お菓子作りにも!マーガリンのおすすめ9選!いつから離乳食に取り入れていい?解説
朝食のパンに塗って食べたり、お菓子やパンを作ったりするときに便利な「マーガリン」。商品によって変わる味わいや風味の特徴を知って、好みに合ったものを選びたいですよね。本記事ではスーパーやコンビニで買えるおすすめのマーガリンをご紹介。離乳食にはいつから使えるのか、健康への影響はあるのかについても解説します。
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マーガリンとバターの違いを解説
「マーガリン」と「バター」は見た目が似ていますが、原材料や製造方法に違いがあります。マーガリンは植物性油脂が主な原料で、油脂含有量が80%かつ乳脂肪含有量が40%未満の製品のことを指します。なめらかな形状とさっぱりした味わいが特徴です。乳化剤やビタミン、乳成分が含まれており「加工食品」として扱われます。
一方でバターとは、動物性の乳脂肪分が80%以上占めているもののことです。主原料は牛乳で、マーガリンよりも強いミルク感と濃厚なコクを感じられるのが特徴。マーガリンのように添加物は含まれておらず、生乳と塩のみで作られています。
離乳食にはいつから使っていいの?
マーガリンには脂質が多く含まれており胃に負担がかかるため、離乳初期(5~6か月)までは食事に使わないよう注意が必要です。離乳中期(7~8か月)から後期(9~11か月)になったら、離乳食に少し風味をつける程度の量なら取り入れることができますよ。
パンにつけて食べられるようになるのは離乳完了期の1才以上になってからです。パンにも脂質が含まれるため、マーガリンを使うなら小さじ1/4程度の少量にしておきましょう。塩分の取りすぎはよくないので、マーガリンを使うときは食事全体の塩分を調節するようにしてくださいね。
ファストスプレッドとの違いを理解しよう
「マーガリン」と「ファストスプレッド」は植物性油脂を使用した加工品で、原材料と製造方法はほぼ同じです。ただし、油脂を含む割合に明確な違いがあります。油脂含有量が80%以上のものをマーガリン、80%未満のものをファストスプレッドとして区別するのが一般的です。
ここでは、使われている油の量が異なるマーガリンとファストスプレッドの特徴をそれぞれ詳しくご紹介します。硬さや溶けやすさ、味のバリエーションなどに違いがあるので、2つを比べてみてどちらを購入するべきか、使用したい料理のシーンに応じて検討してみましょう。
マーガリン
マーガリンの主原料である植物性油脂にもさまざまな種類があります。コクのある香ばしい風味が特徴の「コーン油」や酸化しにくく口あたりのよい「なたね油」など、使われている油の種類によってマーガリンの味わいや風味も変わってきますよ。油を配合する比率で「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」の2種類に分けられるのもポイントですね。
バターよりも乳脂肪含有量が少ない分さっぱりとした味わいが特徴で、重くなりすぎない点がマーガリンの魅力です。バターの代用品としてお菓子作りに使うこともできます。比較的安価に購入できるので、価格を抑えながら気軽にお菓子を作るのに向いていますよ。
ファストスプレッド
ファストスプレッドは「マーガリン類」と呼ばれ、マーガリンよりも油脂含有量が低いのが特徴です。水分量はマーガリンよりも多いのでやわらかく、すぐに溶けます。パンに塗りやすいというメリットにはなりますが、加熱する調理には向いていないので注意が必要です。
また、ファストスプレッドは果物やチョコレートなどで風味をつけることが認められています。マーガリンには認められていないので、この点は大きな違いといえます。チョコレート味やピーナッツバター味など、さまざまな味の商品が展開されているので、朝食のバリエーションを増やすのに便利ですよ。
マーガリンの選び方
ここでは、マーガリンを購入する際に確認したいポイントを4つに分けてご紹介します。マーガリンを使うことが多い方は、トランス脂肪酸の含有量や価格をチェックしたうえで各家庭に合った商品を選ぶようにしましょう。
1.トランス脂肪酸含有量をチェック
マーガリンを製造する際、植物油を高温にして脱臭する工程で「トランス脂肪酸」という脂肪種の一種が発生します。トランス脂肪酸は平均して7.0g程度マーガリンに含まれていますが、商品によって含有量が異なるのが特徴です。
トランス脂肪酸は、過剰摂取すると心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加するという研究結果が出ていることから、トランス脂肪酸含有量をできる限り減らした商品を販売しているメーカーもあります。脂質の過剰摂取や栄養バランスに気を遣いたいという方は、トランス脂肪酸の含有量を商品パッケージでチェックするようにしましょう。
2.アレルギー対応や減塩商品も
マーガリンのなかには乳製品不使用の「アレルギーフリー」の商品があります。豆乳を100%使用した準植物性のものや、卵・乳・大豆不使用のものであれば、アレルギーのある方でも安心して食事に取り入れられますよね。アレルギーが心配な場合はパッケージの表示を確認して、アレルギーに当てはまるものがないか確認したうえで購入してください。
