセラーで十分足りるでしょう。20~50本程度のワインをケース購入するなら中型タイプのワインセラーがおすすめです。
年単位の長期熟成や日本酒の一升瓶も一緒に保管したいなら、余裕のある大型サイズを選ぶのがベスト。保管したい本数が入らなかったと後悔しないように慎重に決めましょう。
3.設置場所をチェックしよう
ワインセラーの購入を決める前に設置を予定している場所の広さもチェックしましょう。しっかりと寸法を測らずに購入してしまうとスペースに余裕がなくワインセラー周囲に熱がこもってしまうため、庫内を冷やそうとして冷却機能に負荷がかかってしまう恐れがあります。
ワインセラーを設置するなら、外気温の上昇に影響を与えにくい涼しい場所がおすすめ。直射日光の当たらない場所なら効率よく冷却できますよ。
4.便利な機能や形状に注目
ワインセラーを選ぶ際は、気になるモデルにどんな機能が付いているのかも確認してみてください。UVをカットしてワインの劣化を防いでくれるものもありますよ。庫内のスペースに合わせてそれぞれ異なる温度と湿度を設定できるモデルも存在します。自分にとってあると便利な機能を探してみてくださいね。
「加温・加湿機能」熟成させたい方は必見
ワインセラーが15℃以下の温度になった際に加温するヒーター機能や庫内の湿度を保ってくれる加湿機能が搭載されたモデルもあります。冬の季節に庫内を一定温度に保ってくれる機能は、熟成中のワインが必要以上に冷え過ぎてしまうのを防いでくれます。
また、ワインの栓に使用されているコルクは乾燥すると縮んで隙間が発生し空気が侵入して酸化しまう恐れがあります。そんなときに加湿機能があれば、湿度を保ってコルクの縮みを防止できます。ワインをおいしく熟成したい方は注目してみてくださいね。
「留め具つき」ワインの飛び出しを防ぐ!
庫内に留め具の付いたモデルは、取り出す際にラックを引いてもワインの飛び出しを防いでくれるので安全に出し入れできますよ。棚の間隔が狭いとワインを出し入れする際にラックを引き出さなければ保管しにくいので、ラックを引き出さずに保管できる間隔のものがおすすめです。
また、ラックの網目の間隔が狭いものはワインが転がりやすいため、安定感が欲しい方は網目の感覚が広いものを選びましょう。
「2つの温度管理機能」日本酒などにも
ワインを飲み頃の温度に調整したりワインと一緒に日本酒も保管したいという場合は、2つの温度管理機能が付いたモデルが便利です。ワインセラー内のスペースごとに異なる温度設定が可能で、赤ワインと白ワインの種類別に適した温度管理を行ったり日本酒やワインの飲み頃温度に調整したりできます。
ひとつのワインセラー内で種類の違う複数のワインをまとめて保管できるのも魅力です。飲む直前で飲み頃の温度への設定も行えるモデルもありますよ。
「UVカット・遮熱加工」劣化を防止!
直射日光やUVはワインの酸化や劣化を引き起こすといわれています。先ほどもお話ししましたが、ワインセラーを設置する際はできるだけ涼しい場所や直射日光が当たらない場所がベスト。
また、ワインセラーのガラス扉に断熱や遮熱、UVカットなどの特殊ガラスを採用したモデルもあります。UVカットや遮熱加工を施したワインセラーなら劣化を未然に防げますが、扉の開閉時に日光が当たることがあるため注意してくださいね。
「庫内のライト」でおしゃれに
庫内に色付きのLEDライトが付いたモデルは、灯りの色でおしゃれに見せられるのが魅力です。ワインセラーの扉を閉めたままの状態でも外からひと目見てボトルラベルを確認できるのも便利!
ただし、ワインを保管することを考えて紫外線を含まないライトを搭載したモデルかどうかを確認するようにしましょう。
家庭用ワインセラーのおすすめ10選!