また、普段の食事で塩分の過剰摂取を控えたいという方には「減塩タイプ」のマーガリンがおすすめです。一般的なマーガリンよりも塩分を40%ほどカットした商品もありますよ。
3.毎日使うならコスパも重要
朝食のパンに塗ったり、サンドイッチを作るときに使ったりとマーガリンを日常的に使いたいという方も多いのではないでしょうか。マーガリンはバターよりも比較的安い傾向にありますが、使用頻度が高い方はマーガリンのコスパにも注目するのがおすすめです。
目安としては、100gあたりの価格が100円程度の商品は安いといえます。なかには100gあたりの価格が50円前後のものもあるので、とにかく安いマーガリンを購入したいという方はチェックしてみてくださいね。価格がリーズナブルだと気軽に購入しやすく、さまざまな調理に活用しやすいですね。
4.使いやすい容器タイプで選ぶ
マーガリンにはさまざまな容器があり、各家庭の生活スタイルやよく使う用途に合わせてタイプを選ぶと日常使いしやすくなります。スーパーで販売されているマーガリンはプラスチックの容器に入っているものが一般的です。
マーガリンは一度開封すると酸化しやすく鮮度が落ちてしまうので、気になる方は少量ずつのマーガリンが個包装になっているタイプがおすすめ。チューブタイプの商品なら、やわらかいマーガリンを使いたい量だけ出すことができてパンに塗りやすいですよ。冷蔵庫で保管もしやすいのがうれしいポイントです。
マーガリンのおすすめ9選!
ここからは、おすすめのマーガリンをご紹介していきます。コスパ重視のリーズナブルなものから、バターのようなリッチな味わいが特徴のもの、アレルギーに対応したものまでさまざまな種類があるので、重視するポイントに応じてぴったりのマーガリンを選んでみてくださいね。
商品やメーカーによっても、味わいの特徴やこだわりポイントが異なります。マーガリンの味わいや風味にも注目して、好みの商品を見つけてみましょう!
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(3件)
商品情報
ブランド 雪印メグミルク
ユニット数 2.00 個
専門分野 添加物不使用
パッケージ重量 0.4 キログラム
「バターのようなマーガリン」という商品名の通り、バターのような風味やコクにこだわっています。バターよりも手ごろな価格で購入できるので、使用頻度が高い方におすすめです。バターナイフでカットしやすいやわらかさが特徴で、2本に分けて包装されているのも便利なポイントですね。トランス脂肪酸の低減にもこだわっているので安心して食事に取り入れやすいですよ。
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(9件)
商品情報
メーカー名: 小岩井
内容量:180g
クセのないこめ油を原材料とし、小岩井伝統の「発酵バター」と「発酵バターミルク」を使ったリッチな風味が特徴です。発酵バターミルクとは、発酵バターの製造工程で絞り出されたミルク分のことで、これを加えることでコクやミルク感を感じられるように工夫されています。料理に上質なコクと香りをプラスしたいときにおすすめですよ。
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(36件)
商品情報
風味 軽い風味
ユニット数 800 g
食事タイプ パレオ
専門分野 GMOフリー
動物性原料不使用、準植物性100%なので、乳製品アレルギーの方でも食べられるアレルギーフリーのマーガリンです。植物由来の乳酸菌で発酵させた国産大豆の「発酵豆乳」を使用しているので、豆乳の青臭さはなく、バターのようなコクとあっさりとした風味を持ち合わせています。パンに塗るのはもちろん、グラタンやパスタに使うのもおすすめですよ。
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(4件)
商品情報
商品パッケージ数 2
専門分野 無塩
商品の重量 870 グラム
植物/動物商品のタイプ margarine
沖縄で愛されている定番のマーガリン。一般的なマーガリンよりも塩味が強いのが特徴で、サラダ油の代用品として炒め物などの料理に使うのに適しています。バターのような濃厚な味わいではなく、さっぱりとした印象が強く口溶けのよさを感じられるのが魅力です。トランス脂肪酸の含有量が0.36gと少ないのもうれしいポイントですね。
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(63件)
商品情報
風味 【1個 200g】
内容物の正味体積 750 ミリリットル
商品パッケージ数 1
北海道産の生クリームを7%使用しており、無香料でも自然なミルクのコクとうまみを感じられます。水のように澄んだ油脂を作り出す「FRI製法」により、雑味のない、素材本来のおいしさを活かした風味が特徴です。フランス・ロレーヌ地方産の岩塩を使用している点もポイントで、さまざまな料理に使いやすいですよ。
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(31件)
商品情報
食事タイプ パレオ
風味 発酵乳の豊かな風味と、まろやかな味わい
商品パッケージ数 2
帝国ホテルの初代総料理長の時代に誕生した、1976年発売以来のロングセラー商品。「誰もが納得する味」にこだわって開発されており、紅花油と上質な発酵乳が使用されています。バターのような風味の豊かさと、使いやすいやわらかさが魅力です。発香料・酸化防止剤・着色料不使用で、自然な味わいを感じられますよ。
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(2件)
商品情報
商品パッケージ数 1
ユニット数 1 個
ホテルやレストランの味を家庭でも手軽に味わえるように開発された「ホテルオークラマーガリン」。発酵乳を使用しているため香りがさわやかで、まるで発酵バターのような自然な味を感じられます。お菓子作りなどバターの代わりとして使うのにも向いていますよ。平釜でゆっくりと炊きあげた塩を使用しているのがこだわりで、程よい塩味があるので料理にも活用できます。
商品情報
個数 2
ユニット数 2.00 個
ケーキを作るときに練りこみやすいように工夫されたマーガリンです。生地に簡単にホイップできるので、自宅でケーキ作りを楽しみたい方はこちらのマーガリンを選ぶとよいですよ。100gの個包装が2本入っているので少量からでも使いやすいのが便利ですね。必要な分だけ取り出して、残りは取っておくことができます。
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(3件)
商品情報
「フレッシュマーガリン」は、キャラメルのように少量ずつ個包装になったマーガリンが50個入っている商品です。パンに塗る1回分の量だけ取り出せるので、使用頻度があまり高くないという方におすすめ。マーガリンの衛生面に気を遣いたいという方にも向いているので気になる方はぜひチェックしてみてください。
ファストスプレッドもチェックしよう!
ファストスプレッドはマーガリンよりも水分量が多く、やわらかいのが特徴です。マーガリンよりも油脂含有率が低いため、軽やかな味わいを感じられます。クリーミーでパンに塗りやすいので、朝食にも手軽に取り入れやすいですよ。逆にやわらかすぎるという点で、火を使う調理には向いていないので使用用途には注意が必要です。チョコやピーナッツバターなどの味が付いた商品もありますよ。
ここではおすすめのファストスプレッドをご紹介します。普段使いしやすい、ロングセラー商品を厳選したのでぜひチェックしてみてくださいね。
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(73件)
商品情報
商品の個数 1
サイズ 300グラム (x 1)
個数 1
ユニット数 300 g
昭和43年に発売され、長年愛されるロングセラー商品です。どんなパンにも合う飽きのこない味わいと、冷蔵庫から出してすぐに塗れる使いやすさが魅力。口溶けのよいクリーミーな味わいがポイントで、パンの素材のおいしさを引き立ててくれます。価格がリーズナブルなのでコスパがよく、朝食によくパンを食べる家庭におすすめですよ。
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(6件)
商品情報
ネオソフトシリーズのなかでも最もバター感にこだわったファストスプレッド。ネオソフトの配合を基本に、バターのようなコクとうまみを感じられるリッチさをプラスしています。塩味と甘みのバランスがちょうどよく、パンをよりおいしく食べることができますよ。料理の風味付けやコク出しとして活用するのもおすすめです。
おすすめ商品比較表
雪印メグミルク 雪印 バターのようなマーガリン | 小岩井 小岩井マーガリン 醗酵タイプ | 創健社 創健社 発酵豆乳入りマーガリン | ホリデーマーガリン(Holiday Margarine) ホリデーマーガリン | ママパン 月島食品工業 パン屋さんのおいしいマーガリン | 帝国ホテル 帝国ホテル ホテルマーガリン | ホテルオークラ ホテルオークラ マーガリン | 雪印メグミルク 雪印メグミルク ケーキ用マーガリン | §Marin food マリンフード フレッシュマーガリン | 雪印 雪印 ネオソフト | 雪印メグミルク 雪印 ネオソフト コクのあるバター風味 | |
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パンや料理にマーガリンを取り入れよう
バターよりもリーズナブルな価格で食事に取り入れやすいマーガリン。濃厚な味わいを求めるならバターの風味に近いものを、さっぱりとした後味が好みならば発酵バターや豆乳を使ったものを選んでみましょう。朝食はパン派という方は、好みの味わいや風味のマーガリンを選ぶことで毎朝の食事をより楽しむことができますよ。