ここからは、家庭用のワインセラーのおすすめを10選ご紹介します。大型タイプと小型タイプに分けてまとめているので、自分の使い方に合うタイプを選びましょう。
余裕のあるサイズ!大型タイプ8選
大型タイプのワインセラーを8選ご紹介します。余裕のある大きめサイズで、長期熟成やケース購入をしたい方におすすめです。
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(29件)
商品情報
ブランド アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
容量 49 L
設定 小型、冷凍室なし
色 ブラック
タッチパネルの簡単操作で設定温度を4~18℃に保てるコンプレッサー式のワインセラー。気温が高い夏でもワインの飲み頃温度をしっかりキープしてくれます。全体がブラックで高級感漂うデザインも魅力。木調の引手がついたラックを採用しておりナチュラルな雰囲気もありますよ。ペルチェ式のワインセラーに比べて消費電力を抑えられるため、電気代の節約を意識しながら使えるのもポイントです。
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(482件)
商品情報
モデル PWC-502P-B
性能・容量 47 L
冷凍室定格内容積 50 リットル
瓶数 18
設置タイプ アンダーカウンター
上段は8~18℃、下段は12~18℃の間でワインの種類ごとに温度設定可能です。レギュラーボトルを保管した場合で上段は6本、下段は12本のワインを収納できます。ラックを取り外せばロングボトルや太めのボトルも保管可能。また、タッチパネル式で誰でも簡単に操作が行えるほか、ライト付きで扉が閉まったままでも庫内の様子が見やすい設計もポイントです。10分後に自動で消灯するので消し忘れの心配もありませんよ。
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(107件)
商品情報
モデル IWC-P182A-B
冷凍室定格内容積 50 リットル
瓶数 18
設置タイプ 壁掛け
製品型番 H516463
ワインの種類別に上段と下段の2段を使い分けて温度設定が行えるワインセラーです。最大収納本数は18本とたっぷり収納できますよ。タッチパネル式で操作がしやすく、庫内のLEDライトで外からでもワインラベルが見やすいのもポイント。高級感のあるミラーガラスを採用しており、シンプルなのに存在感を感じるデザインなのもおしゃれですね。また、静音性に優れたペルチェ式で寝室に設置したい方にもおすすめですよ。
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(22件)
商品情報
モデル p002
冷凍室定格内容積 49 リットル
設置タイプ セミフラッシュマウント
製品型番 p
30種類以上ものファンを使い試行錯誤を重ねて開発した静音性にこだわったワインセラー。縦型のスリムな形状によりわずかな隙間のあるスペースに置けるのもうれしいポイントですね。静音性を高めるために13cmの大きめファンを採用しているので、リビングや寝室の設置にもおすすめです。上下2段でワインを温度管理できるほか、トレーを取り外して縦向きと横向きのどちらでも保管可能。トレーは木製を使用した温かみのあるデザインです。
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(13件)
商品情報
年間エネルギー消費量 334 Kilowatt Hours Per Year
設置タイプ フリースタンディング
製品型番 AR-18W
フォームファクタ ワインセラー
色 ブラック
扉を開けずに操作できるLED表示のタッチパネルが付いており、庫内にもLED照明を採用した見やすい設計です。タッチパネルを操作しない場合は約10秒でワインセラーが自動ロックされるのも安心。8~18℃の温度を1℃単位で設定でき、ゆっくりと時間をかけて飲み頃の温度をキープします。また、振動が少ないペルチェ式でUVカット機能(97%)が施されておりワインの劣化を防ぐ効果が期待できるのもポイント。フラットなガラス扉もおしゃれですね。
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(340件)
商品情報
モデル SB22
エネルギー使用量 145 Kilowatt Hours
年間エネルギー消費量 146 Kilowatt Hours Per Year
瓶数 22
製品型番 SB22
狭い場所でも設置できるコンパクトサイズでありながらフルボトルのワインを22本も収納可能な大容量タイプです。ワインボトルの形がセラーの内側にフィットするように独自の成型技術による工夫も凝らされています。遮熱ガラスを採用しており、0℃を維持しながらワイン以外の日本酒やビールも飲み頃のおいしい温度でキープできるのも魅力。デジタル表示のタッチパネルのほか、静音性にも優れていますよ。
商品情報
モデル LX63DM2Z-RH-B
年間エネルギー消費量 240 Kilowatt Hours Per Year
製品型番 LX63DM2Z-RH-B
業務用にも使用される大型コンプレッサーを搭載したワインセラー。ミディアムサイズのワインボトルなら60本以上も保管できる収納力の高さも見逃せません。マイナス2℃の氷温を設定できるほか、熟成に適した温度を維持するため最大温度差を5~3℃にまで減らしています。また、透明度の高いガラス扉を採用しておりスタイリッシュでインテリアにマッチするのも魅力。白色系と暖色系のLEDライトを搭載しており、好みで変えられますよ。
商品情報
モデル JQ-F108A(K)
性能・容量 108 L
年間エネルギー消費量 241 Kilowatt Hours
生鮮食品の容量 108 L
設置タイプ フリースタンディング
製品型番 JQ-F108A(K)
上段と下段2つのスペースを5〜20℃までの温度で1℃単位に設定できます。赤ワインや白ワイン、辛口や甘口を種類ごとに異なる温度で冷却してくれるのも助かりますね。熱や紫外線をカットする3層構造のガラス扉を採用しており、ワインの酸化や劣化を軽減できるのもポイントです。さらに加湿機能搭載で乾燥からも守ってくれますよ。
省スペース!小型タイプ2選
小型タイプのワインセラーを2選ご紹介します。省スペースに置けるコンパクトなサイズで、少ない本数を短期間で飲みたい方にぴったりです。
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(999件)
商品情報
モデル PWC-251P-B
性能・容量 21 L
冷凍室定格内容積 25 リットル
瓶数 8
設置タイプ アンダーカウンター
製品型番 PWC-251P-B
ワインセラー内を8~18℃の温度設定管理で冷却するペルチェ式です。幅25.2cmで、同時に8本のワインを管理できるコンパクトサイズなのも特徴。庫内のラックを必要に応じて外せば、ミディアムサイズだけでなくロングサイズや太めのワインボトルも収納可能。静音性にも優れているので寝室にもぴったりですよ。
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(669件)
商品情報
性能・容量 7 pints
瓶数 8
設置タイプ セミフラッシュマウント
フォームファクタ コンパクト
色 ブラック
高級感のあるブラックに木製のラックがおしゃれなワインセラーです。合計8本のワインボトルを管理可能で、コンパクトサイズなので限られた省スペースに置けるのもポイント。パネルには白色LED、庫内には暖色ライトを採用し、扉を閉めたままでもワインボトルの確認が行えます。静音性に優れているのも魅力ですよ。
おすすめ商品比較表
アイリスオーヤマ ワインセラー 16本収納 49L IWC-C161A-B | アイリスオーヤマ ワインセラー 18本収納 47L PWC-502P-B | アイリスオーヤマ ワインセラー 18本 50L IWC-P182A-B | Besson ワインセラー P002 (18本対応) | ARION (アリオン) ワインセラー オールカーサ AR-18W | さくら製作所 ワインセラー ZERO CLASS Smart SB22 | さくら製作所 氷温M2 LX63DM2Z-RH-B | ハイアール(Haier) 108Lワインセラー JQ-F108A(K) | アイリスオーヤマ ワインセラー 8本収納 25L PWC-251P-B | PlusQ(プラスキュー) ワインセラー 8本収納 BWC-008P | |
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ワインセラーで飲み頃の温度をキープしよう
ワインセラーはワインを適した温度と湿度に保ってくれます。小型タイプや大型タイプから選べるほか、便利な機能付きのモデルもありますよ。ワインセラーを導入しておいしいワインを楽しんでみてくださいね。
ワインを最適な温度でおいしく保管できる「ワインセラー」。ペルチェ方式やコンプレッサー方式などの種類があり、幅広いインテリアになじむおしゃれなものや安いものも登場しています。本記事では、そんなワインセラーの中から小型のおすすめ商品をご紹介します。ワインセラーの選び方についても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。